世界大学ランキングトップクラスのアジア5大学の大学生が日本の高校でグローバルな課題をテーマに「出前講座」を実施
[15/10/27]
提供元:@Press
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国立大学法人東京海洋大学(所在地:東京都港区、グローバル人材育成推進室教授:小松 俊明)は、世界大学ランキングトップクラスのアジア5大学※の大学生10名(各大学2名)と共に、2015年10月30日(金)、文京学院大学女子高等学校(所在地:東京都文京区)にて、グローバルな課題をテーマに、大学生が高校へ出向き高校生に授業をする出前講座を行います。
※先日、東京大学を抜いて世界26位でアジアトップとなったシンガポール国立大学、44位の香港大学、台湾大学、チュラロンコン大学、マレーシアサバ大学
対象は、高校1年生の女子生徒約280名。国内では各校で高大連携がなかなか進まない中、今回の出前講座の主催校である国立大学法人東京海洋大学は、アジア5ヶ国の国際交流校と共に「グローバルな高大連携」に大きな一歩を踏み出しました。
▼詳細URL
http://www.kaiyodaiglobal.com/movie/abroad/
▼詳細情報
https://www.atpress.ne.jp/releases/78641/att_78641_1.pdf
■開催背景
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流計画に採択されたことを機に、これまで懸案としてきた双方向の学生交流へ一歩前進し、アジア5ヶ国のパートナー大学から2名ずつ、計10名の学生を招聘することとし、アジア5大学と本学を含めた6大学で日本にて新たなプロジェクトを実施する運びとなりました。その際に選んだ内容が前述した、「大学生出前講座」であり、アジア6大学で実践する「海外探検隊EASTプロジェクト」と命名し、「グローバルな高大連携モデル」へ挑戦します。
■大学生出前講座の意義
通常、教育は「教育者から生徒へ」と提供されるものであり、後期中等教育や高等教育では、さらにその専門化が進むのが実情です。しかし、教育者ではない大学生が「自らの学び」、特にその中でも「グローバル体験に基づいた気づき」を高校生に伝えることは意義深く、「教えることでさらに深く学ぶ」ことが期待できます。
大学生が高校生にフィードバックする機会がほとんどないという現状がある中で、「高校生が世界に目を向けるきっかけ」となるように、大学生が自分の体験を踏まえた授業を高校生相手に行います。授業をする大学生、授業を受ける高校生共に利点のある講座です。
<アジアトップ大学による日本の高校での出前講座の日程>
日時 : 2015年10月30日 13時〜16時
会場 : 文京学院大学女子高等学校
東京都文京区本駒込6-18-3
アクセス: JR山手線駒込駅より徒歩3分
JR山手線巣鴨駅より徒歩5分
TEL : 03-3946-5301
URL : http://www.hs.bgu.ac.jp/ (文京学院大学女子高等学校)
■「世界大学ランキングで格上の相手」と次々に提携ができた理由
東京海洋大学は海洋教育研究の総合大学であり、上海海洋大学、台湾海洋大学など、世界各地にある同様の海洋教育研究のパートナー大学との提携実績が多かったのですが、2012年にグローバル教育重視の方針に大学改革の舵を大きく切って以来、積極的に世界のトップ大学である総合大学との提携に踏み出しました。その結果、シンガポール国立大学、香港大学、台湾大学など、立て続けに提携に成功しました。
その背景には、2013年8月から開始した「海外探検隊プログラム」の存在があります。同プログラムには味の素、ヤクルト、ヤンマー、その他多くの日本を代表するグローバル企業の協力があり、それらのグローバル企業の後ろ盾を得た東京海洋大学は、次々にアジアを代表する世界のトップ大学との提携を実現していきました。今では、「東京海洋大学に入ればアジアのトップ大学に留学できる」という評判が受験生や高校生の間でもたつようになり、東京海洋大学には将来グローバル人材を目指す若者が多数集まるようになりました。
■「海外探検隊プログラム」とは
現在までに、アジア5ヶ国(香港、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール)にパートナー大学を有し、2015年8月には5期生を派遣、延べ70名の学生が海外探検隊プログラムに参加しています。これまでの交流では、本学の学生が1ヶ月間アジアに赴き、現地の大学や研究機関、日系企業で海外研修を行う等、グローバルな体験を積んでいます。
■今後について
アジア6大学で実践する「海外探検隊EASTプロジェクト」は、「グローバルな高大連携モデル」の実現を意図して始まりましたが、今後も「大学生出前講座」の実績をさらにたくさん積んでいきます。国内ではすでに複数のスーパーグローバルハイスクールから本学への大学生出前講座の引き合いが寄せられています。そして、東京海洋大学海外探検隊は、日本の教育機関全体が「グローバルな高大連携」を実現するための牽引役となることを目指します。
※先日、東京大学を抜いて世界26位でアジアトップとなったシンガポール国立大学、44位の香港大学、台湾大学、チュラロンコン大学、マレーシアサバ大学
対象は、高校1年生の女子生徒約280名。国内では各校で高大連携がなかなか進まない中、今回の出前講座の主催校である国立大学法人東京海洋大学は、アジア5ヶ国の国際交流校と共に「グローバルな高大連携」に大きな一歩を踏み出しました。
▼詳細URL
http://www.kaiyodaiglobal.com/movie/abroad/
▼詳細情報
https://www.atpress.ne.jp/releases/78641/att_78641_1.pdf
■開催背景
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流計画に採択されたことを機に、これまで懸案としてきた双方向の学生交流へ一歩前進し、アジア5ヶ国のパートナー大学から2名ずつ、計10名の学生を招聘することとし、アジア5大学と本学を含めた6大学で日本にて新たなプロジェクトを実施する運びとなりました。その際に選んだ内容が前述した、「大学生出前講座」であり、アジア6大学で実践する「海外探検隊EASTプロジェクト」と命名し、「グローバルな高大連携モデル」へ挑戦します。
■大学生出前講座の意義
通常、教育は「教育者から生徒へ」と提供されるものであり、後期中等教育や高等教育では、さらにその専門化が進むのが実情です。しかし、教育者ではない大学生が「自らの学び」、特にその中でも「グローバル体験に基づいた気づき」を高校生に伝えることは意義深く、「教えることでさらに深く学ぶ」ことが期待できます。
大学生が高校生にフィードバックする機会がほとんどないという現状がある中で、「高校生が世界に目を向けるきっかけ」となるように、大学生が自分の体験を踏まえた授業を高校生相手に行います。授業をする大学生、授業を受ける高校生共に利点のある講座です。
<アジアトップ大学による日本の高校での出前講座の日程>
日時 : 2015年10月30日 13時〜16時
会場 : 文京学院大学女子高等学校
東京都文京区本駒込6-18-3
アクセス: JR山手線駒込駅より徒歩3分
JR山手線巣鴨駅より徒歩5分
TEL : 03-3946-5301
URL : http://www.hs.bgu.ac.jp/ (文京学院大学女子高等学校)
■「世界大学ランキングで格上の相手」と次々に提携ができた理由
東京海洋大学は海洋教育研究の総合大学であり、上海海洋大学、台湾海洋大学など、世界各地にある同様の海洋教育研究のパートナー大学との提携実績が多かったのですが、2012年にグローバル教育重視の方針に大学改革の舵を大きく切って以来、積極的に世界のトップ大学である総合大学との提携に踏み出しました。その結果、シンガポール国立大学、香港大学、台湾大学など、立て続けに提携に成功しました。
その背景には、2013年8月から開始した「海外探検隊プログラム」の存在があります。同プログラムには味の素、ヤクルト、ヤンマー、その他多くの日本を代表するグローバル企業の協力があり、それらのグローバル企業の後ろ盾を得た東京海洋大学は、次々にアジアを代表する世界のトップ大学との提携を実現していきました。今では、「東京海洋大学に入ればアジアのトップ大学に留学できる」という評判が受験生や高校生の間でもたつようになり、東京海洋大学には将来グローバル人材を目指す若者が多数集まるようになりました。
■「海外探検隊プログラム」とは
現在までに、アジア5ヶ国(香港、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール)にパートナー大学を有し、2015年8月には5期生を派遣、延べ70名の学生が海外探検隊プログラムに参加しています。これまでの交流では、本学の学生が1ヶ月間アジアに赴き、現地の大学や研究機関、日系企業で海外研修を行う等、グローバルな体験を積んでいます。
■今後について
アジア6大学で実践する「海外探検隊EASTプロジェクト」は、「グローバルな高大連携モデル」の実現を意図して始まりましたが、今後も「大学生出前講座」の実績をさらにたくさん積んでいきます。国内ではすでに複数のスーパーグローバルハイスクールから本学への大学生出前講座の引き合いが寄せられています。そして、東京海洋大学海外探検隊は、日本の教育機関全体が「グローバルな高大連携」を実現するための牽引役となることを目指します。