日経BPコンサルティング調べ ―「大学ブランド・イメージ調査 2012-2013」【中国・四国編】より― 広島大学が、中国・四国地方の主要大学58校の中で「大学ブランド力」第1位 「広報活動に力を入れている」広島経済大学、「個性的である」岡山理科大学
[12/11/21]
提供元:@Press
提供元:@Press
日経BPコンサルティング(東京都港区)は、今年で6年目になる「大学ブランド・イメージ調査 2012-2013」の結果をまとめ、11月21日に調査結果報告書を発行・発売する。全国の468大学を9つの地域に分割し、それぞれの地域で調査を実施。「認知度/認知経路」「入学推薦度」「採用意向度」「49項目のブランド・イメージ」など、様々な角度から有職者、中学生以上の子供を持つ父母、教育関連従事者が評価した。本リリースでは、【中国・四国編】の結果について紹介する。
◆中国・四国編では、広島大学、岡山大学、愛媛大学が「大学ブランド力」ランキングのトップ3に。
◆「大学ブランド力」ランキング上位6校は、国立大学が占める。
◆「広報活動に力を入れている」広島経済大学、「個性的である」岡山理科大学など、「らしさ」が大学ブランド力として評価につながる結果に。
●有職者(ビジネスパースン)からみた「大学ブランド力」:
上位6位が国立大学。私立大学トップはノートルダム清心女子大学
中国・四国編の「大学ブランド力」(大学ブランドの総合力を示すスコア)ランキング第1位は、88.4ポイントを獲得した広島大学(表1)。第2位は岡山大学(79.7ポイント)で、第3位には愛媛大学(60.5ポイント)と、国立大学が続いた。
58校の大学ブランドスコアの分布をみると、広島大学が第2位の岡山大学に10ポイント近くの差をつけて第1位を獲得。第2位の岡山大学と第3位の愛媛大学の間では20ポイント近く差が開いた。また、第7位のノートルダム清心女子大学から、第19位の広島市立大学までの13校が50ポイント台に入り、大激戦となった。それ以降の39の大学は平均以下の40ポイント台となり、各校の魅力をまだ十分に伝えきれていないと思われる結果になっている。
また、トップ10のうち上位6位までを国立大学(広島大学、岡山大学、愛媛大学、徳島大学、山口大学、香川大学)が占めた。7位から10位までは私立大学(ノートルダム清心女子大学、広島工業大学、松山大学、岡山理科大学)がランクインしている。
●教育関連従事者評価:
「広報活動に注力」広島経済大学、「個性的である」岡山理科大学
本調査では、学校に勤務する教員・職員など教育関連従事者にもブランド評価を依頼している。その結果から、各ブランド・イメージ項目第1位になった大学をみると、その大学の特徴や「らしさ」が、どの程度浸透しているかがうかがえる(表2)。
本年の調査では、「広報活動に力を入れている」で、広島経済大学が第1位を獲得。テレビCMや、インターネットでの広報活動に評価の声が上がった。また、「個性的である」では岡山理科大学が、「面白みがある」では高知工科大学がそれぞれ第1位になるなど、各大学の特徴が明らかになった。
今回、大学の認知経路についても尋ねているが、高知大学をはじめとして、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)からの認知が少しずつ増えている。「首都圏編」においても、東京大学や明治大学などで同じような傾向がみられた。こういった新しいメディアをいち早く取り入れ活用する例も増えており、今後の広報のあり方に変化が生まれていることも垣間見られる。
各大学は、在校生やその父母、地域住民、企業採用担当者、卒業生など様々なステークホルダーと多岐に渡るコミュニケーションの中で、効果的な手段を使い、伝えたい大学イメージを訴求している。その成果が、この客観的な調査結果から明らかになっている。自校のこれまでの広報活動の振り返りや、今後の広報戦略の立案時にぜひご活用いただきたい。
(中村 美穂=日経BPコンサルティング)
「大学ブランド・イメージ調査 2012-2013」
【北海道・東北編】【北関東・甲信越編】【首都圏編】【北陸・東海編】【近畿編】【中国・四国編】【九州・沖縄・山口編】
