ネット通販2010年年末商戦 利用実態調査〜ネットリサーチで探る購買までの消費者インサイト!〜
[11/02/02]
提供元:@Press
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インターネット調査会社メディアパーク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:堀北 秀夫、以下「当社」)と、ネット通販サイトの総合支援を行うインフォマークス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:天井 秀和、以下 インフォマークス)は、インターネットリサーチによるECサイト販売力調査診断パッケージ「SPAS」のリリースに先駆け、2010年の年末商戦の時期にネット通販を利用したインターネット利用者を対象に、ネット通販利用実態(アパレル・アクセサリー/家電/食品)を調査いたしました。
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2010年12月28日(火)〜12月29日(水)。有効回答は300名から得られました。
【調査概要】
調査目的 :EC(ネット通販)サイトを実際に利用したユーザーを対象に、
サイト選択と購買理由、および購買の際に重視したサイトの
要素を解明し要素の重要度をウエイト付けすることを目的とする
調査方法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国
調査対象 :2010年12月に、アパレル・アクセサリー/家電/食品の3つの
カテゴリーの商品についてネット通販サイトで購買した20歳から
49歳までの男女300人。(メディアパーク アンケート会員)
有効回答数:合計300サンプル(20代100サンプル、30代100サンプル、40代100サンプル)
調査日時 :2010年12月28日(火)〜12月29日(水)
企画 :インフォマークス株式会社
調査機関 :メディアパーク株式会社
【調査結果】
■調査結果要約
「検索」と「評判・話題」でアクセス
「商品情報の付加価値」と「デザイン」でブックマーク
「商品」と「価格」と「サイト(企業)の信頼性」を評価して購買
顧客を「購買」に導くためには、ECサイトは3つのステップを顧客に進んでもらわなければなりません。それは、アクセス、ブックマーク、そして購買です。「アクセス」は、SEOや広告などの施策によるものですが、「ブックマーク」と「購買」は、ECサイトが持つ要素によって顧客に働きかけることで達成されます。
今回の調査では、実際のECユーザーが昨年末のクリスマス商戦の時に利用したECサイトについて、そのサイトでの購買動機やサイトで重視した機能や要素などを聞くことで、「購買」を達成するECサイトの要件などを明らかにしました。
■購買時に重視しているサイトの要素
調査の結果、まずわかったことは、「アクセス」「ブックマーク」「購買」の3つの段階で機能するサイトの要素が異なることです。
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/1_1.gif
「アクセス」では、サイトの「認知度」が重要です。ECユーザーの45%が、そのサイトで購買した理由を「よく知られたサイトだから」と答えています。これはユーザーがそのサイトを知っている、という意味ではなく、検索エンジンやポータルサイトがそのサイトを高く「評価」している、高ランキングで「推奨」していることで、「広く社会に知られている」という認識をユーザーに与えることを意味しています。
次に「ブックマーク」です。今回の調査では、購買サイトの62%がすでにブックマークされていたサイトです。また、87%が「以前利用したことのある」サイトでした。「ブックマーク」は、サイトの情報価値や魅力度と関係していると考えられますが、ユーザーのサイト情報に対する評価やECサイトのイメージについては後述します。
最後に「購買」です。今回は、ECユーザーに購買時に重視するサイトの構成要素を比較対照して選んでもらいました。その結果、購買時に最も重視したサイトの構成要素は、「価格の許容度」でした。さらに「商品の魅力度」「サイトの信頼性」もたいへん重視する要素であることがわかりました。
■購買時の重視点
「価格の許容度」を10ポイントとしたときの各要素のポイント(指数)とグラフ
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/2_2.gif
