ブログウォッチャー×名古屋大学 位置情報履歴に基づくユーザとエリアの特徴をモデル化する情報処理装置・情報処理方法・コンピュータプログラムに関する特許を出願
[21/09/29]
提供元:@Press
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位置情報データを使った広告・分析サービス「プロファイルパスポート」を提供する株式会社ブログウォッチャー(本社:東京都中央区、代表取締役:酒田 理人、以下「ブログウォッチャー」)と、東海国立大学機構 名古屋大学(以下、「名古屋大学」)は、プロファイルパスポートのデータを活用し、ユーザとエリアの特徴をモデル化する情報処理技術に関する共同特許(特願2020-209558)を出願いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/277218/LL_img_277218_1.png
ロゴ
■特許概要
ブログウォッチャーと名古屋大学は、JST CREST「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化(研究統括:栄藤 稔) 異種ドメインユーザの行動予測を可能にするペルソナモデルの転移技術(研究代表:原 隆浩)」における研究開発を通じ、以下の特許を出願いたしました。
名称:位置情報履歴に基づくユーザとエリアの特徴をモデル化する
情報処理装置、情報処理方法、および、コンピュータプログラム
内容:エリアの時間的利用態様の特徴を表すベクトル表現またはユーザの
時間的位置態様の特徴を表すベクトル表現を特定する情報処理装置等
【発明者】
河口 信夫
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構 教授/工学研究科
情報・通信工学専攻 教授
米澤 拓郎
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院 工学研究科 情報・通信工学専
攻 准教授
庄子 和之
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院 工学研究科 情報・通信工学専攻
酒田 理人
株式会社ブログウォッチャー 代表取締役
■開発の背景
近年、GPS(Global Positioning System)機能を備えたスマートフォンやウェアラブル端末の普及により、位置情報履歴の収集が容易となりました。このデータは各ユーザの日々の行動を反映したものであり、これらを分析することで、混雑予想、都市計画、防災、マーケティングなど、さまざまな目的に利用することができます。これから位置情報データをより活用しやすくするために従来技術における課題を解決する技術開発を行いました。
■データ利活用のためのモデリングについて
実際に位置情報履歴を活用するためには、目的に沿った形にデータを定義するための位置情報履歴のモデリング ※1 が必要になります。
その手法として、各ユーザの滞在場所を座標(緯度・経度)で表現する「座標遷移ラベル」や、各ユーザ間で共通するラベル(住宅街、飲食店など)で表現する「ラベル遷移モデル」があります。
位置情報履歴をモデリングすることでまとまっていない膨大なデータを抽象化し、ユーザ群を特徴づけることができます。情報に基づきユーザの滞在目的の類推やユーザの属性の推定をすることで、より分析をしやすくなるというメリットがあります。
※1 モデリング:データに関する要件の明確化やデータ利活用にあたる定義を作成すること
<位置情報履歴モデリング手法について>
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/277218/LL_img_277218_2.png
位置情報履歴モデリング 図
■従来種技術の課題点
POI ※2 情報に基づきユーザの滞在目的を類推し、滞在目的による滞在遷移モデルを作成する従来の技術の場合、決められたラベルしかつけることができずデータセットに登録されていないPOIに対してのラベリングができなかったり、多くの商品を取り扱うような店舗に対してラベルを一つに決められないという課題がありました。
また、位置情報履歴を数十〜数百程度の種類ラベルに集約することになるため、元々多様な要素を含んでいた情報の損失が大きくなります。
※2 POI(Point of Interest)位置情報を含んだ施設や地点などのデータ
■特許出願技術の特徴について
こうした課題を解決すべく、位置情報履歴がもつ多様な情報をできる限り保持しながら、時期・曜日・時間帯・位置情報をもとに、ユーザとエリアの特徴をモデル化する情報処理技術の研究開発を行いました。
本技術である「ベクトル表現遷移モデル」では、各時刻におけるユーザの滞在場所の特徴をもとに以下のような分析が可能になります。
・ユーザ行動の類似度に基づきエリアを分類
・ユーザ行動からライフスタイルなどの特徴を分析
・機械学習を行うことで各ユーザがどの時期のどの時間帯にどの場所に滞在する傾向にあるかを予測
また、本技術を用いることで、事前にPOI情報を収集したり、それをもとにラベリングする必要が無くなり、エリアのモデリングの手間やコストを低減することができます。
<プロファイルパスポートとは>
ブログウォッチャーが提供する位置情報データサービスです。SDKの提供・広告・分析・データ連携など、位置情報データにまつわる様々なソリューションがあります。
<サービスラインナップ>
「プロファイルパスポートSDK」スマートフォンアプリ開発ツール
「プロファイルパスポートDMP」大規模なデータを保有するプラットフォーム
「プロファイルパスポートAD」位置情報データを活用した広告
■法人概要
商号 : 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
代表者: 東海国立大学機構 機構長 名古屋大学総長 松尾 清一
所在地: 〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町
設立 : 1939年
URL : http://www.nagoya-u.ac.jp/
■法人概要
商号 : 株式会社ブログウォッチャー
代表者 : 代表取締役 酒田 理人
所在地 : 〒104-0033 東京都中央区新川1-3-17 新川三幸ビル9F
