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スポーツ後や飲酒後は、本当に蚊に刺されやすかった デング熱には虫よけスプレー!でも日本人は「蚊取り線香」が好きだった 今年もデング熱の猛威はあるか 日本の夏・緊張の夏をさぁどう乗り切る?

 株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする「Fromプラネット」の第14号として、蚊よけに関する意識調査の結果をご紹介します。


■汗ばんだ時や飲酒後に、蚊に刺されやすいと自覚している
 今年はゴールデンウィークの頃から、夏のような暑さが続いています。暑さ、湿気を感じる季節になると同時に気になるのが“蚊”です。そこで、「蚊よけ」に関するアンケートを実施しました。
 まずは、自分が蚊に刺されやすいかどうかの意識調査をしました。男女比で見ると、女性の半数以上53.5%が刺されやすいと自覚していることがわかりました。若干ですが、女性の方が刺されやすいと感じているようです。虫に刺された後、掻きむしってしまうと跡が残ります。美容面でマイナスになることから、男性よりも神経質になっているのかもしれませんね。
 また、どんな時に蚊に刺されやすいか聞いたところ、1位は「汗をかいているとき・汗で肌がべたついているとき」49.3%、2位は「お酒を飲んだ後」26.9%、3位は「就寝中」の23.0%という結果になりました。
 その他、「体温が高いとき」や「体調が悪いとき」「足やワキが臭っているとき」など、体調になんらかの変化がある時、蚊に刺されやすいと認識していることが、このアンケートからわかりました。

出典  :インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ
     『DIMSDRIVE』実施のアンケート「蚊よけ」。
調査期間:2015年5月7日〜5月22日、DIMSDRIVEモニター6,003人が回答。
     表3〜表6・エピソードの出典も同アンケートです。

表1、表2
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_1.png
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_2.png


<ミニコラム>わたしは大丈夫!?蚊にさされやすい人は、こんな人
 先に蚊に刺されやすいシチュエーションについてアンケートを行いましたが、科学的分析と皆さんの認識は合っているのかを調べてみました。
 東京都・銀座にある「ノエル銀座クリニック」の保志医師によると、蚊は人や動物の排出する二酸化炭素、体温と湿度、汗に含まれるアセトンや乳酸などの揮発性物質などに反応して吸血行動のターゲットを決めているといいます。この条件に合う●肺活量が多く大きな呼吸をする運動直後のスポーツマン●太り気味で体温が高く汗をよくかく人●体臭がある人●妊婦さんや赤ちゃんまた飲酒後など基礎代謝が高い人がターゲットになりやすいのだそうです。つまり、アンケートの回答にある、こういう時に蚊に刺されやすい……と体で感じている感覚は、科学的根拠とほぼ合っていると言えそうです。

出典:「ヘルスケア大学/医師に聞く!蚊に刺されやすくなる原因や刺されやすい人の体質・特徴」 http://www.skincare-univ.com/article/006376/


■蚊に刺されたらイヤ〜なところ、第1位は足の指
 蚊に刺されると猛烈に痒くなりますが、刺される箇所でもその痒みの強さが変わってくるような気がします。そこで、「蚊に刺された中で、最も“痒い!”と思ったのはどの部分ですか」という質問をしました。
 2位と僅差ですが、1位は「足の指」17.3%がランクインしました。指の腹や爪と皮膚の間など、靴下や靴に触れる刺激でさらに痒みが増してしまう箇所なのかもしれません。2位は「手の指」15.8%。1位2位の結果から、「“指”は刺されたら最も痒い部位」と認識していることがわかりました。
 ほかに、「二の腕」「足の裏」「手の甲」などの回答もありました。どの箇所も1度は刺された経験があるのではないでしょうか。想像しただけで痒くなりそうですが、素早く対処して痒みを最小限に留めたいものです。次は、蚊に刺された時の対処法について聞いています。

表3
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_3.png


■蚊に刺された痒みはこれで消し去る!定番から個性派まで、対処法がおもしろい
 蚊に刺された痒みは、不快感をアップさせ集中力を低下させるので、早めの対処が賢明です。そこで、蚊に刺された時、どのように対処しているのか聞きました。
 一番多かったのは「塗り薬を塗る」58.6%、ほぼ同数で「掻く」58.5%という結果になりました。ほか、「爪で痕をつける」「冷やす」「水で流す」「石けんで洗う」などの回答が得られました。2位の「掻く」のは一時しのぎの対処にしかならず、不潔な手指で掻くと症状が悪化する可能性もあるので、なるべく避けた方が無難でしょう。「爪で痕をつける」も同様です。
 男女別に見てみると、「爪で痕をつける」のは女性が33.7%と男性より比率が高く、反対に「我慢する(何もしない)」は男性が8.5%と女性よりも回答が多いというのも興味深い結果です。
 さて、上記以外にユニークな回答があったので、ピックアップして紹介します。下記で紹介している対処法は、医療機関で推奨している方法ではありませんので、ご注意ください。

