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ルノー・日産アライアンスとリライアントエナジー社
ゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結
- 全米を横断する日産「リーフ」ゼロ･エミッションツアー がロサンゼルスからスタート-

日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区　社長：カルロス ゴーン）は15日、米テキサス州ヒューストンに拠点を置くエネルギー企業であるリライアントエナジー社と、米国でのゼロ・エミッションモビリティ推進のために協力していくことで合意したと発表した。今回の合意により、初の量産型ゼロ・エミッション車である新型電気自動車「リーフ」の投入がさらに現実味を帯びることとなる。なお、「リーフ」の発売は2010年後半を予定している。リライアントエナジー社は、NRGエナジー社の傘下にあり、米国最大規模のエネルギー会社である。

社長のカルロス ゴーンは同日、「リーフ」の北米初のお披露目となる、ロサンゼルスのドジャースタジアムでの「リーフ」ゼロ･エミッションツアーの開始に合わせ、本合意の発表を行った。

「リーフ」のお披露目に続き、パネルディスカッションが行われ、環境、エネルギー、大気の浄化に関する重要事項が話し合われた。ディスカッションには、ゴーンを始め、カリフォルニア州大気資源局局長メアリー　ニコルス、リライアントエナジー社を傘下に持つNRGエナジー社の社長兼CEOデイビッド W クレイン、「クリーン・ビークル・プログラム」副代表および「憂慮する科学者の会」のカリフォルニア支部長であるパトリシア モナハンが出席した。

ゴーンは、「ルノー・日産アライアンスは、ゼロ・エミッションで、グローバルリーダーとなることを目指している。日産とリライアントエナジー社は、電気自動車がCO2排出量削減のための解決策を提供するという目標を共有している。日産の『リーフ』は、世界中の消費者が手にできる、手頃な価格の量販電気自動車となる。」と述べた。

本合意の一環として、日産とリライアントエナジー社は、家庭や仕事場、あるいは公共の場での充電のための電気自動車用充電インフラの開発計画を策定していく。また、両社は、本取り組みの確立、充電インフラ設置の効率化のために協働していく。加えて、日産は、リライアントエナジー社に電気自動車を提供すると共に、米国全域に亘る同社のサービス提供地域への車両の供給を行うことにも同意した。

NRG社のデイビッド クレインCEOは、「日産との今回の合意は、NRGの包括的な活動である、広範囲に亘る電力を用いた移動手段を構築する活動を加速させるだろう。」と述べた。

また、リライアントエナジー社のジェイソン　ヒュウ社長は、「本合意により、今後数年間のうちに、テキサスに数千台、あるいは数十万台のゼロ･エミッション車が走る道筋が見えた。」と述べた。

ロサンゼルスは、米国全土をまわる「リーフ」ゼロ･エミッションツアーの出発地となる。日産「リーフ」ゼロ・エミッションツアーは、カナダのバンクーバーやワシントンD.C.を含む11州22都市を訪れ、市民、メディア、ゼロ・エミッションモビリティ推進のためのパートナーである各都市、企業、大学生などに「リーフ」やゼロ・エミッションの利点について知ってもらう機会を提供する。ロサンゼルス近郊では、サンタモニカ、グレンデール、南カリフォルニア大学キャンパスなどを訪問する。詳細は www.nissanusa.com/leaf-electric-carで見ることができる。

日産は、グローバルに電気自動車の量販を行う唯一の自動車メーカーである。日産「リーフ」ゼロ・エミッションツアーでは、電気自動車やバッテリー技術だけではなく、日産のゼロ・エミッションモビリティというビジョンについて紹介していく。また、日産は、テネシー州、オレゴン州、ソノマ郡、サンディエゴ、フェニックス、トゥーソン、ワシントンD.C.、シアトル、ローリー、バンクーバーおよびメキシコシティとのパートナーシップを通じ、電気自動車用のインフラ開発を推進している。

＜関連URL＞
日産ゼロ・エミッションサイト
http://www.nissan-zeroemission.com/JP/index.html

以　上