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2013年度「分析機器・科学機器遺産」認定事業 ―2012年度は20件を認定、2013年度は一般からの募集も受け付けます―

社団法人日本分析機器工業会(会長:服部 重彦/株式会社島津製作所 代表取締役会長)と一般社団法人日本科学機器協会(会長:矢澤 英人/株式会社ダルトン 代表取締役社長)は、日本が誇れる分析技術/分析機器や科学機器及び、日本国民の生活・経済・教育・文化に貢献した分析技術/分析機器や科学機器を文化的遺産として後世に伝えることを目的に、「分析機器・科学機器遺産」の認定制度を導入し、継続的に実施しています。

2012年度は20件の認定を行いました。
URL http://www.jaima.or.jp/jp/heritage/index.html


2013年度は、15件程度の認定を行う予定です。また、2012年度はJAIMA・JSIA両会員限定での募集でしたが、2013年度からは会員並びに日本国内の会員外一般からも広く募集を行います。

認定基準としては下記のいずれかに該当するものとします。
■日本国内に現存し、公開可能であるもののうち、下記のいずれかに該当するものとする。

(1)分析計測技術・機器並びに科学機器関連技術・機器の発展史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもので、次の基準を満たすもの
・対象とする科学機器関連技術及び機器の発展の重要な側面及び段階を示すもの
・国際的に見て日本の科学機器関連技術及び機器発展の独自性を示すもの
・新たな科学機器関連技術及び機器分野の創造に寄与したもの

(2)国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもので、次の基準を満たすもの
・国民生活の発展、新たな生活様式の創出に顕著な役割を果したもの
・日本経済の発展と国際的地位の向上に一時代を画するような顕著な貢献のあったもの
・社会、文化と科学機器関連技術及び機器の関わりにおいて重要な事象を示すもの

■申請資格
原則として、認定対象品の所有者とする。

■認定対象の分類
(1)保存、収集された機器
(2)歴史的意義のある技術や機器の関連文書並びに分析/試験試料類

■認定対象の年代
認定対象の年代は概ね産業革命以降の工業化がなされた時代以降で且つ、1990年以前のものとする。

この基準に従い、2013年3月初旬から募集を開始し、産・学・官の有識者による選定委員会にて2013年6月中旬頃選定結果を公表予定です。
また、展示及び認定証授与式は2013年9月4日から幕張メッセにおいて開催されるJASIS 2013(旧分析展/科学機器展)で行います。
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