リスクモンスター、第6回「サービス満足度および与信管理に関する調査」の結果を発表
[13/07/30]
提供元:@Press
提供元:@Press
与信管理サービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都千代田区、 http://www.riskmonster.co.jp/ )は、2013年6月にリスモン会員企業様を対象として実施した第6回「サービス満足度および与信管理に関する調査」の調査結果を発表いたします。
図表: http://www.atpress.ne.jp/releases/37561/1_5.pdf
1.実施概要
・調査名称 :第6回「サービス満足度および与信管理に関する調査」
・調査方法 :インターネット調査
・調査対象 :リスモン与信管理サービス会員企業
・調査期間 :2013年6月3日〜6月27日
・有効回答数:502社
2.総評
今回のアンケートでは、リスモンサービスの満足度のほか、与信管理に携わる方々が実感している景況感などを調査いたしました。日本経済は、2012年12月に現政権となって以降「アベノミクス」と呼ばれる経済改革が行われておりますが、現時点ではその成否は不透明な状況です。しかし、経済が成長軌道に乗った場合でもその軌道に乗れる企業と乗れない企業の二極分化が進むものと考えられます。
また、景気が好転し始める時期は、運転資金需要の増加から倒産件数が増加する傾向があり、与信管理担当者は警戒を強めているとみられています。特に「失われた20年」と言われる低成長局面が続いたことから、景気拡大局面における与信管理に関して経験が浅い担当者も多く、これまでの「守り」の与信管理と違った「攻め」の与信管理が求められる局面に対応していくことが鍵となります。
このような中、リスモンサービスは会員企業から80%以上の満足度を得ておりますが、今後の環境の変化にも柔軟に対応し、より高い満足度を得られるサービスを提供してまいります。
3.アンケート調査の内容
[1]中小企業金融円滑化法の期限切れに関して(図表A)
中小企業金融円滑化法の期限切れの影響を尋ねたところ、「ほとんど変わらない」との回答が67.5%を占めました。しかし、「資金繰りが厳しくなっている取引先が多く見られる」(1.8%)、「資金繰りが厳しくなっている取引先が出てきている」(19.3%)と、資金繰りが厳しくなっている取引先が出てきているとの回答が2割を超えています。取引先の経営内容を分析している与信管理担当者が、資金繰りが厳しくなっている取引先が増えているとの認識をしていることは注目すべき点です。統計的には目立って倒産件数が増加していないが、今後企業の資金繰りを取り巻く環境は厳しくなっていくことが懸念され、与信管理の強化が求められる状況です。
[2]最近の焦げ付き状況について(図表C)
最近3年間の焦げ付きや回収遅延状況については、焦げ付きがあったとの回答が全体の33.9%、回収遅延が発生した企業が17.0%と、合計で50.9%に及んでいます。倒産件数が抑えられている中でも焦げ付きや回収遅延は多く発生していることがうかがえます。
焦げ付きは、業績・資金繰りの悪化、従業員のモラール低下、対外信用の悪化など、企業経営に大きな影響を及ぼすため、[3]に見られるように倒産が増加する予想をしている状況では、与信管理の強化による回避がますます重要となると考えられます。
[3]今後の倒産予想に関して(図表B)
経済情勢を踏まえ今後の倒産動向に関する予測を聞いたところ、「大幅に増加する」(5.2%)、「若干増加する」(37.8%)と増加するとの回答が4割を超えています。企業の倒産動向に深い関心を持つ与信管理担当者が今後企業倒産は増加するとの予測をしていることが分かりました。
今後景気拡大局面に入った場合には、成長軌道に乗った企業が多く表れることが考えられますが、このような企業についても運転資金需要の拡大から「黒字倒産」する懸念は拭えず、これまでの低成長時代にはなかったタイプの倒産にも備えなければならなりません。したがって、従来型とは違った成長時代の「攻め」の与信管理が必要となってくることが考えられます。
[4]リスクモンスターサービスの満足度について
リスクモンスターについての満足度を尋ねたところ、「とても満足している」(7.8%)、「満足している」(73.7%)の合計で81.5%と各種サービスやサービスの改善、サポート活動を通じての総合評価として前年度(77.6%)より3.9ポイント高い評価を頂戴致しました。
格付・与信限度額を搭載したASP・クラウドサービスや各種コンサルティングサービス、また集合研修等の与信管理業務支援サービスを展開することで、今後も会員企業様に、また与信管理業界に貢献できるように努力していく所存です。
■「サービス満足度および与信管理に関する調査」とは
企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、各社の与信管理の置かれる状況も変化することが考えられます。そのため、他社の与信管理の現状や課題を知ることが、経営者や与信管理部門の責任者・担当者が自社の与信管理業務の改善の方向性を考えるうえで参考になるように、毎年、リスモン会員企業様の与信管理担当の方に対し、サービスに関する満足度調査とともに実施しているものです。
■リスモン調べとは
リスクモンスターが独自に調査するレポートのことです。
これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
