賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年2月および 関西圏・中京圏版 2014年2月 を発表
[14/02/27]
提供元:@Press
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不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:立野 良太郎)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年2月」および「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年2月」を発表しました。
首都圏版では「賃貸住宅市場とオフィス市場の比較」および「2013年12月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
また関西圏・中京圏版では「大阪府の面積別新築供給トレンド」および「2013年12月期の関西圏・中京圏賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol50_residential20140227.html
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol22_resikansai20140227.html
1.首都圏版の概要
(1) 賃貸住宅市場とオフィス市場の比較
空室率は需要と供給のギャップにより変動します。東京23区では、賃貸住宅の需要は増加傾向で安定しています。一方で、供給量は景気動向によって増減します。このため賃貸住宅の空室率TVIの変動は、主に供給量の増減に影響を受けて変動しています。一方オフィスの供給量は9年程度のサイクルで変動しています。そして、オフィス需要は景気動向により大きく変動します。オフィスの空室率の変動は、この2つの波の合成として変動しています。
賃貸住宅の賃料の変動はオフィスと比較して小さく、東京23区全体では±3%以内に収まっています。一方で空室率は±10%程度変動していますので、賃貸住宅の収益評価を行う場合は、賃料の変動よりもむしろ空室率の変動に注視する必要があることがわかります。なお、賃貸住宅の賃料とオフィス賃料の変動幅は異なりますがほとんど同じ動きをしています。
図 1東京23区賃貸住宅空室率TVIとオフィス空室率の推移へのリンク
http://www.atpress.ne.jp/releases/43627/img_43627_1.jpg
(2) 2013年12月期1都3県賃貸住宅指標
東京23区のマンション系の空室率TVIは4ヶ月連続で微増となりました。逆に、東京市部および周辺3県のマンション系の空室率TVIは微減となっています。賃料指数は全域で前期比マイナスとなりましたが、長期的には、東京23区は微増傾向、神奈川県は微減傾向、その他の地域は横ばい傾向で推移しています。
【東京都】
<全域>
空室率TVI(ポイント) :12.10
募集期間(ヶ月) : 3.01
更新確率(%) :44.40
中途解約確率(%) :38.88
賃料指数 2004年1Q=100:98.05
<23区>
空室率TVI(ポイント) :11.85
募集期間(ヶ月) : 3.02
更新確率(%) :43.46
中途解約確率(%) :39.49
賃料指数 2004年1Q=100:98.52
<市部>
空室率TVI(ポイント) :15.34
募集期間(ヶ月) : 2.97
更新確率(%) :50.21
中途解約確率(%) :35.87
賃料指数 2004年1Q=100:96.82
【神奈川県】
空室率TVI(ポイント) :12.87
募集期間(ヶ月) : 3.37
更新確率(%) :46.45
中途解約確率(%) :37.99
賃料指数 2004年1Q=100:97.98
【埼玉県】
空室率TVI(ポイント) :15.45
募集期間(ヶ月) : 3.33
更新確率(%) :47.79
中途解約確率(%) :37.83
賃料指数 2004年1Q=100:98.97
【千葉県】
空室率TVI(ポイント) :13.27
募集期間(ヶ月) : 3.15
更新確率(%) :53.70
中途解約確率(%) :34.80
賃料指数 2004年1Q=100:99.64
※これらの指標は、アットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて分析されています。
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol50_residential20140227.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
2.関西圏・中京圏版の概要
(1) 大阪府の面積別新築供給トレンド
