アナログ・デバイセズ、産業用と計測用機器向けに高集積高精度計装アンプ・フロントエンドを発表
[08/12/11]
提供元:NEWS-ON
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アナログ・デバイセズ、産業用と計測用機器向けに、
基板面積を低減し設計を簡素化する高集積高精度計装アンプ・フロントエンド「AD8295」を発表
●基板面積を個別素子ソリューションの半分に低減
●8kHzまで業界最高のコモン・モード除去比80dBを実現
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、産業用と計装用アプリケーション向けに、競合のアンプ・ソリューションに比べ基板面積が50%も小さい高集積高精度計装アンプ・フロントエンド「AD8295」を発表しました。AD8295計装アンプは、世界最高クラスの計装アンプ1個と自由に使用可能な2個のオペアンプ、および高精度にトリミングされたマッチング抵抗2個を、単一の4mm × 4mmチップ・スケール・パッケージに内蔵した集積フロントエンドです。産業用プロセス制御、高精度データ・アクイジション・システム、医用計測機器やホイストン・ブリッジ測定アプリケーション向けに最適な製品となります。AD8295計装アンプは、「AD7656」、「AD7763」や「AD7690」などのADIの広範囲なA/Dコンバータ(ADC)と、「ADG1209」のようなマルチプレクサと一緒に用いることにより、完全なシグナル・チェーンの一部を構成できます。
AD8295計装アンプは、同クラスの他の製品の中で最高のコモンモード除去比(CMR)を広い周波数にわたって提供します。競合製品では、CMRは通常200Hzで低下しますが、AD8295は、ゲインG=1においてすべてのグレード品で、8kHzまで少なくとも80dBのCMRを保ちます。AD8295は、広い周波数にわたり高いCMRを提供するので、ワイドバンドの干渉やラインの高調波を除去し、フィルタ設計を大幅に簡素化します。AD8295は、外部抵抗RG 1つで1から1000のゲインを設定でき、さらに、1ppm/℃の最大ゲイン・ドリフト(Bグレード品)、1kHzで最大8nV/√Hzの入力電圧ノイズ、f=0.1Hzから10Hzの条件下において0.25μV p−pの入力ノイズという性能を提供します。
AD8295は、単一電源でもデュアル電源でも動作し、±10Vの入力電圧が生じるアプリケーションに最適です。全チップ(計装アンプと2個のオペアンプ)の全消費電流はわずか2mAのため、チャンネル密度の高い、低コストでの設計が可能になります。さらに、AD8295は部品が論理的な仕方で配列されているので、差動ADCドライバや出力フィルタ付き計装アンプなどの典型的なアプリケーション回路の配線を短縮し、ビアの数を低減できます。AD8295は、ほとんどのチップ・スケール・パッケージとは異なり、部品の裏側に(冷却用の)露出メタル・パッドがなく、余分な配線やビアのためのスペースが不要になります。
【 供給と価格について 】
製 品:AD8295
供 給:2008年12月
温度範囲:−40°Cから+85°C
1,000個受注時の単価:2.89ドル
パッケージ:16ピンLFCSP
(米国における参考価格です)
◆詳細情報については、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/AD8295をご覧下さい。アンプに関する製品情報については、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/ampをご覧下さい。
◆アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。
ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ−:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。
【 製品に関する読者からのお問い合わせ先 】
アナログ・デバイセズ株式会社
ホリゾンタル・セグメント・マーケティング・グループ
電 話03−5402−8128
基板面積を低減し設計を簡素化する高集積高精度計装アンプ・フロントエンド「AD8295」を発表
●基板面積を個別素子ソリューションの半分に低減
●8kHzまで業界最高のコモン・モード除去比80dBを実現
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、産業用と計装用アプリケーション向けに、競合のアンプ・ソリューションに比べ基板面積が50%も小さい高集積高精度計装アンプ・フロントエンド「AD8295」を発表しました。AD8295計装アンプは、世界最高クラスの計装アンプ1個と自由に使用可能な2個のオペアンプ、および高精度にトリミングされたマッチング抵抗2個を、単一の4mm × 4mmチップ・スケール・パッケージに内蔵した集積フロントエンドです。産業用プロセス制御、高精度データ・アクイジション・システム、医用計測機器やホイストン・ブリッジ測定アプリケーション向けに最適な製品となります。AD8295計装アンプは、「AD7656」、「AD7763」や「AD7690」などのADIの広範囲なA/Dコンバータ(ADC)と、「ADG1209」のようなマルチプレクサと一緒に用いることにより、完全なシグナル・チェーンの一部を構成できます。
AD8295計装アンプは、同クラスの他の製品の中で最高のコモンモード除去比(CMR)を広い周波数にわたって提供します。競合製品では、CMRは通常200Hzで低下しますが、AD8295は、ゲインG=1においてすべてのグレード品で、8kHzまで少なくとも80dBのCMRを保ちます。AD8295は、広い周波数にわたり高いCMRを提供するので、ワイドバンドの干渉やラインの高調波を除去し、フィルタ設計を大幅に簡素化します。AD8295は、外部抵抗RG 1つで1から1000のゲインを設定でき、さらに、1ppm/℃の最大ゲイン・ドリフト(Bグレード品)、1kHzで最大8nV/√Hzの入力電圧ノイズ、f=0.1Hzから10Hzの条件下において0.25μV p−pの入力ノイズという性能を提供します。
AD8295は、単一電源でもデュアル電源でも動作し、±10Vの入力電圧が生じるアプリケーションに最適です。全チップ(計装アンプと2個のオペアンプ)の全消費電流はわずか2mAのため、チャンネル密度の高い、低コストでの設計が可能になります。さらに、AD8295は部品が論理的な仕方で配列されているので、差動ADCドライバや出力フィルタ付き計装アンプなどの典型的なアプリケーション回路の配線を短縮し、ビアの数を低減できます。AD8295は、ほとんどのチップ・スケール・パッケージとは異なり、部品の裏側に(冷却用の)露出メタル・パッドがなく、余分な配線やビアのためのスペースが不要になります。
【 供給と価格について 】
製 品:AD8295
供 給:2008年12月
温度範囲:−40°Cから+85°C
1,000個受注時の単価:2.89ドル
パッケージ:16ピンLFCSP
(米国における参考価格です)
◆詳細情報については、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/AD8295をご覧下さい。アンプに関する製品情報については、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/ampをご覧下さい。
◆アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。
ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ−:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。
【 製品に関する読者からのお問い合わせ先 】
アナログ・デバイセズ株式会社
ホリゾンタル・セグメント・マーケティング・グループ
電 話03−5402−8128