大会初!女子校チームが頂点に!神戸女学院高等学部「Primeチーム」(兵庫県)が初優勝 〜 「数学甲子園2015」本選結果 〜
[15/09/25]
提供元:@Press
提供元:@Press
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海)は、「数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省、特別協力:東京電機大学)の本選を2015年9月20日(日)、東京都内の会場で開催し、神戸女学院高等学部「Primeチーム」(兵庫県)が見事、初優勝を飾りました。
女子のみで構成されたチームが決勝に進出し、優勝したのは今回が初めて。同校からは2チームが本選に出場し、同「WSIO(わーるど えす いち おーがないぜーしょん)チーム」は特別賞を受賞しました。優勝した「Primeチーム」は5人全員が高校2年生のチームで、中等部の頃に初めて参加してから3度めとなる今大会で悲願の優勝を果たしました。
この本選には、2015年8月に12の都道府県で開催した予選から勝ち進んだ36チーム(各チームの平均点上位30チームと、全国6ブロックの各最上位6チームの合計)が出場いたしました。
本選では、準々決勝(日本語表記問題10問、英語表記問題5問の計15問をチーム全員で30分以内に解答し、上位15チームが準決勝に進出)、準決勝(3問のうち英語表記問題は必須で、日本語表記問題は2問のうち1問を選択し、40分以内にチーム全員で解答。上位6チームが決勝に進出)、決勝(制限時間のなかで、提示されたテーマに沿った問題を創作し、問題のねらい、模範解答を作成する。2チームずつの対戦方式で、創作した問題についてそれぞれプレゼンテーションと質疑応答を行う)の3つの競技を行いました。
神戸女学院高等学部「Primeチーム」は、準々決勝、準決勝を順当に勝ち進み、決勝では創作問題のテーマである「同音異義」というキーワードに対して「tanθ(タンジェントシータ)」と「単位円」をかけた問題を作成し、説明力・質問力において他チームに差をつけ、チームの総合力で見事、優勝を果たしました。
準優勝は、滝高等学校「White Pentagonチーム」(愛知県)、敢闘賞は、灘高等学校「治五郎FIVEチーム」(兵庫県)が選ばれました。また、入賞の4位に桐蔭学園中等教育学校「Top of TOINMathチーム」(神奈川県)、5位に愛知県立明和高等学校「明和Aチーム」(愛知県)、6位に渋谷教育学園幕張高等学校「まぐろチーム」(千葉県)の3チームが選ばれました。
また、準々決勝敗退校から選ばれる特別賞の「林家久蔵賞」は、筑波大学附属駒場中学校・高等学校「ttc66チーム」(東京都)、「ベストホープ賞」は、神戸女学院高等学部「WSIOチーム」(兵庫県)の2チームに贈られました。
「数学甲子園」は全国の中学生・高校生・高専生が団体戦で数学力を競い合う大会です。理数離れが問題視されるなか、当協会は、中・高・高専生が一堂に会して数学力を競う本大会の内容をさらに充実させ、次年度も開催する予定です。
【「数学甲子園2015」開催要項】
大会名称 :数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)
主催 :公益財団法人日本数学検定協会
後援 :文部科学省
特別協力 :東京電機大学
本選開催日:2015年9月20日(日)
本選会場 :ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール
(東京都千代田区神田駿河台4-6)
賞 :
○優勝 (1チーム) 賞状、優勝カップ、優勝旗(数鷲旗)、メダル
○準優勝(1チーム) 賞状、記念楯、メダル
○敢闘賞(1チーム) 賞状、記念楯、メダル
○入賞 (3チーム) 賞状、副賞
○特別賞(2チーム) 賞状、副賞
司会:
篠崎菜穂子(フリーアナウンサー)
算数・数学愛好家。当協会の実施する「実用数学技能検定(数学検定)」準1級、「ビジネス数学検定」の合格者。テレビ、ラジオのパーソナリティーとしても活躍中。
林家久蔵(落語家)
林家木久扇門下3人めの真打。落語家としては異彩の早稲田大学理工学部数学科を卒業。テレビ、ラジオでも活躍中。
春風亭一左(落語家)
春風亭一朝門下。2008年二ツ目昇進。秦野市出身「初」の噺家として全国で活躍中。
参加資格:
(1) 原則として中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在学する生徒または学生。
(2) 1チーム3〜5人のメンバーで、同一校の生徒または学生で構成(学年、男女の混成については問わない)。
(3) メンバーが在籍する団体の教諭・講師・関係者・チームの代表者が監督として参加するものとします。どのようなチーム構成の場合でも、20歳以上の引率者(教諭・講師・関係者)が必要です。
数学甲子園2015公式ホームページURL
http://www.su-gaku.net/events/koshien/
【数学甲子園とは】
本大会は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一を、チーム(3〜5人)対抗戦によって決めるものです。本大会の特長は、単に数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決能力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。本年2015年の予選出場校・チーム数は、過去最多の196校415チーム1,663人(当初の申し込み時から2校6チーム81人が辞退した最終値。昨年は189校368チーム1,473人が参加)。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も16,000団体を超えました。以来、累計受検者数は450万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※受検者数・実施校数はのべ数です。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水静海(公益社団法人日本数学教育学会名誉会長、
