ケアネット、医師1,000人に調査 医師の2割がタブレット型端末を所有、スマートフォン所有者は3割に―臨床の場でもスマートメディアの活用が進む―
[11/10/26]
提供元:@Press
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医師・医療従事者向けの情報提供サービスサイトを運営する株式会社ケアネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野 元泰、証券コード:2150)は10月12日〜17日、当社医師会員1,000人に対し、スマートメディアに関する調査を実施しました。
スマートフォンとタブレット型端末の所有状況および利用実態を調査したもので、2010年11月に実施した同様の調査と比較して臨床の場で活用が進んでいる実態を示しました。以下結果を報告いたします。
【結果概要】
◆医師の約3割がスマートフォンを所有
2010年の調査結果と比較して6ポイント増となった。iPhone/Android端末の両方を所有する医師も全体の1%存在。
◆タブレット型端末所有者は昨年比8ポイント増の21%。医師の約2割が所有する結果に
◆一方で、スマートフォン/タブレット型端末共に「購入するつもりはない」とした医師も増加
「院内で通信が確保されていない」「老眼のため小さい文字が見えにくい」などのほか、「PCで事足りているため必要性を感じない」といった声も。
◆スマートフォンではiPhone派/Android派が拮抗
昨年以降、スマートフォンでのAndroid端末が数多く発売されたが医師の間でもiPhone48%、Android端末47%(その他、両端末所有者が5%)とほぼ二分する結果となった。
◆医療関連アプリの利用、医師・医療従事者とのコミュニケーションなど、臨床の場でも活用が進む
スマートフォン所有者の約4割が、医療関連の情報収集に利用。その他、「臨床に役立つアプリの利用」40%、「医師・医療従事者とのコミュニケーション」も昨年比3倍の15%と高い伸びを示す。
◆患者とのコミュニケーションなど、多岐にわたる活用スタイル
具体的な利用シーンを尋ねた自由回答では、情報収集・予定管理など一般的な用途のほか、「小児の気を引いたり、泣き止ませたりに使っている」「往診先、診療中に薬剤を調べる」「患部の写真撮影」など医師ならではの活用法が多く見られた。
◇医師からのコメント抜粋◇(一部割愛・編集しています)
・小児相手なので気を引いたり、泣き止ませたりに使っている。また、頭部のCTのサンプルで場所の説明をしている(小児科)
・症例報告、原著論文の検索。PowerPointでのプレゼンテーション(その他診療科)
・iPhoneで臨床写真を撮っている。わからない症例等を質問するのにもよいし、経過もわかるし便利(皮膚科)
・予定管理。文献検索、医療情報検索、書籍。タイマー、説明用イラスト管理などに使用している(外科)
・診断基準や方法に関するアプリがあったらいい(整形外科)
・記憶できない大量の医学情報や学会、テキストなどで学んだ内容などをクラウドサービスを利用して携帯端末(iPhone、iPad、ノートパソコン)に同期しておき、いつでも必要な情報を引き出せるようにしている(放射線科)
・基本はPCを活用しているが、出先や出張先などでスマートフォンを利用している。メールもすぐに確認でき、重いPCを持ち歩かなくてよいのが一番便利(リウマチ科)
・医療用語の検索や辞書機能を利用。学会出張時の経路の検索など(小児科)
・学会情報や、ちょっとした疾患の病態やガイドラインの確認、薬剤情報などに利用(呼吸器科)
・診察中にわからないことがあった場合ちょっと調べる。また、メモしておいて後で詳しく調べる(眼科)
・1台で仕事、私用、電話のほとんどすべてを賄える(麻酔科)
【調査概要】
調査タイトル:医師のスマートメディア利用状況に関する調査
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象 :医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員
有効回答数 :1,000サンプル
調査日時 :2011年10月12日(水)〜17日(月)
【設問詳細】
Q1.先生は現在スマートフォンまたはタブレット型端末を所有していますか。
1.所有している(長期貸与も含む)
2.いずれ購入したい
3.購入するつもりはない
※スマートフォンとは、「iPhone」のような携帯情報端末(PDA)と携帯電話が融合した携帯端末を指します。
※タブレット型端末とは、スマートフォンより大型のスクリーンをタッチして操作する、「iPad」のような携帯型コンピュータを指します。
