和の建築の魅力を伝える「和風住宅26」7月31日に発刊!
[21/07/31]
提供元:@Press
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日本の気候や風土に調和した伝統の和風住宅の魅力を伝える書籍「和風住宅26」が7月31日に発刊します。
特集は「木の適材適所」。力強さ、繊細さ、柔らかさ、あたたかさ。木はさまざまな表情を持ちます。日本の建築の歴史は木とともにあり、それぞれの特徴を生かしながら、適材適所に配してきました。今号では、和の建築と木の文化のつながりを紐解きます。
画像 : https://newscast.jp/attachments/9utno4PXe2GDdqD5uFqa.jpg和風住宅26_表紙
巻頭事例は、建築家・川口通正氏による「月明と数寄」。自然豊かな地に離れとして建てられた数寄屋で、木造の伝統的な技術と建築文化を後世に残したいという建て主の思いによって実現しました。「兼ねてから日本の木造建築と自然との調和を考えてきた」という川口氏。室内には緑を効果的に採りこみ、自然と建築が美しく見える関係を築き上げています。
画像 : https://newscast.jp/attachments/AfbV6HsoGzAyUTP5x7q0.jpg巻頭事例は建築家・川口通正の「月明と数寄」
「木を生かす建築」では、栗・栂(ツガ)・欅(ケヤキ)を取り上げて事例を紹介。使う木材によって建物はその印象が大きく異なります。その建築に対する思いや気候風土、時代背景などを解説します。
建築家による事例は、神家昭雄、木原千利、安原三郎、降幡廣信、岡本一真の5選!美しい写真がメインですが、寸法入りの平面図や矩計図、外部仕上げをはじめ、主要部屋の内部仕上げまで掲載しているので、設計の実務者にも参考になります。丸山弾の「私の木の使い方」、伊礼智の「藤井厚二から学ぶ、これからの住まい」も掲載。和風住宅の用語や基本的な内容を解説したページもあり、見どころ満載です。
[Contents]
特集 木の適材適所
月明と数寄/川口通正、木を知り技術を駆使する
日本建築と木の文化/内田青蔵(神奈川大学 教授)
木を生かす建築・栗/すや本店、栂/高橋是清邸、欅/富山市民俗民芸村陶芸館
数寄屋建築の適材適所・松文商店
檜・杉・松の主な産地/杢目の種類
私の木の使い方/丸山弾
建築家和風住宅/思いをつなげる和の空間
神家昭雄/浦安の家、木原千利/守口の家、安原三郎/寄棟屋根の家、降幡廣信/石森良三商店、岡本一真/天神の家
一流和風住宅/和のこころを受け継ぐ住まい
サン工房/タガハウス/石牧建築/神奈川エコハウス/小坂建設/早建/丸正渡邊工務所/TAKATA建築
和風住宅の基礎知識
名建築探訪・藤井厚二/喜多源逸邸
藤井厚二から学ぶ、これからの住まい/伊礼智
判型:A4変型判・200ページ
定価:3,300円
「和風住宅26」の詳細はこちら : https://www.s-housing.jp/archives/242204