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生産から出荷まで工場内業務を省力化し、製造業DXを推進 業務プロセス改善を実現する生産管理システム「Info-Gear for Maker」を提供開始


株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 当社)は、製造業向け生産管理システム「Info-Gear for Maker(インフォギア フォー メーカー)」を、2024年10月より本格的に販売開始します。このシステムは、生産から出荷までのデータを一元管理し、工場内業務を省力化するとともに、データ活用による意思決定を実現し、製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411547/LL_img_411547_1.jpg
製造業向け生産管理システム「Info-Gear for Maker」を提供開始


■背景
日本のITシステムは、「2025年の崖」を迎えていると言われています。経済産業省の調査(※1、以下 本調査)によると、日本企業の約8割がレガシーシステム(※2)を抱えており、多くの企業がこれらのシステムがDX推進の障害となっていると感じています。これらのシステムは度重なるシステム改修によって複雑化し、ブラックボックス化が進んでいます。その結果、保守や改修が難しくなり、対応できる術者が不足する見込みです。このため、システム維持に高コスト構造が生じる可能性があります。さらに、AIやIoT技術を活用した新技術への対応が遅れることで2025年以降に毎年最大12兆円の経済損失が生じる可能性が示されています。
本調査によると、製造業で、特に機械器具製造業では、45.7%の企業がシステムの半分以上に老朽システムを抱えており、「一部の領域のみ老朽システムが残っている」を含めると、約9割の企業がシステムの一部に老朽システムを抱えていると回答しています。

(※1) 出典:DXレポート 〜ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開〜(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_02.pdf

(※2) レガシーシステムとは、古い技術や考え方で構築されているシステムで、大型メインフレームやオフコン(オフィスコンピュータ)等で構築されているシステムなどを指します。


■製造業向け生産管理システム「Info-Gear for Maker」の特長
1. 生産から販売までオールインワンで提供できるシステム
生産管理だけでなく、販売管理、購買管理、在庫管理がオールインワンのパッケージとして構成されています。パッケージだけでは足りない機能がある場合、お客様個別機能の追加で拡張することで、業務効率をさらに高めることができます。基本機能とお客様の既存システムを組み合わせて、コストを抑えてレガシーシステム脱却を図ることも可能です。
また、生産管理には、部品の構成情報と工程情報が合わせて確認できる「統合部品表」を標準で有しており、ジャストインタイムの資材供給が可能となります。
「スケジューラ機能」は工程計画の進捗状況の確認がスムーズに行え、計画の変更も簡単に行うことができます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/411547/LL_img_411547_2.jpg
システム構成図

2. ダッシュボード機能
「ダッシュボード機能」により、簡易BI(ビジネスインテリジェンス)機能として活用できます。データに基づいた素早い経営判断も可能です。データ活用の自由度が高いので、外部連携も柔軟に対応できます。パッケージだけでは足りない機能がある場合にアドオンも可能なため、お客様の状況に合わせてシステム拡張が可能です。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/411547/LL_img_411547_3.jpg
ダッシュボード機能(例)

3. データ一元化と利活用を実現する外部連携機能
システムへ登録されたデータを、定期的に出力・取込が可能です。
出力・取込するデータや形式を任意に設定でき、会計・人給システム、EDI・BIツールなど様々な外部システムとの連携が可能です。データの一元管理、作業効率の向上に寄与します。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/411547/LL_img_411547_4.jpg
Info-Gearを中心とするデータ利活用構成図(例)

4. 工場で必要な他業務システムと組み合わせトータルで提供
トラックバースの入退場を管理する「バース入退場管理システム『R-Teams』」や、入出荷製品の目視でのカウントを省力化する「AIカウントツール『CountShot』」など、製造業を取り巻く問題に多くの側面からサポートします。製造業のさまざまな業務の生産性向上に寄与し、製造業のDXを推進します。そのほか、自社所有のデータセンターによる情報資産管理、コールセンターをはじめとするBPOサービスなど、当社内で完結するサポートサービスを組み合わせて、お客様に合わせたトータルサービスを提供いたします。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/411547/LL_img_411547_5.jpg
製造業向けトータルソリューション図


■今後の展望
・販売目標など
これまでのシステムが「記録する」ことに重点を置いてきた中で、当社はデータを「価値を創出する」資源として活用し未来を切り開く手段としてInfo-Gearを提供します。
2030年度は売上10億円を目標とします。
そのために、今後はAIやIoT技術を活用した需要予測機能や外部サービスとの連携強化を進め、生産現場における高度なデータ活用を可能にします。加えて、当社の得意分野であるクラウド技術を基盤にしたSaaS版の提供を通じ市場拡大を目指します。当社は「Info-Gear for Maker」を通じて、製造業のDXを加速し、新たなステージへと進化します。


■Info-Gearシリーズ
・製造業向け生産管理システム「Info-Gear for Maker」
https://service.ryobi.co.jp/business_innovation/info-gear-seisan/
・卸売業向け販売管理システム「Info-Gear for Sales」
https://service.ryobi.co.jp/business_innovation/info-gear-hanbai/
・建設機材レンタル業向けシステム「Info-Gear for CE Rental」(開発中)
https://service.ryobi.co.jp/business_innovation/info-gear-for-ce-rental/


【株式会社両備システムズ 会社概要】
社名 : 株式会社両備システムズ
本社所在地 : 岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12
杜の街グレースオフィススクエア4階
代表者 : 代表取締役社長 松田 敏之
設立 : 1969年12月
資本金 : 3億円
事業内容 : 公共、医療、社会保障分野および
民間企業向け情報サービスの提供
(システム構築、アウトソーシング事業)、
ソフトウェア開発、データセンター事業、
ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、
ハードウェア販売および保守サービス、
AI・IoTなど先端技術研究開発
コーポレートサイト: https://www.ryobi.co.jp/

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