ケアネット、全国約60の臨床研修指定病院の教育研修にて利用される研修医向けeラーニングサービス「レジデントJapan」を正式提供開始
[11/10/26]
提供元:@Press
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株式会社ケアネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野 元泰、証券コード:2150)は、このたび研修医向けのeラーニングサービス「レジデントJapan」(※)を開設し、全国の臨床研修指定病院へ向け、無償にて提供を開始致します。 ※レジデント:研修医
詳細URL: http://www.resident.jp/
「レジデントJapan」は、研修医・若手医師の早期戦力化に寄与することを目的とした、総合教育インターネット・メディアです。本格開設に約1年先立って、東京医科歯科大学附属病院、麻生飯塚病院、済生会福岡総合病院、虎の門病院など、臨床研修指定病院約60施設、2,000人以上の医師にご利用頂きました。
ケアネットではこのモニタリングの結果を踏まえて改良を加え、全国の臨床研修指定病院にご利用頂くべく、本日10月26日に正式OPENいたしました。
日本では毎年新たに約8,000人の研修医が誕生していますが、地方を中心とした医師不足や、高齢化などによる患者の増加が進む中で、指導医自身も現場での診療に忙殺されているのが現状です。
こうした背景から、ケアネットは一刻も早い研修医の現場自立に寄与すべく、インターネットを活用したVOD(ビデオ・オン・デマンド)方式を用いて、全国の臨床研修指定病院の研修医・若手医師が無料で映像コンテンツ等を視聴できる「レジデントJapan」を提供いたします。
「レジデントJapan」を導入した臨床研修指定病院の研修医・指導医は、ケアネットで制作した150タイトル以上の動画コンテンツおよびスライドコンテンツを無料にて視聴頂けます。スマートフォンおよびタブレット型端末でも視聴可能なため、多忙な研修医も効率的に学習が可能です。
番組内容は、厚生労働省の定める「臨床研修の到達目標」の約7割をカバーするものであり、東京大学医学教育国際協力センターの北村 聖先生ほか4名からなるプログラム審議委員会の先生方に監修頂きます。運営に際しては製薬企業を賛助企業とし、日常の診療に必須とされるエッセンシャルドラッグなどの動画コンテンツも併せて提供します。
なお今回のサービス開始に伴って、日本医学会会長の高久 史麿先生よりご推薦の言葉を頂いております。
ケアネットは「レジデントJapan」によって臨床に役立つ実践的なコンテンツを提供し、医学教育の効率化を通して、若手医師の早期戦力化に微力ながら貢献させて頂きたいと考えております。
【「レジデントJapan」プログラム審議委員会】
東京大学医学教育国際協力研究センター 北村 聖先生(委員長)他4名
■日本医学会会長 高久 史麿先生 「レジデントJapan」推薦の言葉
いま社会が医療に求めているのは、安心できる医療の提供と信頼できる医師の育成である。2004年度より施行された新医師臨床研修制度は、このような時代のニーズにあった、基本的な診療能力を修得し、医師の資質の涵養を目指した臨床医の教育プログラムを設定している。効率的な研修を進めるには、指導体制の整備が重要な課題であるが、わが国においては、医療供給体制が現実の需要に追いつかず、本来なら研修医の指導にあたるべき医師が、現場での診療に忙殺されているのが現状である。
私は、医学教育において、映像コンテンツの活用を支援すべく、13年前の1998年より、『CareNet TV メディカル・チャンネル』(衛星放送スカイパーフェクTV 772Ch.)が開局した際に、番組審議委員会の委員長を務めた。その後、制作されてきた、数千に上る映像コンテンツは、医師の育成に効果があることを実感していたが、TV放送という制約もあり、更に活用されるにはインターネット技術も上手に活用する必要があった。
この度、ケアネット社が、『レジデントJapan』をスタートすることになり、VOD(ビデオ・オン・デマンド)でこれまでに制作されて来た良質な教育コンテンツが場所と時間を選ばずに学習でき、参加型ネットワークで、病院・大学の枠を超えて学びの輪を拡大できることに、医学教育インフラの飛躍的な改善を予感している。
医師は実地経験の積み重ねによって、臨床能力を生涯に渡って鍛えていくものである。この『レジデントJapan』は、実地での研修を補完する機能を十分に備えており、諸先輩たちが培ってきた臨床技術や知識を、映像化された形式知として、次世代へ繋ぐことが期待される。
