BCP対策・DRニーズ向け、データセンター事業者4社との戦略的ビジネスアライアンスについて
[12/02/21]
提供元:@Press
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株式会社TOKAIコミュニケーションズ(代表取締役社長:鴇田勝彦、以下当社)は、国内データセンター事業者の、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:奥田陽一、本社:東京都千代田区)、株式会社オージス総研(代表取締役社長:平山 輝、本社:大阪市西区)、北海道総合通信網株式会社(取締役社長:宮本 英一、本社:札幌市中央区)、株式会社両備システムズ(代表取締役社長:小嶋 光信、本社:岡山市南区)と、遠隔データ保管サービスや広域DRサービス等を実現するための戦略的ビジネスアライアンスについて合意いたしました。
今回の戦略的ビジネスアライアンスに至った経緯および主な検討事項、協業により期待される効果について、下記の通りお知らせいたします。
1.戦略的ビジネスアライアンスの合意に至った背景
東日本大震災を契機に、企業及びコンテンツ事業者等のBCP・DRへの関心が高まっています。
当社は、こうしたニーズに応えるため、昨年10月17日にプレスリリースしました通り、株式会社両備システムズと戦略的事業提携を結び、従前の静岡県の2つのデータセンターに加え、第3のデータセンターを岡山市に構築し、システムやデータの情報資産保全の二重化を図ってまいります。
さらに、万一の災害時にもより確実に安全性を確保すべく、静岡・岡山の二県だけでなく、広く国内でデータセンター事業を営む事業者と連携したサービスを提供することが必要であると考え、検討を行ってまいりました。
一方で今回提携するデータセンター事業者4社(以下4社)も、高まる企業ニーズに応え、遠隔データ保管や広域DRサービス等の、一カ所のデータセンター単独では対応が難しいサービスの実現化について、検討を進めていました。
この度、上記の各社の狙いが一致したことから、ともに事業推進を図っていくため、データセンター事業の連携に係る戦略的ビジネスアライアンスについて合意いたしました。
2.戦略的ビジネスアライアンスの検討事項
(1)データセンター事業のサービス連携について
当社と4社とは、データセンター間をサービス連携します。現在、企業やコンテンツ事業者等が異なったデータセンター間でバックアップやDRを行うためには、各々のデータセンター事業者が各々の専用通信回線等を用意する必要があり、またデータセンターによっては提供される運用サービスが異なることから、煩雑な運用を強いられています。
そこで、今回、当社は各4社のデータセンターとのネットワークを接続し、通信回線コストの軽減や運用の効率化を強化してまいります。
(2)遠隔データ保管サービス及び広域DRサービスについて
当社は、当社及び4社が蓄積した設計・構築・運用ノウハウを集約し、連携することによる規模のメリット・コストの分散化を図りながら、新しい遠隔データ保管サービスや、広域DRサービスを構築します。
当社が提供するストレージサービスや、仮想化技術を利用したプラットフォームサービス等の共通化を図り、ロケーションを問わず同一価格で提供することを目指してまいります。
(3)具体的なサービス展開について
平成24年3月、株式会社オージス総研と当社のデータセンター間で『遠隔データバックアップオプション』※1サービスを開始します。これは、当社のファイルサーバーサービスやストレージサービスで利用しているストレージを、株式会社オージス総研のデータセンターでバックアップするサービスです。また、平成24年秋までに、当社のクラウドプラットフォームサービス※2と、4社の仮想プラットフォームサービスを連携し、DRサービスを提供する予定です。
※1 遠隔データバックアップサービスについては、別途『OneOfficeクラウドファイルサーバサービス「遠隔バックアップオプション」販売開始』のプレスリリースをご覧下さい。 http://www.tokai-com.co.jp/news/pdf/2012/20120221_2.pdf
※2 クラウドプラットフォームサービスについては、別途『ユーティリティ型仮想サービス 「BroadCenter クラウドプラットフォームサービス」販売開始』のプレスリリースをご覧下さい。 http://www.tokai-com.co.jp/news/pdf/2012/20120221_3.pdf
3.今回の戦略ビジネスアライアンスにより期待される効果
今回の戦略的ビジネスアライアンスにより、北海道から岡山県までの広域に渡るデータセンターとの連携が可能になり、情報資産の保全性をより高めることができます。これにより、企業及びコンテンツ事業者等の皆様には、BCP対策・DRとして一層活用していただけるものとなります。
こうして、当社では、自社の2つのデータセンター及び平成25年4月に岡山市に稼動予定の第3データセンター、そして今回連携する4社のデータセンター、さらには東名阪〜関西エリアに自社で保有するネットワークを組み合わせて、サービスの拡充、品質向上、CS向上を実現してまいります。
また、4社も、今回の当社との協業による戦略的な営業展開を行うことで、各々のデータセンター事業の拡大を図るとともに、課題であったBCP対策・DRニーズへの対応を強化してまいります。
