国際的なデジタルアーカイブの規格「IIIF」に対応した「岡山県立記録資料館システム」を構築
[17/03/28]
提供元:@Press
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インフォコム株式会社(東京都渋谷区、以下インフォコム)が岡山県立記録資料館(以下記録資料館)に納入した「岡山県立記録資料館システム」(以下「本システム」)が2017年3月1日に正式公開されました。
本システムは、記録資料館が所蔵する重要な公文書や古文書の目録情報の検索や貴重資料画像(写真、絵葉書、絵図・地図等)の閲覧が可能なインターネットサービスです。
本システムの一番の特長は、公開する画像データへのアクセス環境の自由度を高める機能として、国際的なデジタルアーカイブの規格として注目を集めている「IIIF(トリプル・アイ・エフ)※1」を採用していることです。これによって、標準的なAPI※2を通じた画像データ利用が可能となり、これまで難しかった異なるデジタルアーカイブとの間の画像共有や再利用を行いやすくしています。また、利用者は、本システムで提供されている画像ビューワ以外のビューワでも本システムに収蔵されている資料を閲覧することができます。
本サービスは、官公庁、研究機関、大学、図書館等において多くの導入実績のあるデジタルアーカイブシステムパッケージソフト「InfoLib」シリーズを使って構築しています。インフォコムは、今後もデジタルアーカイブのソリューションを通じて、公文書館をはじめ文化・教育に関連する情報を有する官公庁、自治体、大学、博物館、美術館、図書館等の情報資産の記録保存、発信に貢献してまいります。
■岡山県立記録資料館 http://archives.pref.okayama.jp/
【本システムの特長】
IIIF(トリプル・アイ・エフ)による画像配信
公文書館になじみのない方にも利用しやすい画面構成
展示資料検索、地図検索、階層検索、詳細検索等の多彩な検索機能
OAI-PMH※3等の標準規格による他機関とのデータ連携機能
以上
【デジタルアーカイブパッケージ「InfoLib」シリーズについて】
http://www.infocom.co.jp/das/
「InfoLib」は様々なデジタルコンテンツをインターネット上で広く公開するためのデジタルアーカイブパッケージソフトです。国際標準規格やLinked Open Data※4、RDF※5技術を採用しており、外部機関との柔軟に連携したデジタルアーカイブシステムの実現が可能です。
【用語解説】
※1 IIIF (トリプル・アイ・エフ、International Image Interoperability Framework)
デジタルアーカイブにおいて大きな難点の一つであった「デジタルアーカイブごとにサイトの使い方/使い勝手が異なる」状況を解決し、画像を公開/共有するための国際的な規格。画像データやそれに付帯する注釈情報などについてのコンピュータ間のやり取りの仕方を一元化し、相互運用性の確保や利用者による自由度の高い画像利用環境を提供することが目的。英国図書館、フランス国立図書館、オックスフォード大学ボドリアン図書館、スタンフォード大学、プリンストン大学、イェール大学などを中心に策定された。
※2 API(エー・ピー・アイ、Application Programming Interface)
OSやアプリケーションソフト、あるいはウェブアプリケーションが、自ら持つ機能の一部を外部のソフトやウェブサービスから簡単に利用できるようにする、機能の呼び出し手順や記述方法などを定めた仕様のこと。APIが提供されている機能は独自に開発する必要がないため、プログラムの開発を効率的に行うことが可能。オンラインサービスやウェブアプリケーションの発達により、異なるネットサービス間で機能を共有するための概念に拡大した。
※3 OAI-PMH(Open Archives Initiative Protocol for Metadata Harvestingの略)
データの自動収集によってメタデータを交換するためのプロトコルの名称で、OAIによって開発が進められている。単にOAIプロトコル等と呼ばれる事も多い。
※4 Linked Open Data
ウェブ上にあるデータ同士をリンクさせ、データの共有、普及させるためのデータ公開の形式を指す。データはRDFで表現・記述される。
