〜詳細決定〜通常営業の路線バスによる自動運転実証実験 -大型車両での実施は国内初-
[21/01/27]
提供元:@Press
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西武バス株式会社(所在地:埼玉県所沢市、取締役社長:渡邊 一洋、以下:西武バス)と国立大学法人群馬大学(所在地:群馬県前橋市、学長:平塚 浩士、以下:群馬大学)は、2020年2月に自動運転技術に関する共同研究契約を締結し、研究を進めてまいりました。そしてこの度、群馬大学より発足したベンチャー企業である日本モビリティ株式会社(所在地:群馬県前橋市、代表取締役社長:小峰 千紘、以下:日本モビリティ)の協力のもと、2021年2月より、遠隔監視システムを活用した自動運転大型バスによる実証実験を行います。
この実験では、西武バス路線である西武池袋線飯能駅南口と美杉台ニュータウン(飯能営業所管内)間で、国内初の試みとして、通常の営業運行をしている大型車両の路線バス(※1)と同じ運行形態で自動運転大型バスも運行いたします。
また、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:金杉 恭三、以下:あいおいニッセイ同和損保)は本実験に最適な保険の提供を行い、MS&ADインターリスク総研株式会社(所在地:東京都千代田区、取締役社長:中村 光身、以下:MS&ADインターリスク総研)は、総合的なリスクアセスメントや安全管理体制の構築支援を行うことで安全・安心な実証実験の実施をサポートいたします。
この度の実験を皮切りに、今後も段階的に実験を重ね、自動運転「レベル4(※2)」による営業運行を目指し、自動運転技術の社会実装の実現に貢献してまいります。
※1 路線バスとは一般乗合旅客事業において路線を定めて定期に運行するバスのことで、個別に運賃を支払い、同じ車両に複数の乗客が「乗り合わせる」日常の移動手段です。
※2 「※自動運転レベル」参照
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/244540/LL_img_244540_1.jpg
西武バス 自動運転バス(イメージ)
実証実験の詳細は以下のとおりです。
(1)自動運転実証実験の日程
実施日:2月23日(火・祝)/2月25日(木)/2月28日(日)
3月1日(月)/3月3日(水)/3月5日(金)/3月7日(日)
天候や道路状況、車両トラブル等により変更となる場合があります。
実施時刻:下表のとおり(午前2便/午後2便)
通常のバスより低速運行のため、所要時間が多くかかることが想定されます。
途中停留所からご乗車の方は、各停留所に掲載予定の時刻表をご確認ください。
(2)実施場所
飯能駅南口〜美杉台ニュータウン(現金運賃:180円 IC運賃:178円)片道約2.5km
(3)乗車方法
今回の自動運転実証実験で使用するバスは、安全面を考慮し、お客さまが必ず着席した状態での運行となります。このため乗車定員を設けており、混雑防止やお客さまがスムーズにご利用いただけるよう、各便の整理券(※)を発行いたします。なお、整理券はweb限定の受付となり、全便2月7日(日)正午より発行開始の予定です。近日中に、整理券の受取方法および乗車時の注意事項等について、西武バスホームページにてお知らせいたします。
・多くのお客さまにご乗車いただくため、お一人さまによる複数回の利用はご遠慮ください。
・バス車内ではマスクの着用と、大きな声での会話はお控えいただくなど、新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
※整理券をお持ちの方が優先でご乗車いただけます。整理券発行終了時で満席の場合、整理券をお持ちでない方はご乗車いただけません。あらかじめご了承ください。
※整理券は無料ですが、運賃は通常通り頂戴いたします。現金、ICカードでお支払いください。
(4)今回の実証実験のポイント
・通常のバスも運行している中で、自動運転バスも走行します。
・お客さまの有無にかかわらず、各停留所に停車いたします。途中停留所からご乗車をご希望の方は、各停留所の時刻表をご確認ください。
・「レベル2(※)」の実験となり、アクセル、ブレーキ、ハンドルを自動操作します。
・不測の事態に備え、乗務員が運転席に着席します。
・西武バス飯能営業所内に遠隔監視室を設置して運行中のバスを監視します。
※自動運転レベル(参照:官民ITS構想・ロードマップ2020)
<レベル0 手動>
概要 :運転者が全て実施。
オペレーター:運転者
<レベル1 運転支援>
概要 :システムが前後(走行・停止)、左右(ハンドル操作)のどちらかを実施。
オペレーター:運転者
<レベル2 部分自動化>
概要 :システムが前後(走行・停止)、左右(ハンドル操作)の両方を実施。