表4
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_4.png

●刺された箇所を叩く
●刺されたところをもむ
●吸い出す
●セロハンテープを貼る
●線香など、熱いものを近づける
●ロウソクをたらす
●ドクダミの葉でもむ
●ほかのことに集中する
●心頭滅却


■いまだ定番!年代問わず、蚊よけには蚊取り線香を使っている
 では、刺されてしまう前の対処はどうしているのでしょうか?自宅で行っている蚊よけ対策について聞いてみました。
 1位と2位は僅差で「蚊取り線香をたく」41.5%が1位、「液体蚊取り器(要電源)を使う」40.9%が2位でした。
 以下は、「殺虫剤を散布する」や「肌用の虫よけスプレーを使う」「窓を閉め切る・極力開けない」などの回答も得られました。以上の回答から、何かしらの薬剤を使って、虫除けをしていることがわかります。一方、日本の伝統的な蚊よけ法の「蚊帳を吊る」人は、1.3%とかなり少数派のようです。
 その他、フリー回答で得られた蚊除け対処法を紹介します。「雨水をためない」「蚊の繁殖しそうな水たまりに油をまく」「かれん草を窓の近くに置く」「2階で過ごす」など。かれん草とは、蚊が嫌う「シトロネラ」の香りのするハーブ。ナチュラル派の間で、定番になりつつある蚊除けアイテムです。薬剤だけに頼らず、生活の知恵や自然の力を生かした対処法も広がりを見せているのかもしれません。

 次は、上記のアンケートを年代別に見てみましょう。ここで注目したいのは、全ての回答について年代が上がるほど回答率が上がっているのに対し、「蚊取り線香をたく」の20代の回答率が30代、40代に比べて高いということです。
 下の「蚊取り線香販売数ランキング」を見てもわかるように、最近では6位「アース渦巻香 ラベンダーの香り」、7位「金鳥の渦巻 ローズの香り」、10位「アース渦巻香 バラの香り」といった、アロマ系の香りがする蚊取り線香が増えています。「アロマ・ハーブのスプレーなどを使う」が、20〜40代に支持されていることを考えると、これらのアロマ系の蚊取り線香は若い世代に受け入れられているのではないかと推測できます。
 一方、オーソドックスな渦巻き型の蚊取り線香、「金鳥の渦巻K」や「アース渦巻香」はいずれもリピート率が高いことがわかります。上のアンケート結果と合わせると、これらの商品は、50代以降の高年層が利用者ではないかと予想されます。

表5
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_5.png
蚊取り線香販売数ランキング
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_7.png


■デング熱の教訓を活かし、虫よけスプレーで対策する人が大多数
 では次に、外出時に行う蚊よけ対策法について聞きました。「虫よけスプレーを使う」が圧倒的に多く、75.5%が回答。2位は意外にも「長袖・長ズボン等を着用する」27.3%でした。
 その他は、「携帯用虫よけ器を使う」「アロマ・ハーブのスプレーを使う」「虫よけリストバンド・リングをつける」といった、ツールに頼る傾向がみられました。
 2014年に猛威を振るった「デング熱」の影響もあってか、各自治体で推奨している虫よけスプレーを利用している様子がアンケートからもみられました。

表6
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_6.png


■「あるある!」が満載の、蚊にまつわるおもしろエピソード
 では最後に、蚊にまつわる思い出を聞いてみました。「あるある!」と納得の話から驚愕のエピソードまで、ちょっと切なく、笑える話が満載です。
 「100か所以上刺されたことがある」「かゆみが何度もぶり返して、結局一年後の夏まで掻いていたのにはびっくりした」といった猛者のエピソードには驚かされます。どんな状況で刺されたのか気になるところです。「夏に短パンで寛いでいたら、蚊がスネに止まった。しばらく見ていたら、すね毛をかき分けて皮膚に向かっていった。何だかムカムカしたので叩き潰した」「蚊が憎すぎて、生態を知ろうと飼ったことがある」のエピソードからは、蚊への憎しみがふつふつと感じられますが、笑えるエピソードでもあります。

 すでに、蚊よけに奔走している人も多いと思いますが、「備えあれば憂いなし!」が蚊よけのコツです。2014年のデング熱の報道では、蚊に刺されただけで、身体が危険にさらされることを再認識させられました。刺される前、刺された後の対処を適切にして、“かゆかゆ”“イライラ”知らずの夏を過ごしたいものですね。

蚊にまつわるおもしろエピソード
https://www.atpress.ne.jp/releases/65449/img_65449_8.png


【株式会社プラネットとは】
 メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラとしてサポートしている企業です。
http://www.planet-van.co.jp/


【Fromプラネットとは】
 消費財流通における業務効率化を支えるEDI(電子データ交換)やデータベースサービスを提供する株式会社プラネット(東証JASDAQ上場、証券コード:2391)がご紹介する、旬の消費財にまつわるトピックスです。
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