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kmグループ・ANZENタクシーがMCSの端末機で「銀聯カード」取り扱いを開始

kmグループのANZEN Group株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:本村 正秀)とモバイル・コマース・ソリューション株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:村井 幸生)は、MCSが供給するカード決済端末での銀聯カードの取り扱いを、2012年4月2日よりワゴンタクシーで開始します。

中国銀聯(China UnionPay Co.,Ltd)(中国・上海、総裁:許羅徳)が発行する銀聯カード(キャッシュカード・クレジットカード)は、現在中国を中心に20億枚以上が発行されています。また、訪日中国人を取り巻く環境としては、2011年7月に沖縄を訪問する中国人個人旅客に対してマルチビザが発行されると、同年9月には個人観光ビザの「一定の職業上の地位」の発給要件が撤廃され、滞在期間が30日間に延長されました。こうした訪日観光ビザ発給要件の緩和及び観光庁が実施するビジット・ジャパン事業のプロモーション効果により、訪日中国人旅客は今後も増加が見込まれるとともに、旅行形態は、これまでの団体旅行から個人旅行へとシフトし、公共交通機関による日本国内の移動サポートの重要性が高まることが想定されます。その中でも自由度の高いタクシーは、訪日中国人旅客の乗車が増加しており、銀聯カードでの決済ニーズが高まっています。

 都内最大手であるkmホールディングス傘下のANZENタクシーは、車両台数560台を有しており、羽田空港の国際化に伴い、業界初の羽田空港定額タクシーやバイリンガルタクシーの運行に積極的に取り組んでまいりました。今回の銀聯カードの取り扱い開始によって、現金、タクシーチケット、クレジットカードに次ぐ新たな決済手段が加わる事で、お客様(特に、訪日中国人旅客)に対する利便性が増し、羽田空港を利用する中国人観光客の囲い込みがさらに強化できるものと期待しております。

 MCSは、銀聯カード決済の他、クレジットカード決済や各種ポイントカードへのポイント付与ができるモバイル端末を日本全国のタクシーに納入しています。今後も既に取引があるタクシー会社をはじめ、銀聯カード決済の需要が見込めるエリアを中心にその取扱いを拡大してまいります。

 両社は今後も、タクシーという自由度の高い公共交通機関を介して、観光立国日本の実現に積極的に寄与すべく、尽力してまいります。
<本件に関する報道関係者からのお問合せ先>
          ANZEN Group株式会社 営業部
            TEL:03−6277−8777

    モバイル・コマース・ソリューション株式会社 タクシー事業本部               TEL:03−6833−0033
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