※iOS/Android端末それぞれについて回答
Q2.(スマートフォン利用者)スマートフォンを、医療の用途においてどのようなことに利用していますか。
1.医学・医療に関する書籍・論文閲覧
2.医薬品・治療法に関する情報収集(書籍・論文以外)
3.医学・医療関連のニュース閲覧
4.臨床に役立つアプリの利用
5.患者とのコミュニケーション
6.医師・医療従事者とのコミュニケーション
7.医療をテーマにしたゲーム
8.その他( )
9.特に利用しているものはない
Q3.コメントをお願いします。
【『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)について】
10万人の医師会員を含む、15万人の医療従事者向け臨床医学情報専門サイトです(会員制、無料)。日々の診療に役立つ情報、“臨床力”の向上に役立つ医学・医療コンテンツを提供しています。
多忙な医師がスピーディーに医薬情報(病態・作用メカニズムなど)を習得できる『eディテーリング(R)』、抗がん剤の適正投与量や副作用の対処法を解説した『実践!化学療法』、その他医療ニュースや各種学会情報、動画インタビューなど、医師・医療従事者の効率的な情報収集を支援するサービスとなっています。
【株式会社ケアネット 会社概要】 http://www.carenet.co.jp
◇所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
◇設立 :1996年7月1日
◇代表者 :代表取締役社長 大野 元泰
◇公開市場:東証マザーズ(証券コード:2150)
◇事業内容:
<製薬企業向けの医薬営業支援サービス、マーケティング調査サービス>
・インターネットによる医薬情報提供システム『eディテーリング(R)』
・インターネットによる市場調査システム『eリサーチ(R)』
・がん治療・がん薬物療法にフォーカスした国内最大規模の実態調査『OncoJ(R)』
<医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス>
・臨床研修指定病院向けeラーニングシステム『レジデントJapan』
http://www.resident.jp/
・臨床医学情報専門サイト『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)
http://www.carenet.com (会員制・無料)
・開業医向け医療情報・動画サイト『医楽座』
http://irakuza.carenet.com/
・ケアネットTVの人気番組をDVD化した医学映像教材『ケアネットDVD』
スマートフォンとタブレット型端末の所有状況および利用実態を調査したもので、2010年11月に実施した同様の調査と比較して臨床の場で活用が進んでいる実態を示しました。以下結果を報告いたします。
【結果概要】
◆医師の約3割がスマートフォンを所有
2010年の調査結果と比較して6ポイント増となった。iPhone/Android端末の両方を所有する医師も全体の1%存在。
◆タブレット型端末所有者は昨年比8ポイント増の21%。医師の約2割が所有する結果に
◆一方で、スマートフォン/タブレット型端末共に「購入するつもりはない」とした医師も増加
「院内で通信が確保されていない」「老眼のため小さい文字が見えにくい」などのほか、「PCで事足りているため必要性を感じない」といった声も。
◆スマートフォンではiPhone派/Android派が拮抗
昨年以降、スマートフォンでのAndroid端末が数多く発売されたが医師の間でもiPhone48%、Android端末47%(その他、両端末所有者が5%)とほぼ二分する結果となった。
◆医療関連アプリの利用、医師・医療従事者とのコミュニケーションなど、臨床の場でも活用が進む
スマートフォン所有者の約4割が、医療関連の情報収集に利用。その他、「臨床に役立つアプリの利用」40%、「医師・医療従事者とのコミュニケーション」も昨年比3倍の15%と高い伸びを示す。
◆患者とのコミュニケーションなど、多岐にわたる活用スタイル
具体的な利用シーンを尋ねた自由回答では、情報収集・予定管理など一般的な用途のほか、「小児の気を引いたり、泣き止ませたりに使っている」「往診先、診療中に薬剤を調べる」「患部の写真撮影」など医師ならではの活用法が多く見られた。
◇医師からのコメント抜粋◇(一部割愛・編集しています)
・小児相手なので気を引いたり、泣き止ませたりに使っている。また、頭部のCTのサンプルで場所の説明をしている(小児科)
・症例報告、原著論文の検索。PowerPointでのプレゼンテーション(その他診療科)