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/3_3.gif
それに比べると「ショップの魅力度」「情報価値」「手続きの簡便性」などは「価格の許容度」の50%から65%の重要度しかなく、「購買」には直接的に働きかけないことが明らかになりました。
サイト要素の重要度比較には、男女で明らかな差があることもわかりました。
男性は、「価格」と「商品」を重視します。商品の魅力と価格が釣り合えば購入する、というのが男性です。女性は、「価格」と同等に「サイトの信頼性」を重視します。「サイトの信頼性」は「商品の魅力度」よりも重視しており、いくら商品に惹かれても信用できないサイトでは購買しない、というのが女性です。
このことから「男性」は値引きや新製品といったプロモーションに動きやすく、女性は総合的な判断から理性的な購買をECサイトでは行っていることが推測されます。この男女差は、カテゴリー別にみてゆくとさらに異なる傾向が見られます。詳しくは、以下のURLよりレポートをダウンロードしてご覧ください。
■サイト情報についての評価
さらに今回の調査では、ECユーザーがECサイトの情報に対してどのような評価をしているかを聞いています。当然ですが、購買したECサイトの情報は、50%のひとが「非常に+かなり価値がある」と答えています。「価値があるとは思わない」と答えた人は13%しかいません。
ユーザーが「価値がある」と判断する情報は、「商品情報 61%」「価格情報 55%」そして「口コミ情報 19%」「新製品情報 19%」です。ECサイトとしては情報の満載サイトよりも情報が絞り込まれたサイトが支持されています。サイトのイメージも「わかりやすい 37%」「実用的 22%」「親しみやすい 20%」ECサイトが好まれ、シンプルで情報も絞り込まれていてわかりやすいサイトがECサイトとしては適しているようです。
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/4_4.gif
インターネットでは、常にECサイトは競合サイトと比較検討されているようなイメージがありますが、実際には購買の際に比較検討を行っているユーザーは少数派でした(29%)。
購買するECサイトの情報評価やサイトイメージは、商品カテゴリーによってあまり大きな違いはありませんでした。詳しくは、以下のURLよりレポートをダウンロードしてご覧ください。
※本リリースで使用している「ネット通販2010年年末商戦 利用実態調査(アパレル・アクセサリー/家電/食品)」は、メディアパーク社のホームページより( http://www.mediapark-inc.jp/ )ダウンロード出来ます(無料)
【ECサイト販売力調査診断パッケージSPAS(Sales Power Analysis System)について】
インターネットリサーチによるECサイト販売力調査診断パッケージ「SPAS」は、メディアパーク社のアンケートモニターを活用した実際の「見込み客」によるサイト評価に基づき、サイトの販売力を要素別に分解し、それぞれを客観的に数量化することによりECサイト運営の方々に売上・顧客満足度アップの改善ポイントを明らかにします。
総販売元:インフォマークス社 (※現在セールスパートナー募集中)
調査 :メディアパーク社
【メディアパークについて】
メディアパーク社は、TV番組・雑誌制作において年間700件(2010年実績)以上ものインターネット調査実績を誇るリサーチ会社です。質/量ともに充実した自由回答には定評があり、生活者の本音を活かした企画・特集に活かされております。メディアパークのリサーチパネル(会員)は年2回の会員管理調査の実施など適正な会員管理のもと信頼できるパネル品質を保っています。
会社概要
◇名称 : メディアパーク株式会社
◇所在地 : 東京都渋谷区恵比寿3-46-3
◇代表者 : 代表取締役社長 堀北 秀夫
◇設立日 : 2007年9月4日
◇事業内容: マーケティング事業、メディアサポート事業
◇URL : http://www.mediapark-inc.jp/
【インフォマークスについて】
インターネット通販事業者のシステムインフラ構築支援及び広告展開などの販促支援を中心に、10年余の経験と実績を持ち、スタートアップ企業から、年商100億円の大規模通販サイトまで、PC、携帯通販共に手がけています。
それぞれの事業規模、成長フェーズにあわせて投資対効果を考慮した提案で好評を得ているほか、2010年にはノウハウの集大成である統合型ECソリューション「Make it! EC」シリーズをリリース。
