初の国産Webオペレーティングサービス『フレイリー』の公開試験運用を開始
[09/11/30]
提供元:@Press
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株式会社フレアリンク(本社:関西文化学術研究都市/京都府相楽郡精華町、代表取締役:中山 清喬、以下 フレアリンク)は、本日2009年11月30日より、ブラウザだけでWeb上の様々な情報やアプリケーションを統合的に扱える、初の国産Webオペレーティングサービス『フレイリー』の公開試験運用を開始しましたので、下記の通りお知らせ致します。
■「Webを操作する」新しいオペレーティング環境
いつでも・どこにいても、Webブラウザから「フレイリー.jp」にアクセスすれば、利用者のデスクトップが現れます。利用者はインターネット上の様々なリソース(ファイル)やアプリケーション(エディタやメーラ等)を、一つの画面に呼び出し、相互に連携させることもできます(下記URL参照)。
画面写真URL: http://www.atpress.ne.jp/releases/12984/1_1.jpg
http://www.atpress.ne.jp/releases/12984/2_2.jpg
既存のOSを用いて自分のコンピュータを自由に操作できるように、『フレイリー』を用いれば、どこからでも「Webという1つの巨大仮想コンピュータ」を簡単に操作することができる――これが『フレイリー』が目指しているオペレーティング環境です。
過去にも、既存OSの画面を模したWeb表現が実験的に作成・公開されることがありました。『フレイリー』は見た目の表現だけではなく、プロセス機構・通信機構・セキュリティ機構等を含むカーネルやシェルを備えた、稼働可能なWebオペレーティングサービス実装の試みです。
この新しいオペレーティング環境を実現するために、『フレイリー』にはAjaxやHTML5等の各種新興技術が用いられている一方、最新ではないブラウザでも可能な限り動作するよう設計されています。また、ネットカフェ等を含むロケーションフリーな利用を想定し、既存Webサービスと比較して手厚いセキュリティ機構を備えています。
『フレイリー』は現在開発段階にあり、今回テクニカルプレビューを目的として公開されるものです。フレアリンクでは、今回の試験公開を皮切りにコミュニティと協業しながら、機能及び性能の向上、アプリケーションの整備等を行い、将来的には高付加価値有料サービスや開発者サポートサービス等を提供していく予定です。
■『フレイリー』の主な仕様
対応ブラウザ : IE8以降、Firefox3以降、Safari4以降、Opera10以降、Chrome3以降(注1)
対応PC及びOS : 上記ブラウザが稼働する全てのPC及びOS
ログインURL : http://flairy.jp または http://フレイリー.jp
カーネル機構 : 利用者ブラウザ及び中央サーバーに跨る分散マイクロカーネル機構
プロセス制御 : 生成消滅及び権限管理・環境変数機構・メモリ及び通信の隔絶
プロセス間通信: Bayeux及びPostMessageによるIPC・プロセス間ドラッグ&ドロップ
ストレージ管理: 透過的RESTfulアクセスが可能なリソースシステム制御基盤・リソースシンボリックリンク・リソースシステム間マウント
ID管理及び認証: OpenID(フィッシング対策、キーロガー対策、認証侵入検知機構付加)
アクセス制御 : マルチサイト認可トークンによるケイパビリティベースアクセス制御
セキュリティ : プロセス分離・サービス内通信SSL化・永続性Cookieの不使用
UI/画面入出力 : HTML、CSS、DOM関連各種仕様(Ajax主体RIA)
標準提供シェル: ウィンドウシステム型GUIシェル
標準提供アプリ: エクスプローラー・テキストエディタ・電卓・ゲーム
(注1)ブラウザにより一部機能が制限されます。対応ブラウザは将来拡充予定です。
■公開試験ボランティアの募集
新興技術を複合的に含む『フレイリー』は、その操作性・安全性・性能・文書等の更なる改善・充実を必要としています。フレアリンクでは、この京都発国産Webオペレーティングサービスを有志の皆様と一緒に開発し、育てていきたいと考えています。ご協力頂ける方は、『フレイリー』サイト内の技術プレビュー参加要項をご参照ください。
■「Webを操作する」新しいオペレーティング環境
いつでも・どこにいても、Webブラウザから「フレイリー.jp」にアクセスすれば、利用者のデスクトップが現れます。利用者はインターネット上の様々なリソース(ファイル)やアプリケーション(エディタやメーラ等)を、一つの画面に呼び出し、相互に連携させることもできます(下記URL参照)。
画面写真URL: http://www.atpress.ne.jp/releases/12984/1_1.jpg
http://www.atpress.ne.jp/releases/12984/2_2.jpg
既存のOSを用いて自分のコンピュータを自由に操作できるように、『フレイリー』を用いれば、どこからでも「Webという1つの巨大仮想コンピュータ」を簡単に操作することができる――これが『フレイリー』が目指しているオペレーティング環境です。
過去にも、既存OSの画面を模したWeb表現が実験的に作成・公開されることがありました。『フレイリー』は見た目の表現だけではなく、プロセス機構・通信機構・セキュリティ機構等を含むカーネルやシェルを備えた、稼働可能なWebオペレーティングサービス実装の試みです。
この新しいオペレーティング環境を実現するために、『フレイリー』にはAjaxやHTML5等の各種新興技術が用いられている一方、最新ではないブラウザでも可能な限り動作するよう設計されています。また、ネットカフェ等を含むロケーションフリーな利用を想定し、既存Webサービスと比較して手厚いセキュリティ機構を備えています。
『フレイリー』は現在開発段階にあり、今回テクニカルプレビューを目的として公開されるものです。フレアリンクでは、今回の試験公開を皮切りにコミュニティと協業しながら、機能及び性能の向上、アプリケーションの整備等を行い、将来的には高付加価値有料サービスや開発者サポートサービス等を提供していく予定です。
■『フレイリー』の主な仕様
対応ブラウザ : IE8以降、Firefox3以降、Safari4以降、Opera10以降、Chrome3以降(注1)
対応PC及びOS : 上記ブラウザが稼働する全てのPC及びOS
ログインURL : http://flairy.jp または http://フレイリー.jp
カーネル機構 : 利用者ブラウザ及び中央サーバーに跨る分散マイクロカーネル機構
プロセス制御 : 生成消滅及び権限管理・環境変数機構・メモリ及び通信の隔絶
プロセス間通信: Bayeux及びPostMessageによるIPC・プロセス間ドラッグ&ドロップ
ストレージ管理: 透過的RESTfulアクセスが可能なリソースシステム制御基盤・リソースシンボリックリンク・リソースシステム間マウント
ID管理及び認証: OpenID(フィッシング対策、キーロガー対策、認証侵入検知機構付加)
アクセス制御 : マルチサイト認可トークンによるケイパビリティベースアクセス制御
セキュリティ : プロセス分離・サービス内通信SSL化・永続性Cookieの不使用
UI/画面入出力 : HTML、CSS、DOM関連各種仕様(Ajax主体RIA)
標準提供シェル: ウィンドウシステム型GUIシェル
標準提供アプリ: エクスプローラー・テキストエディタ・電卓・ゲーム
(注1)ブラウザにより一部機能が制限されます。対応ブラウザは将来拡充予定です。
■公開試験ボランティアの募集
新興技術を複合的に含む『フレイリー』は、その操作性・安全性・性能・文書等の更なる改善・充実を必要としています。フレアリンクでは、この京都発国産Webオペレーティングサービスを有志の皆様と一緒に開発し、育てていきたいと考えています。ご協力頂ける方は、『フレイリー』サイト内の技術プレビュー参加要項をご参照ください。