STRグローバル アジア・パシフィック 2011年2月期 ホテルパフォーマンス調査を発表
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年2月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。アジア・パシフィック全体では稼働率・客室平均単価(ADR)・販売可能客室一室あたり収益(RevPAR) の3つの基準において昨年比変化率で上昇がみられた。
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年2月期アジア・パシフィックのパフォーマンス調査を発表した。アジア・パシフィック全体では稼働率・客室平均単価(ADR)・販売可能客室一室あたり収益(RevPAR) の3つの基準において昨年比変化率で上昇がみられた。
2月期のアジア・パシフィック全体の稼働率は63.5%(+3.3%)、客室平均単価(ADR)はUS$147.23(+13.9%)、販売可能客室一室あたり収益(RevPAR)はUS$93.49(+17.7%)であった。(USドル換算、カッコ内は昨年比変化率)
「アジア・パシフィックでは甚大な自然災害や人々の喪失感が各地域のホテルパフォーマンスにも影響を及ぼしています。」と、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)は分析している。「オーストラリアでは現地通貨換算のRevPARが1-2月通算で1.5%上昇しているにも関わらず2月単月では0.1%しか上昇していません。また、ニュージーランドは1-2月通算でRevPARが0.8%、2月単月は2.4%とアジア・パシフィックの中では比較的低い上昇率となりました。オーストラリアとニュージーランドの2カ国はどちらも稼働率が下落し客室平均単価が若干上昇するという傾向が見られています。日本では3月11日に東北関東大震災が発生しましたが、今回は2月のホテルパフォーマンス調査ですので震災後の状況を反映していません。日本の稼働率および客室平均単価は共に改善が見られ1-2月通算のRevPARは4.8%、2月単月は6.8%上昇しました。」
2011年2月期のアジア・パシフィック主要マーケットのパフォーマンスは以下の通り。(客室平均単価・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比変化率)
-最も稼働率が上昇したのは北京(中国)45.8%(+13.8%)、2番目が上海(中国)40.0% (+11.3%)であった。
-また、最も稼働率が下落したのはソウル(韓国)で、72.4%(-4.9%)であった。
-最も客室平均単価が上昇したのは香港(中国)で、HKD1,686.08 (+23.5%)であった。
-ニューデリー(インド)はINR10,073.64 (-1.2%)と、アジア・パシフィック地域で唯一客室平均単価が下落したマーケットである。
-次の4マーケットでRevPARが25%以上上昇している。香港(HKD1,312.70 +29.5%)、上海(CNY302.75 +26.5%)、ジャカルタ(IDR544,064.03 +26.4%)、北京(CNY269.98 +26.0%)。
-最もRevPARが下落したのはメルボルン(オーストラリア)で、AUD135.74(-2.1%)であった。
日本全体のパフォーマンスは 稼働率 75.6%(+0.4%)、ADR 11,523.57円(+6.4%)、RevPAR 8,715.84円(+6.8%)であった。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
2011年1月度主要国のホテルパフォーマンス(現地通貨換算)
オーストラリア:
稼働率75.8% (-1.4%) ADR AUD173.30(+1.5%)RevPAR AUD131.37(+0.1%)
中国:
稼働率48.3% (+10.2%) ADR CNY841.55 (+6.2%) RevPAR CNY406.82 (+17.0%)
インド:
稼働率73.7% (+3.2%) ADR INR7655.36 (+3.7%) RevPAR INR5640.95 (+7.0%)
日本:
稼働率75.6% (+0.4%) ADR JPY11523.57 (+6.4%) RevPAR JPY8715.84 (+6.8%)
シンガポール:
稼働率82.1% (+5.1%) ADR SGD290.84 (+12.7%) RevPAR SGD238.88 (+18.5%)
※カッコ内は2011年2月期と2010年2月期を比較したもの。
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計したものである。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表している。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等
)に対し様々なデータを提供している。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査している。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行している。2010年8月に日本専属担当者を配置し、日本語によるサービスを開始した。
参考URL
http://www.strglobal.com/
(系列会社のHotelNewsNow.comより英語のニュースを配信中)
メディアコンタクト
石田 恵
STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
080-3396-9092
Konstanze Auernheimer
