弘前城本丸石垣修理事業が本格化 2015年 夏、弘前城天守が動く!
[15/03/31]
提供元:@Press
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弘前市では、弘前城本丸石垣修理事業を本格化し、2015年の夏から秋にかけて天守を本丸内側へおよそ70m曳屋し、石垣の解体工事をしていく予定です。
弘前市役所 弘前城本丸石垣修理事業ページ
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/shisetsu/park/2015-0217-1629-48.html
【弘前城本丸石垣修理事業】
弘前城本丸東面の石垣には、以前から膨らみが確認されており、天守台南面約10m、東面約100mの範囲で石垣修理を行うこととなり、2015年3月現在、天守の下の内濠埋め立てが完了しました。今後は天守曳屋工事のための仮設基礎を設置する予定です。
2015年の夏から秋にかけて天守を本丸内側へおよそ70m曳屋し、石垣の解体工事をしていく予定です。
修理工事全体は約10年を要し、天守が元の位置に戻るまで5年はかかる見込みです。
【弘前城本丸東面石垣の歴史 ― 100年ぶりの石垣修理 ―】
明治27年(1894年)から明治29年(1896年)にかけて、天守台下の石垣がたびたび崩落しました。石垣崩落により天守への影響が懸念されたため、弘前市出身で、旧第五十九銀行本店本館(国指定 重要文化財)などの数々の名建築を手がけた大工棟梁・堀江 佐吉(ほりえ さきち)が天守を西側に曳屋しました。その後石垣修理に着手しますが、修理が終わって天守が元の位置に戻ったのは、大正4年(1915年)のことでした。
明治〜大正の石垣修理から100年ほど経過し、今再び天守の曳屋・石垣解体修理工事が始まります。
【現存天守 弘前城】
弘前城は、慶長16年(1611年)に弘前藩2代藩主・津軽 信枚(つがる のぶひら)によって築かれました。もともとは五層の天守が、本丸西南隅にありましたが、寛永4年(1627年)に落雷で焼失。9代藩主・津軽 寧親(つがる やすちか)の時代である文化7年(1810年)に現在の位置(本丸東南隅)に三層の天守を再建しました。
弘前城の天守は、全国12か所の現存天守のうち、関東以北では唯一のものです。国の重要文化財に指定されており、弘前のシンボルとして人々に親しまれています。
■弘前城本丸石垣修理PR事業
弘前城及び弘前公園は、弘前が誇る重要な観光施設ですが、2015年の天守曳屋工事によりこれまでの風景が変化します。
そこで弘前市では、弘前城の新たな魅力の発見と弘前公園周辺活性化のため、2015年より「弘前城本丸石垣修理PR事業」を実施します。
以下、主なPR事業の概要となります。
【弘前城本丸内濠一般開放】2015年4月23日(木)〜5月6日(水・祝)
「弘前さくらまつり」期間中に限り、埋め立てられた内濠を一般開放します。通常は水が張られているため立ち入ることができず、今後は工事のため入ることができない内濠エリアを開放します。埋め立てられた内濠から見る風景は、 今年見逃すと、二度と見ることができません。
【天守曳屋体験】2015年9月(予定)
2015年秋、曳屋中の天守を引いてみよう!
弘前城天守を曳屋する期間中、曳屋体験用のロープを設置し、実際に天守を引くことができます。1回の曳屋体験は100名程度。誰でも体験できるイベントです。(予約制。時間・1日で実施する回数などは未定)
なお安全管理面や工事状況などにより、予告なく変更となる可能性があります。
【天守映像化事業】2015年(予定)(詳細未定)
弘前城天守が曳屋される映像を、タイムラプスやスマートフォン用アプリに活用し、曳屋の記録をイベント化・エンターテインメント化し、弘前市を訪れた人限定で閲覧可能な仕組みを提供します。
【現存12天守PRプロジェクト】2015年5月〜7月(予定)
弘前城を含む現存12天守都市を巡り、弘前城本丸石垣整備事業のPRを兼ねて、弘前城以外の現存11天守都市の首長への表敬訪問を行うとともに、現地メディアへのプロモーションを実施します。
訪問先自治体:長野県松本市・福井県坂井市・愛知県犬山市・滋賀県彦根市・兵庫県姫路市・島根県松江市・岡山県高梁市・香川県丸亀市・愛媛県松山市・愛媛県宇和島市・高知県高知市
【たか丸くん衣替え】
弘前市のマスコットキャラクター「たか丸くん」。
普段は弘前城の天守に住んでいますが、今回の曳屋を機にお引っ越し。通常かぶっている天守っぽい形の兜からヘルメットにかぶりなおし、さまざまな場面で石垣修理事業のお手伝いをします。
【一口城主(ひろさき応援寄附金 特別コース)】
ひろさき応援寄附金(ふるさと納税)に、特別コース『弘前城天守が動く!世紀の大修理〜石垣普請応援コース〜』を設定し、寄附者を「一口城主」としています。
5口以上の寄附者には、下記のほか、弘前公園にちなんだ品物も進呈します。
・城主証
・芳名録への記載
・1口で1年間有効の3施設共通券1枚(有効期間は最高5年間。)
■今後について
弘前城本丸石垣修理PR事業では、このほかにも様々なイベントを開催していく予定です。また、各種イベント詳細については、実施内容等が確定し次第、改めて発表します。
今夏、天守が動きます。
【関連URL】
弘前市 ホームページ
http://www.city.hirosaki.aomori.jp
弘前市 Facebookページ
