第5回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査 トヨタとANAのワンツー変わらずも、上位戦線に異状あり!
[15/10/30]
提供元:@Press
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与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都中央区、 http://www.riskmonster.co.jp/ )は、第5回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果を発表いたしました。
1.実施概要
・調査名称 :第5回「この企業に勤める人と結婚したい
ランキング」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・調査期間 :2015年9月19日(土)〜9月20日(日)
・調査対象者 :20〜59歳の男女個人
・調査対象企業と選定方法:年間売上2,500億円以上、
従業員数5,000人以上の企業200社を抽出
・有効回収数 :800サンプル
2.調査結果
[1]ここでもトヨタ強し!三連覇達成!
第5回の「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の1位は、「トヨタ自動車」となりました。次いで「全日本空輸(ANA)」が2位、「日本航空(JAL)」が3位となり、以下、4位「アップル(Apple)」、5位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、同率6位「サントリー」「電通」「三菱東京UFJ銀行」、同率9位「タニタ」「パナソニック」と続きました。(図表A)
トップ20にランクインした企業の業種では、製造業が7社(トヨタ自動車、アップル(Apple)、サントリー、タニタ、パナソニック、本田技研工業(ホンダ)、日立製作所)と最も多く、運輸業・鉄道業4社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海))、銀行業2社(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行)、総合商社2社(伊藤忠商事、三井物産)と続きました。なお、トップ100については図表Bの通りです。
[2]トヨタとANAのワンツーは変わらずも、JALとアップルが大躍進!
前回の第4回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の結果との比較では、上位2社に変動はなく、3位「日本航空(JAL)」(前回22位)、4位「アップル(Apple)」(前回18位)が大幅にランクアップしています。
その他トップ20では、13位「NTTドコモ」(前回28位)、18位「東海旅客鉄道(JR東海)」(前回37位)、19位「武田薬品工業」(前回41位)の大幅ランクアップが目立ちました。
一方、大幅ランクダウンでは、「富士フイルム」(前回7位→今回24位)、「みずほ銀行」(前回11位→今回21位)、「資生堂」(前回15位→今回25位)、「日清食品」(前回18位→今回29位)などが挙げられ、中でもソニー(前々回11位→前回17位→今回25位)は、2期連続の最終赤字などの業績動向の影響からか、前々回から続落し、今回とうとうトップ20圏外という結果になりました。(図表C)
[3]男女3位に選ばれた企業に注目!
男女別の集計では、男性のランキング1位は、前回と同じく「トヨタ自動車」でした。次いで「全日本空輸(ANA)」が2位、「日本航空(JAL)」が3位、「NTTドコモ」が4位、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」「三菱東京UFJ銀行」が同率5位となりました。(図表D)
これに対して、女性ランキング1位は「トヨタ自動車」、2位の「全日本空輸(ANA)」と共に、前回と同じ結果となりました。次いで、「アップル(Apple)」が3位となり、以下、4位「電通」、5位「サントリー」と続きました。(図表E)
全体でのランキングトップの「トヨタ自動車」、2位の「全日本空輸(ANA)」は、男女別においても、1位2位を占めており、高い人気を有しています。
しかし3位については、男女で異なる傾向が見られました。男性が2位の「全日本空輸(ANA)」に続き、同業の「日本航空(JAL)」がランクインし、女性の花形職に対する男性からの好感の高さが表れた結果となった一方で、女性は「東日本旅客鉄道(JR東日本)」や「電通」「サントリー」などの歴史ある安定企業が上位にランキングされる中、それらを抑えて、先進的なイメージの「アップル(Apple)」が3位となったことは特筆です。
[4]現実的なイメージは女性の方が高い!!
結婚相手が勤める企業に対して重視するイメージは、「安定している」「給料がよい」「福利厚生が充実」「社員を大切にする」「将来性がある」「土日が休み」などが上位となりました。
「安定している」「給料がよい」「福利厚生が充実」は前回に引き続き上位として挙がっており、「国内転勤が少ない」「海外転勤が少ない」「世界的に活動している」といった地域的な勤務環境に関するイメージは、前回同様に重視されない結果となりました。(図表F)
実際にランキングトップ20の企業における信用格付(RM格付)からも、信用度が高く、かつ安定している企業が選出されていることがうかがえます。(図表G)
男女別を比較してみると、「安定している」「給料がよい」「福利厚生が充実」「退職金や年金がよい」といった生活に直結する項目は、男性よりも女性の方が大きい数値となっており、生活に対する現実的な女性の「考え」が表れています。
一方、「子育て支援が充実」「残業が少ない」などの子育てに関する項目は、男性に比べ女性は低い数値になっており、子育てについて男性を当てにしていない女性の「あきらめ」が表れた結果となりました。
3.総評
残りの一生涯において、自身と密接に関係する結婚相手に求める勤務先として、安定性や高収入、待遇が重視されるのは当然です。今回、上位に大幅ランクアップした「日本航空(JAL)」や「アップル(Apple)」など、この時勢において将来性が高まったと考えられている企業と言えるでしょう。
現在の日本経済は、短期的には消費税 増税や株価の不安定な推移などの課題を抱え、また中長期的には、少子高齢化や年金問題などの課題を抱えています。このような状況で、結婚相手には、安定して生き残り、成長・発展していくことができる企業で働く相手が望まれているといえます。
そのような意味において、「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の上位にランクインしている企業は、日本経済を牽引していく企業として、国民から大きな期待を寄せられていることを認識すべきであり、外部要因によって不安定な推移を繰りかえす株価や為替に左右されることなく、本業での成長に邁進することで、国民の期待に応えていただきたいものです。
※本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「仕事に対する満足度」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関する さまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2015年6月末時点で10,240(内、与信管理サービス等5,090、ビジネスポータルサイト等3,166、その他1,984)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp
1.実施概要
・調査名称 :第5回「この企業に勤める人と結婚したい
ランキング」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・調査期間 :2015年9月19日(土)〜9月20日(日)
・調査対象者 :20〜59歳の男女個人
・調査対象企業と選定方法:年間売上2,500億円以上、
従業員数5,000人以上の企業200社を抽出
・有効回収数 :800サンプル
2.調査結果
[1]ここでもトヨタ強し!三連覇達成!