まず投資ありき、機能ありきのアプローチではなく、ECサイト運営者の目線を重視した内容となっており、人気を集めています。
会社概要
◇名称 : インフォマークス株式会社
◇所在地 : 東京都新宿区新宿1-6-8 新宿鈴木ビルA館8F
◇代表者 : 代表取締役社長 天井 秀和
◇設立日 : 2002年2月5日
◇事業内容: ネット通販サイトの構築と販促支援
◇URL : http://www.infomarks.co.jp/
調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2010年12月28日(火)〜12月29日(水)。有効回答は300名から得られました。
【調査概要】
調査目的 :EC(ネット通販)サイトを実際に利用したユーザーを対象に、
サイト選択と購買理由、および購買の際に重視したサイトの
要素を解明し要素の重要度をウエイト付けすることを目的とする
調査方法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国
調査対象 :2010年12月に、アパレル・アクセサリー/家電/食品の3つの
カテゴリーの商品についてネット通販サイトで購買した20歳から
49歳までの男女300人。(メディアパーク アンケート会員)
有効回答数:合計300サンプル(20代100サンプル、30代100サンプル、40代100サンプル)
調査日時 :2010年12月28日(火)〜12月29日(水)
企画 :インフォマークス株式会社
調査機関 :メディアパーク株式会社
【調査結果】
■調査結果要約
「検索」と「評判・話題」でアクセス
「商品情報の付加価値」と「デザイン」でブックマーク
「商品」と「価格」と「サイト(企業)の信頼性」を評価して購買
顧客を「購買」に導くためには、ECサイトは3つのステップを顧客に進んでもらわなければなりません。それは、アクセス、ブックマーク、そして購買です。「アクセス」は、SEOや広告などの施策によるものですが、「ブックマーク」と「購買」は、ECサイトが持つ要素によって顧客に働きかけることで達成されます。
今回の調査では、実際のECユーザーが昨年末のクリスマス商戦の時に利用したECサイトについて、そのサイトでの購買動機やサイトで重視した機能や要素などを聞くことで、「購買」を達成するECサイトの要件などを明らかにしました。
■購買時に重視しているサイトの要素
調査の結果、まずわかったことは、「アクセス」「ブックマーク」「購買」の3つの段階で機能するサイトの要素が異なることです。
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/1_1.gif
「アクセス」では、サイトの「認知度」が重要です。ECユーザーの45%が、そのサイトで購買した理由を「よく知られたサイトだから」と答えています。これはユーザーがそのサイトを知っている、という意味ではなく、検索エンジンやポータルサイトがそのサイトを高く「評価」している、高ランキングで「推奨」していることで、「広く社会に知られている」という認識をユーザーに与えることを意味しています。
次に「ブックマーク」です。今回の調査では、購買サイトの62%がすでにブックマークされていたサイトです。また、87%が「以前利用したことのある」サイトでした。「ブックマーク」は、サイトの情報価値や魅力度と関係していると考えられますが、ユーザーのサイト情報に対する評価やECサイトのイメージについては後述します。
最後に「購買」です。今回は、ECユーザーに購買時に重視するサイトの構成要素を比較対照して選んでもらいました。その結果、購買時に最も重視したサイトの構成要素は、「価格の許容度」でした。さらに「商品の魅力度」「サイトの信頼性」もたいへん重視する要素であることがわかりました。
■購買時の重視点
「価格の許容度」を10ポイントとしたときの各要素のポイント(指数)とグラフ
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/2_2.gif
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/3_3.gif
それに比べると「ショップの魅力度」「情報価値」「手続きの簡便性」などは「価格の許容度」の50%から65%の重要度しかなく、「購買」には直接的に働きかけないことが明らかになりました。
サイト要素の重要度比較には、男女で明らかな差があることもわかりました。
