情報技術開発、AIによる工法判定システムを開発 基礎工事費用の見積り効率化・精度向上を実現
[20/11/30]
提供元:@Press
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情報技術開発株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:三好 一郎、以下 tdi)は、大東建託株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:小林 克満、以下 大東建託)と共同でAIを利用した低層建築用の基礎工法判定システムを開発いたしました。既存物件データに基づくAI判定により、地盤調査実施前のプラン提案段階における、高精度の工法判定と基礎工事費用の見積り効率化を実現します。
1.背景
建物の基礎設計は計画地の地盤調査結果に基づいて行われますが、プランの提案段階では地盤調査を実施できない場合が多く、想定で基礎工法を判定し、それをもとに見積りを行う必要があります。しかしその後実際に地盤調査を行ってみると、想定していた基礎工法では設計ができないことが判明し、見積り金額に増減が生じてしまうケースがありました。
そうした課題に対応するべく、大東建託の有する既存物件や土地環境のデータを学習基盤として開発された『AI基礎工法判定システム』は、統計に基づく判定により、プラン提案段階での見積り精度の向上、プロセス簡略化による工程のスピードアップを実現しました。
2.システムの概要
『AI基礎工法判定システム』は、大東建託の全国の支店で地盤調査結果をもとに設計された約16万件の既存物件データと、地質や土壌の情報を集積した自然環境条件図、標高などの複合要素から、計画地の地盤を予測し、適した基礎工法をAIで自動判定します。
tdiは、アンサンブル学習(※1)を用いた独自プロセスに基づいて工法の特徴を抽出、専用のAIモデルを構築し、基礎工法の判定精度を、実際の地盤調査後に設計された工法との一致率85%以上(※2)という実用レベルまで向上させることに成功しました。これにより、地盤調査が実施できない計画地においても、AIによる統計的な判断を行うことが可能となりました。
(※1)複数のAI学習モデルを融合させてひとつの学習モデルを生成する手法
(※2)開発時の検証による数値
今回の開発プロジェクトでは、PoV(価値検証)フェーズにて、AIモデル構築及び検証という一般的なPoC(概念検証)の対応に加えて、構築したAIモデルの活用で実現されるビジネス上の効果(価値)の面からも評価を行い、確実な成果を創出できることが確認されてからシステムの実装を行いました。tdiでは開発・実装からその後のシステム運用支援、AIモデルの再トレーニングやトレーニングデータのチューニングを含めた保守サービスまでを包括的に提供しております。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/237169/LL_img_237169_1.png
建築プラン提案の流れ(工法判定システム導入前/導入後)
<関連情報>
「基礎工法を自動判定する「AI基礎工法判定システム」を共同開発 より最適なプラン提示とスピーディな事業提案を実現」
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2020/ai_kisokoho_1130.html
※大東建託株式会社のWebサイトへ移動します
■会社概要 大東建託株式会社について
大東建託は今年で創業47年目を迎えました。
大東建託グループは、土地活用の専門会社として、賃貸事業の企画・立案から設計・施工、入居者募集、管理・運営、様々なリスク対応までお引き受けする「賃貸経営受託システム」をご用意し、オーナー様や入居者様を含む全てのお客さまに安心と満足を提供いたします。
商号 : 大東建託株式会社
代表者: 代表取締役社長 小林 克満
所在地: 東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー21〜24階
設立 : 1974年6月20日
資本金: 290億6,000万円
URL : https://www.kentaku.co.jp/
■会社概要 情報技術開発株式会社について
創業から53期を迎え、永年に亘り企業向けにコンサルティング・システム開発/保守・システム運用/管理などのサービスを提供している独立系システムインテグレーターです。
近年では当社の企業理念“情報技術で未来を創造”に則り、様々な業種業界の企業様のDX化推進の一助となるべく、AI・RPA・ローコード開発を中心に活動しております。
商号 : 情報技術開発株式会社(略称:tdi)
代表者: 代表取締役社長 三好 一郎
所在地: 東京都新宿区西新宿六丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー
創業 : 1968年9月
資本金: 13億5,100万円
URL : https://www.tdi.co.jp
1.背景
建物の基礎設計は計画地の地盤調査結果に基づいて行われますが、プランの提案段階では地盤調査を実施できない場合が多く、想定で基礎工法を判定し、それをもとに見積りを行う必要があります。しかしその後実際に地盤調査を行ってみると、想定していた基礎工法では設計ができないことが判明し、見積り金額に増減が生じてしまうケースがありました。
そうした課題に対応するべく、大東建託の有する既存物件や土地環境のデータを学習基盤として開発された『AI基礎工法判定システム』は、統計に基づく判定により、プラン提案段階での見積り精度の向上、プロセス簡略化による工程のスピードアップを実現しました。
2.システムの概要
『AI基礎工法判定システム』は、大東建託の全国の支店で地盤調査結果をもとに設計された約16万件の既存物件データと、地質や土壌の情報を集積した自然環境条件図、標高などの複合要素から、計画地の地盤を予測し、適した基礎工法をAIで自動判定します。
tdiは、アンサンブル学習(※1)を用いた独自プロセスに基づいて工法の特徴を抽出、専用のAIモデルを構築し、基礎工法の判定精度を、実際の地盤調査後に設計された工法との一致率85%以上(※2)という実用レベルまで向上させることに成功しました。これにより、地盤調査が実施できない計画地においても、AIによる統計的な判断を行うことが可能となりました。
(※1)複数のAI学習モデルを融合させてひとつの学習モデルを生成する手法
(※2)開発時の検証による数値
今回の開発プロジェクトでは、PoV(価値検証)フェーズにて、AIモデル構築及び検証という一般的なPoC(概念検証)の対応に加えて、構築したAIモデルの活用で実現されるビジネス上の効果(価値)の面からも評価を行い、確実な成果を創出できることが確認されてからシステムの実装を行いました。tdiでは開発・実装からその後のシステム運用支援、AIモデルの再トレーニングやトレーニングデータのチューニングを含めた保守サービスまでを包括的に提供しております。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/237169/LL_img_237169_1.png
建築プラン提案の流れ(工法判定システム導入前/導入後)
<関連情報>
「基礎工法を自動判定する「AI基礎工法判定システム」を共同開発 より最適なプラン提示とスピーディな事業提案を実現」
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2020/ai_kisokoho_1130.html
※大東建託株式会社のWebサイトへ移動します
■会社概要 大東建託株式会社について
大東建託は今年で創業47年目を迎えました。
大東建託グループは、土地活用の専門会社として、賃貸事業の企画・立案から設計・施工、入居者募集、管理・運営、様々なリスク対応までお引き受けする「賃貸経営受託システム」をご用意し、オーナー様や入居者様を含む全てのお客さまに安心と満足を提供いたします。
商号 : 大東建託株式会社
代表者: 代表取締役社長 小林 克満
所在地: 東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー21〜24階
設立 : 1974年6月20日
資本金: 290億6,000万円
URL : https://www.kentaku.co.jp/
■会社概要 情報技術開発株式会社について
創業から53期を迎え、永年に亘り企業向けにコンサルティング・システム開発/保守・システム運用/管理などのサービスを提供している独立系システムインテグレーターです。
近年では当社の企業理念“情報技術で未来を創造”に則り、様々な業種業界の企業様のDX化推進の一助となるべく、AI・RPA・ローコード開発を中心に活動しております。
商号 : 情報技術開発株式会社(略称:tdi)
代表者: 代表取締役社長 三好 一郎
所在地: 東京都新宿区西新宿六丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー
創業 : 1968年9月
資本金: 13億5,100万円
URL : https://www.tdi.co.jp