2000年から30m2未満の賃貸住宅の供給が増加しましたが、2003年をピークに減少傾向となっています。2003年以降は、30m2以上40m2未満の賃貸住宅の供給が増加しており、広めの賃貸住宅供給へとトレンドが変化したことがわかります。2010年からは40m2以上の賃貸住宅の供給も増加しており、このトレンドが加速していることが伺えます。30m2未満の賃貸住宅では、2000年以降は、主に1Kが供給されるようになっています。同時期から30m2以上の1Kの供給も増加しています。一方で、2000年以前に30m2以上50m2未満のレンジで多く提供されていた2DKは、2000年以降は急速に供給量が減少し、代わりに1LDKが増加しています。同様に、40m2以上60m2未満のレンジで提供されていた3DKは2LDKにその席を譲っています。更に1LDK、2LDKともに、2000年以降は面積の大きい物件の供給が増加しています。以上のように、大阪府の賃貸住宅の新規供給トレンドは、間取りの集約化と面積帯の拡大が進んでおり、単身世帯から家族世帯まで、ターゲットを幅広くとらえた商品が多くなっています。
図 大阪府の面積別賃貸住宅新築供給トレンドへのリンク
http://www.atpress.ne.jp/releases/43627/img_43627_2.jpg
(2) 2013年12月期 関西圏・中京圏賃貸住宅指標
関西圏、中京圏共にアパート系の空室率TVIが前月比マイナスとなりました。また賃料指数も前期比プラスとなっています。
【大阪府】
空室率TVI(ポイント) : 7.86
募集期間(ヶ月) : 4.46
更新確率(%) :36.25
中途解約確率(%) :50.28
賃料指数 関西圏 2009年1Q=100:99.73
【京都府】
空室率TVI(ポイント) : 13.49
募集期間(ヶ月) : 5.46
更新確率(%) : 14.75
中途解約確率(%) : 69.82
賃料指数 関西圏 2009年1Q=100:100.97
【兵庫県】
空室率TVI(ポイント) : 11.65
募集期間(ヶ月) : 5.13
更新確率(%) : 24.09
中途解約確率(%) : 65.60
賃料指数 関西圏 2009年1Q=100:103.25
【愛知県】
空室率TVI(ポイント) :15.39
募集期間(ヶ月) : 5.48
更新確率(%) :25.34
中途解約確率(%) :64.56
賃料指数 中京圏 2010年4Q=100:98.41
【静岡県】
空室率TVI(ポイント) :23.31
募集期間(ヶ月) : 6.01
更新確率(%) :22.22
中途解約確率(%) :63.83
賃料指数 中京圏 2010年4Q=100:97.08
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol22_resikansai20140227.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
■株式会社タスについて
インターネットによる不動産評価、および不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀2-25-9 トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/
首都圏版では「賃貸住宅市場とオフィス市場の比較」および「2013年12月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
また関西圏・中京圏版では「大阪府の面積別新築供給トレンド」および「2013年12月期の関西圏・中京圏賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
これらの分析はアットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて行われています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol50_residential20140227.html
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol22_resikansai20140227.html
1.首都圏版の概要
(1) 賃貸住宅市場とオフィス市場の比較
空室率は需要と供給のギャップにより変動します。東京23区では、賃貸住宅の需要は増加傾向で安定しています。一方で、供給量は景気動向によって増減します。このため賃貸住宅の空室率TVIの変動は、主に供給量の増減に影響を受けて変動しています。一方オフィスの供給量は9年程度のサイクルで変動しています。そして、オフィス需要は景気動向により大きく変動します。オフィスの空室率の変動は、この2つの波の合成として変動しています。
賃貸住宅の賃料の変動はオフィスと比較して小さく、東京23区全体では±3%以内に収まっています。一方で空室率は±10%程度変動していますので、賃貸住宅の収益評価を行う場合は、賃料の変動よりもむしろ空室率の変動に注視する必要があることがわかります。なお、賃貸住宅の賃料とオフィス賃料の変動幅は異なりますがほとんど同じ動きをしています。
図 1東京23区賃貸住宅空室率TVIとオフィス空室率の推移へのリンク
http://www.atpress.ne.jp/releases/43627/img_43627_1.jpg
(2) 2013年12月期1都3県賃貸住宅指標
東京23区のマンション系の空室率TVIは4ヶ月連続で微増となりました。逆に、東京市部および周辺3県のマンション系の空室率TVIは微減となっています。賃料指数は全域で前期比マイナスとなりましたが、長期的には、東京23区は微増傾向、神奈川県は微減傾向、その他の地域は横ばい傾向で推移しています。
