伝統を未来へと受け継ぐ:IUAVの学生らがボッテガ・ヴェネタの職人学校で取り組んだプロジェクトを発表
[15/04/24]
提供元:@Press
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ボッテガ・ヴェネタは創業の地であるイタリア・ヴェネト地方で、イタリアのクラフツマンシップや職人たちの伝統を未来へと受け継ぐ活動に真摯に取り組んでいます。その一環として、ボッテガ・ヴェネタの職人学校「La Scuola dei Maestri Pellettieri di Bottega Veneta」はヴェネチアIUAV大学と協力し、ハンドバッグのデザインと製品開発に関する大学院レベルの3ヶ月にわたる上級コースを提供いたしました。
ボッテガ・ヴェネタとIUAVが提供するこの2部構成のプログラムは、選抜された12名の学生を対象に2015年1月末から実施されています。このプログラムでは、学生と職人との交流を通じて知識を伝授するという昔ながらの手法を大学の授業に取り入れており、高品質のレザー製バッグのデザイン、開発、製造に関してあらゆる事を学ぶことができます。
ヴェネチアIUAV大学で行われる第1部の“バッグデザイン実習”はデザインと歴史に重点を置き、バッグの構造を分解、分析することで新しいユニークなデザインを生み出すことを学びます。また、コースの第2部で各学生が取り組むプロジェクトについても、第1部でその輪郭を決めていきます。第2部は“実験的技術に関する実習”で、授業はモンテベッロのアトリエにあるボッテガ・ヴェネタの職人学校で行います。第2部ではボッテガ・ヴェネタの熟練の職人や専門技術者からサポートを受けながら、実践的な活動を通じてパターンメイキングや構造に関する技術、製品のさまざまな加工や仕上げについて知識をさらに深めます。
学生はこの他にもなめし工場や金具専門の製作所を見学するほか、ボッテガ・ヴェネタのブティックを訪問し、お客様と直接触れ合う研修もしています。これらの体験は、技術的なノウハウや手工業における創意工夫のプロセスをデザイナーとしての創造的なビジョンと結び付けることができる、まさに現代的なプロフェッショナルとして成長するのに一層役立っています。
何世紀も続いてきた伝統や文化遺産を守るため、またボッテガ・ヴェネタにとって最も貴重な財産である熟練の職人が減っているという問題を解決するため、当ブランドは長年にわたり“ボッテガ”すなわち工房の重要性を概念的に広げ、学校へと発展させる取り組みを続けてきました。トーマス・マイヤーの創造力あふれる指示の下、2006年には次世代の職人を育てるための学校を開校、その後モンテベッロ・ヴィチェンティーノに18世紀に建てられたアトリエの中に校舎を設けました。このボッテガ・ヴェネタの職人学校は恒久的な研鑽の場として機能しており、従業員や新入社員、学生たちが授業やインターンシップ、地元の教育機関と合同で行うワークショップを通じて、技術を伝える師範となる職人や技術者たちと出会う場となっています。この職人学校はノウハウや根本的な価値観を伝授することに特化しており、高級レザーグッズにおけるレザーの裁断や加工、パターンメイキング、レザーの編み込み、プロトタイプの作成といった実践的な技術を身につけるだけでなく、お互いのアイデアを比べたり、複数の教育分野に関して理論的、歴史的知識を学んだりすることができます。
15世紀のイタリアにおいて、工房はものづくりの中心的な場所であると同時に職人を育成する場所でもあり、また何より若い弟子が師匠の技術や特別なノウハウを観察する中でその情熱や正確性、そしてたゆまぬ努力に感化されていく、人生を学ぶ場でもありました。技術と創造性が一体となったこの文化的遺産は、ボッテガ・ヴェネタのアイデンティティとして遺伝子に刻まれています。私たちのブランドはこの地に元から備わり、また長い時間をかけて世代から世代へと引き継がれてきたノウハウや価値観に深く根ざしているのです。ボッテガ・ヴェネタの製品における卓越したクラフツマンシップや洗練された高度な技術を実現するには、他の国ではまねのできない、並外れたレベルの特殊なスキルが必要となります。このように、ボッテガ・ヴェネタはヴェネト地方の歴史に名高い豊かな伝統と究極的な形で深く結びついているのです。
クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーは「ボッテガ・ヴェネタが成長し続ける中、最高の品質と他に類を見ない複雑なデザインに裏付けられたレザーグッズを作るためには才能と技術を持った職人が必要であるという事実を見失ったことは決してありませんでした。私たちは次世代の職人を効率的に育成する学校を通じて企業としての未来を守るということだけでなく、このような取り組みを通じて若者たちに刺激や情熱を与え、伝統をさらに発展させることを願っています」と語っています。