オペレーター:運転者
●以降、システムが全て対応
<レベル3 条件付運転自動化>
概要 :特定条件下でシステムが全て実施。
システムの対応が困難な場合は、運転者が対応。
オペレーター:システム(運転者対応の必要性)
<レベル4 高度運転自動化>
概要 :特定条件下でシステムが全て実施。
オペレーター:システム
<レベル5 完全運転自動化>
概要 :システムが全て実施。システム対応の継続が困難な場合でも、
運転者の対応は不要。
オペレーター:システム
(5)関係者の概要
●西武バス
西武バスは、前身の東浦自動車から数えて今年で創業89年、「安全は全ての業務に優先する」の安全方針のもと、 西武鉄道沿線を中心に一般乗合バスは東京都西部、埼玉県南部を、高速乗合バスは北信越、近畿方面を事業エリアとした、地域社会を支えるバス事業者です。2020年春には路線バスのカラーリングデザインを67年ぶりに一新し、「S-tory(エストリー)」の愛称の新カラーリングデザインのバスが誕生、2020年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。
西武バスウェブサイト URL: https://www.seibubus.co.jp/
●群馬大学
群馬大学は、次世代自動車産業振興に資する産学官金連携イノベーションの拠点形成を目指し、2016年12月に「研究・産学連携推進機構次世代モビリティ社会実装研究センター」を設置しました。これまで、関連分野の企業や自治体との連携・協力関係のもとに、地域社会に根付く自動運転による移動サービスの創出に向けた研究と社会実装を目指す活動を進めてきました。2020年7月には、研究成果を活用する大学発ベンチャーとなる日本モビリティ株式会社を創出し、無人移動サービスの実用化に向けた機能を移転するとともに、技術的にも社会的にも自動運転による無人移動サービスに対応する真の社会実装を目指し、さらなる学術的な探求を進めます。
群馬大学ウェブサイト URL: https://www.gunma-u.ac.jp/
●日本モビリティ
日本モビリティは、自動運転の社会実装を目指した研究開発・実証実験を実施してきた群馬大学の小木津准教授の持つ経験やノウハウを用い設立した大学発ベンチャー企業です。小木津准教授が長年蓄積してきた経験やノウハウをもとに、業界初の「無人移動サービス導入パッケージ」を構築し、自動運転の社会実装及び無人移動サービスの導入を支援します。無人移動サービス導入パッケージを全国に展開しつつ、提供する無人移動サービス導入パッケージの高度化、充実化を研究開発や他社との業務提携により実現し、無人移動サービスをより広く導入できる環境を整備し、自動運転技術を活用した安全・安心・快適な街づくりへ貢献することを目指します。
日本モビリティウェブサイト URL: https://www.nichimobi.com/
●あいおいニッセイ同和損保
あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス自動車保険のパイオニアとして、運転挙動のデータや事故時の映像データ等を活用した安全運転の促進に取り組んでいます。自動運転領域の取り組みとして、2016年12月から群馬大学と自動運転に係る共同研究を行っており、2020年7月には日本モビリティと資本業務提携を締結いたしました。テレマティクス自動車保険で培ったノウハウを自動運転に活かすことで、安全・安心なモビリティ社会の実現に貢献することを目指しています。
あいおいニッセイ同和損保ウェブサイト URL: https://www.aioinissaydowa.co.jp/
●MS&ADインターリスク総研
MS&ADインターリスク総研は、MS&ADインシュアランスグループにおいて、リスク関連サービス事業の中核を担っています。2015年12月には業界初の「自動走行実証実験総合補償プラン」におけるリスクアセスメントおよび安全管理体制構築支援サービスをリリースし、多くのお客さまに提供すると同時に、自動運転の社会受容性に関する調査研究を実施してきました。当社は今後もサービスの提供や調査研究を通じて、安心・安全で快適なモビリティ社会の実現に貢献していきます。
MS&ADインターリスク総研ウェブサイト URL: https://www.irric.co.jp/index.php
(6)その他
・関係リリース
2020年3月5日 西武バスと群馬大学 自動運転技術の社会実装にむけた共同研究契約を締結
https://www.seibubus.co.jp/news/uploads/20200305oshirase.pdf
2020年7月29日 あいおいニッセイ同和損保と日本モビリティ
自動運転による無人移動サービスの普及に向けた共創取組を開始
https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2020/news_2020072800713.pdf
2021年1月5日 〜大型車両での実施は国内初〜 路線バスにて自動運転実証実験を行います
https://seibubus-zzyd.movabletype.biz/news/uploads/a8997191690778afae40bb3e88dc1771180d6c98.pdf
この実験では、西武バス路線である西武池袋線飯能駅南口と美杉台ニュータウン(飯能営業所管内)間で、国内初の試みとして、通常の営業運行をしている大型車両の路線バス(※1)と同じ運行形態で自動運転大型バスも運行いたします。
また、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:金杉 恭三、以下:あいおいニッセイ同和損保)は本実験に最適な保険の提供を行い、MS&ADインターリスク総研株式会社(所在地:東京都千代田区、取締役社長:中村 光身、以下:MS&ADインターリスク総研)は、総合的なリスクアセスメントや安全管理体制の構築支援を行うことで安全・安心な実証実験の実施をサポートいたします。
この度の実験を皮切りに、今後も段階的に実験を重ね、自動運転「レベル4(※2)」による営業運行を目指し、自動運転技術の社会実装の実現に貢献してまいります。
※1 路線バスとは一般乗合旅客事業において路線を定めて定期に運行するバスのことで、個別に運賃を支払い、同じ車両に複数の乗客が「乗り合わせる」日常の移動手段です。
※2 「※自動運転レベル」参照
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/244540/LL_img_244540_1.jpg
西武バス 自動運転バス(イメージ)
実証実験の詳細は以下のとおりです。
(1)自動運転実証実験の日程
実施日:2月23日(火・祝)/2月25日(木)/2月28日(日)
3月1日(月)/3月3日(水)/3月5日(金)/3月7日(日)
天候や道路状況、車両トラブル等により変更となる場合があります。
実施時刻:下表のとおり(午前2便/午後2便)
通常のバスより低速運行のため、所要時間が多くかかることが想定されます。
途中停留所からご乗車の方は、各停留所に掲載予定の時刻表をご確認ください。
(2)実施場所
飯能駅南口〜美杉台ニュータウン(現金運賃:180円 IC運賃:178円)片道約2.5km
(3)乗車方法
今回の自動運転実証実験で使用するバスは、安全面を考慮し、お客さまが必ず着席した状態での運行となります。このため乗車定員を設けており、混雑防止やお客さまがスムーズにご利用いただけるよう、各便の整理券(※)を発行いたします。なお、整理券はweb限定の受付となり、全便2月7日(日)正午より発行開始の予定です。近日中に、整理券の受取方法および乗車時の注意事項等について、西武バスホームページにてお知らせいたします。
・多くのお客さまにご乗車いただくため、お一人さまによる複数回の利用はご遠慮ください。
・バス車内ではマスクの着用と、大きな声での会話はお控えいただくなど、新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
※整理券をお持ちの方が優先でご乗車いただけます。整理券発行終了時で満席の場合、整理券をお持ちでない方はご乗車いただけません。あらかじめご了承ください。
※整理券は無料ですが、運賃は通常通り頂戴いたします。現金、ICカードでお支払いください。
(4)今回の実証実験のポイント
・通常のバスも運行している中で、自動運転バスも走行します。
・お客さまの有無にかかわらず、各停留所に停車いたします。途中停留所からご乗車をご希望の方は、各停留所の時刻表をご確認ください。
・「レベル2(※)」の実験となり、アクセル、ブレーキ、ハンドルを自動操作します。
・不測の事態に備え、乗務員が運転席に着席します。
・西武バス飯能営業所内に遠隔監視室を設置して運行中のバスを監視します。
※自動運転レベル(参照:官民ITS構想・ロードマップ2020)
<レベル0 手動>
概要 :運転者が全て実施。
オペレーター:運転者
<レベル1 運転支援>
概要 :システムが前後(走行・停止)、左右(ハンドル操作)のどちらかを実施。
オペレーター:運転者
<レベル2 部分自動化>
概要 :システムが前後(走行・停止)、左右(ハンドル操作)の両方を実施。
オペレーター:運転者
●以降、システムが全て対応
<レベル3 条件付運転自動化>
概要 :特定条件下でシステムが全て実施。
システムの対応が困難な場合は、運転者が対応。
オペレーター:システム(運転者対応の必要性)
<レベル4 高度運転自動化>
概要 :特定条件下でシステムが全て実施。
オペレーター:システム
<レベル5 完全運転自動化>
