東大寺で荘厳に「算額」奉納式を挙行 今年の算額は東大寺の大仏様にまつわる問題
[15/01/28]
提供元:@Press
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公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、2015年1月23日(金)に数学の額「算額」を、華厳宗大本山「東大寺」(奈良県奈良市)に奉納いたしました。
算額とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納しあった歴史あるものです。
この試みは、当協会の理念でもある「算数・数学への興味喚起」を広く国民のみなさまに促すための活動の一環として、算額という古来先人たちが取り組んだ「数学の学びの文化」を現代に復興し、日本の数学文化推進の礎にしたいという想いから企画立案いたしました。また本企画は「算数・数学に興味をもっていただく機会の増進」「算数・数学を通じた人々の交流の活性化」などを目的としています。
今回奉納した算額(たて68cm×よこ56cm 2面、たて68cm×よこ118cm 1面。いずれも杉材)は、寺院ならではの問題を2問作成し制作しました。具体的には東大寺の大仏様(盧舎那仏像)に関する問題で、2015年1月23日(金)に荘厳に執り行った奉納式で一般に初めて公開いたしました。今回、奉納した3面の算額は、大仏様向かって右手側脇侍像の下に設置されています。
奉納式では、華厳宗管長で東大寺別当の筒井 寛昭 師が、「東大寺にも大仏様や大仏殿の造営や修復、法要や寺の運営など、算数・数学にまつわる歴史があることを、広くみなさまに知っていただくうえでも算額が役にたってくれればいいなと思っております」と評されました。また、当協会理事長の清水 静海は、「大仏殿を訪れるみなさまには、この算額をとおして、わが国古来の数学の文化に触れ、あわせて算数・数学への探求や興味を抱く機会になってくれることを期待しております」と述べました。
算額に掲載した問題の解答は、特設サイト「算額1・2・3」( http://www.sangaku123.jp/ )で2015年7月31日(金)午後1時まで広く募集し、優秀な解答を後日掲載いたします。なお、当協会は、毎年1月23日を「算額文化を広める日」と定め、継続的に問題を発表していく予定です(同特設サイトに公開予定)。
当協会は、主たる公益事業である「実用数学技能検定(算数検定・数学検定)」の実施のほかに、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させていく所存です。
【奉納式概要】
名称 :東大寺 算額奉納式
主催 :公益財団法人日本数学検定協会
協力 :華厳宗大本山 東大寺
算額制作:株式会社アストラカン、天法株式会社
開催日 :2015年1月23日(金) 9:30〜10:30
開催場所:華厳宗大本山 東大寺 大仏殿 金堂(奈良県奈良市雑司町406-1)
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援:文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も15,000団体を超えました。以来、累計受検者数は400万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシアなどでも実施され(過去5年間で延べ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部初等教育学科長・教授)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
算額とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納しあった歴史あるものです。
この試みは、当協会の理念でもある「算数・数学への興味喚起」を広く国民のみなさまに促すための活動の一環として、算額という古来先人たちが取り組んだ「数学の学びの文化」を現代に復興し、日本の数学文化推進の礎にしたいという想いから企画立案いたしました。また本企画は「算数・数学に興味をもっていただく機会の増進」「算数・数学を通じた人々の交流の活性化」などを目的としています。
今回奉納した算額(たて68cm×よこ56cm 2面、たて68cm×よこ118cm 1面。いずれも杉材)は、寺院ならではの問題を2問作成し制作しました。具体的には東大寺の大仏様(盧舎那仏像)に関する問題で、2015年1月23日(金)に荘厳に執り行った奉納式で一般に初めて公開いたしました。今回、奉納した3面の算額は、大仏様向かって右手側脇侍像の下に設置されています。
奉納式では、華厳宗管長で東大寺別当の筒井 寛昭 師が、「東大寺にも大仏様や大仏殿の造営や修復、法要や寺の運営など、算数・数学にまつわる歴史があることを、広くみなさまに知っていただくうえでも算額が役にたってくれればいいなと思っております」と評されました。また、当協会理事長の清水 静海は、「大仏殿を訪れるみなさまには、この算額をとおして、わが国古来の数学の文化に触れ、あわせて算数・数学への探求や興味を抱く機会になってくれることを期待しております」と述べました。
算額に掲載した問題の解答は、特設サイト「算額1・2・3」( http://www.sangaku123.jp/ )で2015年7月31日(金)午後1時まで広く募集し、優秀な解答を後日掲載いたします。なお、当協会は、毎年1月23日を「算額文化を広める日」と定め、継続的に問題を発表していく予定です(同特設サイトに公開予定)。
当協会は、主たる公益事業である「実用数学技能検定(算数検定・数学検定)」の実施のほかに、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させていく所存です。
【奉納式概要】
名称 :東大寺 算額奉納式
主催 :公益財団法人日本数学検定協会
協力 :華厳宗大本山 東大寺
算額制作:株式会社アストラカン、天法株式会社
開催日 :2015年1月23日(金) 9:30〜10:30
開催場所:華厳宗大本山 東大寺 大仏殿 金堂(奈良県奈良市雑司町406-1)
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援:文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も15,000団体を超えました。以来、累計受検者数は400万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシアなどでも実施され(過去5年間で延べ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部初等教育学科長・教授)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/