STRグローバル アジア・パシフィック 2011年ホテルパフォーマンス調査を発表
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年アジア・パシフィックのホテルパフォーマンス調査を発表しました。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR) の3つの数値はプラス成長であることがわかりました。
STRグローバル アジア・パシフィック
2011年ホテルパフォーマンス調査を発表
2012年1月27日
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年アジア・パシフィックのホテルパフォーマンス調査を発表しました。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR)の3つの数値はプラス成長であることがわかりました。
2011年のアジア・パシフィックの稼働率は66.8%(+0.2%)とほぼ横ばい、ADRはUS$140.44(+9.5%)、RevPARはUS$93.84(+9.8%)と上昇しました。(USドル換算、カッコ内は昨年比増減率)
今回の調査にあたり、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)は次のようにコメントしています。「2011年のアジア・パシフィックは自然災害の影響を受けながらも、過去7年間(2005年以降)の中で最高のRevPAR(US$94)およびADR(US$140)を記録しました。稼動率は地域全体の客室供給量が増加したため、2010年と同水準ないしは2007年と比べた場合は下落しています。客室供給増加率に関しては、2005-2010年を通じて3.3%上昇していますが、2011年単年は3%のマイナス成長という結果になりました。2012年は世界経済の停滞を避け、地域全体のホテルパフォーマンスが回復することを期待しています。当社が11月に発行した最新のマーケットフォーキャストレポートによると、北京、香港、シンガポール、シドニーの4都市で2.8%(シドニー)から9パーセント(シンガポール)までRevPARが上昇すると予測しています。(現地通貨換算)」
2011年のアジア・パシフィックの主な市場動向は以下の通りです。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比増減率)
-最も稼働率が上昇をしたのはバンコク(タイ)63.2%(+17.6%)、プーケット(タイ)69.7%(+10.1%)でした。
-上海(中国)の稼働率は唯一、2桁下落率56.6%(-11.6%)を記録しました。
-次の3都市でADRが10%以上上昇しました。香港HKD1,909.45(+23.1%)、 ジャカルタ(インドネシア)IDR794,656.83 (+13.7%)、バリ(インドネシア)IDR1,319,697.10(+10.6%)
-次の2都市でADRが最も下落しました。上海 CNY785.15(-7.5%)、東京(日本)13,144.87円 (-6.7%)
-次の3都市でRevPARが15%以上上昇しました。香港 HKD1,601.23(+26.0%)、ジャカルタ IDR569,471.36(+19.5%)、バンコク HKD1,888.94(+19.1%)
-次の3 都市でRevPARが10%以上下落しました。上海 CNY444.27(-18.2%)、東京9,766.07円(-14.7%)、ニューデリー(インド)INR5,272.13(-11.4%)
-日本のパフォーマンスは 稼働率73.3%(-4.0%)、ADR 11,085.62円(-4.4%)、RevPAR 8,129.91円(-8.3%)となりました。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
2011年主要国のホテルパフォーマンス(現地通貨換算)
オーストラリア:
稼働率73.8% (+1.1%) ADR AUD172.11(+3.5%)RevPAR AUD126.96(+4.7%)
中国:
稼働率61.6% (+0.3%) ADR CNY768.40 (+2.5%) RevPAR CNY473.10 (+2.8%)
インド:
稼働率59.9% (-1.2%) ADR INR6,607.85 (-0.9%) RevPAR INR3,959.77 (-2.1%)
日本:
稼働率73.3% (-4.0%) ADR JPY11,085.62 (-4.4%) RevPAR JPY8,129.91 (-8.3%)
シンガポール:
稼働率83.9% (+1.0%) ADR SGD290.14 (+9.9%) RevPAR SGD243.42 (+11.0%)
2011年12月単月のアジア・パシフィックの稼働率は65.1%(+1.2%)、ADRはUS$145.96(+3.4%)、RevPARはUS$95.07(+4.6%)と全ての数値において上昇しました。(USドル換算、カッコ内は昨年比増減率)
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計しています。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表しています。日本のホテルは2011年11月現在約400軒が参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界の発展に寄与しています。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等)に対し様々なデータを提供しています。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査しています。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行しています。また、多言語によるサービスを展開し、2010年8月より日本語サービスを開始しました。
参考URL
http://www.strglobal.com?lang=Japanese
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
メディアコンタクト
石田 恵
STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
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Director of Marketing & Analysis