■提携する4社からのエンドースメント
<伊藤忠テクノソリューションズ株式会社>
TOKAIコミュニケーションズがもつ回線サービスやバックアップサービスに、弊社のクラウドサービスを連携させて頂き、お客様へより一層ご満足頂けるサービスをご提供することに邁進させて頂きます。本アライアンスをTOKAIコミュニケーションズと共に積極推進してまいります。
中部ビジネス本部 本部長
玉置 真次
http://www.ctc-g.co.jp/
<株式会社オージス総研>
弊社は、 TOKAIコミュニケーションズとのデータセンター連携に協力致します。
異なったエリア、事業者によるデータセンタービジネスアライアンスは、お客様のBCPやDRに対する要望に応えるだけでなく、データセンター間のリソースを共有することにより、より安価で、かつ信頼性の高いサービスを実現できるものと期待します。
両社は、関西、中部、関東のお客様を中心にサービスを提供しています。各々のお客様に対して、BCPやDRサービスを提供して行くためにも、両社間での協業が有意義なものであると考えています。
取締役常務執行役員 プラットフォームサービス本部長
中島 孝夫
http://www.ogis-ri.co.jp/
<北海道総合通信網株式会社>
弊社は、TOKAIコミュニケーションズとのデータセンター連携に協力致します。弊社はクラウドコンピューティングサービスや広域イーサネットサービスの提供と、企業内IT基盤の最適化をご支援している通信事業者でございます。今回のデータセンター連携は安価で信頼性の高いサービスを実現し、更に広がるお客様ニーズに対応できるものと考えており、今後BCPやDRサービスを提供して行くためにも、両社間での協業が有意義なものであると考えています。
理事 営業ソリューション部長
佐藤 哲夫
http://www.hotnet.co.jp/
<株式会社両備システムズ>
弊社は、岡山を地場としていますが、全国の自治体・医療といった公共系のお客様へ業務アプリケーションサービスを提供しています。広域でのデータセンターアライアンスにより、可用性・信頼性を求められる公共系のお客様に、さらに信頼性の高いサービスを付加して提供できるものとして考えられますので、TOKAIコミュニケーションズとのデータセンター連携に協力致します。
「おかやまクラウドセンター」を両社で建設するのみではなく、具体的なソリューション協業の第1弾になるものと考えています。
専務取締役 営業本部長
三宅 建夫
http://www.ryobi.co.jp/
■データセンター提携イメージ
http://www.atpress.ne.jp/releases/25413/1_1.JPG
■サービス連携イメージ
http://www.atpress.ne.jp/releases/25413/2_2.JPG
以上
【サービスに関するお問い合わせ】
株式会社TOKAIコミュニケーションズ
データセンタ・ソリューション事業部 営業部 データセンタアライアンス担当
TEL: 0120-261-011
E-Mail: info@broadcenter.jp
今回の戦略的ビジネスアライアンスに至った経緯および主な検討事項、協業により期待される効果について、下記の通りお知らせいたします。
1.戦略的ビジネスアライアンスの合意に至った背景
東日本大震災を契機に、企業及びコンテンツ事業者等のBCP・DRへの関心が高まっています。
当社は、こうしたニーズに応えるため、昨年10月17日にプレスリリースしました通り、株式会社両備システムズと戦略的事業提携を結び、従前の静岡県の2つのデータセンターに加え、第3のデータセンターを岡山市に構築し、システムやデータの情報資産保全の二重化を図ってまいります。
さらに、万一の災害時にもより確実に安全性を確保すべく、静岡・岡山の二県だけでなく、広く国内でデータセンター事業を営む事業者と連携したサービスを提供することが必要であると考え、検討を行ってまいりました。
一方で今回提携するデータセンター事業者4社(以下4社)も、高まる企業ニーズに応え、遠隔データ保管や広域DRサービス等の、一カ所のデータセンター単独では対応が難しいサービスの実現化について、検討を進めていました。
この度、上記の各社の狙いが一致したことから、ともに事業推進を図っていくため、データセンター事業の連携に係る戦略的ビジネスアライアンスについて合意いたしました。
2.戦略的ビジネスアライアンスの検討事項
(1)データセンター事業のサービス連携について
当社と4社とは、データセンター間をサービス連携します。現在、企業やコンテンツ事業者等が異なったデータセンター間でバックアップやDRを行うためには、各々のデータセンター事業者が各々の専用通信回線等を用意する必要があり、またデータセンターによっては提供される運用サービスが異なることから、煩雑な運用を強いられています。
そこで、今回、当社は各4社のデータセンターとのネットワークを接続し、通信回線コストの軽減や運用の効率化を強化してまいります。
(2)遠隔データ保管サービス及び広域DRサービスについて
当社は、当社及び4社が蓄積した設計・構築・運用ノウハウを集約し、連携することによる規模のメリット・コストの分散化を図りながら、新しい遠隔データ保管サービスや、広域DRサービスを構築します。