https://www.facebook.com/hirosaki.city.promo
弘前市 Twitter
https://twitter.com/Hirosaki_City
弘前市 シティプロモーションサイト
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/city_promotion/
弘前市役所 弘前城本丸石垣修理事業ページ
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/shisetsu/park/2015-0217-1629-48.html
【弘前城本丸石垣修理事業】
弘前城本丸東面の石垣には、以前から膨らみが確認されており、天守台南面約10m、東面約100mの範囲で石垣修理を行うこととなり、2015年3月現在、天守の下の内濠埋め立てが完了しました。今後は天守曳屋工事のための仮設基礎を設置する予定です。
2015年の夏から秋にかけて天守を本丸内側へおよそ70m曳屋し、石垣の解体工事をしていく予定です。
修理工事全体は約10年を要し、天守が元の位置に戻るまで5年はかかる見込みです。
【弘前城本丸東面石垣の歴史 ― 100年ぶりの石垣修理 ―】
明治27年(1894年)から明治29年(1896年)にかけて、天守台下の石垣がたびたび崩落しました。石垣崩落により天守への影響が懸念されたため、弘前市出身で、旧第五十九銀行本店本館(国指定 重要文化財)などの数々の名建築を手がけた大工棟梁・堀江 佐吉(ほりえ さきち)が天守を西側に曳屋しました。その後石垣修理に着手しますが、修理が終わって天守が元の位置に戻ったのは、大正4年(1915年)のことでした。
明治〜大正の石垣修理から100年ほど経過し、今再び天守の曳屋・石垣解体修理工事が始まります。
【現存天守 弘前城】
弘前城は、慶長16年(1611年)に弘前藩2代藩主・津軽 信枚(つがる のぶひら)によって築かれました。もともとは五層の天守が、本丸西南隅にありましたが、寛永4年(1627年)に落雷で焼失。9代藩主・津軽 寧親(つがる やすちか)の時代である文化7年(1810年)に現在の位置(本丸東南隅)に三層の天守を再建しました。
弘前城の天守は、全国12か所の現存天守のうち、関東以北では唯一のものです。国の重要文化財に指定されており、弘前のシンボルとして人々に親しまれています。
■弘前城本丸石垣修理PR事業
弘前城及び弘前公園は、弘前が誇る重要な観光施設ですが、2015年の天守曳屋工事によりこれまでの風景が変化します。
そこで弘前市では、弘前城の新たな魅力の発見と弘前公園周辺活性化のため、2015年より「弘前城本丸石垣修理PR事業」を実施します。
以下、主なPR事業の概要となります。
【弘前城本丸内濠一般開放】2015年4月23日(木)〜5月6日(水・祝)
「弘前さくらまつり」期間中に限り、埋め立てられた内濠を一般開放します。通常は水が張られているため立ち入ることができず、今後は工事のため入ることができない内濠エリアを開放します。埋め立てられた内濠から見る風景は、 今年見逃すと、二度と見ることができません。
【天守曳屋体験】2015年9月(予定)
2015年秋、曳屋中の天守を引いてみよう!
弘前城天守を曳屋する期間中、曳屋体験用のロープを設置し、実際に天守を引くことができます。1回の曳屋体験は100名程度。誰でも体験できるイベントです。(予約制。時間・1日で実施する回数などは未定)
なお安全管理面や工事状況などにより、予告なく変更となる可能性があります。
【天守映像化事業】2015年(予定)(詳細未定)
弘前城天守が曳屋される映像を、タイムラプスやスマートフォン用アプリに活用し、曳屋の記録をイベント化・エンターテインメント化し、弘前市を訪れた人限定で閲覧可能な仕組みを提供します。
【現存12天守PRプロジェクト】2015年5月〜7月(予定)
弘前城を含む現存12天守都市を巡り、弘前城本丸石垣整備事業のPRを兼ねて、弘前城以外の現存11天守都市の首長への表敬訪問を行うとともに、現地メディアへのプロモーションを実施します。
訪問先自治体:長野県松本市・福井県坂井市・愛知県犬山市・滋賀県彦根市・兵庫県姫路市・島根県松江市・岡山県高梁市・香川県丸亀市・愛媛県松山市・愛媛県宇和島市・高知県高知市
【たか丸くん衣替え】
弘前市のマスコットキャラクター「たか丸くん」。
普段は弘前城の天守に住んでいますが、今回の曳屋を機にお引っ越し。通常かぶっている天守っぽい形の兜からヘルメットにかぶりなおし、さまざまな場面で石垣修理事業のお手伝いをします。
【一口城主(ひろさき応援寄附金 特別コース)】
ひろさき応援寄附金(ふるさと納税)に、特別コース『弘前城天守が動く!世紀の大修理〜石垣普請応援コース〜』を設定し、寄附者を「一口城主」としています。
5口以上の寄附者には、下記のほか、弘前公園にちなんだ品物も進呈します。
・城主証
・芳名録への記載
・1口で1年間有効の3施設共通券1枚(有効期間は最高5年間。)
■今後について
弘前城本丸石垣修理PR事業では、このほかにも様々なイベントを開催していく予定です。また、各種イベント詳細については、実施内容等が確定し次第、改めて発表します。
今夏、天守が動きます。
【関連URL】
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