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AMD EPYC(TM)プロセッサー搭載の産業用途向けコンピューター「IPC-EPR1000」を7月10日販売開始

HPCシステムズ株式会社(代表取締役:小野 鉄平、本社:東京都港区)は、AMD EPYC(TM)サーバー・プロセッサーを搭載する産業用途向けコンピューター「IPC-EPR1000」の販売を2018年7月10日から開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/160636/LL_img_160636_1.jpg
IPC-EPR1000

近年のマシンビジョン分野では、カメラやセンサー類などを多数使用するニーズが増え、このニーズを実現するためには、処理性能の高さに加えて複数のフレームグラバーボードやデジタルI/Oボードなどの拡張ボードを高速に利用できるコンピューターが必要です。
また、CoaXPressなどの高速カメラインターフェースを採用したグラバーボードはPCI-Express x8レーンなど広い帯域を必要とし、複数搭載するためにはPCI-Expressレーンを多く持つコンピューターが必要です。

高速かつ多くのPCI-Expressレーンを実現しようとすると従来のコンピューターでは、PCI-Expressレーン数の仕様制限の都合上シングルCPUでの実現が難しく、デュアルCPU化や1台のコンピューターでの運用を諦め複数台に変更することで実現していました。
その結果、コンピューターのコストが増加、実際に組み込まれる最終製品の価格競争力に大きな影響を与えています。

AMD EPYC(TM)システムオンチップ(SoC)を採用した最新の産業用途向けコンピューターIPC-EPR1000は、優れたハードウェア設計により高いコストパフォーマンスを提供し、お客様の製品・ビジネスの市場競争力に貢献します。

・4Uラックマウント筐体に最大32コア/64スレッドのAMD EPYC(TM)プロセッサーを1基搭載
・DDR4-2666 8チャネルの高速アクセスメモリを最大1TB搭載
・1CPUで最大128レーンまでのPCI-Expressバスをサポート
・搭載するすべてのPCI-ExpressスロットはCPU内蔵のPCI-Expressコントローラーに直接接続し最高速度で動作
・ニプロン社の国産・高品質な産業コンピューター向け電源を搭載

IPC-EPR1000は、CPUスペック(コア数およびクロック)やメモリ容量、ストレージの種類や容量など柔軟なカスタマイズに対応、適したコストでの導入をサポートします。


■標準構成
CPU :AMD EPYC(TM) 7251
(8コア16スレッド 定格2.1GHz 最大ターボ・コア速度 2.9GHz)
チップセット :System on Chip
メモリ :DDR4-2666 ECC RDIMM 32GB (4GBx8) 8chメモリアクセスバス
ストレージ :SATA3 240GB eMLC SSD
光学ドライブ :DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス:Aspeed AST2500 (2D用) 出力:VGA
GbE :2ポート
USB2.0 :前面2 / 背面2
USB3.0 :背面2
拡張スロット :PCIe Gen3 x16 3本、PCIe Gen3 x8 3本
※すべてCPUに直接接続
電源 :ニプロン HPCSA-700P-E2S(700W, EPS12V, PS/2)
OS :Microsoft(R) Windows(R) 10
IoT Enterprise LTSB 2016 64ビット
ケース :4Uラックマウント W429.5mm × D480.0mm × H177.0mm
(突起物除く)
利用環境温度 :10℃〜35℃ ※温度環境試験は40℃で実施
保証 :1年間センドバック保証
供給予定期間 :2022年9月頃まで

■参考価格
360,000円(税抜き)

■製品URL
http://embe.hpc.co.jp/product/ipc-epr1000/


※文中の社名および製品名等は、各社の商標または登録商標である場合があります。
※製品名、販売価格、スペック等、本リリースに記載の内容は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
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