2020年冬。「新型コロナウイルス」に対する衛生意識調査 新型コロナウイルス感染症の流行前と比較し、衛生意識が向上 家の中の掃除・消毒場所の盲点は「玄関や部屋のドアノブ」
[21/03/12]
提供元:@Press
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ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川正純)は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う衛生に関する意識調査を実施しました。
その結果、新型コロナウイルス感染症の流行で、6割以上の方に衛生意識の向上が見られました。また、ウイルスが気になる場所として「玄関や部屋のドアノブ」があげられましたが、実際に掃除・消毒をしていない、もしくは感染症流行前に比べて掃除・消毒頻度が減少した人の割合が高く、皆が触る場所であるとわかっているものの、掃除・消毒が十分できていないことが示唆されました。また、新型コロナウイルスに関する衛生情報については、「どれが正しい情報かわからない」という不満もあげられました。
<調査概要>
・調査期間:2020年12月11日(金)〜14日(月)
・調査方法:定量調査(WEBアンケート)
・調査対象:全国の15〜69代男女 9153名
<トピックス>
◆新型コロナウイルス感染症の流行で、6割以上の方に衛生意識の向上が見られました。
◆家の中でウイルスが気になる場所やモノの1位は「玄関のドアノブ」、2位は「部屋のドアノブ」でした。しかし、皆が触る場所であるとわかっているものの、掃除・消毒が十分にできていないことが示唆されました。
◆新型コロナウイルスに関する衛生情報は、「テレビ」や「インターネット検索」を中心に多岐にわたる情報源から入手していましたが、どれが正しい情報かわからない」という不満の声もありました。
<調査結果>
本調査は、2020年12月11日(金)〜14日(月)に実施し、新型コロナウイルス感染症流行前(2020年1月以前)との衛生意識の変化、家の中でウイルスが気になる場所やモノ、家の中の掃除・消毒頻度、新型コロナウイルス感染症に関する衛生情報の入手先などについて調査しました。
【1】新型コロナウイルス感染症の流行で、衛生意識が高くなった人は6割以上!
新型コロナウイルス感染症流行前(2020年1月以前)と2020年12月の衛生意識の変化について尋ねたところ、衛生意識が高くなったと回答した人は66.4%でした。新型コロナウイルス感染症の流行により、人々の衛生意識が高くなったことが伺えました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/LL_img_250889_1.png
新型コロナウイルス感染症前と現在の衛生意識の高さ
図1. 新型コロナウイルス感染症の流行前と現在の衛生意識の高さ(SA、n=9153)
【2】家の中でウイルスが気になる場所やモノの1位は「玄関のドアノブ」、2位は「部屋のドアノブ」。しかし、実際は掃除・消毒ができていない!
新型コロナウイルス感染症の流行前(2020年1月)に比べ、衛生意識が高くなった人、もしくは衛生意識が高いと答えた15歳〜69歳の男女600名を対象に、「新型コロナウイルス感染症が流行している中、家の中でウイルスが気になる場所やモノ」について尋ねました。その結果、「玄関のドアノブ」が45.2%で最も多く、次いで「部屋のドアノブ」が31.3%となりました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/img_250889_2.png
図2. 家の中でウイルスが気になる場所やモノ(MA、n=600)
次に家の中の場所やモノについて、掃除・消毒の頻度変化について尋ねたところ、「食事をするテーブル」や「トイレの便座」、「トイレの床」等は、流行前と比べて、掃除・消毒の頻度が増加した人の割合が多くなっています。一方、ウイルスが気になる場所やモノの上位であった「玄関や部屋のドアノブ」は、掃除・消毒をしていない、もしくは掃除・消毒の頻度が減少した人の割合が多い結果となりました。「ドアノブ」は、皆が触るものとわかっているものの、実際には、掃除・消毒を実施していないことが示唆され、感染対策の盲点となっていることがわかりました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/img_250889_3.png
図3. 新型コロナウイルス感染症前と比較した掃除・消毒頻度の変化(SA、n=600)
