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近畿大学附属小学校5年生が、倫理観を養う模擬裁判を体験 大学の法廷教室で裁判官や弁護人に扮し、物事を深く考える



画像 : https://newscast.jp/attachments/ZJ6I0ZIxJzlhUV6mx5Bg.jpg令和6年(2024年)10月に開催した「模擬裁判」の様子
近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)は、令和7年(2025年)10月7日(火)に、近畿大学東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)の法廷教室で、5年生99人を対象に「模擬裁判」の体験プログラムを実施します。
【本件のポイント】
●大学との連携授業として、法廷教室で児童が裁判官や弁護人に扮して模擬裁判を体験
●心情・過程・背景等、多方面から物事を深く考え、柔軟な思考力と探究心を育む
●社会の一員として法律や裁判の意義を考え、三権分立をはじめとする社会科学習につなげる
【本件の内容】
本校では、「智・徳・体」の教育方針を軸に、附属校として、総合大学である近畿大学のメリットを最大に生かし、大学と連携した教育プログラムを数多く実施しています。これまでに「小学校から大学で学ぼう」をモットーに大学施設での模擬裁判や、薬学部や総合社会学部教員による出張授業などを行ってきました。
今回は、近畿大学東大阪キャンパスにある、大阪高等裁判所の法廷を再現した法廷教室で、児童が裁判官、検察官、弁護人、証人、被告人に扮し、それぞれの主張をよく聞き「有罪」か「無罪」かをグループで話し合い、相対する考えや弁護することの難しさを体験する模擬裁判を実施します。近畿大学法学部教授 辻本典央の解説で、法律に基づいた判決や犯した罪に対する責任等を学び、物事を多方面から捉え、客観的に見ることで、心情・過程・背景等を深く考える探究心を掘り起こします。
5年生は10月末に実施する「東京学習旅行」で最高裁判所の見学を予定しており、本プログラムで前もって法律や裁判の仕組みを学び、法律への理解を深めたうえで臨みます。模擬裁判という貴重な体験を通して倫理観を養い、法律や裁判の意義を考え、三権分立をはじめとする今後の社会科の学習につなげます。
【開催概要】
日時:令和7年(2025年)10月7日(火)13:00〜14:45
場所:近畿大学東大阪キャンパス B館10階 法廷教室
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象:近畿大学附属小学校5年生 99人
講師:近畿大学法学部法律学科 教授 辻本典央
【講師プロフィール】
辻本典央(つじもとのりお)
近畿大学法学部法律学科 教授
専門分野:刑事法一般(主として刑事訴訟法)
     犯罪捜査、刑事裁判(裁判員裁判を含む)再審問題
     海外の刑事法制度(特にドイツ)、犯罪者処遇に関する問題
【関連リンク】
法学部 法律学科 教授 辻本典央(ツジモトノリオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/27-tsujimoto-norio.html
附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes

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