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VP, Digital Media & Communications
jeff@str.com
+1 (615) 824-8664 ext. 3318
以上
2011年ホテルパフォーマンス調査を発表
2012年1月27日
STRグローバル(本社:ロンドン)は2011年アジア・パシフィックのホテルパフォーマンス調査を発表しました。今回の調査においてアジア・パシフィック全体の稼働率・客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR)の3つの数値はプラス成長であることがわかりました。
2011年のアジア・パシフィックの稼働率は66.8%(+0.2%)とほぼ横ばい、ADRはUS$140.44(+9.5%)、RevPARはUS$93.84(+9.8%)と上昇しました。(USドル換算、カッコ内は昨年比増減率)
今回の調査にあたり、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール(Elizabeth Randall)は次のようにコメントしています。「2011年のアジア・パシフィックは自然災害の影響を受けながらも、過去7年間(2005年以降)の中で最高のRevPAR(US$94)およびADR(US$140)を記録しました。稼動率は地域全体の客室供給量が増加したため、2010年と同水準ないしは2007年と比べた場合は下落しています。客室供給増加率に関しては、2005-2010年を通じて3.3%上昇していますが、2011年単年は3%のマイナス成長という結果になりました。2012年は世界経済の停滞を避け、地域全体のホテルパフォーマンスが回復することを期待しています。当社が11月に発行した最新のマーケットフォーキャストレポートによると、北京、香港、シンガポール、シドニーの4都市で2.8%(シドニー)から9パーセント(シンガポール)までRevPARが上昇すると予測しています。(現地通貨換算)」
2011年のアジア・パシフィックの主な市場動向は以下の通りです。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比増減率)
-最も稼働率が上昇をしたのはバンコク(タイ)63.2%(+17.6%)、プーケット(タイ)69.7%(+10.1%)でした。
-上海(中国)の稼働率は唯一、2桁下落率56.6%(-11.6%)を記録しました。
-次の3都市でADRが10%以上上昇しました。香港HKD1,909.45(+23.1%)、 ジャカルタ(インドネシア)IDR794,656.83 (+13.7%)、バリ(インドネシア)IDR1,319,697.10(+10.6%)
-次の2都市でADRが最も下落しました。上海 CNY785.15(-7.5%)、東京(日本)13,144.87円 (-6.7%)
-次の3都市でRevPARが15%以上上昇しました。香港 HKD1,601.23(+26.0%)、ジャカルタ IDR569,471.36(+19.5%)、バンコク HKD1,888.94(+19.1%)
-次の3 都市でRevPARが10%以上下落しました。上海 CNY444.27(-18.2%)、東京9,766.07円(-14.7%)、ニューデリー(インド)INR5,272.13(-11.4%)
-日本のパフォーマンスは 稼働率73.3%(-4.0%)、ADR 11,085.62円(-4.4%)、RevPAR 8,129.91円(-8.3%)となりました。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
2011年主要国のホテルパフォーマンス(現地通貨換算)
オーストラリア:
稼働率73.8% (+1.1%) ADR AUD172.11(+3.5%)RevPAR AUD126.96(+4.7%)
中国:
稼働率61.6% (+0.3%) ADR CNY768.40 (+2.5%) RevPAR CNY473.10 (+2.8%)
インド:
稼働率59.9% (-1.2%) ADR INR6,607.85 (-0.9%) RevPAR INR3,959.77 (-2.1%)
日本:
稼働率73.3% (-4.0%) ADR JPY11,085.62 (-4.4%) RevPAR JPY8,129.91 (-8.3%)
シンガポール:
稼働率83.9% (+1.0%) ADR SGD290.14 (+9.9%) RevPAR SGD243.42 (+11.0%)
2011年12月単月のアジア・パシフィックの稼働率は65.1%(+1.2%)、ADRはUS$145.96(+3.4%)、RevPARはUS$95.07(+4.6%)と全ての数値において上昇しました。(USドル換算、カッコ内は昨年比増減率)
詳細は別添のグローバル ホテル レビュー(メディア版)にてご確認ください。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の40,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計しています。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表しています。日本のホテルは2011年11月現在約400軒が参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界の発展に寄与しています。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等)に対し様々なデータを提供しています。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査しています。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行しています。また、多言語によるサービスを展開し、2010年8月より日本語サービスを開始しました。
参考URL
http://www.strglobal.com?lang=Japanese
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
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STRグローバル 日本担当
mishida@strglobal.com
080-3396-9092
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