ERP拡張基盤「intra-mart ERP Value Solution」を提供開始 SAP導入のFit to Standardを維持しながら、外部拡張アプリケーション開発をローコードで実現
[24/11/12]
提供元:@Press
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株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 義人、以下:イントラマート社)は、SAP社の提供するERP(統合基幹業務システム)に極力アドオン(追加開発)を加えずに、手軽にSAPと連携した外部拡張アプリケーション開発をローコードで実現できる新ソリューション「intra-mart ERP Value Solution」を2024年11月1日にリリースしたことを発表します。本ソリューションによってシステムのサイロ化やSAP導入・運用コストの増加といったERP周辺の各種問題を一挙に解決することに加えて、企業独自の付加価値・個性を発揮したビジネスモデルの変革に貢献します。
DX推進を阻む要因の1つとしてERP領域における課題が際立つ中、SAP社が提供するERP製品の標準サポートが2027年末で終了することに起因する「2027年問題」への対応が求められています。特に、SAP導入企業においては、S/4HANAへの移行やクラウドを前提としたERPを標準に近い形で活用し(Fit to Standard)、個社の強みを活かす外部拡張開発はローコード開発基盤上で素早く開発し、S/4HANAとリアルタイムにAPI連携するアーキテクチャーがトレンドとなっています。このたびリリースしたintra-mart ERP Value Solutionは、SAPの知見が少なくても、SAPと連携した外部拡張アプリケーションをイントラマート社が提供するエンタープライズ・ローコードプラットフォーム※1「intra-mart(R)」上で素早く開発することができるソリューションです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/416741/LL_img_416741_1.png
DX化による企業価値最大化へ貢献
■3つの提供機能
1. SAP S/4HANAとの連携
SAP S/4HANA連携の簡易化とデータ活用環境(IM-DB)を提供します。SAP S/4HANAからのデータ取得とintra-martのリポジトリーへのデータレプリケーションをサポートするための連携コネクタを用意しており、SAP S/4HANAの活用したいデータとレプリケーションされたデータ活用環境(IM-DB)を利用することで、SAP S/4HANA側での開発を伴わずにintra-mart上で外部拡張アプリケーション開発が完結します。
これにより、これまで敷居の高かったSAP外部拡張アプリケーション開発を、低コストかつ短納期で実現することができます。また、アプリケーション開発はローコード開発による内製化、あるいはintra-martパートナーの活用も可能となり、需要の切迫しているSAP技術者への依存を解消できます。
2. データ活用
SAP S/4HANAの知見が少なくても必要なデータ構造を把握でき、効果的にデータ活用が可能となるデータカタログを提供します。SAP S/4HANAで扱う重要データ構造が整理されたカタログのため、業務用途に合わせ必要なデータを容易に確認・選択することで要件定義と開発のリードタイムを短縮し、実現工数を最小限に抑えます。
3. テンプレート提供
カスタマイズ可能なテンプレートアプリケーションを提供します。SAP S/4HANA連携データをintra-mart上で利用できることに加えて、個別のニーズに応じた素早いアプリケーション導入をサポートします。独自のアプリケーション開発をゼロから行うのではなく、テンプレートを基にした開発が可能となります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/416741/LL_img_416741_2.png
intra-mart ERP Value Solution全体像
イントラマート社は今後も、企業のサイロ化・分散した各業務データをフロントで一元的にアクセスできる環境を整備するとともに、デジタル技術の活用による企業独自の価値向上ならびにビジネスプロセス改革の実現に努めていきます。
※1:エンタープライズ・ローコードプラットフォームは、企業内に存在する様々な業務システムを同一のプラットフォーム上に集約し、最新のデジタル技術を活用することで、IT投資の効率化と業務プロセスの最適化・標準化を実現します。さらに、業務プロセスのフルオートメーション化をサポートする機能とAPIコンポーネント群を多数取り揃えており、スピーディーかつ柔軟なローコードアプリケーション開発を可能にします。グループ企業全体での共同利用はもちろん、クラウド利用も可能です。
https://www.intra-mart.jp/whats.html
■関連Webサイト
DX戦略カンファレンス「intra-mart LIVE 2024」のイントラマート社講演にて本件の詳細をご紹介します
「Fit to Standard時代におけるEAを実現! ERPバリューソリューションで企業価値最大化」
2024年11月14日(木)16:00-16:40
https://accel.im/b4da64hj
■株式会社NTTデータ イントラマートについて
株式会社NTTデータ イントラマートは、先進的なデジタル技術の活用によるエンタープライズアプリケーション開発をサポートするプラットフォーム「intra-mart」やSaaS、コンサルティング、教育支援、システム構築などの幅広いサービスを提供しています。1998年より、当社が企画・開発した独自のシステム開発フレームワーク、業務コンポーネント群、アプリケーションシリーズは、2024年3月末時点で10,400社を超える企業へ導入されており、200社以上のパートナーとともに、企業やその従業員の満足度向上を伴ったビジネスモデルの変革を支援しています。
社名 : 株式会社NTTデータ イントラマート
代表者 : 代表取締役社長 中山 義人
設立 : 2000年2月
資本金 : 7億3,875万円
売上高 : <連結>92億5,700万円(2024年3月期)
従業員数: <連結>498名(2024年3月末時点)
事業内容: 「intra-mart」の企画・開発・販売・保守およびその導入に関する
コンサルティング・システム開発・教育の提供
HP : https://www.intra-mart.jp/
■企業・一般の方向けお問い合わせ先
株式会社NTTデータ イントラマート セールス&マーケティング本部
E-mail: contact@intra-mart.jp
※「intra-mart」は株式会社NTTデータ イントラマートの登録商標です。
※その他記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です。