2011年第3四半期 1都3県賃貸住宅市況図、震災後の賃貸住宅市場の変化(高層マンションその2)および1都3県2011年10月期賃貸住宅指標を発表〜賃貸住宅市場レポート 首都圏版2011年12月〜
[11/12/26]
提供元:@Press
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不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:立野 良太郎)は、「2011年第3四半期 1都3県賃貸住宅市況図」と「震災後の賃貸住宅市場の変化(高層マンションその2)」を発表しました。
また併せて2011年10月期1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)を発表しました。
これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2011年12月」
http://www.atpress.ne.jp/releases/24647/1_5.pdf
(1) 2011年第3四半期 1都3県賃貸住宅市況図
2011年第3四半期の1都3県の賃貸住宅市況は、前期に比較して横浜市が「やや悪い」→「やや良い」、と好転しましたが、千葉市が「やや良い」→「やや悪い」に悪化しています。引き続き、東京市部、埼玉県では市況の悪い状態が続いています。
東京23区では、市況の良い地域が中心部に集積しており、その外側、山手線周辺の区に市況がやや良い地域が位置しています。また品川区が「悪い」→「やや悪い」に好転しましました。
トレンドについては、東京市部が横ばいとなったほか、東京23区においても下落傾向の区が減り、横ばいや上昇の区が増加しており、震災の影響が落ち着いてきた様子が見られます。
(2) 震災後の賃貸住宅市場の変化(高層マンションその2)
東日本大震災の発生した2011年3月に、16階以上に所在する賃貸住宅の募集割合が急上昇しました。
高層階の割合は6月にかけて徐々に減少しましたが、その後9月末まで震災前よりも高層階の割合が高い状態で推移しています。
震災前2年間と震災後2011年3月〜9月までの平均募集割合を比較すると、震災後に現れた湾岸部の高層階を敬遠するトレンドが未だ継続していることがわかります。
また、築年割合から、震災後に築5年以下の新しい物件を好み、築20年以上の古い物件を敬遠するトレンドが現れたこともわかりました。
これらのトレンドが分譲マンションの売買にすぐ影響するかどうかは、今後の状況を見守る必要があります。しかしながら、消費者のマインドとしては考慮する必要があると思われます。
(3)2011年10月期1都3県賃貸住宅指標
全体的に空室率TVI、募集期間が改善傾向にあります。
<東京都全域>
空室率TVI(ポイント):12.21
募集期間(ヶ月) : 3.09
更新確率(%) :42.93
中途解約確率(%) :40.10
<東京都23区>
空室率TVI(ポイント):11.99
募集期間(ヶ月) : 3.10
更新確率(%) :42.42
中途解約確率(%) :40.53
<東京都市部>
空室率TVI(ポイント):15.51
募集期間(ヶ月) : 3.03
更新確率(%) :45.77
中途解約確率(%) :37.73
<神奈川県>
空室率TVI(ポイント):12.77
募集期間(ヶ月) : 3.46
更新確率(%) :41.86
中途解約確率(%) :41.61
<埼玉県>
空室率TVI(ポイント):15.62
募集期間(ヶ月) : 3.47
更新確率(%) :43.21
中途解約確率(%) :40.84
<千葉県>
空室率TVI(ポイント):13.37
募集期間(ヶ月) : 3.69
更新確率(%) :46.42
中途解約確率(%) :38.47
※これらの指標は、アットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて分析されています。
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2011年12月」
http://www.atpress.ne.jp/releases/24647/1_5.pdf
■株式会社タスについて
インターネットによる不動産評価、及び不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀2-25-9
トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/
また併せて2011年10月期1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)を発表しました。
これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2011年12月」
http://www.atpress.ne.jp/releases/24647/1_5.pdf
(1) 2011年第3四半期 1都3県賃貸住宅市況図
2011年第3四半期の1都3県の賃貸住宅市況は、前期に比較して横浜市が「やや悪い」→「やや良い」、と好転しましたが、千葉市が「やや良い」→「やや悪い」に悪化しています。引き続き、東京市部、埼玉県では市況の悪い状態が続いています。
東京23区では、市況の良い地域が中心部に集積しており、その外側、山手線周辺の区に市況がやや良い地域が位置しています。また品川区が「悪い」→「やや悪い」に好転しましました。
トレンドについては、東京市部が横ばいとなったほか、東京23区においても下落傾向の区が減り、横ばいや上昇の区が増加しており、震災の影響が落ち着いてきた様子が見られます。
(2) 震災後の賃貸住宅市場の変化(高層マンションその2)
東日本大震災の発生した2011年3月に、16階以上に所在する賃貸住宅の募集割合が急上昇しました。
高層階の割合は6月にかけて徐々に減少しましたが、その後9月末まで震災前よりも高層階の割合が高い状態で推移しています。
震災前2年間と震災後2011年3月〜9月までの平均募集割合を比較すると、震災後に現れた湾岸部の高層階を敬遠するトレンドが未だ継続していることがわかります。
また、築年割合から、震災後に築5年以下の新しい物件を好み、築20年以上の古い物件を敬遠するトレンドが現れたこともわかりました。
これらのトレンドが分譲マンションの売買にすぐ影響するかどうかは、今後の状況を見守る必要があります。しかしながら、消費者のマインドとしては考慮する必要があると思われます。
(3)2011年10月期1都3県賃貸住宅指標
全体的に空室率TVI、募集期間が改善傾向にあります。
<東京都全域>
空室率TVI(ポイント):12.21
募集期間(ヶ月) : 3.09
更新確率(%) :42.93
中途解約確率(%) :40.10
<東京都23区>
空室率TVI(ポイント):11.99
募集期間(ヶ月) : 3.10
更新確率(%) :42.42
中途解約確率(%) :40.53
<東京都市部>
空室率TVI(ポイント):15.51
募集期間(ヶ月) : 3.03
更新確率(%) :45.77
中途解約確率(%) :37.73
<神奈川県>
空室率TVI(ポイント):12.77
募集期間(ヶ月) : 3.46
更新確率(%) :41.86
中途解約確率(%) :41.61
<埼玉県>
空室率TVI(ポイント):15.62
募集期間(ヶ月) : 3.47
更新確率(%) :43.21
中途解約確率(%) :40.84
<千葉県>
空室率TVI(ポイント):13.37
募集期間(ヶ月) : 3.69
更新確率(%) :46.42
中途解約確率(%) :38.47
※これらの指標は、アットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて分析されています。
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2011年12月」
http://www.atpress.ne.jp/releases/24647/1_5.pdf
■株式会社タスについて
インターネットによる不動産評価、及び不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀2-25-9
トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/