アナログ・デバイセズ、Blackfinプロセッサー「ADSP−BF51x」ファミリーを発売
[08/10/28]
提供元:NEWS-ON
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アナログ・デバイセズ、
最新のBlackfin(R)プロセッサ「ADSP−BF51x」ファミリーを発表
●システム・コストと消費電力の低減、設計の簡素化、および開発期間の短縮を実現
●携帯機器、IP電話、産業用および計測機器アプリケーション向け
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、同社のBlackfin(R)コンバージェント(統合)・プロセッサの最新製品「Blackfin ADSP−BF51x」ファミリーを発表しました。ADSP−BF51xファミリーは、Blackfin統合プロセッサ・アーキテクチャの卓越した性能を改めて実証する製品で、広範囲の携帯機器、産業用および計測機器、携帯型ヘルスケア機器およびIP電話アプリケーションにおいて、コストと消費電力の低減、ソフトウェアの複雑さの低減、そして開発期間の短縮を実現します。
新しいBlackfinプロセッサのADSP−BF51xファミリーは、「ADSP−BF512」、「ADSP−BF514」、「ADSP−BF516」および「ADSP−BF518」の4種のプロセッサで構成されています。すべてのデバイスがシングル・コア・プロセッサで、部品点数、システム・コスト、基板面積、および消費電力を削減するため、既存の異種混合型のMCU+DSP手法を凌駕します。ADSP−BF51xプロセッサは、従来のDSPと同様に高いクロック・レートと処理単位当たりの低消費電力(MMAC/mW)が特長であると同時に、従来のMCUと同じくOSおよびコンパイラへの対応力が優れています。
新しい16/32ビットADSP−BF51xファミリーは、最高400MHz(800MMACS)のクロック速度を実現し、116kバイトのRAMと、オプションとして4Mビットのシリアル(SPI)フラッシュメモリも内蔵しています。それぞれのプロセッサはまた、コードとコンテンツ保護のためにLockbox?セキュリティも集積しています。Blackfinプロセッサが得意とする低消費電力で豊かなメディア・アプリケーションのニーズが高まっていますが、ADSP−51xプロセッサのオンチップ集積化により、さまざまなオーディオ、ビデオ、イメージング、通信のペリフェラル、およびメモリ・タイプへの容易な接続が可能になります。集積機能としては、8チャンネルのステレオI2Sデジタル・オーディオのサポート、12個のペリフェラルDMAチャンネル、外部のSDRAMやSRAM、フラッシュメモリ、ROMなどの複数のバンクにシームレスに接続するための最先端メモリ・コントローラが含まれています。各プロセッサは、2つのデュアル・チャンネル同期シリアル通信ポート(SPORT)、高速パラレル・ペリフェラル・インターフェース(PPI)、I2C互換の2線インターフェース(TWI)、デュアルPC互換UART、および2個のSPI互換シリアル・ペリフェラル・インターフェース・ポートを搭載しています。
■卓越した低消費電力
新しい4種のADSP−BF51xプロセッサは、8.5MMACS/mW(100 MHz)を実現し、開発者がプログラム実行時の処理要求に合わせてプロセッサの消費電力を調整できるダイナミック・パワー・マネジメント(DPM)機能を内蔵しています。ADIは、2001年10月に最初のBlackfinプロセッサを投入して以来、DPMアプリケーションにおけるパイオニア企業として、常にパワー効率の最大化に取り組んできました。
Blackfinプロセッサは、多岐にわたる先進的な設計技術を用いることにより、エネルギー効率を最大化し、低消費電力で最高レベルの性能を提供しています。この設計技術には、電圧と周波数のプログラマブル・スケーリング、クロックサイクル分解能のダイナミック・クロック・ゲーティング、ディープ・スリープとハイバーネート・モードをサポートする複数のパワー・ドメイン、バス・アクティベーション・エネルギーを最小化する高いコード密度などがあります。さらに、最適な性能とパワー効率のための混合スレッショールド電圧トランジスタの利用、エネルギー効率を最大化するためのフルカスタム・プロセッサコア、ハードウェア・アクセラレータの利用、および基板レベルの消費電力を最小化するmSDRAMのサポートなども含まれます。
