注目の東南アジア市場で活躍する、日本製サプライチェーン・マネジメント タイ大手EMSベンダ、少量多品種管理にAsprovaを導入 〜正確な納期回答と部材調達の遅れも速やかに補正〜
[13/02/22]
提供元:@Press
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SCM / 生産スケジューリングシステム「Asprova(アスプローバ)」の開発・販売を展開するアスプローバ株式会社(本社:東京都品川区、代表:代表取締役社長 高橋 邦芳)は、全世界に製造・生産拠点が増える中、製造コスト低減だけでなく、迅速で正確な納期回答や、材料調達遅れに速やかに対応できる生産スケジューリングシステムをグローバルに普及・展開しておりますが、このたび、特に発展著しい東南アジアの「タイ」における導入事例をご報告させて頂きます。
※EMSベンダ=電子機器の受託生産を行うベンダ企業の意
※SCM=サプライチェーン・マネジメント(材料・部品の供給から加工・製造・流通を経て顧客へ引渡すまでの、物の流れ・加工プロセスの連鎖を管理する、の意)
■タイ大手のEMSベンダがAsprova MS Light+オプション製品を採用
タイの大手EMSベンダであるチームプレシジョン社では、アスプローバ社製のAsprova MS Light+オプション製品を2011年4月(カットオーバーは、2011年10月)より導入しております。Asprova MS Lightは、必要最低限の生産スケジューラ機能を顧客に提供するもので、初期投資を抑えながらも現場のニーズ・習熟度に合わせてオプション機能を追加できる製品として、海外の多くの工場で採用されています。
■タイ大手のEMSベンダが抱える課題
チームプレシジョン社では、様々なセットメーカーにプリント基板を製造し提供しています。生産ラインは自ずと少量多品種にならざるを得ず、生産スケジューラの持つ意義は大変大きくなります。チームプレシジョン社では、タイの日系工場に部品を提供するだけでなく欧米のメーカーにも輸出しており、グローバルに展開するEMSベンダとして、部品を顧客の納期に合わせて航空便で送らなければなりません。しかしながら、顧客からの受注は大きく変動するだけでなく、設計変更への対応も多いのが実情です。このことから、ラインにある部品をいかに効率的に輸送するかが大きな課題となっています。顧客の特急要求に都度対応していたのでは、航空便での輸送も三々五々となり、その費用は大変大きなものになるからです。
■正確な納期回答と納期遵守率の向上
Asprova MS Lightは、生産能力による山崩し、製造実績を反映したリスケジューリング機能で顧客の要求にこたえています。タイ国内に輸送する部品に関しては、納期Fix型のバックワードスケジューリングで納期を守り、海外に輸出する部品に関してはフォワードスケジューリングで納期回答を実現しています。
では、オプション機能は何を実現しているのでしょうか?
国家戦略で部材から製品まで広く裾野を持つタイの製造環境では、チームプレシジョン社も多くの材料をタイ国内のサプライヤから調達しています。比較的インフラが整ったタイの工場区においても、サプライヤからの部材提供が遅れることも多くあります。Asprova MS Lightのオプション機能は、材料による制約スケジュール、生産計画の変更を反映した部材発注などの顧客要望を満足できるものです。多くの海外工場と同様に、チームプレシジョン社にも情報システムの専任者はいません。生産管理業務にかかわるメンバーがAsprovaを運用しているのです。
■更なるコスト戦略にもAsprovaが支援へ
日系製造業の海外工場と比較してその優位性を感じるのは、SCMチームによる生産計画策定とその変更に対するトップダウンでの対応の速さです。顧客からの生産計画の変更は、Asprovaによって見える化されたラインシミュレーションを利用し、その場で即時決定、現場に指示されます。今年、タイ政府の政策によりタイ全土での最低賃金の引き上げが行われました。低コストで欧米企業の仕事を受けているチームプレシジョン社にとっても、これまでのクオリティーデリバリーに加えてコストを意識した生産計画が今後不可欠になってくると想定されます。アスプローバとしては地元のパートナーであるData Collection Systems社( http://www.dcs-group.jp/ )とも連携し、チームプレシジョン社に対して、AsprovaKPI即時原価シミュレーション機能を提案するなど、さらなるコスト戦略への支援も行ってゆく予定です。
■チームプレシジョン社について
導入先: Team Precision Public Company Limited Rangsit Base
所在地: 152/8 Moo 3, Rangsit, Tanyaburi Pathumthani 12110, THAILAND
URL : http://www.teampcba.com/www/aboutus.asp
■「Asprova SCM」について
「Asprova SCM」はサプライチェーンのスケジュールを作成し、サプライチェーンの可視化、全体最適化を支援するサプライチェーン計画システムです。スケジューリング機能には、SCP(Supply Chain Planning:供給連鎖計画)とAPS(Advanced Planning and Scheduling:詳細スケジューリング)があり、SCPは需要を入力し複数の顧客・DC・工場・サプライヤのサプライチェーン全体の調達計画・生産計画・配送計画を作成、APSはSCPの生産計画結果を入力し、工場単位の詳細生産スケジュールを作成します。この「Asprova」は生産スケジューラの国内シェア52.4%を達成しております。(テクノ・システム・リサーチ「2010-2011年ソフトウェアマーケティング総覧」スケジューラ市場金額シェア調べ)
■会社概要
商号 : アスプローバ株式会社
所在地 : 東京本社 東京都品川区西五反田7-9-2 五反田TGビル3F
