アジアにおける新データセンターの提供開始について
[12/04/27]
提供元:@Press
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NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、2012年4月27日にシンガポールで4つ目となる「シンガポール セラングーン データセンター」を、2012年4月26日にマレーシアで3つ目となる「マレーシア サイバージャヤ3 データセンター」を提供開始します。本データセンターは、NTT Comがグローバルに展開するクラウドサービスの主要基盤のひとつとなります。
NTT Com は、2011年10月に策定した「グローバルクラウドビジョン」のもと、ネットワーク/データセンターからクラウド/アプリケーションまでを、エンド・エンドかつワンストップで提供するグローバルシームレスなサービスの展開に積極的に取り組んでいきます。
1.背景
シンガポールとマレーシアは、地震、津波、台風などの自然災害の影響が極めて少ない地域特性から、アジア地域のシステムハブやディザスタリカバリ拠点として注目されています。
特にシンガポールは、香港とならぶアジア地域の経済活動の中核であり、多国籍企業のお客さまが集中しています。なかでもIT企業や金融機関などのお客さまが多く、24時間365日業務を継続するだけでなく、非常に高スペックな通信インフラが求められています。
そのような高い要求水準と増加する需要に応えるべく、シンガポールではシンガポール証券取引所のデータセンターの近くに、マレーシアでは首都クアラルンプール郊外の総合開発地域マルチメディア・スーパーコリドーの中核都市サイバージャヤに、新たなデータセンターを建設しました。
2.シンガポール セラングーン データセンターの特長(詳細は別紙1参照)
(1)高信頼のデータセンター専用ビル
自社で設計し建設したデータセンター専用ビルであり、電源設備などの各種設備を完全冗長化することにより停電などの障害発生に備えます。より高度なセキュリティ運用など、お客さまのご要望に合わせたカスタマイズ提供も可能です。
(2)業界トップクラス(*1)の低遅延で日本‐シンガポール間を接続
NTT Comの回線に加え、他社回線の利用も可能なキャリア・ニュートラルポリシーの採用により、異キャリア、複数ルートによる高い冗長性が確保できます。特に、日本‐シンガポール間は、NTT Comが所有する、高信頼・低遅延の大容量光海底ケーブル「Asia Submarine-cable Express」(ASE)(*2)を利用することで、高速で高信頼のネットワーク環境を実現します。(別紙3参照)
(3)最先端のグリーン性能
シンガポール政府建設局が定める「グリーンマーク」(*4)における最高ランクのプラチナアワードを、商用データセンターでは初めて取得しました。また、米国のLEED(*5)認証を取得予定です。
(4)仮想ネットワーク(*3)を活用した新クラウドサービスを提供予定
今後提供予定の仮想ネットワークを活用した新たなクラウドサービスをご利用いただくことにより、クラウドサービスのリソースを国内外のデータセンターをまたいで拡張したり、災害やパンデミック発生時にオンデマンドかつ容易に遠隔地へデータ移行させることが可能です。(別紙4参照)
別紙1「シンガポール セラングーン データセンター」の仕様
http://www.atpress.ne.jp/releases/26955/1_5.pdf
別紙3 高速・高信頼・低遅延ネットワーク環境
別紙4 仮想ネットワークを活用したグローバルクラウドサービス
http://www.atpress.ne.jp/releases/26955/3_7.pdf
3.マレーシア サイバージャヤ3 データセンターの特長(詳細は別紙2参照)
(1)ディザスタリカバリ拠点などに最適の環境
電源設備などの冗長化に加え、万全なセキュリティを備えています。総面積63,000m2にわたる広大な敷地内にはお客さまが利用可能なオフィスビルも併設しており、またマレーシアの安価な電気料金からくるご利用しやすいサービス料金から、ディザスタリカバリ拠点、オフショアサイトとしてのご利用に最適です。
(2)高信頼・低遅延のネットワーク環境
新たに接続されるASEを利用することで、マレーシアでもNTT Comの国際IPバックボーンを利用した高速・大容量なインターネット接続などが、今まで以上に低遅延で信頼性の高い国際ネットワークとして利用できます。
(3)最先端のグリーン性能
マレーシアグリーンビルディング指標(GBI)(*6)および、LEED認証を取得予定です。
別紙2「マレーシア サイバージャヤ3 データセンター」の仕様
http://www.atpress.ne.jp/releases/26955/2_6.pdf
4.提供開始日
シンガポール セラングーン データセンター :2012年4月27日
マレーシア サイバージャヤ3 データセンター:2012年4月26日
5.ご利用事例
先進的な光学技術を軸に、医療と情報通信の領域でグローバルに事業を展開するHOYA株式会社 HOYAグループ情報システム責任者 近安 理夫様より、次のような評価をいただきました。
「グローバル共通のICT基盤におけるアジアのハブ拠点として、高い信頼性とフレキシブルなネットワーク環境を持つシンガポール セラングーン データセンターの利用を決定しました。NTT Comの、アプリケーション、クラウドからネットワークまでをグローバルシームレスにワンストップ提供することができる能力は、当社のグローバル事業拡大のためのパートナーとしてふさわしいと考えています。」
*1:2012年4月1日現在の公開値に基づく自社調べによる。
*2:2012年夏より提供開始予定。
*3:OpenFlowなどの技術を活用し、システム構成変更時の変更作業がオンデマンドかつ柔軟に可能となるネットワーク。
*4:グリーンマーク:シンガポール政府の国家開発省の機関である建設局BCA(Building & Construction Authority)が認定する、建築ビルの環境配慮に対する評価制度。