帝京大学教育学部初等教育学科長・教授)
会長 : 甘利俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
女子のみで構成されたチームが決勝に進出し、優勝したのは今回が初めて。同校からは2チームが本選に出場し、同「WSIO(わーるど えす いち おーがないぜーしょん)チーム」は特別賞を受賞しました。優勝した「Primeチーム」は5人全員が高校2年生のチームで、中等部の頃に初めて参加してから3度めとなる今大会で悲願の優勝を果たしました。
この本選には、2015年8月に12の都道府県で開催した予選から勝ち進んだ36チーム(各チームの平均点上位30チームと、全国6ブロックの各最上位6チームの合計)が出場いたしました。
本選では、準々決勝(日本語表記問題10問、英語表記問題5問の計15問をチーム全員で30分以内に解答し、上位15チームが準決勝に進出)、準決勝(3問のうち英語表記問題は必須で、日本語表記問題は2問のうち1問を選択し、40分以内にチーム全員で解答。上位6チームが決勝に進出)、決勝(制限時間のなかで、提示されたテーマに沿った問題を創作し、問題のねらい、模範解答を作成する。2チームずつの対戦方式で、創作した問題についてそれぞれプレゼンテーションと質疑応答を行う)の3つの競技を行いました。
神戸女学院高等学部「Primeチーム」は、準々決勝、準決勝を順当に勝ち進み、決勝では創作問題のテーマである「同音異義」というキーワードに対して「tanθ(タンジェントシータ)」と「単位円」をかけた問題を作成し、説明力・質問力において他チームに差をつけ、チームの総合力で見事、優勝を果たしました。
準優勝は、滝高等学校「White Pentagonチーム」(愛知県)、敢闘賞は、灘高等学校「治五郎FIVEチーム」(兵庫県)が選ばれました。また、入賞の4位に桐蔭学園中等教育学校「Top of TOINMathチーム」(神奈川県)、5位に愛知県立明和高等学校「明和Aチーム」(愛知県)、6位に渋谷教育学園幕張高等学校「まぐろチーム」(千葉県)の3チームが選ばれました。
また、準々決勝敗退校から選ばれる特別賞の「林家久蔵賞」は、筑波大学附属駒場中学校・高等学校「ttc66チーム」(東京都)、「ベストホープ賞」は、神戸女学院高等学部「WSIOチーム」(兵庫県)の2チームに贈られました。
「数学甲子園」は全国の中学生・高校生・高専生が団体戦で数学力を競い合う大会です。理数離れが問題視されるなか、当協会は、中・高・高専生が一堂に会して数学力を競う本大会の内容をさらに充実させ、次年度も開催する予定です。
【「数学甲子園2015」開催要項】
大会名称 :数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)
主催 :公益財団法人日本数学検定協会
後援 :文部科学省
特別協力 :東京電機大学
本選開催日:2015年9月20日(日)
本選会場 :ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール
(東京都千代田区神田駿河台4-6)
賞 :
○優勝 (1チーム) 賞状、優勝カップ、優勝旗(数鷲旗)、メダル
○準優勝(1チーム) 賞状、記念楯、メダル
○敢闘賞(1チーム) 賞状、記念楯、メダル
○入賞 (3チーム) 賞状、副賞
○特別賞(2チーム) 賞状、副賞
司会:
篠崎菜穂子(フリーアナウンサー)
算数・数学愛好家。当協会の実施する「実用数学技能検定(数学検定)」準1級、「ビジネス数学検定」の合格者。テレビ、ラジオのパーソナリティーとしても活躍中。
林家久蔵(落語家)
林家木久扇門下3人めの真打。落語家としては異彩の早稲田大学理工学部数学科を卒業。テレビ、ラジオでも活躍中。
春風亭一左(落語家)
春風亭一朝門下。2008年二ツ目昇進。秦野市出身「初」の噺家として全国で活躍中。
参加資格:
(1) 原則として中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在学する生徒または学生。
(2) 1チーム3〜5人のメンバーで、同一校の生徒または学生で構成(学年、男女の混成については問わない)。
(3) メンバーが在籍する団体の教諭・講師・関係者・チームの代表者が監督として参加するものとします。どのようなチーム構成の場合でも、20歳以上の引率者(教諭・講師・関係者)が必要です。
数学甲子園2015公式ホームページURL
http://www.su-gaku.net/events/koshien/
【数学甲子園とは】
本大会は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一を、チーム(3〜5人)対抗戦によって決めるものです。本大会の特長は、単に数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決能力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。本年2015年の予選出場校・チーム数は、過去最多の196校415チーム1,663人(当初の申し込み時から2校6チーム81人が辞退した最終値。昨年は189校368チーム1,473人が参加)。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も16,000団体を超えました。以来、累計受検者数は450万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※受検者数・実施校数はのべ数です。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水静海(公益社団法人日本数学教育学会名誉会長、
帝京大学教育学部初等教育学科長・教授)
会長 : 甘利俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。