フジワラ産業 先人の知恵に学んだ津波対策を提案
[13/12/27]
提供元:@Press
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フジワラ産業株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:藤原 充弘、以下「当社」)は、水処理装置および津波避難タワーをはじめ緊急避難のための各種施設を開発・販売している環境・防災設備機器メーカーです。当社は、1995年に発生した阪神淡路大震災を契機に、「災害から人の命を守る」ことを最重点に多くの地震、津波対策用の設備・機器を開発して、社会貢献を目指してきました。
東日本大震災を契機に地震・津波予想は全面的に見直され、南海トラフ巨大地震は30年以内に発生する確率が高いと言われて国・地方自治体はその対策に全力をあげていますが、津波が予想される長大な海岸線のすべてに対策を講ずることは予算的、時間的に限界があります。国や地方自治体の対策と合わせて地域に住む皆様が自らの力で災害から守ることが大切だと考え、はるか昔からの先人の知恵に学び津波災害から守ることを提案します。
■提案-1 高木を利用した避難
東日本大震災では特に津波により多くの人命が失われました。津波は過去において幾度となく日本列島と住民に大きな被害をもたらし、先人たちは知恵を絞り津波に対する備えをしてきました。
そのひとつが、家の近くに高く成長する木を植え、いざというときにはこの木に登って難を逃れるというものです。家族や近隣住民の命を救うため、この樹木を利用した避難を実践する場合の具体的な方法や注意点をご紹介します。
◇塩害に強い樹種を選定
海岸に近いため塩害に強く、想定津波高さに対して余裕のある高さまで登ることが可能なよう、少なくとも5m以上に成長する樹種が望ましく「イヌマキ」「クロマツ」「サンゴジュ」「イスノキ」「マサキ」「シャリンバイ」「ハリエンジュ(ニセアカシア)」などがこれに該当します。
少しでも津波に備えるには、苗から育てるよりもある程度成長したものを植えた方が早く避難利用の条件を満たすことができます。
◇必要によりワイヤーで補強し梯子を備えて登り易く
近くに高木があるが樹種などの条件から津波波力に耐える丈夫な根を持たない場合には、根をワイヤーネットで抑える、木の周囲に緩衝杭を打ち込む、木をワイヤーで周囲から支持するなど、補強を行います。もしも十分な強度と高さのある木がある場合には、登りやすくするため幹に沿わせて丸太やパイプを取り付けたり、木の高い位置から縄梯子やワイヤー梯子を垂らします。
◇長時間避難のためのステージや避難を更に有効にする対策
更にツリーハウスのように上部にステージを設けて長く留まれるようにすれば長時間の避難にも耐えられます。またその木に近い木の上部をワイヤーで結び滑車や野猿で移動できるようにすれば更に有効な避難対策となります。
孟宗竹などは成長が早く短期間で高く伸びますが一本では強度が不足します。このような場合には複数本の竹を柱として組み込んだステージ状の構造物を設けるなどの方法で強度を補います。
◇未来の子孫のための「命を守る遺産」
すでに十分成長した樹木があればすぐにでもこのような対策を実現できますが、樹木の植樹から始める場合には、樹木が成長し津波の避難の役に立つまでに時間がかかります。しかし、今すぐ効果は期待できなくても、未来の子孫のために「命を守る遺産」を今からでも準備しておきたいものです。
■提案-2 丘の上には非常用備蓄庫を兼ねた簡易避難施設や避難用農園を
地形的に津波到達の恐れがない高台に万一に備えて穀類、野菜や果樹など食料となる植物を育て、収穫物や非常用物資を貯蔵する倉庫と簡易トイレを備えた、簡易避難施設を設置しておきます。
この農園は地域の住民が協力し運営することが望ましく共同体意識の醸成にも役立ちます。
穀類はトウモロコシや麦など、野菜はサツマイモ、ジャガイモ、カボチャ、人参、玉ねぎ、大根、キャベツなど、果樹は柿やりんご、みかんなど、平時から非常時に備えて計画的に栽培します。
いざという場合には家族や近隣住民がこの高台に逃れ、簡易避難施設を当面の拠点としながら備蓄食料や物資を分け合い救援の手が届くまでの間生活できるよう準備をしておきます。
また、平時には簡易避難施設は災害に備えて体験生活や訓練用に利用することもできます。
■先人の知恵に学んで巨大地震に備えよう!