当社が提供するストレージサービスや、仮想化技術を利用したプラットフォームサービス等の共通化を図り、ロケーションを問わず同一価格で提供することを目指してまいります。
(3)具体的なサービス展開について
平成24年3月、株式会社オージス総研と当社のデータセンター間で『遠隔データバックアップオプション』※1サービスを開始します。これは、当社のファイルサーバーサービスやストレージサービスで利用しているストレージを、株式会社オージス総研のデータセンターでバックアップするサービスです。また、平成24年秋までに、当社のクラウドプラットフォームサービス※2と、4社の仮想プラットフォームサービスを連携し、DRサービスを提供する予定です。
※1 遠隔データバックアップサービスについては、別途『OneOfficeクラウドファイルサーバサービス「遠隔バックアップオプション」販売開始』のプレスリリースをご覧下さい。 http://www.tokai-com.co.jp/news/pdf/2012/20120221_2.pdf
※2 クラウドプラットフォームサービスについては、別途『ユーティリティ型仮想サービス 「BroadCenter クラウドプラットフォームサービス」販売開始』のプレスリリースをご覧下さい。 http://www.tokai-com.co.jp/news/pdf/2012/20120221_3.pdf
3.今回の戦略ビジネスアライアンスにより期待される効果
今回の戦略的ビジネスアライアンスにより、北海道から岡山県までの広域に渡るデータセンターとの連携が可能になり、情報資産の保全性をより高めることができます。これにより、企業及びコンテンツ事業者等の皆様には、BCP対策・DRとして一層活用していただけるものとなります。
こうして、当社では、自社の2つのデータセンター及び平成25年4月に岡山市に稼動予定の第3データセンター、そして今回連携する4社のデータセンター、さらには東名阪〜関西エリアに自社で保有するネットワークを組み合わせて、サービスの拡充、品質向上、CS向上を実現してまいります。
また、4社も、今回の当社との協業による戦略的な営業展開を行うことで、各々のデータセンター事業の拡大を図るとともに、課題であったBCP対策・DRニーズへの対応を強化してまいります。
■提携する4社からのエンドースメント
<伊藤忠テクノソリューションズ株式会社>
TOKAIコミュニケーションズがもつ回線サービスやバックアップサービスに、弊社のクラウドサービスを連携させて頂き、お客様へより一層ご満足頂けるサービスをご提供することに邁進させて頂きます。本アライアンスをTOKAIコミュニケーションズと共に積極推進してまいります。
中部ビジネス本部 本部長
玉置 真次
http://www.ctc-g.co.jp/
<株式会社オージス総研>
弊社は、 TOKAIコミュニケーションズとのデータセンター連携に協力致します。
異なったエリア、事業者によるデータセンタービジネスアライアンスは、お客様のBCPやDRに対する要望に応えるだけでなく、データセンター間のリソースを共有することにより、より安価で、かつ信頼性の高いサービスを実現できるものと期待します。
両社は、関西、中部、関東のお客様を中心にサービスを提供しています。各々のお客様に対して、BCPやDRサービスを提供して行くためにも、両社間での協業が有意義なものであると考えています。
取締役常務執行役員 プラットフォームサービス本部長
中島 孝夫
http://www.ogis-ri.co.jp/
<北海道総合通信網株式会社>
弊社は、TOKAIコミュニケーションズとのデータセンター連携に協力致します。弊社はクラウドコンピューティングサービスや広域イーサネットサービスの提供と、企業内IT基盤の最適化をご支援している通信事業者でございます。今回のデータセンター連携は安価で信頼性の高いサービスを実現し、更に広がるお客様ニーズに対応できるものと考えており、今後BCPやDRサービスを提供して行くためにも、両社間での協業が有意義なものであると考えています。
理事 営業ソリューション部長
佐藤 哲夫
http://www.hotnet.co.jp/
<株式会社両備システムズ>
弊社は、岡山を地場としていますが、全国の自治体・医療といった公共系のお客様へ業務アプリケーションサービスを提供しています。広域でのデータセンターアライアンスにより、可用性・信頼性を求められる公共系のお客様に、さらに信頼性の高いサービスを付加して提供できるものとして考えられますので、TOKAIコミュニケーションズとのデータセンター連携に協力致します。
「おかやまクラウドセンター」を両社で建設するのみではなく、具体的なソリューション協業の第1弾になるものと考えています。
専務取締役 営業本部長
三宅 建夫
http://www.ryobi.co.jp/
■データセンター提携イメージ
http://www.atpress.ne.jp/releases/25413/1_1.JPG
■サービス連携イメージ
http://www.atpress.ne.jp/releases/25413/2_2.JPG
以上
【サービスに関するお問い合わせ】
株式会社TOKAIコミュニケーションズ
データセンタ・ソリューション事業部 営業部 データセンタアライアンス担当
TEL: 0120-261-011
E-Mail: info@broadcenter.jp