ユビキタスAIコーポレーション、車載ECU向けハイパーバイザー「COQOS Micro SDK(TM)」の取り扱いを7月10日(水)に開始
[19/07/10]
提供元:@Press
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株式会社ユビキタスAIコーポレーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡、以下「ユビキタスAIコーポレーション」)は、OpenSynergy GmbH(本社:ドイツ・ベルリン)の車載ECU向けハイパーバイザー※1「COQOS Micro SDK(TM)」の取り扱いを2019年7月10日(水)に開始したことを発表します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185993/LL_img_185993_1.jpg
COQOS Micro SDK(TM) 構成図
COQOS Micro SDK(TM)は、異なる安全性要求レベル(ASIL-D※2まで対応)を備えた複数のソフトウェアを、独立した仮想マシン(以下「VM」)上で統合するための車載ECU向けハイパーバイザーです。自動運転で必要とされる高性能で堅牢なシステムを実現するためのソリューションとして、安全性を確保しながら、ソフトウェアの再利用性を高めることで、開発期間を大幅に短縮できます。
COQOS Micro SDK(TM)を使用することで、ASIL-Dに対応するマイクロコントローラー※3上に、複数のVMを統合できるため、従来複数チップで実現していた機能を1チップで実現でき、ハードウェアコストの削減に役立ちます。また、高速なVM間通信機能を活用することで、各VM上のソフトウェア間でリアルタイム性の高い通信が実現できます。
■主な特長
・ISO 26262※4 のASIL-Dに対応したSEooC(Safety Element out of Context)として提供可能
・ハードウェア支援による仮想化を備えた次世代のマイクロコントローラー(Arm Cortex-R52)で動作
・1つのマイクロコントローラー上で異なる安全性要求レベル(ASIL)の共存が可能
・VM間でメモリーの分離・保護が可能。VM間通信をサポート
・モジュール化されたソフトウェアを独立してアップデート可能
・ISO 26262に対応したセーフティマニュアルの提供
「COQOS Micro SDK(TM)」は、Arm Cortex-R52が持つハードウェア支援による仮想化(hardware assisted virtualization)機能を活用するハイパーバイザープラットフォームの一つとして、NXP Semiconductors社のS32S製品をサポートしています。S32S製品は、ドライバーによる直接制御や自動運転車による制御のいずれの場合にも、自動車の加速、ブレーキ、ステアリングを安全に行うシステムを管理するために設計されたマイクロコントローラーです。
■NXPジャパン株式会社 第一事業本部 マーケティング統括部 統括部長 園田 慎介 氏のコメント
国内でのCOQOS Micro SDK(TM)の販売・サポートをユビキタスAIコーポレーションが行うことを歓迎します。NXPのS32S製品をサポートするフル機能のリアルタイム・ハイパーバイザーであるCOQOS Micro SDK(TM)は、高い安全性要求レベルを保ったまま、複数のOS/スタックを一つのS32S製品上に統合させることができます。NXPとユビキタスAIコーポレーションは、S32S製品とCOQOS Micro SDK(TM)を使った統合ソフトウェアソリューションを提供することにより、セキュアで高い堅牢性が求められる自動車向けソフトウェア開発をサポートしていきます。
ユビキタスAIコーポレーションは、これまで培ってきた幅広い組込みソフトウェア技術と先進的な車載向けハイパーバイザーの組み合わせで、自動運転に最適なソフトウェアプラットフォームの成長を牽引して行きます。
※1 ハイパーバイザー:コンピュータを仮想化するためのソフトウェア。物理的なマシンの中に仮想マシンを複数作成し、相互のOSが干渉しあわないように動作させるなどの目的で使用される。
※2 ASIL(Automotive Safety Integrity Level:安全性要求レベル):ISO 26262※4では、車載電子システムに起こり得るさまざまな障害(ハザード)を避けるために達成すべき安全性のレベルをA〜Dの4段階で定義する。ASIL-Dは、最高レベルを示す。
※3 マイクロコントローラー:コンピュータシステムをひとつの集積回路に組み込んだハードウェアを制御するためのもの。
※4 ISO 26262:国際的な自動車用機能安全規格。
■株式会社ユビキタスAIコーポレーション(証券コード:3858)について
ユビキタスAIコーポレーションは、組込み機器向けを中心としたソフトウェアの開発・ライセンス、および海外製ソフトウェアの輸入販売を行う企業です。ユビキタス社会に必要とされる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術、各種テストツールなど、多数のソフトウェアとサービスを提供しています。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。
本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル6F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/
■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタスAIコーポレーションの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。