今後ますます深刻化する高齢化社会に向けて医療供給体制の強化が大きな国家課題になっており、この新たな教育システムが「研修医が一日も早く臨床現場で自立する」ことに貢献できることを切に願っている。
■高久 史麿先生 プロフィール
1954年 4月 東京大学医学部医学科卒業
1959年 6月 『赤血球内遊離プロトポルフィリン値』の論文に対し
医学博士授与
1972年 4月 自治医科大学内科教授
1982年 7月 東京大学医学部第三内科教授
1986年 5月 文部省高等教育局科学官(1990年3月迄)
1987年 4月 東京大学医学部長(1990年3月迄)
1987年 9月 東京大学医科学研究所教授(病態薬理)兼任(1990年3月迄)
1990年 4月 国立病院医療センター院長/東京大学第三内科教授/
自治医科大学副学長(非常勤)兼任
1993年10月 国立国際医療センター総長
1995年 5月 東京大学名誉教授
1996年 4月 自治医科大学学長
2004年 4月 日本医学会会長
■高久 史麿先生 実績
1969年 日本医師会医学研究助成費(旧奨励賞)受賞
1981年 日本医師会医学研究助成費(旧奨励賞)受賞
1971年 ベルツ賞第1位受賞
受賞論文「血色素合成の調節その病態生理学的意義」
1989年 日本医師会医学賞、武田医学賞受賞
1992年 上原賞、持田記念医学学術賞受賞
1994年 紫綬褒章、井上春成賞受賞
【株式会社ケアネット 会社概要】 http://www.carenet.co.jp
◇所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
◇設立 :1996年7月1日
◇代表者 :代表取締役社長 大野 元泰
◇公開市場:東証マザーズ(証券コード:2150)
◇事業内容:
<製薬企業向けの医薬営業支援サービス、マーケティング調査サービス>
・インターネットによる医薬情報提供システム 『eディテーリング(R)』
・インターネットによる市場調査システム『eリサーチ(TM)』
・がん治療・がん薬物療法にフォーカスした国内最大規模の実態調査『OncoJ(R)』
<医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス>
・臨床研修指定病院向けeラーニングシステム『レジデントJapan』
http://www.resident.jp/
・臨床医学情報専門サイト『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)
http://www.carenet.com (会員制・無料)
・開業医向け医薬情報・動画サイト『医楽座』
http://irakuza.carenet.com/
・医学映像教材『ケアネットDVD』
詳細URL: http://www.resident.jp/
「レジデントJapan」は、研修医・若手医師の早期戦力化に寄与することを目的とした、総合教育インターネット・メディアです。本格開設に約1年先立って、東京医科歯科大学附属病院、麻生飯塚病院、済生会福岡総合病院、虎の門病院など、臨床研修指定病院約60施設、2,000人以上の医師にご利用頂きました。
ケアネットではこのモニタリングの結果を踏まえて改良を加え、全国の臨床研修指定病院にご利用頂くべく、本日10月26日に正式OPENいたしました。
日本では毎年新たに約8,000人の研修医が誕生していますが、地方を中心とした医師不足や、高齢化などによる患者の増加が進む中で、指導医自身も現場での診療に忙殺されているのが現状です。
こうした背景から、ケアネットは一刻も早い研修医の現場自立に寄与すべく、インターネットを活用したVOD(ビデオ・オン・デマンド)方式を用いて、全国の臨床研修指定病院の研修医・若手医師が無料で映像コンテンツ等を視聴できる「レジデントJapan」を提供いたします。
「レジデントJapan」を導入した臨床研修指定病院の研修医・指導医は、ケアネットで制作した150タイトル以上の動画コンテンツおよびスライドコンテンツを無料にて視聴頂けます。スマートフォンおよびタブレット型端末でも視聴可能なため、多忙な研修医も効率的に学習が可能です。
番組内容は、厚生労働省の定める「臨床研修の到達目標」の約7割をカバーするものであり、東京大学医学教育国際協力センターの北村 聖先生ほか4名からなるプログラム審議委員会の先生方に監修頂きます。運営に際しては製薬企業を賛助企業とし、日常の診療に必須とされるエッセンシャルドラッグなどの動画コンテンツも併せて提供します。
なお今回のサービス開始に伴って、日本医学会会長の高久 史麿先生よりご推薦の言葉を頂いております。
ケアネットは「レジデントJapan」によって臨床に役立つ実践的なコンテンツを提供し、医学教育の効率化を通して、若手医師の早期戦力化に微力ながら貢献させて頂きたいと考えております。