全国の主要大学計468校の「大学ブランド力」算出を目的としたインターネット調査(医科大学や体育大学、短期大学などは除外)。「地域産業への貢献度」や「研究施設の充実度」、また学生の「語学力」や、「コミュニケーション能力の高さ」など大学や在学生へのブランド・イメージ49項目を測定し、それらをまとめた大学ブランドスコア(=大学ブランド力指数。偏差値)を算出してランキング化した。調査にあたって、日経BP/日経BPコンサルティング調査モニターを中心に、同地域にお住まいのお仕事をお持ちの方(有職者)や、中学生以上の子供がいる父母、教育関連従事者に回答を依頼。なお、調査設計や分析にあたり、企業ブランドおよび製品/サービスブランドの調査で実績のある「ブランド・ジャパン」で培ったノウハウを活用し、調査するイメージ項目を洗い出した。中国・四国編は2012年8月1日〜31日に実施し、3,643件(同地域在住の有職者、学生の父母)の有効回答を得た。2012年11月21日に地域ごとの調査結果報告書を発行。
( http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/report/ub2013/ )
中国・四国編 表1
http://www.atpress.ne.jp/releases/31540/1_1.jpg
中国・四国編 表2
http://www.atpress.ne.jp/releases/31540/2_2.jpg
【ノミネート大学】
■鳥取県
鳥取大学、鳥取環境大学
■島根県
島根大学、島根県立大学
■岡山県
岡山大学、岡山県立大学、岡山学院大学、岡山商科大学、岡山理科大学、環太平洋大学、吉備国際大学、くらしき作陽大学、山陽学園大学、就実大学、中国学園大学、ノートルダム清心女子大学、美作大学
■広島県
広島大学、尾道市立大学、県立広島大学、広島市立大学、福山市立大学、比治山大学、広島経済大学、広島工業大学、広島国際学院大学、広島国際大学、広島修道大学、広島女学院大学、広島都市学園大学、広島文化学園大学、広島文教女子大学、福山大学、福山平成大学、安田女子大学
■山口県
山口大学、下関市立大学、山口県立大学、宇部フロンティア大学、東亜大学、徳山大学、梅光学院大学、山口学芸大学、山口東京理科大学
■徳島県
徳島大学、鳴門教育大学、四国大学、徳島文理大学
■香川県
香川大学、四国学院大学、高松大学
■愛媛県
愛媛大学、聖カタリナ大学、松山東雲女子大学、松山大学
■高知県
高知大学、高知県立大学、高知工科大学
ブランド・ジャパン:国内で使用されているブランドを消費者とビジネスパーソンが評価する、日本最大のブランド評価調査プロジェクト。2001年に第1回調査を実施し、2013年で13回目を迎える。
日経BPコンサルティング:日経BP社全額出資の「調査・コンサルティング」、「企画・編集」、「制作」など、コンサルティング、コンテンツ関連のマーケティング・ソリューション提供企業。(2002年3月1日設立。資本金9,000万円)
◆中国・四国編では、広島大学、岡山大学、愛媛大学が「大学ブランド力」ランキングのトップ3に。
◆「大学ブランド力」ランキング上位6校は、国立大学が占める。
◆「広報活動に力を入れている」広島経済大学、「個性的である」岡山理科大学など、「らしさ」が大学ブランド力として評価につながる結果に。
●有職者(ビジネスパースン)からみた「大学ブランド力」:
上位6位が国立大学。私立大学トップはノートルダム清心女子大学
中国・四国編の「大学ブランド力」(大学ブランドの総合力を示すスコア)ランキング第1位は、88.4ポイントを獲得した広島大学(表1)。第2位は岡山大学(79.7ポイント)で、第3位には愛媛大学(60.5ポイント)と、国立大学が続いた。
58校の大学ブランドスコアの分布をみると、広島大学が第2位の岡山大学に10ポイント近くの差をつけて第1位を獲得。第2位の岡山大学と第3位の愛媛大学の間では20ポイント近く差が開いた。また、第7位のノートルダム清心女子大学から、第19位の広島市立大学までの13校が50ポイント台に入り、大激戦となった。それ以降の39の大学は平均以下の40ポイント台となり、各校の魅力をまだ十分に伝えきれていないと思われる結果になっている。
また、トップ10のうち上位6位までを国立大学(広島大学、岡山大学、愛媛大学、徳島大学、山口大学、香川大学)が占めた。7位から10位までは私立大学(ノートルダム清心女子大学、広島工業大学、松山大学、岡山理科大学)がランクインしている。
●教育関連従事者評価:
「広報活動に注力」広島経済大学、「個性的である」岡山理科大学
本調査では、学校に勤務する教員・職員など教育関連従事者にもブランド評価を依頼している。その結果から、各ブランド・イメージ項目第1位になった大学をみると、その大学の特徴や「らしさ」が、どの程度浸透しているかがうかがえる(表2)。