また、自宅での生活や家事の衛生面での困り事や悩みについて自由回答で尋ねたところ、以下のように目に見えないウイルスへの恐怖、ウイルス対策への疑問や不満が挙げられました。
<自宅での生活や家事の衛生面での困り事や悩みについて自由回答(一部抜粋)>
◆どこまで消毒やウイルス除去等をしないといけないのかわからない
◆どこを重点的に掃除したらいいかわからない
◆ウイルスは目に見えないから、どこについているかわからず怖い
◆帰宅時のウイルスの持ち込みが怖い
「玄関のドアノブ」や「部屋のドアノブ」は、皆が触る場所で汚れや菌、ウイルスが付着しやすい場所ですが、今回の調査結果から、掃除・消毒が十分にできていないことがわかりました。掃除をする時、最初に「玄関のドアノブ」や「部屋のドアノブ」を掃除するなど、意識的に掃除することを心がけましょう。また、接触感染は、ウイルスが付着した手から、口や鼻、目などの粘膜に付くことによって起こります。共用の場所を触った時には、手洗いや手指消毒を行うようにしましょう。
【3】新型コロナウイルスに関する衛生情報は、「テレビ」や「インターネット検索」により入手。「どれが正しい情報かわからない」という不満も。
新型コロナウイルス感染症に関する情報は、ほぼ毎日接している方も多いと思います。また、目に見えないウイルスに対してどのように対策したらよいのか等、調べる方も多いのではないでしょうか。
そこで新型コロナウイルスに関する衛生情報について、どのような手段で入手し、内容やツールについてどのように感じているのか尋ねました。その結果、生活者は、テレビやインターネット検索を中心に、新聞等のメディアやTwitterやLINEといったSNSなど多岐にわたる情報源から情報を入手していることがわかりました。しかし、その情報については、「どれが正しい情報かわからない」、「見るものによって違うことを言っている」等、多くの情報の中で真偽の判断が難しく、困惑していることが推測されました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/img_250889_4.png
図4.新型コロナウイルスに関する衛生情報の入手先(MA、n=9153)
https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/img_250889_5.png
図5.新型コロナウイルス等の衛生情報についての不満(MA、n=9153)
ライオンでは、科学的な研究や社外の研究機関が公表しているデータ等を参考にして生活情報を作成しています。ライオンの生活情報メディアLideaでは、家庭や外出先での正しい衛生対策の情報や、おうち時間が長くなった今だからこそ、できる家事の楽しみ方などの情報をご紹介しています。「新しい生活」の参考としてお役立て下さい。
当社は、これからも衛生に関する情報を発信し生活者をサポートして、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」をめざしてまいります。
その結果、新型コロナウイルス感染症の流行で、6割以上の方に衛生意識の向上が見られました。また、ウイルスが気になる場所として「玄関や部屋のドアノブ」があげられましたが、実際に掃除・消毒をしていない、もしくは感染症流行前に比べて掃除・消毒頻度が減少した人の割合が高く、皆が触る場所であるとわかっているものの、掃除・消毒が十分できていないことが示唆されました。また、新型コロナウイルスに関する衛生情報については、「どれが正しい情報かわからない」という不満もあげられました。
<調査概要>
・調査期間:2020年12月11日(金)〜14日(月)
・調査方法:定量調査(WEBアンケート)
・調査対象:全国の15〜69代男女 9153名
<トピックス>
◆新型コロナウイルス感染症の流行で、6割以上の方に衛生意識の向上が見られました。
◆家の中でウイルスが気になる場所やモノの1位は「玄関のドアノブ」、2位は「部屋のドアノブ」でした。しかし、皆が触る場所であるとわかっているものの、掃除・消毒が十分にできていないことが示唆されました。
◆新型コロナウイルスに関する衛生情報は、「テレビ」や「インターネット検索」を中心に多岐にわたる情報源から入手していましたが、どれが正しい情報かわからない」という不満の声もありました。
<調査結果>
本調査は、2020年12月11日(金)〜14日(月)に実施し、新型コロナウイルス感染症流行前(2020年1月以前)との衛生意識の変化、家の中でウイルスが気になる場所やモノ、家の中の掃除・消毒頻度、新型コロナウイルス感染症に関する衛生情報の入手先などについて調査しました。
【1】新型コロナウイルス感染症の流行で、衛生意識が高くなった人は6割以上!