第5回の「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の1位は、「トヨタ自動車」となりました。次いで「全日本空輸(ANA)」が2位、「日本航空(JAL)」が3位となり、以下、4位「アップル(Apple)」、5位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、同率6位「サントリー」「電通」「三菱東京UFJ銀行」、同率9位「タニタ」「パナソニック」と続きました。(図表A)
トップ20にランクインした企業の業種では、製造業が7社(トヨタ自動車、アップル(Apple)、サントリー、タニタ、パナソニック、本田技研工業(ホンダ)、日立製作所)と最も多く、運輸業・鉄道業4社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海))、銀行業2社(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行)、総合商社2社(伊藤忠商事、三井物産)と続きました。なお、トップ100については図表Bの通りです。
[2]トヨタとANAのワンツーは変わらずも、JALとアップルが大躍進!
前回の第4回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の結果との比較では、上位2社に変動はなく、3位「日本航空(JAL)」(前回22位)、4位「アップル(Apple)」(前回18位)が大幅にランクアップしています。
その他トップ20では、13位「NTTドコモ」(前回28位)、18位「東海旅客鉄道(JR東海)」(前回37位)、19位「武田薬品工業」(前回41位)の大幅ランクアップが目立ちました。
一方、大幅ランクダウンでは、「富士フイルム」(前回7位→今回24位)、「みずほ銀行」(前回11位→今回21位)、「資生堂」(前回15位→今回25位)、「日清食品」(前回18位→今回29位)などが挙げられ、中でもソニー(前々回11位→前回17位→今回25位)は、2期連続の最終赤字などの業績動向の影響からか、前々回から続落し、今回とうとうトップ20圏外という結果になりました。(図表C)
[3]男女3位に選ばれた企業に注目!
男女別の集計では、男性のランキング1位は、前回と同じく「トヨタ自動車」でした。次いで「全日本空輸(ANA)」が2位、「日本航空(JAL)」が3位、「NTTドコモ」が4位、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」「三菱東京UFJ銀行」が同率5位となりました。(図表D)
これに対して、女性ランキング1位は「トヨタ自動車」、2位の「全日本空輸(ANA)」と共に、前回と同じ結果となりました。次いで、「アップル(Apple)」が3位となり、以下、4位「電通」、5位「サントリー」と続きました。(図表E)
全体でのランキングトップの「トヨタ自動車」、2位の「全日本空輸(ANA)」は、男女別においても、1位2位を占めており、高い人気を有しています。
しかし3位については、男女で異なる傾向が見られました。男性が2位の「全日本空輸(ANA)」に続き、同業の「日本航空(JAL)」がランクインし、女性の花形職に対する男性からの好感の高さが表れた結果となった一方で、女性は「東日本旅客鉄道(JR東日本)」や「電通」「サントリー」などの歴史ある安定企業が上位にランキングされる中、それらを抑えて、先進的なイメージの「アップル(Apple)」が3位となったことは特筆です。
[4]現実的なイメージは女性の方が高い!!
結婚相手が勤める企業に対して重視するイメージは、「安定している」「給料がよい」「福利厚生が充実」「社員を大切にする」「将来性がある」「土日が休み」などが上位となりました。
「安定している」「給料がよい」「福利厚生が充実」は前回に引き続き上位として挙がっており、「国内転勤が少ない」「海外転勤が少ない」「世界的に活動している」といった地域的な勤務環境に関するイメージは、前回同様に重視されない結果となりました。(図表F)
実際にランキングトップ20の企業における信用格付(RM格付)からも、信用度が高く、かつ安定している企業が選出されていることがうかがえます。(図表G)
男女別を比較してみると、「安定している」「給料がよい」「福利厚生が充実」「退職金や年金がよい」といった生活に直結する項目は、男性よりも女性の方が大きい数値となっており、生活に対する現実的な女性の「考え」が表れています。
一方、「子育て支援が充実」「残業が少ない」などの子育てに関する項目は、男性に比べ女性は低い数値になっており、子育てについて男性を当てにしていない女性の「あきらめ」が表れた結果となりました。
3.総評
残りの一生涯において、自身と密接に関係する結婚相手に求める勤務先として、安定性や高収入、待遇が重視されるのは当然です。今回、上位に大幅ランクアップした「日本航空(JAL)」や「アップル(Apple)」など、この時勢において将来性が高まったと考えられている企業と言えるでしょう。
現在の日本経済は、短期的には消費税 増税や株価の不安定な推移などの課題を抱え、また中長期的には、少子高齢化や年金問題などの課題を抱えています。このような状況で、結婚相手には、安定して生き残り、成長・発展していくことができる企業で働く相手が望まれているといえます。
そのような意味において、「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の上位にランクインしている企業は、日本経済を牽引していく企業として、国民から大きな期待を寄せられていることを認識すべきであり、外部要因によって不安定な推移を繰りかえす株価や為替に左右されることなく、本業での成長に邁進することで、国民の期待に応えていただきたいものです。
※本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「仕事に対する満足度」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関する さまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2015年6月末時点で10,240(内、与信管理サービス等5,090、ビジネスポータルサイト等3,166、その他1,984)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp