M&Aアドバイザリー事業を展開する株式会社BIZVAL「1分で分かる!企業価値診断」の診断企業数が500社を突破!
[21/07/29]
提供元:@Press
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株式会社BIZVAL(東京本社:東京都千代田区/仙台本社:宮城県仙台市、代表取締役:中田 隆三、以下「当社」)は、2021年7月に「1分で分かる!企業価値診断」診断企業数500社を突破したことをお知らせします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/269306/LL_img_269306_1.jpg
株式会社BIZVAL ロゴ
今回、診断企業数500社突破を受け、コロナ禍の影響が当社の登録企業にどのような傾向をもたらしているのかを分析し、一定の示唆を得ましたのでご報告いたします。
【2020年-21年 コロナ禍での登録企業の特徴】
■2019年(102件) 対 2020年(98件)
売上高 :-43%
営業利益 :-25.3%
役員報酬 :-40.7%
現預金 :+7.0%
有利子負債:+82.3%
株式価値 :-66.9%
大きな特徴として見受けられたのは売上高の減少です。19年対比で半分近くまで減少しています。連動してなのか、役員報酬も半減しています。
一方、コロナ禍の融資制度の充実もあってか有利子負債は約1.8倍に増加しています。
有利子負債が80%超えで増加しているのに対し、現預金が7%程度の増加でしかない点を鑑みるに、企業の収益体力またはキャッシュベースの流出が大きかった1年であったことも示唆されます。株式価値は利益ベースの減少も相まって、やはり減少傾向になりました。
当社の「1分で分かる!企業価値診断」のWEBサイト利用者は、概ねイグジットを見据えて、または窮境に陥った中で、自社の活路を見出すM&Aを想定し登録する方が多いのですが、コロナ禍でその登録の性質自体も大きく変化したことが登録者データからうかがえる結果となりました。
■2020年(98件) 対 2021年(44件)※2021年6月時点
売上高 :-20%
営業利益 :-15.3%
役員報酬 :-3.7%
現預金 :-30.1%
有利子負債:+2.3%
株式価値 :-30.9%
21年に入り、コロナの収束が見えない混沌とした事業環境もあいまって、やはり厳しい企業収益・財政状態が継続していると見て取れます。
売上高・営業利益ともに減収減益傾向にあり、なおかつ昨年度は多少増加傾向にあった現預金が減少に転じています。
有利子負債は引き続き融資制度などの支援体制もあることからか、多少の増加が見られますが、全体としての株式価値は継続して減少しています。
【考察】
M&Aの実務と現場を担う当社としましては、“現在の厳しい企業環境下で無理して売却を推進することはない”という見解を持っています。
当然、M&Aの目的次第であることは言うまでもありませんが、事業承継のタイミングとしては「悪い」タイミングであるようにデータから捉えています。
コロナ禍でも事業環境自体が好調・好景気であるIT/システム業界などもあるため、一概には言い難いですが、実体経済でダメージを受けている企業が存在していることも事実であると見受けられます。このような環境では、現在行われている企業融資(金融機関)からの融資を受けたり、補助金や助成金を活用することで一先ずコロナ禍をしのぎ、数年後を見据えた企業体力の回復に結びつけ、増収増益期に転じていけるよう企業の筋肉質化を図るのが良策であると思料します。
他方で、どうしても耐えられないという場面もあるかと思われます。
その場合においては、私的整理・法的整理とここにおいても様々な企業復活のシナリオや、(国内の経営者の多くは金融機関からの連帯保証をしており、民事再生や破産においても厳しい立場に立たされることを危惧されることもあるかと存じますが)経営者保証ガイドラインなども駆使し、ターンアラウンドまたは最大限経営者保証を外していける道もあることを念頭に、あきらめずに進んでいただきたいと考えます。
【「1分で分かる!企業価値診断」のリニューアルについて】
コロナ禍で様々なお悩みを抱える企業も多数存在することから、企業価値診断をより活用しやすい状態でご提供したいと思い、診断時の入力項目から「会社名」「お名前」の必須登録を解除いたしました。
これまでよりも更にお気軽・お手軽にご利用いただけます。
以下URLにアクセスの上、“企業価値診断を始める”よりご活用下さいませ。
<公式サイト>
https://bizval.jp/
【会社概要】
社名 : 株式会社BIZVAL
本社 : 宮城県仙台市若林区清水小路6-1 東日本不動産仙台ファーストビル1階
