第2回「金持ち企業ランキング」調査結果を発表
[14/09/29]
提供元:@Press
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与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都千代田区、 http://www.riskmonster.co.jp/ )は、第2回「金持ち企業ランキング」調査結果を発表いたしました。
1. 実施概要
調査名称 :第2回「金持ち企業ランキング」調査
調査方法 :決算書の分析結果に基づく調査
調査期間 :2014年9月4日時点で開示されていた2013年4月期決算以降の
最新決算
調査対象企業 :金融機関(銀行、証券会社、保険会社等)を除く
決算短信提出企業
調査対象企業数:3,515社
2. 調査結果
[1]「金持ち企業ランキング」/ランキング結果
決算書の記載に基づき算出したNetCash(※)により、「金持ち企業ランキング」(以下 ランキング)を分析しましたところ、今年は、1位「ファナック」(NetCash 8,236億円)、2位「キヤノン」(同 7,861億円)と続き、以下、3位「ヤフー」(同 4,826億円)、4位「任天堂」(同 4,742億円)、5位「大塚ホールディングス」(同 3,875億円)という結果となりました。(図表A)
前回比較では、上位2社(ファナック、キヤノン)に変動はなく、3位ヤフーとの差が約3,000億円あることを考慮すると、当面は2強状態が続くことが予想されます。
※NetCash=現預金 - (短期借入金+長期借入金+社債+一年以内返済の長期借入金+一年以内償還の社債+割引手形)
[2]「金持ち企業ランキング」/営業キャッシュフローとの比較
ランキング上位企業に対して、営業キャッシュフロー(※)による資金創出力を比較したところ、営業キャッシュフローの上位は、1位「エヌ・ティ・ティ・ドコモ」(営業キャッシュフロー 10,006億円)、2位「キヤノン」(同 5,076億円)、3位「デンソー」(同 4,627億円)の3社となりました。
一方で、トヨタ自動車や日本電信電話(NTT)などの営業キャッシュフローの上位企業においては、事業活動により多額のCashを獲得するものの、獲得したCashを更なる資金創出に向け積極的に投資活動等に投下しているため、ランキング上位に現れてこないことが考えられます。(図表B、図表C)
※営業キャッシュフローは、決算短信サマリ記載の金額を使用。
[3]「金持ち企業ランキング」/金融機関との比較
カネを商品とする金融機関において、NetCashを調査したところ、保険会社を除いてほぼ全ての金融機関においてNetCashはマイナスの状態でした。これは金融機関が現金そのものを商材としていることから、調達資金に対して運用資金が超過することが当然の状態であり、特段の問題ではないものと考えられます。(図表D)
3. 総評
今回のランキング上位企業は、安全性の高い企業であり、まさに「金持ち企業」といえます。
しかし、企業において現預金は、持っているだけでは十分な価値を有しているとはいえません。何故ならば、事業活動においては、保有する資産を効率的に運用し、更なる資産の発展につなげることこそが、本来の資産の使い方として望まれるからです。
ランキング上位企業には、上向き加減にある日本経済において、今後積極的なCash運用を行い、一層の経済発展へと繋げる存在となることを切に願います。
※本編はダイジェスト版です。詳細な内容につきましては、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2014年3月末時点で9,765(内、与信管理サービス等 4,820、ビジネスポータルサイト等 3,330、その他 1,615)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp
1. 実施概要
調査名称 :第2回「金持ち企業ランキング」調査
調査方法 :決算書の分析結果に基づく調査
調査期間 :2014年9月4日時点で開示されていた2013年4月期決算以降の
最新決算
調査対象企業 :金融機関(銀行、証券会社、保険会社等)を除く
決算短信提出企業
調査対象企業数:3,515社
2. 調査結果
[1]「金持ち企業ランキング」/ランキング結果
決算書の記載に基づき算出したNetCash(※)により、「金持ち企業ランキング」(以下 ランキング)を分析しましたところ、今年は、1位「ファナック」(NetCash 8,236億円)、2位「キヤノン」(同 7,861億円)と続き、以下、3位「ヤフー」(同 4,826億円)、4位「任天堂」(同 4,742億円)、5位「大塚ホールディングス」(同 3,875億円)という結果となりました。(図表A)
前回比較では、上位2社(ファナック、キヤノン)に変動はなく、3位ヤフーとの差が約3,000億円あることを考慮すると、当面は2強状態が続くことが予想されます。
※NetCash=現預金 - (短期借入金+長期借入金+社債+一年以内返済の長期借入金+一年以内償還の社債+割引手形)
[2]「金持ち企業ランキング」/営業キャッシュフローとの比較
ランキング上位企業に対して、営業キャッシュフロー(※)による資金創出力を比較したところ、営業キャッシュフローの上位は、1位「エヌ・ティ・ティ・ドコモ」(営業キャッシュフロー 10,006億円)、2位「キヤノン」(同 5,076億円)、3位「デンソー」(同 4,627億円)の3社となりました。
一方で、トヨタ自動車や日本電信電話(NTT)などの営業キャッシュフローの上位企業においては、事業活動により多額のCashを獲得するものの、獲得したCashを更なる資金創出に向け積極的に投資活動等に投下しているため、ランキング上位に現れてこないことが考えられます。(図表B、図表C)
※営業キャッシュフローは、決算短信サマリ記載の金額を使用。
[3]「金持ち企業ランキング」/金融機関との比較
カネを商品とする金融機関において、NetCashを調査したところ、保険会社を除いてほぼ全ての金融機関においてNetCashはマイナスの状態でした。これは金融機関が現金そのものを商材としていることから、調達資金に対して運用資金が超過することが当然の状態であり、特段の問題ではないものと考えられます。(図表D)
3. 総評
今回のランキング上位企業は、安全性の高い企業であり、まさに「金持ち企業」といえます。
しかし、企業において現預金は、持っているだけでは十分な価値を有しているとはいえません。何故ならば、事業活動においては、保有する資産を効率的に運用し、更なる資産の発展につなげることこそが、本来の資産の使い方として望まれるからです。
ランキング上位企業には、上向き加減にある日本経済において、今後積極的なCash運用を行い、一層の経済発展へと繋げる存在となることを切に願います。
※本編はダイジェスト版です。詳細な内容につきましては、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「PRキャラクターブランド調査」、「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2014年3月末時点で9,765(内、与信管理サービス等 4,820、ビジネスポータルサイト等 3,330、その他 1,615)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp