ベジメータ(R)で“測るだけ”野菜不足改善プログラム 「あと70gの野菜」の改善を目標に日本の野菜不足解消に向けて開発
[21/06/23]
提供元:@Press
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アルテック株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役社長:池谷 壽繁(いけや とししげ)、東証一部上場: 証券番号9972、以下 アルテック)は、ベジメータ(R)を用いたセルフモニタリングにより、野菜摂取量の改善をスコアで“見える化”することで、国が目標にしている「あと70gの野菜」、推定野菜改善量70g(1皿)を目指す、野菜不足改善プログラム(3ヶ月間)を開発しました。
▼ベジメータ(R)
https://www.altech.co.jp/product/veggie-meter/
令和元年の国民健康・栄養調査では、日本人の野菜摂取量は280gと過去10年間野菜摂取量の増減は認められず、約7割の方が、野菜不足(野菜摂取量350g未満)とされています。
同じ令和元年に、全国でベジメータ(R)で測定した人のうち、年齢、性別、在住地域、べジスコア(TM)のデータ集積に口頭で同意をいただいた2,532人の調査では、推定野菜摂取量は284g、20代で低く60〜70代が高いという属性も一致し、「あと70gの野菜」が必要であることが確認されています。
また、国立健康・栄養研究所が、令和元年に別途実施したベジメータ(R)による調査研究においても、年代別の属性が一致することが研究会で発表 1)されております。なお、平成30年10月〜令和2年3月の調査(3,856人)では、78%の方が野菜不足(推定野菜摂取量350g未満)であることが明らかになっております。
ベジメータ(R)は、今年5月に日本発売2周年を迎えましたが、この「野菜不足改善プログラム」を導入する自治体、健康経営企業、スーパーなどの店舗を持つ企業で、ご採用が増えており、一般の方からも、べジスコア(TM)の改善により「野菜不足が改善できた」とお喜びの声を頂戴しております。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_1.png
ベジメータ(R)HB/ハイブリッド
■健康イベント等における1回だけの測定では、野菜不足は改善できません
これまでベジメータ(R)を用いた健康イベント等において、野菜摂取状況をスコアで“見える化”する活動がされてきました。ご自身の野菜摂取の感覚と照らし合わせて、思っていたよりも少なく、がっかりされる方がいる一方で、野菜摂取に心がけていた食習慣が正しいことが確認でき、お喜びになられる方もいます。
しかしながら、野菜不足をスコアで指摘して「気づき」を与えるだけでは、野菜不足は改善しないことが確認されています。
都内某大学と横浜市港南区役所が2020年に行った、職員に対する野菜摂取量改善試験において、2ヶ月間毎月1回測定を継続した人と2ヶ月間測定間隔を空けた人と比較すると、継続的に測定した人はべジスコア(TM)変化量62(推定野菜改善量49g)と改善しましたが、2か月間の間隔を空けた人は、変化量6と「全く野菜摂取量が改善しない」ことが確認されました。
このことから、健康イベント等における1回の測定だけでは、必ずしも野菜摂取量の増加に至らず、継続的なセルフモニタリングが必要であると考えました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_2.png
ベジスコア変化量
■ベジメータ(R)で“測るだけ”野菜不足改善プログラム(ベジアッププログラム(TM))
これまで健康イベント等で、数十万人の野菜摂取状況の測定がされていますが、「気づき」を与えるだけでは「野菜不足は改善しない」という結果を踏まえ、「日本の野菜不足解消」という課題解決に向けて、ベジメータ(R)を用いた野菜不足改善プログラムを開発しました。
このプログラムは、都内某大学と横浜市港南区役所が2020年に実施した野菜摂取量改善試験で3ヶ月間の連続測定で83%の方の野菜不足改善(推定野菜改善量73g)が確認されているほか、様々な地域の職域、スーパーなどの店舗においても、「野菜不足の改善」が確認されています。
開発にあたり、これまで実施されてきた野菜不足改善試験の研究結果 2)を基に、「はらすまダイエット(R) 3)(測るだけダイエット)」を開発し、実績を上げられている日立製作所 日立健康管理センタ 産業医 中川 徹先生に、ご監修を頂きました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_3.png
測るだけ
・野菜不足改善の方法は、とても簡単です
野菜摂取状況を「正確」に測定できるベジメータ(R)で、べジスコア(TM)を測定し、日本人の野菜摂取目標量350gに対して不足する野菜の量(皿数)を増やし、再測定によって頑張った結果を「スコアの変化」で確認するだけです。
・特別な野菜に関する指導は必要なく、セルフモニタリングで「測るだけ」です
継続的なセルフモニタリング法を用いているため、野菜に関する健康セミナーや面倒なアプリ等による毎日の野菜の記録は必要ありません。栄養士等の指導が必要ないことから、様々な場所で、誰でも、野菜を増やした努力の結果をべジスコア(TM)で確認するだけで、野菜不足の改善ができるプログラムです。(なお、栄養士等の指導により、更に改善度が高まることが確認されています)
・毎月最低1回測定し、3ヶ月間で1皿(約70g)の改善を目指します
毎月の野菜不足改善目標をべジスコア(TM)30として、3ヶ月で90(推定野菜改善量約70g)が目標です。
・このプログラムの参加者(71名)の声(のべ人数)
「日常生活において意識して行動した結果が、実際にスコアとして可視化されるので、モチベーションが向上し、継続的に取り組むことができた」
野菜摂取に対する意識が変わった20人、自分の食生活を振り返った17人、モチベーション維持になった16人、面白かった、楽しかった11人、スコアが上がるのが嬉しかった8人、野菜摂取量が可視化されるのが良かった7人、変化がみられず残念だった4人(横浜市港南区野菜摂取量改善試験より)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_4.png
ベジアッププログラム
■ベジメータ(R)を導入された企業、自治体様で、このプログラムによる野菜不足改善が実証されています。
継続的なセルフモニタリングで、ベジスコア(TM)の改善により野菜不足が改善されることは、これまで報告された様々な職域 2)のみならず、事務所やスーパー、調剤薬局の店舗に「設置する」だけでも改善することが確認をされております。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_5.png
セルフモニタリング
これまでの測定イベントによる、単に「気づき」を与える啓発活動から、「野菜不足を改善する」取り組みへ、自治体、企業などで始まっております。
浜松市と浜松ウエルネス推進協議会は、聖隷浜松病院、常葉大学との共同研究として、静岡大学教育学部附属浜松小中学校の児童・生徒を対象に「皮膚カロテノイド測定器(ベジメータ(R))を使用した小中学生の野菜摂取量増加のための働きかけ 4)」を5月に開始しました。
また、佐賀県が今年4月に公示した「推定野菜摂取量測定器」を用いた令和3年度「さが健康維新県民運動(食と栄養)」に係る働き盛り世代に向けた啓発推進業務(企画コンペ)において、ベジメータ(R)を用いた野菜不足改善プログラムを基に、企画提案した株式会社伊藤園佐賀支店様が、業務の遂行能力、独創性等の評価を受け、最優秀者として選ばれました 5)。アルテックは、株式会社伊藤園様と協業事業契約を締結して、佐賀県下の健康経営企業様の「野菜不足の改善」をサポートして参ります。
■なぜ、ベジメータ(R)による測定だけで、高い野菜摂取量改善者率(70〜90%)を示すことができるのでしょうか?
ベジメータ(R)は体重計と同じで、単に「野菜摂取量を評価する装置」に過ぎません。
但し、「野菜不足の改善」を確認するためには「野菜摂取量を正確に評価する装置 6)」であることが、大変重要になります。
手のひらにLEDの光をあてることによって反射する光は、野菜摂取量とは全く関係のない「ヘモグロビン(血液の色)」と「メラニン色素(肌の色)」が多く存在します。野菜摂取量と相関する「カロテノイド」はごくわずか(10%未満) 7)です。
ベジメータ(R)は、分光器(スペクトログラフ)を搭載し、米国特許である「圧力媒介反射分光法 7)」により、野菜摂取量とは関係のないヘモグロビン、メラニン色素の影響を全く受けず、皮膚のカロテノイド量だけを「正確」に測定します。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_6.png
測定精度
野菜に含まれるカロテノイド(βカロテン、リコピンなど)は、消化管で吸収され、約8時間で最高血中濃度に達した後、「数日」で皮膚の表皮に移行します。
ベジメータ(R)は皮膚のカロテノイド量だけを測定するために、この野菜摂取量のわずかな変化を2週間以内に「スコアの変化」として確認することができます。継続的に測定することにより、「べジスコア(TM)の改善」でモチベーションが高まり、食行動変容を促すことにより、高い野菜摂取量改善者率(70〜90%)が得られたと考えられています。
なお、この測定技術を持たない装置は、「皮膚のカロテノイド量を測定する」ことができず、ヘモグロビン(血液の色)、メラニン色素(肌の色)の影響を強く受けるため、「皮膚カロテノイドレベルの変化(野菜摂取量の変化)をほとんど捉えることができない」と報告 8)されています。
■ベジメータ(R)HB/ハイブリッド 新発売
ベジメータ(R)のアプリケーションは2種類あり、対面測定/食育・研究を目的としたBS/ベーシックタイプとセルフモニタリング(自己測定)に特化し、野菜不足改善の簡単な食育内容が含まれたSC/セルフチェックタイプがあり、これら2つのアプリケーションが入ったHB/ハイブリッドタイプを今年1月に発売しております。