最新のBlackfin(R)プロセッサ「ADSP−BF51x」ファミリーを発表
●システム・コストと消費電力の低減、設計の簡素化、および開発期間の短縮を実現
●携帯機器、IP電話、産業用および計測機器アプリケーション向け
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、同社のBlackfin(R)コンバージェント(統合)・プロセッサの最新製品「Blackfin ADSP−BF51x」ファミリーを発表しました。ADSP−BF51xファミリーは、Blackfin統合プロセッサ・アーキテクチャの卓越した性能を改めて実証する製品で、広範囲の携帯機器、産業用および計測機器、携帯型ヘルスケア機器およびIP電話アプリケーションにおいて、コストと消費電力の低減、ソフトウェアの複雑さの低減、そして開発期間の短縮を実現します。
新しいBlackfinプロセッサのADSP−BF51xファミリーは、「ADSP−BF512」、「ADSP−BF514」、「ADSP−BF516」および「ADSP−BF518」の4種のプロセッサで構成されています。すべてのデバイスがシングル・コア・プロセッサで、部品点数、システム・コスト、基板面積、および消費電力を削減するため、既存の異種混合型のMCU+DSP手法を凌駕します。ADSP−BF51xプロセッサは、従来のDSPと同様に高いクロック・レートと処理単位当たりの低消費電力(MMAC/mW)が特長であると同時に、従来のMCUと同じくOSおよびコンパイラへの対応力が優れています。
新しい16/32ビットADSP−BF51xファミリーは、最高400MHz(800MMACS)のクロック速度を実現し、116kバイトのRAMと、オプションとして4Mビットのシリアル(SPI)フラッシュメモリも内蔵しています。それぞれのプロセッサはまた、コードとコンテンツ保護のためにLockbox?セキュリティも集積しています。Blackfinプロセッサが得意とする低消費電力で豊かなメディア・アプリケーションのニーズが高まっていますが、ADSP−51xプロセッサのオンチップ集積化により、さまざまなオーディオ、ビデオ、イメージング、通信のペリフェラル、およびメモリ・タイプへの容易な接続が可能になります。集積機能としては、8チャンネルのステレオI2Sデジタル・オーディオのサポート、12個のペリフェラルDMAチャンネル、外部のSDRAMやSRAM、フラッシュメモリ、ROMなどの複数のバンクにシームレスに接続するための最先端メモリ・コントローラが含まれています。各プロセッサは、2つのデュアル・チャンネル同期シリアル通信ポート(SPORT)、高速パラレル・ペリフェラル・インターフェース(PPI)、I2C互換の2線インターフェース(TWI)、デュアルPC互換UART、および2個のSPI互換シリアル・ペリフェラル・インターフェース・ポートを搭載しています。
■卓越した低消費電力
新しい4種のADSP−BF51xプロセッサは、8.5MMACS/mW(100 MHz)を実現し、開発者がプログラム実行時の処理要求に合わせてプロセッサの消費電力を調整できるダイナミック・パワー・マネジメント(DPM)機能を内蔵しています。ADIは、2001年10月に最初のBlackfinプロセッサを投入して以来、DPMアプリケーションにおけるパイオニア企業として、常にパワー効率の最大化に取り組んできました。
Blackfinプロセッサは、多岐にわたる先進的な設計技術を用いることにより、エネルギー効率を最大化し、低消費電力で最高レベルの性能を提供しています。この設計技術には、電圧と周波数のプログラマブル・スケーリング、クロックサイクル分解能のダイナミック・クロック・ゲーティング、ディープ・スリープとハイバーネート・モードをサポートする複数のパワー・ドメイン、バス・アクティベーション・エネルギーを最小化する高いコード密度などがあります。さらに、最適な性能とパワー効率のための混合スレッショールド電圧トランジスタの利用、エネルギー効率を最大化するためのフルカスタム・プロセッサコア、ハードウェア・アクセラレータの利用、および基板レベルの消費電力を最小化するmSDRAMのサポートなども含まれます。