※5 RDF(Resource Description Frameworkの略)
ウェブ上にあるリソースを記述するために統一された、メタデータを記述するためのフレームワーク。W3C勧告の標準技術仕様である。
本システムは、記録資料館が所蔵する重要な公文書や古文書の目録情報の検索や貴重資料画像(写真、絵葉書、絵図・地図等)の閲覧が可能なインターネットサービスです。
本システムの一番の特長は、公開する画像データへのアクセス環境の自由度を高める機能として、国際的なデジタルアーカイブの規格として注目を集めている「IIIF(トリプル・アイ・エフ)※1」を採用していることです。これによって、標準的なAPI※2を通じた画像データ利用が可能となり、これまで難しかった異なるデジタルアーカイブとの間の画像共有や再利用を行いやすくしています。また、利用者は、本システムで提供されている画像ビューワ以外のビューワでも本システムに収蔵されている資料を閲覧することができます。
本サービスは、官公庁、研究機関、大学、図書館等において多くの導入実績のあるデジタルアーカイブシステムパッケージソフト「InfoLib」シリーズを使って構築しています。インフォコムは、今後もデジタルアーカイブのソリューションを通じて、公文書館をはじめ文化・教育に関連する情報を有する官公庁、自治体、大学、博物館、美術館、図書館等の情報資産の記録保存、発信に貢献してまいります。
■岡山県立記録資料館 http://archives.pref.okayama.jp/
【本システムの特長】
IIIF(トリプル・アイ・エフ)による画像配信
公文書館になじみのない方にも利用しやすい画面構成
展示資料検索、地図検索、階層検索、詳細検索等の多彩な検索機能
OAI-PMH※3等の標準規格による他機関とのデータ連携機能
以上
【デジタルアーカイブパッケージ「InfoLib」シリーズについて】
http://www.infocom.co.jp/das/
「InfoLib」は様々なデジタルコンテンツをインターネット上で広く公開するためのデジタルアーカイブパッケージソフトです。国際標準規格やLinked Open Data※4、RDF※5技術を採用しており、外部機関との柔軟に連携したデジタルアーカイブシステムの実現が可能です。
【用語解説】
※1 IIIF (トリプル・アイ・エフ、International Image Interoperability Framework)
デジタルアーカイブにおいて大きな難点の一つであった「デジタルアーカイブごとにサイトの使い方/使い勝手が異なる」状況を解決し、画像を公開/共有するための国際的な規格。画像データやそれに付帯する注釈情報などについてのコンピュータ間のやり取りの仕方を一元化し、相互運用性の確保や利用者による自由度の高い画像利用環境を提供することが目的。英国図書館、フランス国立図書館、オックスフォード大学ボドリアン図書館、スタンフォード大学、プリンストン大学、イェール大学などを中心に策定された。
※2 API(エー・ピー・アイ、Application Programming Interface)
OSやアプリケーションソフト、あるいはウェブアプリケーションが、自ら持つ機能の一部を外部のソフトやウェブサービスから簡単に利用できるようにする、機能の呼び出し手順や記述方法などを定めた仕様のこと。APIが提供されている機能は独自に開発する必要がないため、プログラムの開発を効率的に行うことが可能。オンラインサービスやウェブアプリケーションの発達により、異なるネットサービス間で機能を共有するための概念に拡大した。
※3 OAI-PMH(Open Archives Initiative Protocol for Metadata Harvestingの略)
データの自動収集によってメタデータを交換するためのプロトコルの名称で、OAIによって開発が進められている。単にOAIプロトコル等と呼ばれる事も多い。
※4 Linked Open Data
ウェブ上にあるデータ同士をリンクさせ、データの共有、普及させるためのデータ公開の形式を指す。データはRDFで表現・記述される。
※5 RDF(Resource Description Frameworkの略)
ウェブ上にあるリソースを記述するために統一された、メタデータを記述するためのフレームワーク。W3C勧告の標準技術仕様である。