【東京都】
<全域>
空室率TVI(ポイント) :12.10
募集期間(ヶ月) : 3.01
更新確率(%) :44.40
中途解約確率(%) :38.88
賃料指数 2004年1Q=100:98.05
<23区>
空室率TVI(ポイント) :11.85
募集期間(ヶ月) : 3.02
更新確率(%) :43.46
中途解約確率(%) :39.49
賃料指数 2004年1Q=100:98.52
<市部>
空室率TVI(ポイント) :15.34
募集期間(ヶ月) : 2.97
更新確率(%) :50.21
中途解約確率(%) :35.87
賃料指数 2004年1Q=100:96.82
【神奈川県】
空室率TVI(ポイント) :12.87
募集期間(ヶ月) : 3.37
更新確率(%) :46.45
中途解約確率(%) :37.99
賃料指数 2004年1Q=100:97.98
【埼玉県】
空室率TVI(ポイント) :15.45
募集期間(ヶ月) : 3.33
更新確率(%) :47.79
中途解約確率(%) :37.83
賃料指数 2004年1Q=100:98.97
【千葉県】
空室率TVI(ポイント) :13.27
募集期間(ヶ月) : 3.15
更新確率(%) :53.70
中途解約確率(%) :34.80
賃料指数 2004年1Q=100:99.64
※これらの指標は、アットホーム株式会社の賃貸住宅データを用いて分析されています。
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol50_residential20140227.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
2.関西圏・中京圏版の概要
(1) 大阪府の面積別新築供給トレンド
2000年から30m2未満の賃貸住宅の供給が増加しましたが、2003年をピークに減少傾向となっています。2003年以降は、30m2以上40m2未満の賃貸住宅の供給が増加しており、広めの賃貸住宅供給へとトレンドが変化したことがわかります。2010年からは40m2以上の賃貸住宅の供給も増加しており、このトレンドが加速していることが伺えます。30m2未満の賃貸住宅では、2000年以降は、主に1Kが供給されるようになっています。同時期から30m2以上の1Kの供給も増加しています。一方で、2000年以前に30m2以上50m2未満のレンジで多く提供されていた2DKは、2000年以降は急速に供給量が減少し、代わりに1LDKが増加しています。同様に、40m2以上60m2未満のレンジで提供されていた3DKは2LDKにその席を譲っています。更に1LDK、2LDKともに、2000年以降は面積の大きい物件の供給が増加しています。以上のように、大阪府の賃貸住宅の新規供給トレンドは、間取りの集約化と面積帯の拡大が進んでおり、単身世帯から家族世帯まで、ターゲットを幅広くとらえた商品が多くなっています。
図 大阪府の面積別賃貸住宅新築供給トレンドへのリンク
http://www.atpress.ne.jp/releases/43627/img_43627_2.jpg
(2) 2013年12月期 関西圏・中京圏賃貸住宅指標
関西圏、中京圏共にアパート系の空室率TVIが前月比マイナスとなりました。また賃料指数も前期比プラスとなっています。
【大阪府】
空室率TVI(ポイント) : 7.86
募集期間(ヶ月) : 4.46
更新確率(%) :36.25
中途解約確率(%) :50.28
賃料指数 関西圏 2009年1Q=100:99.73
【京都府】
空室率TVI(ポイント) : 13.49
募集期間(ヶ月) : 5.46
更新確率(%) : 14.75
中途解約確率(%) : 69.82
賃料指数 関西圏 2009年1Q=100:100.97
【兵庫県】
空室率TVI(ポイント) : 11.65
募集期間(ヶ月) : 5.13
更新確率(%) : 24.09
中途解約確率(%) : 65.60
賃料指数 関西圏 2009年1Q=100:103.25
【愛知県】
空室率TVI(ポイント) :15.39
募集期間(ヶ月) : 5.48
更新確率(%) :25.34
中途解約確率(%) :64.56
賃料指数 中京圏 2010年4Q=100:98.41
【静岡県】
空室率TVI(ポイント) :23.31
募集期間(ヶ月) : 6.01
更新確率(%) :22.22
中途解約確率(%) :63.83
賃料指数 中京圏 2010年4Q=100:97.08
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版 2014年2月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol22_resikansai20140227.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
■株式会社タスについて
インターネットによる不動産評価、および不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀2-25-9 トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/