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医療VR教材と医療機器ECMOをセット販売開始!


 株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、コロナ医療の最後の砦である人工肺ECMOの開発メーカー、泉工医科工業株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:青木正人、以下 泉工医科工業)と共同で、人工肺ECMO機器とその施術手法を術者目線の高精度360度VRで体験学習できる「MERA ECMOトレーニングVR」のセット販売を開始いたします。
本サ―ビスは、ECMOを扱うのに多数の症例経験が必要な医師をはじめ、臨床工学技士や看護師など多職種のチーム連携をトレーニングし、急速に普及するECMOの稼働率を上げることで、一人でも多くの重症患者を救える世の中になることを目的としています。本サービスの医療監修は、ECMOのスペシャリストが集まる組織であるNPO法人 日本ECMOnet理事の小倉崇以医師をはじめ計5名の医師の協力のもと開発しています。
 本サービスは、泉工医科工業の有する全国700店以上の販売ネットワークにてまずは国内の病院向けに展開し、将来的には発展途上国を含めた全世界へ向けて、ECMOの普及とVRによる医療教育をセットで提供していきます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/pAzE7akDX23421wTYsV0.png
■日本国内ECMOは潤沢にあれど、扱える人材はいまだ不足
 ECMOの世界市場は、2019年の3億810万米ドル(約324億円)から2028年までに8億1208万米ドル(約870億円)と年間平均成長率13%で成長するとAbsolute Markets Insightsが予測しています。日本のECMO保有台数は、2020年2月時点で1,412台と世界一を誇りますが、扱える人材がまだまだ不足しており、その稼働率はわずか1割程度となっています。また発展途上国においては、ECMO自体の普及台数も少なければ人材も少なく、機器の普及と合わせた人材育成が急務となっています。
画像 : https://newscast.jp/attachments/SBJVB2xDgz3U3NwU7edH.png▲出典:都道府県別 治療用人工呼吸器の取扱台数等 (一社)日本呼吸療法医学会・(公社)日本臨床工学技士会 (2020年2月調査時)
■機器と教育をセットで届ける「MERA ECMOトレーニングVR」
 ECMO医療は、医師、看護師、臨床工学技士の多職種間のチームが、2〜3交代の24時間態勢で対応する必要があり、医師だけではなくチームスタッフの全体の育成も必要になります。本サービスは、そのようなECMO医療の特性を踏まえ、多職種それぞれの当事者視点で学べるプログラムとなっています。ECMO症例の少ない日本では、扱えるようになるまで10年以上の時間と経験が必要とされていました。本サービスを利用することによって、いつでも、どこでも、何度でも学ぶことが可能になり、コロナ禍で臨床実習が制限される中でも、コメディカルスタッフも含めたチーム医療の育成が可能になります。
<コンテンツ例>
画像 : https://newscast.jp/attachments/IyH6OMPmfwEezwiJPU2d.png▲臨床工学技士目線
画像 : https://newscast.jp/attachments/YmtkwObry8w1fRICkeUl.png▲医師目線
『より当事者目線に近いVR学習で難しい手技を体験』
監修担当:NPO法人 日本ECMOnet 理事 小倉崇以医師
画像 : https://newscast.jp/attachments/jAhQ6tWTJjL7ntv520h5.png
「今までの講習会は、1箇所に集まって講義を聞き、自宅に持ち帰って復習するのが一般的。しかしコロナ禍では、人を集める環境自体が作りづらくなっている。今回の取り組みでは、自由な場所や時間教材にアクセスし、主体的に学習する事が可能になり、更に話を聞くだけではなく、より当事者目線に近いリアルな映像学習でECMOという難しい手技を疑似体験できる。今回の新しい教育ツールが、医療従事者の学習意欲を高め、ECMO技術を磨く一助となれば思います。」
『VRは現場を疑似体験できる革新的な教育ツール』
泉工医科工業株式会社 代表取締役社長 青木正人さん
画像 : https://newscast.jp/attachments/D3ZobsePNPz0ZQogq5Oj.jpg
「これまでECMOは長年行われていたものの、滅多に行われることのない医療技術のため習熟することが難しい状況でした。実際の現場に近い環境で立体的に理解しやすいVRは、周りのスタッフや機器の状態など、通常の2D動画では見渡すことのできない現場を疑似体験できます。このような革新的な教育ツールをECMO教育の標準的な教材として日本だけでなく海外へも展開していきたいと思います。」
MERA ECMOトレーニングVR やECMO導入についてのお問い合わせはこちら https://jollygood.co.jp/contact-us-2
また、今後「MERA ECMOトレーニングVR」は、ジョリーグッドが提供する医療教育プラットフォーム「オペクラウドVR」のサブスクリプション閲覧プラン「オペクラウドVR Viewer」の専用チャンネルにも追加されます。
オペクラウドVR Viewer:https://jollygood.co.jp/opecloud/content
※提供は2021年秋開始予定。

■第43回日本呼吸療法医学会学術集会にて体験展示・先行予約
「MERA ECMOトレーニングVR」を泉工医科工業内特設エリアにて体験展示を行います。また、日本呼吸療法医学会学術集会の展示ブースにて先行予約を開始します。
会期:2021年7月3日(土)〜7月4日(日)
会場:パシフィコ横浜 会議センター(現地開催および会期後のオンデマンド配信)
展示:出展ブース 小間番号15
第43回日本呼吸療法医学会学術集会HP:http://jsrcm43.umin.jp/
■オペクラウドVR〜VR臨床教育プラットフォーム(https://jollygood.co.jp/opecloud
 オペクラウドVRは、医療施設に高精細360度カメラとサーバーを常設してあらゆる症例を簡単に高精度VR化し、術者目線で技を体験学習できるVR臨床教育プラットフォームです。本サービスは、臨床実習ツールとして医科大学をはじめとする教育機関や研究センターの他、医療機器メーカーなど、医療技術を牽引する多様な機関で豊富な導入実績を誇っています。また、遠隔実習機能「多接続リモートVR臨床システム」とオンライン会議システムを連携することで、その都度集まることなくリアルなVR臨床実習を実施することができます。
■泉工医科工業株式会社について(https://www.mera.co.jp/
 泉工医科工業は、国産初となる「人工心肺装置」「循環麻酔器」を発売し、循環器製品から整形外科製品に至るまで人工心肺装置、人工肺、人工弁に代表される人工臓器およびディスポーザブル製品の製造販売を行っており、IABP、ECMOなどの補助循環装置や手術室で使用される電気メス、麻酔システムなどの製造・販売を手掛けている。
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/
 ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。
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