賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2015年9月および、関西圏・中京圏・福岡県版 2015年9月を発表
[15/09/30]
提供元:@Press
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不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:立野 良太郎)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2015年9月」および「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏・福岡県版 2015年9月」を発表しました。
首都圏版では「2015年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図」、「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」および「2015年7月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
また関西圏・中京圏・福岡県版では、トピックスとして「大阪市各区の空室率TVI」および「2015年7月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
これらの分析はアットホーム株式会社から提供を受けた、アットホーム全国不動産情報ネットワークに公開された情報若しくは成約状況を用いて行われています。
詳細PDF:
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol69_residential20150930.html
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏・福岡県版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol41_resikansai20150930.html
1.首都圏版の概要
(1) 2015年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図
東京23区では、江戸川区が「悪い」→「やや悪い」に好転しました。一方、中央区が「良い」→「やや良い」、千代田区が「やや良い」→「やや悪い」、葛飾区が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。その他の区および首都圏では、千葉県が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。
トレンドが上昇を示す地域は、2015年第1四半期の9地域から2015年第2四半期は8地域と減少しました。また、下降を示す地域は、2015年第1四半期の7地域から2015年第2四半期は9地域と増加しました。
相続税の増税対策に伴う賃貸住宅の新規供給量の増加が継続していることから、市場が供給量を吸収できていない状況が読み取れます。引き続き市況の変化に注意が必要でしょう。
図 首都圏、東京23区の賃貸住宅市況図へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/75547/img_75547_1.jpg
(2) 東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向
2014年4月から改善傾向にあった5,000円/m2月超クラスの空室率TVIは、2015年3月から再び悪化に転じました。また、供給量の多い4,000円/m2月〜5,000円/m2月クラスも2013年3月からの空室率TVIの悪化傾向に歯止めがかっていません。高級賃貸住宅市場においても需給ギャップが悪化してきている可能性があります。
(3) 2015年7月期1都3県賃貸住宅指標
マンション系の空室率TVIは神奈川県が改善傾向、東京23区が横ばい傾向、その他の地域は悪化傾向となっています。
アパート系の空室率TVIは神奈川県の悪化傾向が止まりません。ここ1年で2ポイント以上悪化しています。
【東京都】
<全域>
空室率TVI(ポイント) :12.11
募集期間(ヶ月) : 2.87
更新確率(%) :44.74
中途解約確率(%) :37.45
<23区>
空室率TVI(ポイント) :11.90
募集期間(ヶ月) : 2.83
更新確率(%) :44.24
中途解約確率(%) :37.81
<市部>
空室率TVI(ポイント) :14.96
募集期間(ヶ月) : 3.11
更新確率(%) :48.04
中途解約確率(%) :34.58
【神奈川県】
空室率TVI(ポイント) :13.01
募集期間(ヶ月) : 3.52
更新確率(%) :48.31
中途解約確率(%) :36.55
【埼玉県】
空室率TVI(ポイント) :16.01
募集期間(ヶ月) : 3.36
更新確率(%) :48.15
中途解約確率(%) :37.11
【千葉県】
空室率TVI(ポイント) :13.08
募集期間(ヶ月) : 3.09
更新確率(%) :49.03
中途解約確率(%) :33.45
(出所)データ提供:アットホーム株式会社、分析:株式会社タス
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol69_residential20150930.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
2.関西圏・中京圏・福岡県版の概要
(1) 大阪市各区の空室率TVI
マンション系の空室率TVIは大阪市全域で10ポイントを下回る水準です。特に高層住宅地として再開発が進んでおり人口が増加している西区、中央区、交通の便が良く市内有数の文教地区である天王寺区で空室率TVIが低くなっています。一方でアパート系空室率TVIは、低い水準の地区でも20ポイント以上であり、マンション系とは異なる様相を見せています。特に大阪市の外側に位置する区では30ポイント以上の高い水準で推移しています。この分析結果から、大阪市の賃貸住宅市場について、以下の2つの可能性があげられます。すなわち、大阪市の賃貸住宅市場は供給過剰状態にあり、そして、賃貸住宅を選択するにあたってより堅牢なマンション系が選択される傾向にある、ということです。
図 大阪市の区別空室率TVI(マンション系)へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/75547/img_75547_2.jpg
(2) 2015年7月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
関西圏では前月比で、アパート系の空室率TVIは大阪府、京都府で悪化、兵庫県で改善しました。マンション系空室率TVIは京都府で改善、その他地域で悪化しました。
愛知県および福岡県の空室率TVIは、アパート系、マンション系共に前月比で改善しましたが、静岡県では悪化しています。
【大阪府】
空室率TVI(ポイント): 7.93
募集期間(ヶ月) : 4.94
更新確率(%) :38.70
中途解約確率(%) :50.69
【京都府】
空室率TVI(ポイント):13.99
募集期間(ヶ月) : 5.71
更新確率(%) :39.86
中途解約確率(%) :48.12
【兵庫県】
空室率TVI(ポイント):11.31
募集期間(ヶ月) : 5.37
更新確率(%) :29.49
中途解約確率(%) :56.04
【愛知県】
空室率TVI(ポイント):14.29
募集期間(ヶ月) : 5.61
更新確率(%) :35.91
中途解約確率(%) :51.39
【静岡県】
空室率TVI(ポイント):23.26
募集期間(ヶ月) : 6.89
更新確率(%) :37.80
中途解約確率(%) :48.72
【福岡県】
空室率TVI(ポイント):11.27
募集期間(ヶ月) : 5.25
更新確率(%) :38.47
中途解約確率(%) :48.06
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏・福岡県版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol41_resikansai20150930.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
■株式会社タスについて
インターネットによる不動産評価、および不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀2-25-9 トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/
首都圏版では「2015年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図」、「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」および「2015年7月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
また関西圏・中京圏・福岡県版では、トピックスとして「大阪市各区の空室率TVI」および「2015年7月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率)」を掲載しています。
これらの分析はアットホーム株式会社から提供を受けた、アットホーム全国不動産情報ネットワークに公開された情報若しくは成約状況を用いて行われています。
詳細PDF:
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol69_residential20150930.html
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏・福岡県版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol41_resikansai20150930.html
1.首都圏版の概要
(1) 2015年第2四半期 1都3県賃貸住宅市況図
東京23区では、江戸川区が「悪い」→「やや悪い」に好転しました。一方、中央区が「良い」→「やや良い」、千代田区が「やや良い」→「やや悪い」、葛飾区が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。その他の区および首都圏では、千葉県が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。
トレンドが上昇を示す地域は、2015年第1四半期の9地域から2015年第2四半期は8地域と減少しました。また、下降を示す地域は、2015年第1四半期の7地域から2015年第2四半期は9地域と増加しました。
相続税の増税対策に伴う賃貸住宅の新規供給量の増加が継続していることから、市場が供給量を吸収できていない状況が読み取れます。引き続き市況の変化に注意が必要でしょう。
図 首都圏、東京23区の賃貸住宅市況図へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/75547/img_75547_1.jpg
(2) 東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向