今年7月からは、関東と関西のスーパーの店頭で新たなベジメータ(R)の設置が予定され、また自治体により、市区町村におけるベジメータ(R)の測定ができる環境が広がりつつあります。
アルテックは、より多くの国民の方々がベジメータ(R)による「野菜不足改善プログラム」を受けられるように、企業、自治体様などと協力して、このプログラムの普及に努めていきたいと考えております。
■ベジメータ(R)のホームページをリニューアルしました
https://www.altech.co.jp/product/veggie-meter/
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_7.jpg
HPリニューアル
1) 「第2回B-ROPs研究会開催 ベジメータ3演題で発表」 日本食糧新聞2020.08.17 12098号03面
2) 「ベジメータ」、職域での野菜不足“見える化”を 健康経営・青果販促に有効 日本食糧新聞2021.01.25 12175号08面
3) 「はらすまダイエット(R)」日立製作所HP: https://www.hitachi.co.jp/hospital/nikkense/guidance/harasma/index.html
4) 浜松市HP: https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shise/koho/koho/hodohappyo/2021/5/0604.html
5) 佐賀県HP: https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00380720/index.html
6) M. D. Radke et al, Criterion-Related Validity of Spectroscopy-Based Skin Carotenoid Measurements as a Proxy for Fruit and Vegetable Intake: A Systematic Review. Advances in Nutrition Sep 1;11(5):1282-1299 (2020)
7) I V Ermakov et al. Optical assessment of skin carotenoid status as a biomarker of vegetable and fruit intake. Archives of Biochemistry and Biophysics 646;46-54 (2018)
8) Psiram.com: https://www.psiram.com/de/index.php/Biozoom
▼ベジメータ(R)
https://www.altech.co.jp/product/veggie-meter/
令和元年の国民健康・栄養調査では、日本人の野菜摂取量は280gと過去10年間野菜摂取量の増減は認められず、約7割の方が、野菜不足(野菜摂取量350g未満)とされています。
同じ令和元年に、全国でベジメータ(R)で測定した人のうち、年齢、性別、在住地域、べジスコア(TM)のデータ集積に口頭で同意をいただいた2,532人の調査では、推定野菜摂取量は284g、20代で低く60〜70代が高いという属性も一致し、「あと70gの野菜」が必要であることが確認されています。
また、国立健康・栄養研究所が、令和元年に別途実施したベジメータ(R)による調査研究においても、年代別の属性が一致することが研究会で発表 1)されております。なお、平成30年10月〜令和2年3月の調査(3,856人)では、78%の方が野菜不足(推定野菜摂取量350g未満)であることが明らかになっております。
ベジメータ(R)は、今年5月に日本発売2周年を迎えましたが、この「野菜不足改善プログラム」を導入する自治体、健康経営企業、スーパーなどの店舗を持つ企業で、ご採用が増えており、一般の方からも、べジスコア(TM)の改善により「野菜不足が改善できた」とお喜びの声を頂戴しております。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_1.png
ベジメータ(R)HB/ハイブリッド
■健康イベント等における1回だけの測定では、野菜不足は改善できません
これまでベジメータ(R)を用いた健康イベント等において、野菜摂取状況をスコアで“見える化”する活動がされてきました。ご自身の野菜摂取の感覚と照らし合わせて、思っていたよりも少なく、がっかりされる方がいる一方で、野菜摂取に心がけていた食習慣が正しいことが確認でき、お喜びになられる方もいます。
しかしながら、野菜不足をスコアで指摘して「気づき」を与えるだけでは、野菜不足は改善しないことが確認されています。