概要 :システムが全て実施。システム対応の継続が困難な場合でも、
運転者の対応は不要。
オペレーター:システム
(5)関係者の概要
●西武バス
西武バスは、前身の東浦自動車から数えて今年で創業89年、「安全は全ての業務に優先する」の安全方針のもと、 西武鉄道沿線を中心に一般乗合バスは東京都西部、埼玉県南部を、高速乗合バスは北信越、近畿方面を事業エリアとした、地域社会を支えるバス事業者です。2020年春には路線バスのカラーリングデザインを67年ぶりに一新し、「S-tory(エストリー)」の愛称の新カラーリングデザインのバスが誕生、2020年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。
西武バスウェブサイト URL: https://www.seibubus.co.jp/
●群馬大学
群馬大学は、次世代自動車産業振興に資する産学官金連携イノベーションの拠点形成を目指し、2016年12月に「研究・産学連携推進機構次世代モビリティ社会実装研究センター」を設置しました。これまで、関連分野の企業や自治体との連携・協力関係のもとに、地域社会に根付く自動運転による移動サービスの創出に向けた研究と社会実装を目指す活動を進めてきました。2020年7月には、研究成果を活用する大学発ベンチャーとなる日本モビリティ株式会社を創出し、無人移動サービスの実用化に向けた機能を移転するとともに、技術的にも社会的にも自動運転による無人移動サービスに対応する真の社会実装を目指し、さらなる学術的な探求を進めます。
群馬大学ウェブサイト URL: https://www.gunma-u.ac.jp/
●日本モビリティ
日本モビリティは、自動運転の社会実装を目指した研究開発・実証実験を実施してきた群馬大学の小木津准教授の持つ経験やノウハウを用い設立した大学発ベンチャー企業です。小木津准教授が長年蓄積してきた経験やノウハウをもとに、業界初の「無人移動サービス導入パッケージ」を構築し、自動運転の社会実装及び無人移動サービスの導入を支援します。無人移動サービス導入パッケージを全国に展開しつつ、提供する無人移動サービス導入パッケージの高度化、充実化を研究開発や他社との業務提携により実現し、無人移動サービスをより広く導入できる環境を整備し、自動運転技術を活用した安全・安心・快適な街づくりへ貢献することを目指します。
日本モビリティウェブサイト URL: https://www.nichimobi.com/
●あいおいニッセイ同和損保
あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス自動車保険のパイオニアとして、運転挙動のデータや事故時の映像データ等を活用した安全運転の促進に取り組んでいます。自動運転領域の取り組みとして、2016年12月から群馬大学と自動運転に係る共同研究を行っており、2020年7月には日本モビリティと資本業務提携を締結いたしました。テレマティクス自動車保険で培ったノウハウを自動運転に活かすことで、安全・安心なモビリティ社会の実現に貢献することを目指しています。
あいおいニッセイ同和損保ウェブサイト URL: https://www.aioinissaydowa.co.jp/
●MS&ADインターリスク総研
MS&ADインターリスク総研は、MS&ADインシュアランスグループにおいて、リスク関連サービス事業の中核を担っています。2015年12月には業界初の「自動走行実証実験総合補償プラン」におけるリスクアセスメントおよび安全管理体制構築支援サービスをリリースし、多くのお客さまに提供すると同時に、自動運転の社会受容性に関する調査研究を実施してきました。当社は今後もサービスの提供や調査研究を通じて、安心・安全で快適なモビリティ社会の実現に貢献していきます。
MS&ADインターリスク総研ウェブサイト URL: https://www.irric.co.jp/index.php
(6)その他
・関係リリース
2020年3月5日 西武バスと群馬大学 自動運転技術の社会実装にむけた共同研究契約を締結
https://www.seibubus.co.jp/news/uploads/20200305oshirase.pdf
2020年7月29日 あいおいニッセイ同和損保と日本モビリティ
自動運転による無人移動サービスの普及に向けた共創取組を開始
https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2020/news_2020072800713.pdf
2021年1月5日 〜大型車両での実施は国内初〜 路線バスにて自動運転実証実験を行います
https://seibubus-zzyd.movabletype.biz/news/uploads/a8997191690778afae40bb3e88dc1771180d6c98.pdf