テクノグラフィー(TGI)、分散ファイルシステム「GlusterFS」を高速ストレージSolidPOWER(R)7000(SP7K)に実装 〜パッケージシステムとして販売開始〜
[14/05/29]
提供元:@Press
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テクノグラフィー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:稲岡 茂穂、略称 TGI)は、分散ファイルシステムGlusterFS 3.4.2.を高速ストレージシステムSolidPOWER(R)7000に実装しパッケージシステムとして販売することを発表しました。
■GlusterFSの概要
(1) 仮想化とスケールアウトを前提にしたオープンソース・分散ファイルシステム
(2) ペタバイトのスケーリングや何千ものクライアント処理が可能
(3) SolidPOWER(R)7000に実装されInfiniBand RDMA等の接続経由で単一大規模並列ネットワークファイルシステム構築が可能(図1)
(4) データをファイルレベルで分散処理しディスクのブロックレベル管理はSolidPOWER(R)7000のコア技術SCE(Storage Control Engine)下で実行
(5) ストレージノードからGlusterFS用の領域を「brick(ブリック)」と呼ばれる単位で抽出しクライアントで単一の論理ボリュームに統合
(6) 管理者はすべてのサーバ、空きディスク容量、ネットワーク構成の情報から最適なbrick(ブリック)の組み合わせを決定
(7) クライアントが参照する論理ボリュームは様々な構成が可能で分散化された冗長ボリューム等を実現(図2)
GlusterFSのシステム構成:最低2セット以上のストレージノード(ストレージヘッド及びJBOD)によるクラスタ接続が必要。
複数のストレージノードのローカルファイルシステムを論理的に統合した論理ボリュームを作成します。
図1.brickを重ね合わせて論理ボリューム内のファイルシステムを構成
http://www.atpress.ne.jp/releases/46791/img_46791_1.png
GlusterFSのクライアントパッケージを導入した「Nativeクライアント」では、マウントしたボリュームは、通常のファイルシステムとしてアクセス可能になります。Nativeクライアントは、ボリュームをマウントする際に指定されたストレージノードから、該当ボリュームを構成するノード全体の情報を取得します。マウント後は、クライアント自身がファイルを所有するノードを判断して、該当ノードに直接アクセスします。またNFSクライアントは、GlusterFSデーモンが提供するNFSサーバ機能を利用して、NFSマウントを行います。(NFSv3のみに対応)
■GlusterFSの主な特徴
(1) 拡張性
1ボリュームあたり16ExaByte システム無停止のままリニアなスケーラビリティを実現、2^128個のファイル数をサポート
(2) 機能単位のモジュール化
各機能をモジュールに隠ぺいするので機能追加と構成変更が容易
(3) 単一障害ポイント(SPOF)の排除
中央サーバの排除により単一障害ポイントを排除
(4) 同期・非同期レプリケーションによる高可用性
同期、非同期のレプリケーション設定が可能
(5) InfiniBand対応
クライアント・ストレージ間でInfiniBand RDMAに対応、低レーテンシーを実現
図2.分散と冗長の任意のbrickの組み合わせが可能
http://www.atpress.ne.jp/releases/46791/img_46791_2.jpg
■集約されたストレージプール
*拡張性や可用性に優れた分散ファイルシステムを構築
*SolidPOWER(R)7000ストレージノードを複数台組み合わせることで、大規模な分散ストレージを容易に構築
*システムを無停止でファイル容量を自在に拡張できるのでリニアなスケーラビリティを実現
*レプリケーション構成の場合は、正常なサーバを稼働させたまま、故障したサーバの入れ替えが可能。複数のサーバにアクセスが分散するケースでも、性能劣化は生じにくい
■主な用途
分散ファイルシステムの普及する理由には非構造化データの急増という背景があります。
GlusterFSはこうしたビッグデータ向けの実装技術として開発されたもので、性能とストレージ容量のスケールアウトを前提に仮想マシンイメージを管理するメカニズムに対応した分散ファイルシステムになっています。
■主要な適用分野
(1) デジタルコンテンツ(ビデオ、オーディオ、写真)のホスティング
(2) ファイル共有サーバ
(3) バックアップサーバ
(4) HPC データ保管
■ SolidPOWER(R)7000(SP7K)について
・SolidPOWER(R)7000(SP7K)は業界初の商用高速ディスクアレイ RAID7のコア技術を継承して誕生した画期的な高速ストレージシステムです。
■TGI(テクノグラフィー株式会社)の概要
テクノグラフィー株式会社(TGI)は1992年の設立以来“ストレージとネットワーク”を事業の核にビジネスを展開してきました。年々増大していくストレージの大容量化、多様化する利用環境の中でマーケットの需要はクラウド化に移行しています。弊社はI/Oの高速処理、シンプルなストレージ構造による柔軟性、拡張性および費用対効果を柱に他社との差別化による高付加価値ビジネスを展開しています。
商号 : テクノグラフィー株式会社(TechnoGraphy Inc)
代表者 : 代表取締役 稲岡 茂穂
所在地 : 〒150-0045 東京都渋谷区神泉町10-10 アシジ神泉ビル2F
設立 : 1992年3月3日
資本金 : 2億1千万円
URL : http://www.tgi.co.jp
