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富士フイルム株式会社（社長：中嶋 成博）は、製造ラインの製品検査や計測などで使用するマシンビジョンカメラ用レンズの新ラインアップとして、2/3型の大型センサー・3メガピクセルに対応し、画像周辺部まで均一で高い解像性能を実現する「FUJINON HF-XAシリーズ」（以下、「HF-XA」）を、12月中旬より発売いたします。今回「HF-XA」には、焦点距離の異なる5機種をラインアップします。

◆2/3型の大型センサー・3メガピクセル対応「FUJINON HF-XAシリーズ」新発売の詳細は、富士フイルムのWebページをご覧下さい。
　　⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1029.html?link=atp77

製造現場では、マシンビジョンシステムにより機械が画像を認識し、対象物の位置決めや計測、検査などを自動で行うのが一般的となっています。マシンビジョンシステムの需要は、製造ラインに対する自動化や省人化の要請によりますます伸長していくと予想されています。

現在、製品の生産効率向上や厳格な品質管理に対する要求がますます高まっている中、マシンビジョンシステムの画像認識精度や処理速度のさらなる向上が求められています。このニーズに対応するため、マシンビジョンシステムに搭載するカメラの「大型センサー化」、「高画素化」、「高フレームレート化」が進んでいます。画像情報の入り口となるレンズにも、これらに対応しシステムの認識精度を確保するために、画像周辺部まで均一な高い解像性能が求められています。

今回発売する「HF-XA」は、2/3型の大型センサー・3メガピクセルに対応した高性能固定焦点レンズです。「HF-XA」は、富士フイルムが長年培ってきた高度な光学技術により、画像の中心部から周辺部まで均一な高い解像性能を発揮。撮影距離や絞り値の変動による解像力低下も抑制し、製造現場の多様な設置・撮影条件下でも、高い解像性能を実現します。

また、「HF-XA」は、全5機種で外径寸法φ29.5mmと、一般的な小型マシンビジョンカメラと同等のサイズを実現しているため、システムの小型化に寄与します。レンズ鏡筒には、アイリス（絞り）とフォーカスの固定穴を3か所ずつ設けているため、システムの設置条件に合わせ最適な固定穴を選択でき便利です。

富士フイルムは、長年培ってきた光学技術や精密加工・組み立て技術により、放送用レンズや監視カメラ用レンズなど、高画質デジタル時代に対応したレンズを幅広く提供しています。今後、さらなる成長が見込まれるマシンビジョン分野においても、高性能・高画質・高品質を追求した豊富なラインアップでお客様のニーズに応えていきます。


監視・FAレンズ（CCTVレンズ）ラインアップ
　　⇒ http://fujifilm.jp/business/material/cctv/index.html?link=atp77
セキュリティ関連製品ラインアップ
　　⇒ http://fujifilm.jp/business/security/index.html?link=atp77
富士フイルムニュースリリース一覧
　　⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=atp77
富士フイルム株式会社
　　⇒ http://fujifilm.jp/?link=atp77
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