・iPhoneで臨床写真を撮っている。わからない症例等を質問するのにもよいし、経過もわかるし便利(皮膚科)
・予定管理。文献検索、医療情報検索、書籍。タイマー、説明用イラスト管理などに使用している(外科)
・診断基準や方法に関するアプリがあったらいい(整形外科)
・記憶できない大量の医学情報や学会、テキストなどで学んだ内容などをクラウドサービスを利用して携帯端末(iPhone、iPad、ノートパソコン)に同期しておき、いつでも必要な情報を引き出せるようにしている(放射線科)
・基本はPCを活用しているが、出先や出張先などでスマートフォンを利用している。メールもすぐに確認でき、重いPCを持ち歩かなくてよいのが一番便利(リウマチ科)
・医療用語の検索や辞書機能を利用。学会出張時の経路の検索など(小児科)
・学会情報や、ちょっとした疾患の病態やガイドラインの確認、薬剤情報などに利用(呼吸器科)
・診察中にわからないことがあった場合ちょっと調べる。また、メモしておいて後で詳しく調べる(眼科)
・1台で仕事、私用、電話のほとんどすべてを賄える(麻酔科)
【調査概要】
調査タイトル:医師のスマートメディア利用状況に関する調査
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象 :医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員
有効回答数 :1,000サンプル
調査日時 :2011年10月12日(水)〜17日(月)
【設問詳細】
Q1.先生は現在スマートフォンまたはタブレット型端末を所有していますか。
1.所有している(長期貸与も含む)
2.いずれ購入したい
3.購入するつもりはない
※スマートフォンとは、「iPhone」のような携帯情報端末(PDA)と携帯電話が融合した携帯端末を指します。
※タブレット型端末とは、スマートフォンより大型のスクリーンをタッチして操作する、「iPad」のような携帯型コンピュータを指します。
※iOS/Android端末それぞれについて回答
Q2.(スマートフォン利用者)スマートフォンを、医療の用途においてどのようなことに利用していますか。
1.医学・医療に関する書籍・論文閲覧
2.医薬品・治療法に関する情報収集(書籍・論文以外)
3.医学・医療関連のニュース閲覧
4.臨床に役立つアプリの利用
5.患者とのコミュニケーション
6.医師・医療従事者とのコミュニケーション
7.医療をテーマにしたゲーム
8.その他( )
9.特に利用しているものはない
Q3.コメントをお願いします。
【『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)について】
10万人の医師会員を含む、15万人の医療従事者向け臨床医学情報専門サイトです(会員制、無料)。日々の診療に役立つ情報、“臨床力”の向上に役立つ医学・医療コンテンツを提供しています。
多忙な医師がスピーディーに医薬情報(病態・作用メカニズムなど)を習得できる『eディテーリング(R)』、抗がん剤の適正投与量や副作用の対処法を解説した『実践!化学療法』、その他医療ニュースや各種学会情報、動画インタビューなど、医師・医療従事者の効率的な情報収集を支援するサービスとなっています。
【株式会社ケアネット 会社概要】 http://www.carenet.co.jp
◇所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
◇設立 :1996年7月1日
◇代表者 :代表取締役社長 大野 元泰
◇公開市場:東証マザーズ(証券コード:2150)
◇事業内容:
<製薬企業向けの医薬営業支援サービス、マーケティング調査サービス>
・インターネットによる医薬情報提供システム『eディテーリング(R)』
・インターネットによる市場調査システム『eリサーチ(R)』
・がん治療・がん薬物療法にフォーカスした国内最大規模の実態調査『OncoJ(R)』
<医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス>
・臨床研修指定病院向けeラーニングシステム『レジデントJapan』
http://www.resident.jp/
・臨床医学情報専門サイト『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)
http://www.carenet.com (会員制・無料)
・開業医向け医療情報・動画サイト『医楽座』
http://irakuza.carenet.com/
・ケアネットTVの人気番組をDVD化した医学映像教材『ケアネットDVD』