東京支社: 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9階
秋田支社: 秋田県秋田市南通亀の町4-15 COWORKING SPACE SYNERGY
代表者 : 代表取締役 中田 隆三
URL : https://bizval.jp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/269306/LL_img_269306_1.jpg
株式会社BIZVAL ロゴ
今回、診断企業数500社突破を受け、コロナ禍の影響が当社の登録企業にどのような傾向をもたらしているのかを分析し、一定の示唆を得ましたのでご報告いたします。
【2020年-21年 コロナ禍での登録企業の特徴】
■2019年(102件) 対 2020年(98件)
売上高 :-43%
営業利益 :-25.3%
役員報酬 :-40.7%
現預金 :+7.0%
有利子負債:+82.3%
株式価値 :-66.9%
大きな特徴として見受けられたのは売上高の減少です。19年対比で半分近くまで減少しています。連動してなのか、役員報酬も半減しています。
一方、コロナ禍の融資制度の充実もあってか有利子負債は約1.8倍に増加しています。
有利子負債が80%超えで増加しているのに対し、現預金が7%程度の増加でしかない点を鑑みるに、企業の収益体力またはキャッシュベースの流出が大きかった1年であったことも示唆されます。株式価値は利益ベースの減少も相まって、やはり減少傾向になりました。
当社の「1分で分かる!企業価値診断」のWEBサイト利用者は、概ねイグジットを見据えて、または窮境に陥った中で、自社の活路を見出すM&Aを想定し登録する方が多いのですが、コロナ禍でその登録の性質自体も大きく変化したことが登録者データからうかがえる結果となりました。
■2020年(98件) 対 2021年(44件)※2021年6月時点
売上高 :-20%
営業利益 :-15.3%
役員報酬 :-3.7%
現預金 :-30.1%
有利子負債:+2.3%
株式価値 :-30.9%
21年に入り、コロナの収束が見えない混沌とした事業環境もあいまって、やはり厳しい企業収益・財政状態が継続していると見て取れます。
売上高・営業利益ともに減収減益傾向にあり、なおかつ昨年度は多少増加傾向にあった現預金が減少に転じています。
有利子負債は引き続き融資制度などの支援体制もあることからか、多少の増加が見られますが、全体としての株式価値は継続して減少しています。
【考察】
M&Aの実務と現場を担う当社としましては、“現在の厳しい企業環境下で無理して売却を推進することはない”という見解を持っています。
当然、M&Aの目的次第であることは言うまでもありませんが、事業承継のタイミングとしては「悪い」タイミングであるようにデータから捉えています。
コロナ禍でも事業環境自体が好調・好景気であるIT/システム業界などもあるため、一概には言い難いですが、実体経済でダメージを受けている企業が存在していることも事実であると見受けられます。このような環境では、現在行われている企業融資(金融機関)からの融資を受けたり、補助金や助成金を活用することで一先ずコロナ禍をしのぎ、数年後を見据えた企業体力の回復に結びつけ、増収増益期に転じていけるよう企業の筋肉質化を図るのが良策であると思料します。
他方で、どうしても耐えられないという場面もあるかと思われます。
その場合においては、私的整理・法的整理とここにおいても様々な企業復活のシナリオや、(国内の経営者の多くは金融機関からの連帯保証をしており、民事再生や破産においても厳しい立場に立たされることを危惧されることもあるかと存じますが)経営者保証ガイドラインなども駆使し、ターンアラウンドまたは最大限経営者保証を外していける道もあることを念頭に、あきらめずに進んでいただきたいと考えます。
【「1分で分かる!企業価値診断」のリニューアルについて】
コロナ禍で様々なお悩みを抱える企業も多数存在することから、企業価値診断をより活用しやすい状態でご提供したいと思い、診断時の入力項目から「会社名」「お名前」の必須登録を解除いたしました。
これまでよりも更にお気軽・お手軽にご利用いただけます。
以下URLにアクセスの上、“企業価値診断を始める”よりご活用下さいませ。
<公式サイト>
https://bizval.jp/
【会社概要】
社名 : 株式会社BIZVAL
本社 : 宮城県仙台市若林区清水小路6-1 東日本不動産仙台ファーストビル1階
東京支社: 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9階
秋田支社: 秋田県秋田市南通亀の町4-15 COWORKING SPACE SYNERGY
代表者 : 代表取締役 中田 隆三
URL : https://bizval.jp/