本年の調査では、「広報活動に力を入れている」で、広島経済大学が第1位を獲得。テレビCMや、インターネットでの広報活動に評価の声が上がった。また、「個性的である」では岡山理科大学が、「面白みがある」では高知工科大学がそれぞれ第1位になるなど、各大学の特徴が明らかになった。
今回、大学の認知経路についても尋ねているが、高知大学をはじめとして、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)からの認知が少しずつ増えている。「首都圏編」においても、東京大学や明治大学などで同じような傾向がみられた。こういった新しいメディアをいち早く取り入れ活用する例も増えており、今後の広報のあり方に変化が生まれていることも垣間見られる。
各大学は、在校生やその父母、地域住民、企業採用担当者、卒業生など様々なステークホルダーと多岐に渡るコミュニケーションの中で、効果的な手段を使い、伝えたい大学イメージを訴求している。その成果が、この客観的な調査結果から明らかになっている。自校のこれまでの広報活動の振り返りや、今後の広報戦略の立案時にぜひご活用いただきたい。
(中村 美穂=日経BPコンサルティング)
「大学ブランド・イメージ調査 2012-2013」
【北海道・東北編】【北関東・甲信越編】【首都圏編】【北陸・東海編】【近畿編】【中国・四国編】【九州・沖縄・山口編】
全国の主要大学計468校の「大学ブランド力」算出を目的としたインターネット調査(医科大学や体育大学、短期大学などは除外)。「地域産業への貢献度」や「研究施設の充実度」、また学生の「語学力」や、「コミュニケーション能力の高さ」など大学や在学生へのブランド・イメージ49項目を測定し、それらをまとめた大学ブランドスコア(=大学ブランド力指数。偏差値)を算出してランキング化した。調査にあたって、日経BP/日経BPコンサルティング調査モニターを中心に、同地域にお住まいのお仕事をお持ちの方(有職者)や、中学生以上の子供がいる父母、教育関連従事者に回答を依頼。なお、調査設計や分析にあたり、企業ブランドおよび製品/サービスブランドの調査で実績のある「ブランド・ジャパン」で培ったノウハウを活用し、調査するイメージ項目を洗い出した。中国・四国編は2012年8月1日〜31日に実施し、3,643件(同地域在住の有職者、学生の父母)の有効回答を得た。2012年11月21日に地域ごとの調査結果報告書を発行。
( http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/report/ub2013/ )
中国・四国編 表1
http://www.atpress.ne.jp/releases/31540/1_1.jpg
中国・四国編 表2
http://www.atpress.ne.jp/releases/31540/2_2.jpg
【ノミネート大学】
■鳥取県
鳥取大学、鳥取環境大学
■島根県
島根大学、島根県立大学
■岡山県
岡山大学、岡山県立大学、岡山学院大学、岡山商科大学、岡山理科大学、環太平洋大学、吉備国際大学、くらしき作陽大学、山陽学園大学、就実大学、中国学園大学、ノートルダム清心女子大学、美作大学
■広島県
広島大学、尾道市立大学、県立広島大学、広島市立大学、福山市立大学、比治山大学、広島経済大学、広島工業大学、広島国際学院大学、広島国際大学、広島修道大学、広島女学院大学、広島都市学園大学、広島文化学園大学、広島文教女子大学、福山大学、福山平成大学、安田女子大学
■山口県
山口大学、下関市立大学、山口県立大学、宇部フロンティア大学、東亜大学、徳山大学、梅光学院大学、山口学芸大学、山口東京理科大学
■徳島県
徳島大学、鳴門教育大学、四国大学、徳島文理大学
■香川県
香川大学、四国学院大学、高松大学
■愛媛県
愛媛大学、聖カタリナ大学、松山東雲女子大学、松山大学
■高知県
高知大学、高知県立大学、高知工科大学
ブランド・ジャパン:国内で使用されているブランドを消費者とビジネスパーソンが評価する、日本最大のブランド評価調査プロジェクト。2001年に第1回調査を実施し、2013年で13回目を迎える。
日経BPコンサルティング:日経BP社全額出資の「調査・コンサルティング」、「企画・編集」、「制作」など、コンサルティング、コンテンツ関連のマーケティング・ソリューション提供企業。(2002年3月1日設立。資本金9,000万円)