■リスモンの概要(大阪証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2013年3月末時点で8,847(内、与信管理サービス等4,720、ビジネスポータルサイト等3,564、その他563)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp
図表: http://www.atpress.ne.jp/releases/37561/1_5.pdf
1.実施概要
・調査名称 :第6回「サービス満足度および与信管理に関する調査」
・調査方法 :インターネット調査
・調査対象 :リスモン与信管理サービス会員企業
・調査期間 :2013年6月3日〜6月27日
・有効回答数:502社
2.総評
今回のアンケートでは、リスモンサービスの満足度のほか、与信管理に携わる方々が実感している景況感などを調査いたしました。日本経済は、2012年12月に現政権となって以降「アベノミクス」と呼ばれる経済改革が行われておりますが、現時点ではその成否は不透明な状況です。しかし、経済が成長軌道に乗った場合でもその軌道に乗れる企業と乗れない企業の二極分化が進むものと考えられます。
また、景気が好転し始める時期は、運転資金需要の増加から倒産件数が増加する傾向があり、与信管理担当者は警戒を強めているとみられています。特に「失われた20年」と言われる低成長局面が続いたことから、景気拡大局面における与信管理に関して経験が浅い担当者も多く、これまでの「守り」の与信管理と違った「攻め」の与信管理が求められる局面に対応していくことが鍵となります。
このような中、リスモンサービスは会員企業から80%以上の満足度を得ておりますが、今後の環境の変化にも柔軟に対応し、より高い満足度を得られるサービスを提供してまいります。
3.アンケート調査の内容
[1]中小企業金融円滑化法の期限切れに関して(図表A)
中小企業金融円滑化法の期限切れの影響を尋ねたところ、「ほとんど変わらない」との回答が67.5%を占めました。しかし、「資金繰りが厳しくなっている取引先が多く見られる」(1.8%)、「資金繰りが厳しくなっている取引先が出てきている」(19.3%)と、資金繰りが厳しくなっている取引先が出てきているとの回答が2割を超えています。取引先の経営内容を分析している与信管理担当者が、資金繰りが厳しくなっている取引先が増えているとの認識をしていることは注目すべき点です。統計的には目立って倒産件数が増加していないが、今後企業の資金繰りを取り巻く環境は厳しくなっていくことが懸念され、与信管理の強化が求められる状況です。
[2]最近の焦げ付き状況について(図表C)
最近3年間の焦げ付きや回収遅延状況については、焦げ付きがあったとの回答が全体の33.9%、回収遅延が発生した企業が17.0%と、合計で50.9%に及んでいます。倒産件数が抑えられている中でも焦げ付きや回収遅延は多く発生していることがうかがえます。
焦げ付きは、業績・資金繰りの悪化、従業員のモラール低下、対外信用の悪化など、企業経営に大きな影響を及ぼすため、[3]に見られるように倒産が増加する予想をしている状況では、与信管理の強化による回避がますます重要となると考えられます。
[3]今後の倒産予想に関して(図表B)
経済情勢を踏まえ今後の倒産動向に関する予測を聞いたところ、「大幅に増加する」(5.2%)、「若干増加する」(37.8%)と増加するとの回答が4割を超えています。企業の倒産動向に深い関心を持つ与信管理担当者が今後企業倒産は増加するとの予測をしていることが分かりました。
今後景気拡大局面に入った場合には、成長軌道に乗った企業が多く表れることが考えられますが、このような企業についても運転資金需要の拡大から「黒字倒産」する懸念は拭えず、これまでの低成長時代にはなかったタイプの倒産にも備えなければならなりません。したがって、従来型とは違った成長時代の「攻め」の与信管理が必要となってくることが考えられます。
[4]リスクモンスターサービスの満足度について
リスクモンスターについての満足度を尋ねたところ、「とても満足している」(7.8%)、「満足している」(73.7%)の合計で81.5%と各種サービスやサービスの改善、サポート活動を通じての総合評価として前年度(77.6%)より3.9ポイント高い評価を頂戴致しました。
格付・与信限度額を搭載したASP・クラウドサービスや各種コンサルティングサービス、また集合研修等の与信管理業務支援サービスを展開することで、今後も会員企業様に、また与信管理業界に貢献できるように努力していく所存です。
■「サービス満足度および与信管理に関する調査」とは
企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、各社の与信管理の置かれる状況も変化することが考えられます。そのため、他社の与信管理の現状や課題を知ることが、経営者や与信管理部門の責任者・担当者が自社の与信管理業務の改善の方向性を考えるうえで参考になるように、毎年、リスモン会員企業様の与信管理担当の方に対し、サービスに関する満足度調査とともに実施しているものです。
■リスモン調べとは
リスクモンスターが独自に調査するレポートのことです。
これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
■リスモンの概要(大阪証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2013年3月末時点で8,847(内、与信管理サービス等4,720、ビジネスポータルサイト等3,564、その他563)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp