プラットフォーム構築のためのフレームワーク「EDO」をオープンソース化
[15/06/26]
提供元:@Press
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株式会社リアルグローブ(所在地:東京都文京区、代表取締役:大畑 貴弘)は、総務省「先導的教育システム実証事業」のプラットフォーム機能に採用されている、パーソナルデータをはじめとした様々な機密性の高い情報を複数のサービス間で管理・共有するためのフレームワーク「EDO(エド)」をオープンソース化しました。
EDOプロジェクトサイト: https://github.com/realglobe-Inc/edo
今日、社会の情報化が進み、タブレットやスマートフォン、ウェアラブルデバイスなどの情報端末から、日常的に、様々なサービスやアプリケーションを利用するシーンが増えてきました。それらのサービスやアプリケーションでは利用者に関する情報(パーソナルデータ/ライフログ)を取り扱うものも数多く存在します。
EDOは、分散管理されたシングルサインオン(SSO)レイヤーにサービス連携機能を付加することで、パーソナルデータ/ライフログを利用者自身が管理し本人同意に基づいてサービス間で安全に活用することを可能にします。これによって、サービス提供者ごとにサイロ化された、パーソナルデータ/ライフログを個人の下に統合し、安全に、広く活用できるプラットフォームを実現できます。
従来の仕組みでは、ユーザー認証を提供するただ1つの組織にパーソナルデータを集約し、その組織の仲介の下でデータを共有するか、属性と呼ばれる小さなデータのみの共有にとどめるか、もしくはデータ単位での意思確認をせずにデータを融通させてきました。EDOは、組織の異なる複数のユーザー認証サーバーが存在するSSO環境においても、サードパーティー製サービス同士が、任意のパーソナルデータを本人同意に基づいて共有することを可能にします。
EDOには、その他に以下の特徴があります。
・全ての構成要素はHTTPベースのAPIを持つコンポーネントとして部品化してあり、必要に応じて実装を交換することができます。ShibbolethやOpenID Connectなどの従来技術と柔軟に組み合わせて拡張可能なものを目指しています。
・EDOは、主要な構成要素としてパーソナルデータストア(PDS)の概念を取り入れています。PDSとは、個人のデータを本人が管理し、家族や友人、サービス事業者と自由かつ安全に共有して活用できるようにする仕組みです。
・EDOのリファレンス実装である「edo-toolkit」も併せてオープンソース化しています。
【活用例】
■教育分野における活用
eラーニングシステムや教育サービスで蓄積される学習記録データもパーソナルデータの1つです。EDOは、総務省「先導的教育システム実証事業」に採用されています。
■医療・ヘルスケアにおける活用
電子カルテや処方箋、心拍数などのヘルスケアレコードもパーソナルデータの1つです。これらを活用することで、病気の予防による医療費の削減などが期待できます。
■IoTにおける活用
「EDO」を活用すれば、デバイスをサービス化することで、エッジで発生する様々な情報を安全にクラウドから活用することができるようになります。日常生活で発生する膨大なパーソナルデータを活用した新たなビジネスを創出できるプラットフォームを構築することができます。
【関連リンク】
EDOプロジェクトサイト
https://github.com/realglobe-Inc/edo
総務省「先導的教育システム実証事業」
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/sendou.html
総務省「クラウド導入ガイドブック2015」に関するニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000065.html
■会社概要
社名 : 株式会社リアルグローブ
URL : http://realglobe.jp/
代表者 : 代表取締役 大畑 貴弘
設立 : 2008年10月1日
本社所在地: 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学アントレプレナープラザ 504号
事業内容 : クラウド開発環境サービスの構築
EDOプロジェクトサイト: https://github.com/realglobe-Inc/edo
今日、社会の情報化が進み、タブレットやスマートフォン、ウェアラブルデバイスなどの情報端末から、日常的に、様々なサービスやアプリケーションを利用するシーンが増えてきました。それらのサービスやアプリケーションでは利用者に関する情報(パーソナルデータ/ライフログ)を取り扱うものも数多く存在します。
EDOは、分散管理されたシングルサインオン(SSO)レイヤーにサービス連携機能を付加することで、パーソナルデータ/ライフログを利用者自身が管理し本人同意に基づいてサービス間で安全に活用することを可能にします。これによって、サービス提供者ごとにサイロ化された、パーソナルデータ/ライフログを個人の下に統合し、安全に、広く活用できるプラットフォームを実現できます。
従来の仕組みでは、ユーザー認証を提供するただ1つの組織にパーソナルデータを集約し、その組織の仲介の下でデータを共有するか、属性と呼ばれる小さなデータのみの共有にとどめるか、もしくはデータ単位での意思確認をせずにデータを融通させてきました。EDOは、組織の異なる複数のユーザー認証サーバーが存在するSSO環境においても、サードパーティー製サービス同士が、任意のパーソナルデータを本人同意に基づいて共有することを可能にします。
EDOには、その他に以下の特徴があります。
・全ての構成要素はHTTPベースのAPIを持つコンポーネントとして部品化してあり、必要に応じて実装を交換することができます。ShibbolethやOpenID Connectなどの従来技術と柔軟に組み合わせて拡張可能なものを目指しています。
・EDOは、主要な構成要素としてパーソナルデータストア(PDS)の概念を取り入れています。PDSとは、個人のデータを本人が管理し、家族や友人、サービス事業者と自由かつ安全に共有して活用できるようにする仕組みです。
・EDOのリファレンス実装である「edo-toolkit」も併せてオープンソース化しています。
【活用例】
■教育分野における活用
eラーニングシステムや教育サービスで蓄積される学習記録データもパーソナルデータの1つです。EDOは、総務省「先導的教育システム実証事業」に採用されています。
■医療・ヘルスケアにおける活用
電子カルテや処方箋、心拍数などのヘルスケアレコードもパーソナルデータの1つです。これらを活用することで、病気の予防による医療費の削減などが期待できます。
■IoTにおける活用
「EDO」を活用すれば、デバイスをサービス化することで、エッジで発生する様々な情報を安全にクラウドから活用することができるようになります。日常生活で発生する膨大なパーソナルデータを活用した新たなビジネスを創出できるプラットフォームを構築することができます。
【関連リンク】
EDOプロジェクトサイト
https://github.com/realglobe-Inc/edo
総務省「先導的教育システム実証事業」
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/sendou.html
総務省「クラウド導入ガイドブック2015」に関するニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000065.html
■会社概要
社名 : 株式会社リアルグローブ
URL : http://realglobe.jp/
代表者 : 代表取締役 大畑 貴弘
設立 : 2008年10月1日
本社所在地: 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学アントレプレナープラザ 504号
事業内容 : クラウド開発環境サービスの構築