大阪支店 大阪府大阪市福島区福島5-13-18 福島ビル708号
代表 : 代表取締役社長 高橋 邦芳
設立 : 1994年2月
資本金 : 2,000万円
事業内容: SCM / 生産スケジューリングシステム「Asprova」の
研究・開発・販売および
システムインテグレーション・システムコンサルテーション
URL : http://www.asprova.jp/
※EMSベンダ=電子機器の受託生産を行うベンダ企業の意
※SCM=サプライチェーン・マネジメント(材料・部品の供給から加工・製造・流通を経て顧客へ引渡すまでの、物の流れ・加工プロセスの連鎖を管理する、の意)
■タイ大手のEMSベンダがAsprova MS Light+オプション製品を採用
タイの大手EMSベンダであるチームプレシジョン社では、アスプローバ社製のAsprova MS Light+オプション製品を2011年4月(カットオーバーは、2011年10月)より導入しております。Asprova MS Lightは、必要最低限の生産スケジューラ機能を顧客に提供するもので、初期投資を抑えながらも現場のニーズ・習熟度に合わせてオプション機能を追加できる製品として、海外の多くの工場で採用されています。
■タイ大手のEMSベンダが抱える課題
チームプレシジョン社では、様々なセットメーカーにプリント基板を製造し提供しています。生産ラインは自ずと少量多品種にならざるを得ず、生産スケジューラの持つ意義は大変大きくなります。チームプレシジョン社では、タイの日系工場に部品を提供するだけでなく欧米のメーカーにも輸出しており、グローバルに展開するEMSベンダとして、部品を顧客の納期に合わせて航空便で送らなければなりません。しかしながら、顧客からの受注は大きく変動するだけでなく、設計変更への対応も多いのが実情です。このことから、ラインにある部品をいかに効率的に輸送するかが大きな課題となっています。顧客の特急要求に都度対応していたのでは、航空便での輸送も三々五々となり、その費用は大変大きなものになるからです。
■正確な納期回答と納期遵守率の向上
Asprova MS Lightは、生産能力による山崩し、製造実績を反映したリスケジューリング機能で顧客の要求にこたえています。タイ国内に輸送する部品に関しては、納期Fix型のバックワードスケジューリングで納期を守り、海外に輸出する部品に関してはフォワードスケジューリングで納期回答を実現しています。
では、オプション機能は何を実現しているのでしょうか?
国家戦略で部材から製品まで広く裾野を持つタイの製造環境では、チームプレシジョン社も多くの材料をタイ国内のサプライヤから調達しています。比較的インフラが整ったタイの工場区においても、サプライヤからの部材提供が遅れることも多くあります。Asprova MS Lightのオプション機能は、材料による制約スケジュール、生産計画の変更を反映した部材発注などの顧客要望を満足できるものです。多くの海外工場と同様に、チームプレシジョン社にも情報システムの専任者はいません。生産管理業務にかかわるメンバーがAsprovaを運用しているのです。
■更なるコスト戦略にもAsprovaが支援へ
日系製造業の海外工場と比較してその優位性を感じるのは、SCMチームによる生産計画策定とその変更に対するトップダウンでの対応の速さです。顧客からの生産計画の変更は、Asprovaによって見える化されたラインシミュレーションを利用し、その場で即時決定、現場に指示されます。今年、タイ政府の政策によりタイ全土での最低賃金の引き上げが行われました。低コストで欧米企業の仕事を受けているチームプレシジョン社にとっても、これまでのクオリティーデリバリーに加えてコストを意識した生産計画が今後不可欠になってくると想定されます。アスプローバとしては地元のパートナーであるData Collection Systems社( http://www.dcs-group.jp/ )とも連携し、チームプレシジョン社に対して、AsprovaKPI即時原価シミュレーション機能を提案するなど、さらなるコスト戦略への支援も行ってゆく予定です。
■チームプレシジョン社について
導入先: Team Precision Public Company Limited Rangsit Base
所在地: 152/8 Moo 3, Rangsit, Tanyaburi Pathumthani 12110, THAILAND
URL : http://www.teampcba.com/www/aboutus.asp
■「Asprova SCM」について
「Asprova SCM」はサプライチェーンのスケジュールを作成し、サプライチェーンの可視化、全体最適化を支援するサプライチェーン計画システムです。スケジューリング機能には、SCP(Supply Chain Planning:供給連鎖計画)とAPS(Advanced Planning and Scheduling:詳細スケジューリング)があり、SCPは需要を入力し複数の顧客・DC・工場・サプライヤのサプライチェーン全体の調達計画・生産計画・配送計画を作成、APSはSCPの生産計画結果を入力し、工場単位の詳細生産スケジュールを作成します。この「Asprova」は生産スケジューラの国内シェア52.4%を達成しております。(テクノ・システム・リサーチ「2010-2011年ソフトウェアマーケティング総覧」スケジューラ市場金額シェア調べ)
■会社概要
商号 : アスプローバ株式会社
所在地 : 東京本社 東京都品川区西五反田7-9-2 五反田TGビル3F
大阪支店 大阪府大阪市福島区福島5-13-18 福島ビル708号
代表 : 代表取締役社長 高橋 邦芳
設立 : 1994年2月
資本金 : 2,000万円
事業内容: SCM / 生産スケジューリングシステム「Asprova」の
研究・開発・販売および
システムインテグレーション・システムコンサルテーション
URL : http://www.asprova.jp/