*5:LEED(Leadership in Energy and Environmental Design):全米グリーンビルディング評議会(USGBC)が提唱したプログラムで、新規の商業計画において建物と敷地の環境性能を評価する格付制度。
*6:GBI(Green Building Index):マレーシアにおける建築ビルの環境配慮に対する評価基準。
NTT Com は、2011年10月に策定した「グローバルクラウドビジョン」のもと、ネットワーク/データセンターからクラウド/アプリケーションまでを、エンド・エンドかつワンストップで提供するグローバルシームレスなサービスの展開に積極的に取り組んでいきます。
1.背景
シンガポールとマレーシアは、地震、津波、台風などの自然災害の影響が極めて少ない地域特性から、アジア地域のシステムハブやディザスタリカバリ拠点として注目されています。
特にシンガポールは、香港とならぶアジア地域の経済活動の中核であり、多国籍企業のお客さまが集中しています。なかでもIT企業や金融機関などのお客さまが多く、24時間365日業務を継続するだけでなく、非常に高スペックな通信インフラが求められています。
そのような高い要求水準と増加する需要に応えるべく、シンガポールではシンガポール証券取引所のデータセンターの近くに、マレーシアでは首都クアラルンプール郊外の総合開発地域マルチメディア・スーパーコリドーの中核都市サイバージャヤに、新たなデータセンターを建設しました。
2.シンガポール セラングーン データセンターの特長(詳細は別紙1参照)
(1)高信頼のデータセンター専用ビル
自社で設計し建設したデータセンター専用ビルであり、電源設備などの各種設備を完全冗長化することにより停電などの障害発生に備えます。より高度なセキュリティ運用など、お客さまのご要望に合わせたカスタマイズ提供も可能です。
(2)業界トップクラス(*1)の低遅延で日本‐シンガポール間を接続
NTT Comの回線に加え、他社回線の利用も可能なキャリア・ニュートラルポリシーの採用により、異キャリア、複数ルートによる高い冗長性が確保できます。特に、日本‐シンガポール間は、NTT Comが所有する、高信頼・低遅延の大容量光海底ケーブル「Asia Submarine-cable Express」(ASE)(*2)を利用することで、高速で高信頼のネットワーク環境を実現します。(別紙3参照)
(3)最先端のグリーン性能
シンガポール政府建設局が定める「グリーンマーク」(*4)における最高ランクのプラチナアワードを、商用データセンターでは初めて取得しました。また、米国のLEED(*5)認証を取得予定です。
(4)仮想ネットワーク(*3)を活用した新クラウドサービスを提供予定
今後提供予定の仮想ネットワークを活用した新たなクラウドサービスをご利用いただくことにより、クラウドサービスのリソースを国内外のデータセンターをまたいで拡張したり、災害やパンデミック発生時にオンデマンドかつ容易に遠隔地へデータ移行させることが可能です。(別紙4参照)
別紙1「シンガポール セラングーン データセンター」の仕様
http://www.atpress.ne.jp/releases/26955/1_5.pdf
別紙3 高速・高信頼・低遅延ネットワーク環境
別紙4 仮想ネットワークを活用したグローバルクラウドサービス
http://www.atpress.ne.jp/releases/26955/3_7.pdf
3.マレーシア サイバージャヤ3 データセンターの特長(詳細は別紙2参照)
(1)ディザスタリカバリ拠点などに最適の環境
電源設備などの冗長化に加え、万全なセキュリティを備えています。総面積63,000m2にわたる広大な敷地内にはお客さまが利用可能なオフィスビルも併設しており、またマレーシアの安価な電気料金からくるご利用しやすいサービス料金から、ディザスタリカバリ拠点、オフショアサイトとしてのご利用に最適です。
(2)高信頼・低遅延のネットワーク環境
新たに接続されるASEを利用することで、マレーシアでもNTT Comの国際IPバックボーンを利用した高速・大容量なインターネット接続などが、今まで以上に低遅延で信頼性の高い国際ネットワークとして利用できます。
(3)最先端のグリーン性能
マレーシアグリーンビルディング指標(GBI)(*6)および、LEED認証を取得予定です。
別紙2「マレーシア サイバージャヤ3 データセンター」の仕様
http://www.atpress.ne.jp/releases/26955/2_6.pdf
4.提供開始日
シンガポール セラングーン データセンター :2012年4月27日
マレーシア サイバージャヤ3 データセンター:2012年4月26日
5.ご利用事例
先進的な光学技術を軸に、医療と情報通信の領域でグローバルに事業を展開するHOYA株式会社 HOYAグループ情報システム責任者 近安 理夫様より、次のような評価をいただきました。
「グローバル共通のICT基盤におけるアジアのハブ拠点として、高い信頼性とフレキシブルなネットワーク環境を持つシンガポール セラングーン データセンターの利用を決定しました。NTT Comの、アプリケーション、クラウドからネットワークまでをグローバルシームレスにワンストップ提供することができる能力は、当社のグローバル事業拡大のためのパートナーとしてふさわしいと考えています。」
*1:2012年4月1日現在の公開値に基づく自社調べによる。
*2:2012年夏より提供開始予定。
*3:OpenFlowなどの技術を活用し、システム構成変更時の変更作業がオンデマンドかつ柔軟に可能となるネットワーク。
*4:グリーンマーク:シンガポール政府の国家開発省の機関である建設局BCA(Building & Construction Authority)が認定する、建築ビルの環境配慮に対する評価制度。
*5:LEED(Leadership in Energy and Environmental Design):全米グリーンビルディング評議会(USGBC)が提唱したプログラムで、新規の商業計画において建物と敷地の環境性能を評価する格付制度。
*6:GBI(Green Building Index):マレーシアにおける建築ビルの環境配慮に対する評価基準。