また、ボッテガ・ヴェネタのCEO、カルロ・アルベルト・ベレッタは「ボッテガ・ヴェネタの職人学校を通じて、ヴェネト地方に対するボッテガ・ヴェネタの揺るぎない献身を今一度示すことができました。これはブランドの文化的ルーツを守る、私たちの未来に向けた投資であると同時に、この地域に貢献し、また職人としての才能を持つ次世代の若者に知識やノウハウを授けることにもつながっています」と語っています。
ボッテガ・ヴェネタとIUAVが提供するこの2部構成のプログラムは、選抜された12名の学生を対象に2015年1月末から実施されています。このプログラムでは、学生と職人との交流を通じて知識を伝授するという昔ながらの手法を大学の授業に取り入れており、高品質のレザー製バッグのデザイン、開発、製造に関してあらゆる事を学ぶことができます。
ヴェネチアIUAV大学で行われる第1部の“バッグデザイン実習”はデザインと歴史に重点を置き、バッグの構造を分解、分析することで新しいユニークなデザインを生み出すことを学びます。また、コースの第2部で各学生が取り組むプロジェクトについても、第1部でその輪郭を決めていきます。第2部は“実験的技術に関する実習”で、授業はモンテベッロのアトリエにあるボッテガ・ヴェネタの職人学校で行います。第2部ではボッテガ・ヴェネタの熟練の職人や専門技術者からサポートを受けながら、実践的な活動を通じてパターンメイキングや構造に関する技術、製品のさまざまな加工や仕上げについて知識をさらに深めます。
学生はこの他にもなめし工場や金具専門の製作所を見学するほか、ボッテガ・ヴェネタのブティックを訪問し、お客様と直接触れ合う研修もしています。これらの体験は、技術的なノウハウや手工業における創意工夫のプロセスをデザイナーとしての創造的なビジョンと結び付けることができる、まさに現代的なプロフェッショナルとして成長するのに一層役立っています。
何世紀も続いてきた伝統や文化遺産を守るため、またボッテガ・ヴェネタにとって最も貴重な財産である熟練の職人が減っているという問題を解決するため、当ブランドは長年にわたり“ボッテガ”すなわち工房の重要性を概念的に広げ、学校へと発展させる取り組みを続けてきました。トーマス・マイヤーの創造力あふれる指示の下、2006年には次世代の職人を育てるための学校を開校、その後モンテベッロ・ヴィチェンティーノに18世紀に建てられたアトリエの中に校舎を設けました。このボッテガ・ヴェネタの職人学校は恒久的な研鑽の場として機能しており、従業員や新入社員、学生たちが授業やインターンシップ、地元の教育機関と合同で行うワークショップを通じて、技術を伝える師範となる職人や技術者たちと出会う場となっています。この職人学校はノウハウや根本的な価値観を伝授することに特化しており、高級レザーグッズにおけるレザーの裁断や加工、パターンメイキング、レザーの編み込み、プロトタイプの作成といった実践的な技術を身につけるだけでなく、お互いのアイデアを比べたり、複数の教育分野に関して理論的、歴史的知識を学んだりすることができます。
15世紀のイタリアにおいて、工房はものづくりの中心的な場所であると同時に職人を育成する場所でもあり、また何より若い弟子が師匠の技術や特別なノウハウを観察する中でその情熱や正確性、そしてたゆまぬ努力に感化されていく、人生を学ぶ場でもありました。技術と創造性が一体となったこの文化的遺産は、ボッテガ・ヴェネタのアイデンティティとして遺伝子に刻まれています。私たちのブランドはこの地に元から備わり、また長い時間をかけて世代から世代へと引き継がれてきたノウハウや価値観に深く根ざしているのです。ボッテガ・ヴェネタの製品における卓越したクラフツマンシップや洗練された高度な技術を実現するには、他の国ではまねのできない、並外れたレベルの特殊なスキルが必要となります。このように、ボッテガ・ヴェネタはヴェネト地方の歴史に名高い豊かな伝統と究極的な形で深く結びついているのです。
クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーは「ボッテガ・ヴェネタが成長し続ける中、最高の品質と他に類を見ない複雑なデザインに裏付けられたレザーグッズを作るためには才能と技術を持った職人が必要であるという事実を見失ったことは決してありませんでした。私たちは次世代の職人を効率的に育成する学校を通じて企業としての未来を守るということだけでなく、このような取り組みを通じて若者たちに刺激や情熱を与え、伝統をさらに発展させることを願っています」と語っています。
また、ボッテガ・ヴェネタのCEO、カルロ・アルベルト・ベレッタは「ボッテガ・ヴェネタの職人学校を通じて、ヴェネト地方に対するボッテガ・ヴェネタの揺るぎない献身を今一度示すことができました。これはブランドの文化的ルーツを守る、私たちの未来に向けた投資であると同時に、この地域に貢献し、また職人としての才能を持つ次世代の若者に知識やノウハウを授けることにもつながっています」と語っています。