イギリス・ヴィクトリア朝、フランス・印象派、エコール・ド・パリ…松岡コレクションから「人物」をテーマに西洋絵画の集大成を展示
松岡美術館では2011年4月24日(日)〜9月25日(日)まで、企画展「松岡コレクション 西洋絵画の中の人びと −ジョン・エヴァレット・ミレイ、ルノワールからシャガールまで−」を展示室5、6で開催いたします。
当館所蔵の西洋絵画は、すべて創立者である松岡清次郎が一代で蒐集したものですが、その中でも、描かれた人物の持つ個性や芯の強さ、あるいはその人物に対する画家の様々な眼差しを感じさせる作品が数多く見られます。
例えばマルク・シャガールの《婚約者》
この作品は、昭和50年にクリスティーズ社が日本で行ったオークションで出品され、当時のレコードとなる価格で清次郎が落札した思い出の一点ですが、故郷の情景のもと、愛を誓う一組の男女と、その傍らに浮遊する人びとが描かれており、そこには、シャガールの創作の拠り所となった故郷への憧憬、人種・民族の悲劇、妻ベラとの結婚等、画家自らの人生の中での経験が表現されています。
あるいは、アンドレ・ボーシャンの《海岸》
一見すると単なる風景画に見えるこの作品ですが、画面中央に小さく描かれている二人の人物の存在が、絵画全体に大きなふくらみをもたせていることが分かります。
そこで、今回は、イギリスのヴィクトリア朝、フランスの印象派、エコール・ド・パリの各コレクションの中から、絵画の中に描かれた人物にスポットを当て、展示室5では肖像画や個性的に描写されている人物を、展示室6では日常の風景の中に描かれた人物の絵画を展示いたします。
展示予定作品
展示室5:「個性あふれる人びと」
ジョン・エヴァレット・ミレイ《聖テレジアの少女時代》、ピエール=オーギュスト・ルノワール
《リュシアン・ドーデの肖像》、マルク・シャガール《婚約者》 他
展示室6:「穏やかな日常」
チャールズ・エドワード・ペルジーニ《束の間の喜び》、カミーユ・ピサロ《羊飼いの女》、
アンドレ・ボーシャン《海岸》、モーリス・ド・ヴラマンク《港のヨット》 他
今展のお知らせページはこちら http://www.matsuoka-museum.jp/exhibition/next_exhibition.html
本件に関するお問合せ先
松岡美術館 担当:松岡 治
〒108-0071 東京都港区白金台5-12-6
TEL:03-5449-0251 FAX:03-5449-0252
E-mail: osamu.m@matsuoka-museum.jp
URL:http://www.matsuoka-museum.jp/
例えばマルク・シャガールの《婚約者》
この作品は、昭和50年にクリスティーズ社が日本で行ったオークションで出品され、当時のレコードとなる価格で清次郎が落札した思い出の一点ですが、故郷の情景のもと、愛を誓う一組の男女と、その傍らに浮遊する人びとが描かれており、そこには、シャガールの創作の拠り所となった故郷への憧憬、人種・民族の悲劇、妻ベラとの結婚等、画家自らの人生の中での経験が表現されています。
あるいは、アンドレ・ボーシャンの《海岸》
一見すると単なる風景画に見えるこの作品ですが、画面中央に小さく描かれている二人の人物の存在が、絵画全体に大きなふくらみをもたせていることが分かります。
そこで、今回は、イギリスのヴィクトリア朝、フランスの印象派、エコール・ド・パリの各コレクションの中から、絵画の中に描かれた人物にスポットを当て、展示室5では肖像画や個性的に描写されている人物を、展示室6では日常の風景の中に描かれた人物の絵画を展示いたします。
展示予定作品
展示室5:「個性あふれる人びと」
ジョン・エヴァレット・ミレイ《聖テレジアの少女時代》、ピエール=オーギュスト・ルノワール
《リュシアン・ドーデの肖像》、マルク・シャガール《婚約者》 他
展示室6:「穏やかな日常」
チャールズ・エドワード・ペルジーニ《束の間の喜び》、カミーユ・ピサロ《羊飼いの女》、
アンドレ・ボーシャン《海岸》、モーリス・ド・ヴラマンク《港のヨット》 他
今展のお知らせページはこちら http://www.matsuoka-museum.jp/exhibition/next_exhibition.html
本件に関するお問合せ先
松岡美術館 担当:松岡 治
〒108-0071 東京都港区白金台5-12-6
TEL:03-5449-0251 FAX:03-5449-0252
E-mail: osamu.m@matsuoka-museum.jp
URL:http://www.matsuoka-museum.jp/