Director of Marketing & Analysis
STR Global
KAuernheimer@strglobal.com
+44 (0)207 922 1961
Jeff Higley
VP, Digital Media & Communications
jeff@str.com
+1 (615) 824-8664 ext. 3318
以上
2月期のアジア・パシフィック全体の稼働率は63.5%(+3.3%)、客室平均単価(ADR)はUS$147.23(+13.9%)、販売可能客室一室あたり収益(RevPAR)はUS$93.49(+17.7%)であった。(USドル換算、カッコ内は昨年比変化率)
「アジア・パシフィックでは甚大な自然災害や人々の喪失感が各地域のホテルパフォーマンスにも影響を及ぼしています。」と、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)は分析している。「オーストラリアでは現地通貨換算のRevPARが1-2月通算で1.5%上昇しているにも関わらず2月単月では0.1%しか上昇していません。また、ニュージーランドは1-2月通算でRevPARが0.8%、2月単月は2.4%とアジア・パシフィックの中では比較的低い上昇率となりました。オーストラリアとニュージーランドの2カ国はどちらも稼働率が下落し客室平均単価が若干上昇するという傾向が見られています。日本では3月11日に東北関東大震災が発生しましたが、今回は2月のホテルパフォーマンス調査ですので震災後の状況を反映していません。日本の稼働率および客室平均単価は共に改善が見られ1-2月通算のRevPARは4.8%、2月単月は6.8%上昇しました。」
2011年2月期のアジア・パシフィック主要マーケットのパフォーマンスは以下の通り。(客室平均単価・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比変化率)
-最も稼働率が上昇したのは北京(中国)45.8%(+13.8%)、2番目が上海(中国)40.0% (+11.3%)であった。
-また、最も稼働率が下落したのはソウル(韓国)で、72.4%(-4.9%)であった。
-最も客室平均単価が上昇したのは香港(中国)で、HKD1,686.08 (+23.5%)であった。
-ニューデリー(インド)はINR10,073.64 (-1.2%)と、アジア・パシフィック地域で唯一客室平均単価が下落したマーケットである。
-次の4マーケットでRevPARが25%以上上昇している。香港(HKD1,312.70 +29.5%)、上海(CNY302.75 +26.5%)、ジャカルタ(IDR544,064.03 +26.4%)、北京(CNY269.98 +26.0%)。
-最もRevPARが下落したのはメルボルン(オーストラリア)で、AUD135.74(-2.1%)であった。
日本全体のパフォーマンスは 稼働率 75.6%(+0.4%)、ADR 11,523.57円(+6.4%)、RevPAR 8,715.84円(+6.8%)であった。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
2011年1月度主要国のホテルパフォーマンス(現地通貨換算)
オーストラリア:
稼働率75.8% (-1.4%) ADR AUD173.30(+1.5%)RevPAR AUD131.37(+0.1%)
中国:
稼働率48.3% (+10.2%) ADR CNY841.55 (+6.2%) RevPAR CNY406.82 (+17.0%)
インド:
稼働率73.7% (+3.2%) ADR INR7655.36 (+3.7%) RevPAR INR5640.95 (+7.0%)
日本:
稼働率75.6% (+0.4%) ADR JPY11523.57 (+6.4%) RevPAR JPY8715.84 (+6.8%)
シンガポール:
稼働率82.1% (+5.1%) ADR SGD290.84 (+12.7%) RevPAR SGD238.88 (+18.5%)
※カッコ内は2011年2月期と2010年2月期を比較したもの。
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計したものである。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表している。
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STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等
)に対し様々なデータを提供している。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査している。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行している。2010年8月に日本専属担当者を配置し、日本語によるサービスを開始した。
参考URL
http://www.strglobal.com/
(系列会社のHotelNewsNow.comより英語のニュースを配信中)
メディアコンタクト
石田 恵
STRグローバル 日本担当
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Konstanze Auernheimer
Director of Marketing & Analysis
STR Global
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VP, Digital Media & Communications
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以上