都内某大学と横浜市港南区役所が2020年に行った、職員に対する野菜摂取量改善試験において、2ヶ月間毎月1回測定を継続した人と2ヶ月間測定間隔を空けた人と比較すると、継続的に測定した人はべジスコア(TM)変化量62(推定野菜改善量49g)と改善しましたが、2か月間の間隔を空けた人は、変化量6と「全く野菜摂取量が改善しない」ことが確認されました。
このことから、健康イベント等における1回の測定だけでは、必ずしも野菜摂取量の増加に至らず、継続的なセルフモニタリングが必要であると考えました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_2.png
ベジスコア変化量
■ベジメータ(R)で“測るだけ”野菜不足改善プログラム(ベジアッププログラム(TM))
これまで健康イベント等で、数十万人の野菜摂取状況の測定がされていますが、「気づき」を与えるだけでは「野菜不足は改善しない」という結果を踏まえ、「日本の野菜不足解消」という課題解決に向けて、ベジメータ(R)を用いた野菜不足改善プログラムを開発しました。
このプログラムは、都内某大学と横浜市港南区役所が2020年に実施した野菜摂取量改善試験で3ヶ月間の連続測定で83%の方の野菜不足改善(推定野菜改善量73g)が確認されているほか、様々な地域の職域、スーパーなどの店舗においても、「野菜不足の改善」が確認されています。
開発にあたり、これまで実施されてきた野菜不足改善試験の研究結果 2)を基に、「はらすまダイエット(R) 3)(測るだけダイエット)」を開発し、実績を上げられている日立製作所 日立健康管理センタ 産業医 中川 徹先生に、ご監修を頂きました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_3.png
測るだけ
・野菜不足改善の方法は、とても簡単です
野菜摂取状況を「正確」に測定できるベジメータ(R)で、べジスコア(TM)を測定し、日本人の野菜摂取目標量350gに対して不足する野菜の量(皿数)を増やし、再測定によって頑張った結果を「スコアの変化」で確認するだけです。
・特別な野菜に関する指導は必要なく、セルフモニタリングで「測るだけ」です
継続的なセルフモニタリング法を用いているため、野菜に関する健康セミナーや面倒なアプリ等による毎日の野菜の記録は必要ありません。栄養士等の指導が必要ないことから、様々な場所で、誰でも、野菜を増やした努力の結果をべジスコア(TM)で確認するだけで、野菜不足の改善ができるプログラムです。(なお、栄養士等の指導により、更に改善度が高まることが確認されています)
・毎月最低1回測定し、3ヶ月間で1皿(約70g)の改善を目指します
毎月の野菜不足改善目標をべジスコア(TM)30として、3ヶ月で90(推定野菜改善量約70g)が目標です。
・このプログラムの参加者(71名)の声(のべ人数)
「日常生活において意識して行動した結果が、実際にスコアとして可視化されるので、モチベーションが向上し、継続的に取り組むことができた」
野菜摂取に対する意識が変わった20人、自分の食生活を振り返った17人、モチベーション維持になった16人、面白かった、楽しかった11人、スコアが上がるのが嬉しかった8人、野菜摂取量が可視化されるのが良かった7人、変化がみられず残念だった4人(横浜市港南区野菜摂取量改善試験より)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_4.png
ベジアッププログラム
■ベジメータ(R)を導入された企業、自治体様で、このプログラムによる野菜不足改善が実証されています。
継続的なセルフモニタリングで、ベジスコア(TM)の改善により野菜不足が改善されることは、これまで報告された様々な職域 2)のみならず、事務所やスーパー、調剤薬局の店舗に「設置する」だけでも改善することが確認をされております。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_5.png
セルフモニタリング
これまでの測定イベントによる、単に「気づき」を与える啓発活動から、「野菜不足を改善する」取り組みへ、自治体、企業などで始まっております。
浜松市と浜松ウエルネス推進協議会は、聖隷浜松病院、常葉大学との共同研究として、静岡大学教育学部附属浜松小中学校の児童・生徒を対象に「皮膚カロテノイド測定器(ベジメータ(R))を使用した小中学生の野菜摂取量増加のための働きかけ 4)」を5月に開始しました。
また、佐賀県が今年4月に公示した「推定野菜摂取量測定器」を用いた令和3年度「さが健康維新県民運動(食と栄養)」に係る働き盛り世代に向けた啓発推進業務(企画コンペ)において、ベジメータ(R)を用いた野菜不足改善プログラムを基に、企画提案した株式会社伊藤園佐賀支店様が、業務の遂行能力、独創性等の評価を受け、最優秀者として選ばれました 5)。アルテックは、株式会社伊藤園様と協業事業契約を締結して、佐賀県下の健康経営企業様の「野菜不足の改善」をサポートして参ります。
■なぜ、ベジメータ(R)による測定だけで、高い野菜摂取量改善者率(70〜90%)を示すことができるのでしょうか?