■本製品に関するお問い合わせ先
株式会社ユビキタスAIコーポレーション TOPPERS事業部
TEL : 03-5908-3451
E-Mail: sales@ubiquitous-ai.com
※ 本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185993/LL_img_185993_1.jpg
COQOS Micro SDK(TM) 構成図
COQOS Micro SDK(TM)は、異なる安全性要求レベル(ASIL-D※2まで対応)を備えた複数のソフトウェアを、独立した仮想マシン(以下「VM」)上で統合するための車載ECU向けハイパーバイザーです。自動運転で必要とされる高性能で堅牢なシステムを実現するためのソリューションとして、安全性を確保しながら、ソフトウェアの再利用性を高めることで、開発期間を大幅に短縮できます。
COQOS Micro SDK(TM)を使用することで、ASIL-Dに対応するマイクロコントローラー※3上に、複数のVMを統合できるため、従来複数チップで実現していた機能を1チップで実現でき、ハードウェアコストの削減に役立ちます。また、高速なVM間通信機能を活用することで、各VM上のソフトウェア間でリアルタイム性の高い通信が実現できます。
■主な特長
・ISO 26262※4 のASIL-Dに対応したSEooC(Safety Element out of Context)として提供可能
・ハードウェア支援による仮想化を備えた次世代のマイクロコントローラー(Arm Cortex-R52)で動作
・1つのマイクロコントローラー上で異なる安全性要求レベル(ASIL)の共存が可能
・VM間でメモリーの分離・保護が可能。VM間通信をサポート
・モジュール化されたソフトウェアを独立してアップデート可能
・ISO 26262に対応したセーフティマニュアルの提供
「COQOS Micro SDK(TM)」は、Arm Cortex-R52が持つハードウェア支援による仮想化(hardware assisted virtualization)機能を活用するハイパーバイザープラットフォームの一つとして、NXP Semiconductors社のS32S製品をサポートしています。S32S製品は、ドライバーによる直接制御や自動運転車による制御のいずれの場合にも、自動車の加速、ブレーキ、ステアリングを安全に行うシステムを管理するために設計されたマイクロコントローラーです。
■NXPジャパン株式会社 第一事業本部 マーケティング統括部 統括部長 園田 慎介 氏のコメント
国内でのCOQOS Micro SDK(TM)の販売・サポートをユビキタスAIコーポレーションが行うことを歓迎します。NXPのS32S製品をサポートするフル機能のリアルタイム・ハイパーバイザーであるCOQOS Micro SDK(TM)は、高い安全性要求レベルを保ったまま、複数のOS/スタックを一つのS32S製品上に統合させることができます。NXPとユビキタスAIコーポレーションは、S32S製品とCOQOS Micro SDK(TM)を使った統合ソフトウェアソリューションを提供することにより、セキュアで高い堅牢性が求められる自動車向けソフトウェア開発をサポートしていきます。
ユビキタスAIコーポレーションは、これまで培ってきた幅広い組込みソフトウェア技術と先進的な車載向けハイパーバイザーの組み合わせで、自動運転に最適なソフトウェアプラットフォームの成長を牽引して行きます。
※1 ハイパーバイザー:コンピュータを仮想化するためのソフトウェア。物理的なマシンの中に仮想マシンを複数作成し、相互のOSが干渉しあわないように動作させるなどの目的で使用される。
※2 ASIL(Automotive Safety Integrity Level:安全性要求レベル):ISO 26262※4では、車載電子システムに起こり得るさまざまな障害(ハザード)を避けるために達成すべき安全性のレベルをA〜Dの4段階で定義する。ASIL-Dは、最高レベルを示す。
※3 マイクロコントローラー:コンピュータシステムをひとつの集積回路に組み込んだハードウェアを制御するためのもの。
※4 ISO 26262:国際的な自動車用機能安全規格。
■株式会社ユビキタスAIコーポレーション(証券コード:3858)について
ユビキタスAIコーポレーションは、組込み機器向けを中心としたソフトウェアの開発・ライセンス、および海外製ソフトウェアの輸入販売を行う企業です。ユビキタス社会に必要とされる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術、各種テストツールなど、多数のソフトウェアとサービスを提供しています。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。
本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル6F
URL : https://www.ubiquitous-ai.com/
■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタスAIコーポレーションの定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。当社業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信などをご参照ください。
■本製品に関するお問い合わせ先
株式会社ユビキタスAIコーポレーション TOPPERS事業部
TEL : 03-5908-3451
E-Mail: sales@ubiquitous-ai.com
※ 本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。