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賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2012年10月および 関西圏版 2012年10月を発表

 不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:立野 良太郎)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2012年10月」および「賃貸住宅市場レポート 関西圏版 2012年10月」を発表しました。

 首都圏版では「2013年首都圏賃貸住宅市場の見通し」および「2012年8月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。

 また関西圏版では「2013年関西圏賃貸住宅市場の見通し」および「2012年8月期の2府1県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
 これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われています。

詳細PDF :「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2012年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol34_residential20121023.html

     「賃貸住宅市場レポート 関西圏版2012年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol6_resikansai20121023.html


1.首都圏版の概要
(1) 2013年 首都圏賃貸住宅市場の見通し
 リーマンショック後の着工数の減少により、東京23区の需給ギャップは2010年中頃から改善傾向にあります。また賃料が下落傾向にあることから、東京市部や埼玉県からの人口流入、被災者の流入による下振れ圧力もあると思われます。
 ただし、市場規模が大きいため、これらの影響はほとんど表れておらず、空室率TVIは、ほぼ需給ギャップ通りに推移しています。2013年も引き続き需給ギャップの縮小は継続するため、空室率TVIも改善が継続するものと思われます。
 東京市部は、2013年前半までは空室率TVIの改善が継続し、その後需給ギャップの拡大幅が大きくなる2013年の後半にかけて悪化に転じると思われます。 神奈川県は、2012年後半から需給ギャップは縮小に転じますので、2013年の空室率TVIは改善傾向で推移すると思われます。
 埼玉県の需給ギャップは横ばいで推移する見込みですので、空室率TVIも高い水準で横ばい傾向で推移すると思われます。
 千葉県は、この後需給ギャップが縮小に転じますので、2013年の空室率TVIは改善傾向で推移すると思われます。

図 東京23区空室率TVI予測
http://www.atpress.ne.jp/releases/30921/1_1.JPG


(2) 2012年8月期 1都3県賃貸住宅指標
 1都3県で唯一悪化の継続していた埼玉県の空室率TVIに頭打ちの兆しが見えてきました。


<東京都全域>
空室率TVI(ポイント)  :11.89
募集期間(ヶ月)     : 3.10
更新確率(%)      :43.32
中途解約確率(%)    :37.44

<東京都23区>
空室率TVI(ポイント)  :11.67
募集期間(ヶ月)     : 3.08
更新確率(%)      :42.96
中途解約確率(%)    :37.70

<東京都市部>
空室率TVI(ポイント)  :14.91
募集期間(ヶ月)     : 3.22
更新確率(%)      :45.33
中途解約確率(%)    :36.29

<神奈川県>
空室率TVI(ポイント)  :12.50
募集期間(ヶ月)     : 3.47
更新確率(%)      :44.43
中途解約確率(%)    :39.33

<埼玉県>
空室率TVI(ポイント)  :15.69
募集期間(ヶ月)     : 3.40
更新確率(%)      :46.16
中途解約確率(%)    :37.00

<千葉県>
空室率TVI(ポイント)  :12.93
募集期間(ヶ月)     : 3.23
更新確率(%)      :46.69
中途解約確率(%)    :38.27

※これらの指標は、アットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて分析されています。

詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2012年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol34_residential20121023.html

なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html


2.関西版の概要
(1)2013年 関西圏賃貸住宅市場の見通し
 大阪府の需給ギャップは2012年後半から拡大傾向に転じます。2011年中頃からの被災者流入による下振れ圧力も弱まりつつあることから、2013年前半までは空室率TVIは横ばいで推移し、その後、需給ギャップの増加幅が広がる2013年の後半にかけて微増に転じると思われます。
 京都府は、2013年も引き続き需給ギャップが縮小傾向で推移することが予測されるため、空室率TVIも改善傾向で推移すると思われます。
 兵庫県は、需給ギャップが縮小傾向にあることから、空室率TVIは改善傾向で推移すると思われます。

図 大阪府空室率TVI予測
http://www.atpress.ne.jp/releases/30921/2_2.JPG



(2)2012年 8月期2府1県賃貸住宅指標
 京都府の空室率TVIは微減傾向から横ばい傾向となってきました。マンション系、アパート系別の空室率TVI 長期推移でもマンション系が減少傾向から横ばい傾向となっています。


<大阪府>
空室率TVI(ポイント)  : 7.92
募集期間(ヶ月)     : 4.49
更新確率(%)      :49.32
中途解約確率(%)    :41.13

<京都府>
空室率TVI(ポイント)  :14.02
募集期間(ヶ月)     : 5.76
更新確率(%)      :26.56
中途解約確率(%)    :69.06

<兵庫県>
空室率TVI(ポイント)  :11.78
募集期間(ヶ月)     : 5.16
更新確率(%)      :44.03
中途解約確率(%)    :47.82


詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 関西圏版2012年10月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol6_resikansai20121023.html

なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html


■株式会社タスについて
 インターネットによる不動産評価、及び不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。

会社名  : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地  : 東京都中央区八丁堀2-25-9
       トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金  : 1億8千万円
出資   : トヨタ自動車株式会社
       朝日航洋株式会社
       株式会社三友システムアプレイザル
       豊田通商株式会社
Web    : http://www.tas-japan.com/
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