ベジメータ(R)は体重計と同じで、単に「野菜摂取量を評価する装置」に過ぎません。
但し、「野菜不足の改善」を確認するためには「野菜摂取量を正確に評価する装置 6)」であることが、大変重要になります。
手のひらにLEDの光をあてることによって反射する光は、野菜摂取量とは全く関係のない「ヘモグロビン(血液の色)」と「メラニン色素(肌の色)」が多く存在します。野菜摂取量と相関する「カロテノイド」はごくわずか(10%未満) 7)です。
ベジメータ(R)は、分光器(スペクトログラフ)を搭載し、米国特許である「圧力媒介反射分光法 7)」により、野菜摂取量とは関係のないヘモグロビン、メラニン色素の影響を全く受けず、皮膚のカロテノイド量だけを「正確」に測定します。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_6.png
測定精度
野菜に含まれるカロテノイド(βカロテン、リコピンなど)は、消化管で吸収され、約8時間で最高血中濃度に達した後、「数日」で皮膚の表皮に移行します。
ベジメータ(R)は皮膚のカロテノイド量だけを測定するために、この野菜摂取量のわずかな変化を2週間以内に「スコアの変化」として確認することができます。継続的に測定することにより、「べジスコア(TM)の改善」でモチベーションが高まり、食行動変容を促すことにより、高い野菜摂取量改善者率(70〜90%)が得られたと考えられています。
なお、この測定技術を持たない装置は、「皮膚のカロテノイド量を測定する」ことができず、ヘモグロビン(血液の色)、メラニン色素(肌の色)の影響を強く受けるため、「皮膚カロテノイドレベルの変化(野菜摂取量の変化)をほとんど捉えることができない」と報告 8)されています。
■ベジメータ(R)HB/ハイブリッド 新発売
ベジメータ(R)のアプリケーションは2種類あり、対面測定/食育・研究を目的としたBS/ベーシックタイプとセルフモニタリング(自己測定)に特化し、野菜不足改善の簡単な食育内容が含まれたSC/セルフチェックタイプがあり、これら2つのアプリケーションが入ったHB/ハイブリッドタイプを今年1月に発売しております。
今年7月からは、関東と関西のスーパーの店頭で新たなベジメータ(R)の設置が予定され、また自治体により、市区町村におけるベジメータ(R)の測定ができる環境が広がりつつあります。
アルテックは、より多くの国民の方々がベジメータ(R)による「野菜不足改善プログラム」を受けられるように、企業、自治体様などと協力して、このプログラムの普及に努めていきたいと考えております。
■ベジメータ(R)のホームページをリニューアルしました
https://www.altech.co.jp/product/veggie-meter/
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/264186/LL_img_264186_7.jpg
HPリニューアル
1) 「第2回B-ROPs研究会開催 ベジメータ3演題で発表」 日本食糧新聞2020.08.17 12098号03面
2) 「ベジメータ」、職域での野菜不足“見える化”を 健康経営・青果販促に有効 日本食糧新聞2021.01.25 12175号08面
3) 「はらすまダイエット(R)」日立製作所HP: https://www.hitachi.co.jp/hospital/nikkense/guidance/harasma/index.html
4) 浜松市HP: https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shise/koho/koho/hodohappyo/2021/5/0604.html
5) 佐賀県HP: https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00380720/index.html
6) M. D. Radke et al, Criterion-Related Validity of Spectroscopy-Based Skin Carotenoid Measurements as a Proxy for Fruit and Vegetable Intake: A Systematic Review. Advances in Nutrition Sep 1;11(5):1282-1299 (2020)
7) I V Ermakov et al. Optical assessment of skin carotenoid status as a biomarker of vegetable and fruit intake. Archives of Biochemistry and Biophysics 646;46-54 (2018)
8) Psiram.com: https://www.psiram.com/de/index.php/Biozoom