巨大地震はいつの日かやって来ます。それが明日か一年先か十年先かは分かりませんが、日本列島に住む限り逃れることはできません。自分や家族、近隣のかけがえのない命を守るため今から何が出来るのか、ひとり一人が真剣に考えまずは自分の力で出来るだけのことはやろうではありませんか。
当社では津波避難タワー「タスカルタワー」をはじめ各種津波避難施設の普及を通じて一人でも多くの方が津波の脅威から守られるよう活動しております。しかし、タワーがご自宅の近隣に設置されるとしてもそれまで相当な期間を要するかも知れません。それまでは先人の知恵に学んだ防災手段によって災害に備えようではありませんか。
【会社概要】
社名 : フジワラ産業株式会社
代表者 : 代表取締役 藤原 充弘
所在地 : 大阪市西区境川1丁目4-5
設立 : 昭和55年7月
資本金 : 3,000万円
従業員数: 37名
URL : http://www.fj-i.co.jp/
Email : info@fj-i.co.jp
主要製品:
<水処理装置>
モノレール式汚泥かき寄せ装置、「フジフロート」スカム除去装置、他
<油圧・空圧省力機器>
油圧式河川用転倒堰(せき)作動装置、他
<防災設備機器>
津波避難タワー「タスカルタワー」、大規模津波避難施設(収容規模数千人の多目的避難施設)、津波避難ステージ付歩道橋、地震対策家具(「安心防災ベッド枠」、「防災テーブル」)、他
東日本大震災を契機に地震・津波予想は全面的に見直され、南海トラフ巨大地震は30年以内に発生する確率が高いと言われて国・地方自治体はその対策に全力をあげていますが、津波が予想される長大な海岸線のすべてに対策を講ずることは予算的、時間的に限界があります。国や地方自治体の対策と合わせて地域に住む皆様が自らの力で災害から守ることが大切だと考え、はるか昔からの先人の知恵に学び津波災害から守ることを提案します。
■提案-1 高木を利用した避難
東日本大震災では特に津波により多くの人命が失われました。津波は過去において幾度となく日本列島と住民に大きな被害をもたらし、先人たちは知恵を絞り津波に対する備えをしてきました。
そのひとつが、家の近くに高く成長する木を植え、いざというときにはこの木に登って難を逃れるというものです。家族や近隣住民の命を救うため、この樹木を利用した避難を実践する場合の具体的な方法や注意点をご紹介します。
◇塩害に強い樹種を選定
海岸に近いため塩害に強く、想定津波高さに対して余裕のある高さまで登ることが可能なよう、少なくとも5m以上に成長する樹種が望ましく「イヌマキ」「クロマツ」「サンゴジュ」「イスノキ」「マサキ」「シャリンバイ」「ハリエンジュ(ニセアカシア)」などがこれに該当します。
少しでも津波に備えるには、苗から育てるよりもある程度成長したものを植えた方が早く避難利用の条件を満たすことができます。
◇必要によりワイヤーで補強し梯子を備えて登り易く
近くに高木があるが樹種などの条件から津波波力に耐える丈夫な根を持たない場合には、根をワイヤーネットで抑える、木の周囲に緩衝杭を打ち込む、木をワイヤーで周囲から支持するなど、補強を行います。もしも十分な強度と高さのある木がある場合には、登りやすくするため幹に沿わせて丸太やパイプを取り付けたり、木の高い位置から縄梯子やワイヤー梯子を垂らします。
◇長時間避難のためのステージや避難を更に有効にする対策
更にツリーハウスのように上部にステージを設けて長く留まれるようにすれば長時間の避難にも耐えられます。またその木に近い木の上部をワイヤーで結び滑車や野猿で移動できるようにすれば更に有効な避難対策となります。
孟宗竹などは成長が早く短期間で高く伸びますが一本では強度が不足します。このような場合には複数本の竹を柱として組み込んだステージ状の構造物を設けるなどの方法で強度を補います。
◇未来の子孫のための「命を守る遺産」
すでに十分成長した樹木があればすぐにでもこのような対策を実現できますが、樹木の植樹から始める場合には、樹木が成長し津波の避難の役に立つまでに時間がかかります。しかし、今すぐ効果は期待できなくても、未来の子孫のために「命を守る遺産」を今からでも準備しておきたいものです。
■提案-2 丘の上には非常用備蓄庫を兼ねた簡易避難施設や避難用農園を
地形的に津波到達の恐れがない高台に万一に備えて穀類、野菜や果樹など食料となる植物を育て、収穫物や非常用物資を貯蔵する倉庫と簡易トイレを備えた、簡易避難施設を設置しておきます。
この農園は地域の住民が協力し運営することが望ましく共同体意識の醸成にも役立ちます。
穀類はトウモロコシや麦など、野菜はサツマイモ、ジャガイモ、カボチャ、人参、玉ねぎ、大根、キャベツなど、果樹は柿やりんご、みかんなど、平時から非常時に備えて計画的に栽培します。
いざという場合には家族や近隣住民がこの高台に逃れ、簡易避難施設を当面の拠点としながら備蓄食料や物資を分け合い救援の手が届くまでの間生活できるよう準備をしておきます。
また、平時には簡易避難施設は災害に備えて体験生活や訓練用に利用することもできます。
■先人の知恵に学んで巨大地震に備えよう!
巨大地震はいつの日かやって来ます。それが明日か一年先か十年先かは分かりませんが、日本列島に住む限り逃れることはできません。自分や家族、近隣のかけがえのない命を守るため今から何が出来るのか、ひとり一人が真剣に考えまずは自分の力で出来るだけのことはやろうではありませんか。
当社では津波避難タワー「タスカルタワー」をはじめ各種津波避難施設の普及を通じて一人でも多くの方が津波の脅威から守られるよう活動しております。しかし、タワーがご自宅の近隣に設置されるとしてもそれまで相当な期間を要するかも知れません。それまでは先人の知恵に学んだ防災手段によって災害に備えようではありませんか。
【会社概要】
社名 : フジワラ産業株式会社
代表者 : 代表取締役 藤原 充弘
所在地 : 大阪市西区境川1丁目4-5
設立 : 昭和55年7月
資本金 : 3,000万円
従業員数: 37名
URL : http://www.fj-i.co.jp/
Email : info@fj-i.co.jp
主要製品:
<水処理装置>
モノレール式汚泥かき寄せ装置、「フジフロート」スカム除去装置、他
<油圧・空圧省力機器>
油圧式河川用転倒堰(せき)作動装置、他
<防災設備機器>
津波避難タワー「タスカルタワー」、大規模津波避難施設(収容規模数千人の多目的避難施設)、津波避難ステージ付歩道橋、地震対策家具(「安心防災ベッド枠」、「防災テーブル」)、他