【「レジデントJapan」プログラム審議委員会】
東京大学医学教育国際協力研究センター 北村 聖先生(委員長)他4名
■日本医学会会長 高久 史麿先生 「レジデントJapan」推薦の言葉
いま社会が医療に求めているのは、安心できる医療の提供と信頼できる医師の育成である。2004年度より施行された新医師臨床研修制度は、このような時代のニーズにあった、基本的な診療能力を修得し、医師の資質の涵養を目指した臨床医の教育プログラムを設定している。効率的な研修を進めるには、指導体制の整備が重要な課題であるが、わが国においては、医療供給体制が現実の需要に追いつかず、本来なら研修医の指導にあたるべき医師が、現場での診療に忙殺されているのが現状である。
私は、医学教育において、映像コンテンツの活用を支援すべく、13年前の1998年より、『CareNet TV メディカル・チャンネル』(衛星放送スカイパーフェクTV 772Ch.)が開局した際に、番組審議委員会の委員長を務めた。その後、制作されてきた、数千に上る映像コンテンツは、医師の育成に効果があることを実感していたが、TV放送という制約もあり、更に活用されるにはインターネット技術も上手に活用する必要があった。
この度、ケアネット社が、『レジデントJapan』をスタートすることになり、VOD(ビデオ・オン・デマンド)でこれまでに制作されて来た良質な教育コンテンツが場所と時間を選ばずに学習でき、参加型ネットワークで、病院・大学の枠を超えて学びの輪を拡大できることに、医学教育インフラの飛躍的な改善を予感している。
医師は実地経験の積み重ねによって、臨床能力を生涯に渡って鍛えていくものである。この『レジデントJapan』は、実地での研修を補完する機能を十分に備えており、諸先輩たちが培ってきた臨床技術や知識を、映像化された形式知として、次世代へ繋ぐことが期待される。
今後ますます深刻化する高齢化社会に向けて医療供給体制の強化が大きな国家課題になっており、この新たな教育システムが「研修医が一日も早く臨床現場で自立する」ことに貢献できることを切に願っている。
■高久 史麿先生 プロフィール
1954年 4月 東京大学医学部医学科卒業
1959年 6月 『赤血球内遊離プロトポルフィリン値』の論文に対し
医学博士授与
1972年 4月 自治医科大学内科教授
1982年 7月 東京大学医学部第三内科教授
1986年 5月 文部省高等教育局科学官(1990年3月迄)
1987年 4月 東京大学医学部長(1990年3月迄)
1987年 9月 東京大学医科学研究所教授(病態薬理)兼任(1990年3月迄)
1990年 4月 国立病院医療センター院長/東京大学第三内科教授/
自治医科大学副学長(非常勤)兼任
1993年10月 国立国際医療センター総長
1995年 5月 東京大学名誉教授
1996年 4月 自治医科大学学長
2004年 4月 日本医学会会長
■高久 史麿先生 実績
1969年 日本医師会医学研究助成費(旧奨励賞)受賞
1981年 日本医師会医学研究助成費(旧奨励賞)受賞
1971年 ベルツ賞第1位受賞
受賞論文「血色素合成の調節その病態生理学的意義」
1989年 日本医師会医学賞、武田医学賞受賞
1992年 上原賞、持田記念医学学術賞受賞
1994年 紫綬褒章、井上春成賞受賞
【株式会社ケアネット 会社概要】 http://www.carenet.co.jp
◇所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
◇設立 :1996年7月1日
◇代表者 :代表取締役社長 大野 元泰
◇公開市場:東証マザーズ(証券コード:2150)
◇事業内容:
<製薬企業向けの医薬営業支援サービス、マーケティング調査サービス>
・インターネットによる医薬情報提供システム 『eディテーリング(R)』
・インターネットによる市場調査システム『eリサーチ(TM)』
・がん治療・がん薬物療法にフォーカスした国内最大規模の実態調査『OncoJ(R)』
<医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス>
・臨床研修指定病院向けeラーニングシステム『レジデントJapan』
http://www.resident.jp/
・臨床医学情報専門サイト『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)
http://www.carenet.com (会員制・無料)
・開業医向け医薬情報・動画サイト『医楽座』
http://irakuza.carenet.com/
・医学映像教材『ケアネットDVD』