新型コロナウイルス感染症流行前(2020年1月以前)と2020年12月の衛生意識の変化について尋ねたところ、衛生意識が高くなったと回答した人は66.4%でした。新型コロナウイルス感染症の流行により、人々の衛生意識が高くなったことが伺えました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/LL_img_250889_1.png
新型コロナウイルス感染症前と現在の衛生意識の高さ
図1. 新型コロナウイルス感染症の流行前と現在の衛生意識の高さ(SA、n=9153)
【2】家の中でウイルスが気になる場所やモノの1位は「玄関のドアノブ」、2位は「部屋のドアノブ」。しかし、実際は掃除・消毒ができていない!
新型コロナウイルス感染症の流行前(2020年1月)に比べ、衛生意識が高くなった人、もしくは衛生意識が高いと答えた15歳〜69歳の男女600名を対象に、「新型コロナウイルス感染症が流行している中、家の中でウイルスが気になる場所やモノ」について尋ねました。その結果、「玄関のドアノブ」が45.2%で最も多く、次いで「部屋のドアノブ」が31.3%となりました。
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図2. 家の中でウイルスが気になる場所やモノ(MA、n=600)
次に家の中の場所やモノについて、掃除・消毒の頻度変化について尋ねたところ、「食事をするテーブル」や「トイレの便座」、「トイレの床」等は、流行前と比べて、掃除・消毒の頻度が増加した人の割合が多くなっています。一方、ウイルスが気になる場所やモノの上位であった「玄関や部屋のドアノブ」は、掃除・消毒をしていない、もしくは掃除・消毒の頻度が減少した人の割合が多い結果となりました。「ドアノブ」は、皆が触るものとわかっているものの、実際には、掃除・消毒を実施していないことが示唆され、感染対策の盲点となっていることがわかりました。
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図3. 新型コロナウイルス感染症前と比較した掃除・消毒頻度の変化(SA、n=600)
また、自宅での生活や家事の衛生面での困り事や悩みについて自由回答で尋ねたところ、以下のように目に見えないウイルスへの恐怖、ウイルス対策への疑問や不満が挙げられました。
<自宅での生活や家事の衛生面での困り事や悩みについて自由回答(一部抜粋)>
◆どこまで消毒やウイルス除去等をしないといけないのかわからない
◆どこを重点的に掃除したらいいかわからない
◆ウイルスは目に見えないから、どこについているかわからず怖い
◆帰宅時のウイルスの持ち込みが怖い
「玄関のドアノブ」や「部屋のドアノブ」は、皆が触る場所で汚れや菌、ウイルスが付着しやすい場所ですが、今回の調査結果から、掃除・消毒が十分にできていないことがわかりました。掃除をする時、最初に「玄関のドアノブ」や「部屋のドアノブ」を掃除するなど、意識的に掃除することを心がけましょう。また、接触感染は、ウイルスが付着した手から、口や鼻、目などの粘膜に付くことによって起こります。共用の場所を触った時には、手洗いや手指消毒を行うようにしましょう。
【3】新型コロナウイルスに関する衛生情報は、「テレビ」や「インターネット検索」により入手。「どれが正しい情報かわからない」という不満も。
新型コロナウイルス感染症に関する情報は、ほぼ毎日接している方も多いと思います。また、目に見えないウイルスに対してどのように対策したらよいのか等、調べる方も多いのではないでしょうか。
そこで新型コロナウイルスに関する衛生情報について、どのような手段で入手し、内容やツールについてどのように感じているのか尋ねました。その結果、生活者は、テレビやインターネット検索を中心に、新聞等のメディアやTwitterやLINEといったSNSなど多岐にわたる情報源から情報を入手していることがわかりました。しかし、その情報については、「どれが正しい情報かわからない」、「見るものによって違うことを言っている」等、多くの情報の中で真偽の判断が難しく、困惑していることが推測されました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/img_250889_4.png
図4.新型コロナウイルスに関する衛生情報の入手先(MA、n=9153)
https://www.atpress.ne.jp/releases/250889/img_250889_5.png
図5.新型コロナウイルス等の衛生情報についての不満(MA、n=9153)
ライオンでは、科学的な研究や社外の研究機関が公表しているデータ等を参考にして生活情報を作成しています。ライオンの生活情報メディアLideaでは、家庭や外出先での正しい衛生対策の情報や、おうち時間が長くなった今だからこそ、できる家事の楽しみ方などの情報をご紹介しています。「新しい生活」の参考としてお役立て下さい。
当社は、これからも衛生に関する情報を発信し生活者をサポートして、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」をめざしてまいります。