設立 : 2007年4月
事業内容: 「プロファイルパスポート」位置情報データプラットフォーム
による位置情報関連サービス開発・提供
「キーワードマッチ」検索ワードに応じてランディングページの
自動生成ができるロングテールSEO対策サービスの提供
URL : https://www.blogwatcher.co.jp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/277218/LL_img_277218_1.png
ロゴ
■特許概要
ブログウォッチャーと名古屋大学は、JST CREST「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化(研究統括:栄藤 稔) 異種ドメインユーザの行動予測を可能にするペルソナモデルの転移技術(研究代表:原 隆浩)」における研究開発を通じ、以下の特許を出願いたしました。
名称:位置情報履歴に基づくユーザとエリアの特徴をモデル化する
情報処理装置、情報処理方法、および、コンピュータプログラム
内容:エリアの時間的利用態様の特徴を表すベクトル表現またはユーザの
時間的位置態様の特徴を表すベクトル表現を特定する情報処理装置等
【発明者】
河口 信夫
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構 教授/工学研究科
情報・通信工学専攻 教授
米澤 拓郎
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院 工学研究科 情報・通信工学専
攻 准教授
庄子 和之
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院 工学研究科 情報・通信工学専攻
酒田 理人
株式会社ブログウォッチャー 代表取締役
■開発の背景
近年、GPS(Global Positioning System)機能を備えたスマートフォンやウェアラブル端末の普及により、位置情報履歴の収集が容易となりました。このデータは各ユーザの日々の行動を反映したものであり、これらを分析することで、混雑予想、都市計画、防災、マーケティングなど、さまざまな目的に利用することができます。これから位置情報データをより活用しやすくするために従来技術における課題を解決する技術開発を行いました。
■データ利活用のためのモデリングについて
実際に位置情報履歴を活用するためには、目的に沿った形にデータを定義するための位置情報履歴のモデリング ※1 が必要になります。
その手法として、各ユーザの滞在場所を座標(緯度・経度)で表現する「座標遷移ラベル」や、各ユーザ間で共通するラベル(住宅街、飲食店など)で表現する「ラベル遷移モデル」があります。
位置情報履歴をモデリングすることでまとまっていない膨大なデータを抽象化し、ユーザ群を特徴づけることができます。情報に基づきユーザの滞在目的の類推やユーザの属性の推定をすることで、より分析をしやすくなるというメリットがあります。
※1 モデリング:データに関する要件の明確化やデータ利活用にあたる定義を作成すること
<位置情報履歴モデリング手法について>
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/277218/LL_img_277218_2.png
位置情報履歴モデリング 図
■従来種技術の課題点
POI ※2 情報に基づきユーザの滞在目的を類推し、滞在目的による滞在遷移モデルを作成する従来の技術の場合、決められたラベルしかつけることができずデータセットに登録されていないPOIに対してのラベリングができなかったり、多くの商品を取り扱うような店舗に対してラベルを一つに決められないという課題がありました。
また、位置情報履歴を数十〜数百程度の種類ラベルに集約することになるため、元々多様な要素を含んでいた情報の損失が大きくなります。
※2 POI(Point of Interest)位置情報を含んだ施設や地点などのデータ
■特許出願技術の特徴について
こうした課題を解決すべく、位置情報履歴がもつ多様な情報をできる限り保持しながら、時期・曜日・時間帯・位置情報をもとに、ユーザとエリアの特徴をモデル化する情報処理技術の研究開発を行いました。
本技術である「ベクトル表現遷移モデル」では、各時刻におけるユーザの滞在場所の特徴をもとに以下のような分析が可能になります。
・ユーザ行動の類似度に基づきエリアを分類
・ユーザ行動からライフスタイルなどの特徴を分析
・機械学習を行うことで各ユーザがどの時期のどの時間帯にどの場所に滞在する傾向にあるかを予測
また、本技術を用いることで、事前にPOI情報を収集したり、それをもとにラベリングする必要が無くなり、エリアのモデリングの手間やコストを低減することができます。
<プロファイルパスポートとは>
ブログウォッチャーが提供する位置情報データサービスです。SDKの提供・広告・分析・データ連携など、位置情報データにまつわる様々なソリューションがあります。
<サービスラインナップ>
「プロファイルパスポートSDK」スマートフォンアプリ開発ツール
「プロファイルパスポートDMP」大規模なデータを保有するプラットフォーム
「プロファイルパスポートAD」位置情報データを活用した広告
■法人概要
商号 : 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
代表者: 東海国立大学機構 機構長 名古屋大学総長 松尾 清一
所在地: 〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町
設立 : 1939年
URL : http://www.nagoya-u.ac.jp/
■法人概要
商号 : 株式会社ブログウォッチャー
代表者 : 代表取締役 酒田 理人
所在地 : 〒104-0033 東京都中央区新川1-3-17 新川三幸ビル9F
設立 : 2007年4月
事業内容: 「プロファイルパスポート」位置情報データプラットフォーム
による位置情報関連サービス開発・提供
「キーワードマッチ」検索ワードに応じてランディングページの
自動生成ができるロングテールSEO対策サービスの提供
URL : https://www.blogwatcher.co.jp/