SolidPOWER(R)7000(SP7K)はTGI(テクノグラフィー株式会社)の商標登録(登録番号5289806)です。また本文に記載されている会社名、製品名等は、各社の商標または登録商標です。
プレスリリースの情報は、発表日時点のものです。その後、予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。
■GlusterFSの概要
(1) 仮想化とスケールアウトを前提にしたオープンソース・分散ファイルシステム
(2) ペタバイトのスケーリングや何千ものクライアント処理が可能
(3) SolidPOWER(R)7000に実装されInfiniBand RDMA等の接続経由で単一大規模並列ネットワークファイルシステム構築が可能(図1)
(4) データをファイルレベルで分散処理しディスクのブロックレベル管理はSolidPOWER(R)7000のコア技術SCE(Storage Control Engine)下で実行
(5) ストレージノードからGlusterFS用の領域を「brick(ブリック)」と呼ばれる単位で抽出しクライアントで単一の論理ボリュームに統合
(6) 管理者はすべてのサーバ、空きディスク容量、ネットワーク構成の情報から最適なbrick(ブリック)の組み合わせを決定
(7) クライアントが参照する論理ボリュームは様々な構成が可能で分散化された冗長ボリューム等を実現(図2)
GlusterFSのシステム構成:最低2セット以上のストレージノード(ストレージヘッド及びJBOD)によるクラスタ接続が必要。
複数のストレージノードのローカルファイルシステムを論理的に統合した論理ボリュームを作成します。
図1.brickを重ね合わせて論理ボリューム内のファイルシステムを構成
http://www.atpress.ne.jp/releases/46791/img_46791_1.png
GlusterFSのクライアントパッケージを導入した「Nativeクライアント」では、マウントしたボリュームは、通常のファイルシステムとしてアクセス可能になります。Nativeクライアントは、ボリュームをマウントする際に指定されたストレージノードから、該当ボリュームを構成するノード全体の情報を取得します。マウント後は、クライアント自身がファイルを所有するノードを判断して、該当ノードに直接アクセスします。またNFSクライアントは、GlusterFSデーモンが提供するNFSサーバ機能を利用して、NFSマウントを行います。(NFSv3のみに対応)
■GlusterFSの主な特徴
(1) 拡張性
1ボリュームあたり16ExaByte システム無停止のままリニアなスケーラビリティを実現、2^128個のファイル数をサポート
(2) 機能単位のモジュール化
各機能をモジュールに隠ぺいするので機能追加と構成変更が容易
(3) 単一障害ポイント(SPOF)の排除
中央サーバの排除により単一障害ポイントを排除
(4) 同期・非同期レプリケーションによる高可用性
同期、非同期のレプリケーション設定が可能
(5) InfiniBand対応
クライアント・ストレージ間でInfiniBand RDMAに対応、低レーテンシーを実現
図2.分散と冗長の任意のbrickの組み合わせが可能
http://www.atpress.ne.jp/releases/46791/img_46791_2.jpg
■集約されたストレージプール
*拡張性や可用性に優れた分散ファイルシステムを構築
*SolidPOWER(R)7000ストレージノードを複数台組み合わせることで、大規模な分散ストレージを容易に構築
*システムを無停止でファイル容量を自在に拡張できるのでリニアなスケーラビリティを実現
*レプリケーション構成の場合は、正常なサーバを稼働させたまま、故障したサーバの入れ替えが可能。複数のサーバにアクセスが分散するケースでも、性能劣化は生じにくい
■主な用途
分散ファイルシステムの普及する理由には非構造化データの急増という背景があります。
GlusterFSはこうしたビッグデータ向けの実装技術として開発されたもので、性能とストレージ容量のスケールアウトを前提に仮想マシンイメージを管理するメカニズムに対応した分散ファイルシステムになっています。
■主要な適用分野
(1) デジタルコンテンツ(ビデオ、オーディオ、写真)のホスティング
(2) ファイル共有サーバ
(3) バックアップサーバ
(4) HPC データ保管
■ SolidPOWER(R)7000(SP7K)について
・SolidPOWER(R)7000(SP7K)は業界初の商用高速ディスクアレイ RAID7のコア技術を継承して誕生した画期的な高速ストレージシステムです。
■TGI(テクノグラフィー株式会社)の概要
テクノグラフィー株式会社(TGI)は1992年の設立以来“ストレージとネットワーク”を事業の核にビジネスを展開してきました。年々増大していくストレージの大容量化、多様化する利用環境の中でマーケットの需要はクラウド化に移行しています。弊社はI/Oの高速処理、シンプルなストレージ構造による柔軟性、拡張性および費用対効果を柱に他社との差別化による高付加価値ビジネスを展開しています。
商号 : テクノグラフィー株式会社(TechnoGraphy Inc)
代表者 : 代表取締役 稲岡 茂穂
所在地 : 〒150-0045 東京都渋谷区神泉町10-10 アシジ神泉ビル2F
設立 : 1992年3月3日
資本金 : 2億1千万円
URL : http://www.tgi.co.jp
SolidPOWER(R)7000(SP7K)はTGI(テクノグラフィー株式会社)の商標登録(登録番号5289806)です。また本文に記載されている会社名、製品名等は、各社の商標または登録商標です。
プレスリリースの情報は、発表日時点のものです。その後、予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。