2014年4月から改善傾向にあった5,000円/m2月超クラスの空室率TVIは、2015年3月から再び悪化に転じました。また、供給量の多い4,000円/m2月〜5,000円/m2月クラスも2013年3月からの空室率TVIの悪化傾向に歯止めがかっていません。高級賃貸住宅市場においても需給ギャップが悪化してきている可能性があります。
(3) 2015年7月期1都3県賃貸住宅指標
マンション系の空室率TVIは神奈川県が改善傾向、東京23区が横ばい傾向、その他の地域は悪化傾向となっています。
アパート系の空室率TVIは神奈川県の悪化傾向が止まりません。ここ1年で2ポイント以上悪化しています。
【東京都】
<全域>
空室率TVI(ポイント) :12.11
募集期間(ヶ月) : 2.87
更新確率(%) :44.74
中途解約確率(%) :37.45
<23区>
空室率TVI(ポイント) :11.90
募集期間(ヶ月) : 2.83
更新確率(%) :44.24
中途解約確率(%) :37.81
<市部>
空室率TVI(ポイント) :14.96
募集期間(ヶ月) : 3.11
更新確率(%) :48.04
中途解約確率(%) :34.58
【神奈川県】
空室率TVI(ポイント) :13.01
募集期間(ヶ月) : 3.52
更新確率(%) :48.31
中途解約確率(%) :36.55
【埼玉県】
空室率TVI(ポイント) :16.01
募集期間(ヶ月) : 3.36
更新確率(%) :48.15
中途解約確率(%) :37.11
【千葉県】
空室率TVI(ポイント) :13.08
募集期間(ヶ月) : 3.09
更新確率(%) :49.03
中途解約確率(%) :33.45
(出所)データ提供:アットホーム株式会社、分析:株式会社タス
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 首都圏版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol69_residential20150930.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
2.関西圏・中京圏・福岡県版の概要
(1) 大阪市各区の空室率TVI
マンション系の空室率TVIは大阪市全域で10ポイントを下回る水準です。特に高層住宅地として再開発が進んでおり人口が増加している西区、中央区、交通の便が良く市内有数の文教地区である天王寺区で空室率TVIが低くなっています。一方でアパート系空室率TVIは、低い水準の地区でも20ポイント以上であり、マンション系とは異なる様相を見せています。特に大阪市の外側に位置する区では30ポイント以上の高い水準で推移しています。この分析結果から、大阪市の賃貸住宅市場について、以下の2つの可能性があげられます。すなわち、大阪市の賃貸住宅市場は供給過剰状態にあり、そして、賃貸住宅を選択するにあたってより堅牢なマンション系が選択される傾向にある、ということです。
図 大阪市の区別空室率TVI(マンション系)へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/75547/img_75547_2.jpg
(2) 2015年7月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
関西圏では前月比で、アパート系の空室率TVIは大阪府、京都府で悪化、兵庫県で改善しました。マンション系空室率TVIは京都府で改善、その他地域で悪化しました。
愛知県および福岡県の空室率TVIは、アパート系、マンション系共に前月比で改善しましたが、静岡県では悪化しています。
【大阪府】
空室率TVI(ポイント): 7.93
募集期間(ヶ月) : 4.94
更新確率(%) :38.70
中途解約確率(%) :50.69
【京都府】
空室率TVI(ポイント):13.99
募集期間(ヶ月) : 5.71
更新確率(%) :39.86
中途解約確率(%) :48.12
【兵庫県】
空室率TVI(ポイント):11.31
募集期間(ヶ月) : 5.37
更新確率(%) :29.49
中途解約確率(%) :56.04
【愛知県】
空室率TVI(ポイント):14.29
募集期間(ヶ月) : 5.61
更新確率(%) :35.91
中途解約確率(%) :51.39
【静岡県】
空室率TVI(ポイント):23.26
募集期間(ヶ月) : 6.89
更新確率(%) :37.80
中途解約確率(%) :48.72
【福岡県】
空室率TVI(ポイント):11.27
募集期間(ヶ月) : 5.25
更新確率(%) :38.47
中途解約確率(%) :48.06
詳細はPDFファイルをご参照ください。
「賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏・福岡県版 2015年9月」
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol41_resikansai20150930.html
なお、バックナンバーは以下のページから取得可能です。
http://www.tas-japan.com/news/news.html
■株式会社タスについて
インターネットによる不動産評価、および不動産情報サービス等を提供する「TAS-MAP」を運営するトヨタグループ会社のアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)です。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀2-25-9 トヨタ八丁堀ビル7F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : http://www.tas-japan.com/