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ラティス、DMU製品の大容量3Dデータ処理を軽快に−XVL Studio Ver10.0の基本性能と使い勝手を大幅改善−

ラティスは、大容量データ処理の性能向上および機能改善を行ったDMUツール「XVL Studio Ver.10.0」を4月20日より本格販売開始します。
2011年4月20日、東京 (日本) - ラティス・テクノロジー株式会社 (代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、大容量3Dデータ処理を軽快にしたDMUツール「XVL Studio Ver. 10.0」(以下、新製品)の販売を4月20日より本格販売いたします。

ラティスのDMUツール「XVL Studioシリーズ」は、世界レベルの3D基本性能を持つので、自動車や航空機、造船といった大規模製品を開発する製造業において、設計部門でのデザインレビューや生産技術部門での工程検証に利用されてきました。新製品では、性能や機能面の改善により、大規模製品の設計や工程の検証を、効率的に行えるようになります。

DMUツールでの検証では、頂点や面などの要素を選択して、必要な操作を行います。新製品では、要素選択を支援するナビゲーション速度を最大3倍に高速化しています。この結果、大容量データでも、要素選択時に、候補となる面や稜線、頂点がマウスの動きに追従してハイライトするので、操作性が格段に向上します。多数の部品から構成される、自動車や船舶データの要素選択が軽快に行えるようになり、大規模製品の検証作業を効率化します。

また、新製品では、多数の機能から用途に応じた機能だけをメニュー化できるようになりました。多数のメニューやアイコンの中から、使用頻度の高い機能だけを選び、新しいツールバーとして登録できます。たとえば、設計検証では、データの読み込み、配置、移動、断面表示と計測という一連の操作を行いますが、対応する操作だけをツールバーとして登録することで、DMU機能の使い勝手が格段に向上するとともに、ユーザの習熟期間を短縮できます。作成したツールバーを保存して、社内共有すれば、ユーザ教育も迅速に行うことができます

大容量3Dデータの軽快な処理は、大規模製品の設計と工程の検証を効率化します。ラティスは、複雑な製品の設計と工程の検証を支援するXVLのDMUソリューションを強化することで、日本の製造業の高付加価値製品開発に貢献していく考えです。


■製品情報

製品名:XVL Studio Pro Ver. 10.0 、XVL Studio Standard Ver. 10.0、XVL Studio Basic Ver. 10.0
発売日:2011年4月20日
※対象製品の年間保守に加入されているユーザ様は、追加料金なくご利用いただけます。

■動作環境

OS:Windows 7またはWindows 7 x64日本語版
Windows Vista日本語版
Windows XPまたはXP Profession x64 Edition 日本語版
Windows 2000 日本語版SP3以上
IE:Internet Explorer 6.0,7.0,8.0
メモリ:256MB 以上 (大容量データを扱う場合は 1GB 以上を推奨)


■用語説明

XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )

現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。


■会社概要

ラティス・テクノロジー株式会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術「XVL」をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。

ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail:casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月

XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】

ラティス・テクノロジー株式会社 技術コンサルティング本部 マーケティング担当 佐藤
E-mail:casual3d@lattice.co.jp
TEL:03-5212-5121

《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/
http://www.lattice.co.jp/ja/product/edit.html
http://www.xvl3d.com/
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