男性は、「価格」と「商品」を重視します。商品の魅力と価格が釣り合えば購入する、というのが男性です。女性は、「価格」と同等に「サイトの信頼性」を重視します。「サイトの信頼性」は「商品の魅力度」よりも重視しており、いくら商品に惹かれても信用できないサイトでは購買しない、というのが女性です。
このことから「男性」は値引きや新製品といったプロモーションに動きやすく、女性は総合的な判断から理性的な購買をECサイトでは行っていることが推測されます。この男女差は、カテゴリー別にみてゆくとさらに異なる傾向が見られます。詳しくは、以下のURLよりレポートをダウンロードしてご覧ください。
■サイト情報についての評価
さらに今回の調査では、ECユーザーがECサイトの情報に対してどのような評価をしているかを聞いています。当然ですが、購買したECサイトの情報は、50%のひとが「非常に+かなり価値がある」と答えています。「価値があるとは思わない」と答えた人は13%しかいません。
ユーザーが「価値がある」と判断する情報は、「商品情報 61%」「価格情報 55%」そして「口コミ情報 19%」「新製品情報 19%」です。ECサイトとしては情報の満載サイトよりも情報が絞り込まれたサイトが支持されています。サイトのイメージも「わかりやすい 37%」「実用的 22%」「親しみやすい 20%」ECサイトが好まれ、シンプルで情報も絞り込まれていてわかりやすいサイトがECサイトとしては適しているようです。
http://www.atpress.ne.jp/releases/18876/4_4.gif
インターネットでは、常にECサイトは競合サイトと比較検討されているようなイメージがありますが、実際には購買の際に比較検討を行っているユーザーは少数派でした(29%)。
購買するECサイトの情報評価やサイトイメージは、商品カテゴリーによってあまり大きな違いはありませんでした。詳しくは、以下のURLよりレポートをダウンロードしてご覧ください。
※本リリースで使用している「ネット通販2010年年末商戦 利用実態調査(アパレル・アクセサリー/家電/食品)」は、メディアパーク社のホームページより( http://www.mediapark-inc.jp/ )ダウンロード出来ます(無料)
【ECサイト販売力調査診断パッケージSPAS(Sales Power Analysis System)について】
インターネットリサーチによるECサイト販売力調査診断パッケージ「SPAS」は、メディアパーク社のアンケートモニターを活用した実際の「見込み客」によるサイト評価に基づき、サイトの販売力を要素別に分解し、それぞれを客観的に数量化することによりECサイト運営の方々に売上・顧客満足度アップの改善ポイントを明らかにします。
総販売元:インフォマークス社 (※現在セールスパートナー募集中)
調査 :メディアパーク社
【メディアパークについて】
メディアパーク社は、TV番組・雑誌制作において年間700件(2010年実績)以上ものインターネット調査実績を誇るリサーチ会社です。質/量ともに充実した自由回答には定評があり、生活者の本音を活かした企画・特集に活かされております。メディアパークのリサーチパネル(会員)は年2回の会員管理調査の実施など適正な会員管理のもと信頼できるパネル品質を保っています。
会社概要
◇名称 : メディアパーク株式会社
◇所在地 : 東京都渋谷区恵比寿3-46-3
◇代表者 : 代表取締役社長 堀北 秀夫
◇設立日 : 2007年9月4日
◇事業内容: マーケティング事業、メディアサポート事業
◇URL : http://www.mediapark-inc.jp/
【インフォマークスについて】
インターネット通販事業者のシステムインフラ構築支援及び広告展開などの販促支援を中心に、10年余の経験と実績を持ち、スタートアップ企業から、年商100億円の大規模通販サイトまで、PC、携帯通販共に手がけています。
それぞれの事業規模、成長フェーズにあわせて投資対効果を考慮した提案で好評を得ているほか、2010年にはノウハウの集大成である統合型ECソリューション「Make it! EC」シリーズをリリース。
まず投資ありき、機能ありきのアプローチではなく、ECサイト運営者の目線を重視した内容となっており、人気を集めています。
会社概要
◇名称 : インフォマークス株式会社
◇所在地 : 東京都新宿区新宿1-6-8 新宿鈴木ビルA館8F
◇代表者 : 代表取締役社長 天井 秀和
◇設立日 : 2002年2月5日
◇事業内容: ネット通販サイトの構築と販促支援
◇URL : http://www.infomarks.co.jp/