電現ソリューション、【日本初】超小型木質バイオマスパッケージ「Volter 40」を北秋田市 道の駅「たかのす」にて日本一号機として初導入!2016年3月4日(金)14時、東京ビッグサイト 東展示棟「第1回[国際]バイオマス発電展」にて記者会見実施
[16/02/26]
提供元:@Press
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再生可能エネルギープラント開発や、エネルギー管理事業、インフラ整備事業を手掛ける、株式会社電現ソリューション(所在地:東京都港区、代表者:岩崎 聡樹)は、木質チップを原料とするガス化熱電併給装置を製造している、フィンランドのVolter社(所在地:Kempele, Finland、代表者:Jarno Haapakoski)と独占販売契約を締結し、木質チップを原料に電気と熱を同時に作り出すことのできる、超小型木質バイオマス「Volter 40」を日本国内初、2016年3月4日(金)に正式リリースと受注開始を行います。
電現ソリューションは、これを機に「Volter 40」の日本市場の総代理店として、地域エネルギー資源循環型社会を実現するソリューションを提供してまいります。
製品紹介URL: http://volter.fi/portfolio/volter-indoor-model/
(日本版近日公開予定)
<VOLTER>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_1.jpg
◆日本初導入、世界一の大太鼓の里 道の駅「たかのす」
北秋田市は面積の80%以上が森林であり、97,770haもの豊富な森林資源を有し、米代川流域を中心に秋田杉の一大産地を形成しており、豊富な木質バイオマス資源を有しています。この豊富な木質バイオマスから電気と熱を生み出し、道の駅「たかのす」で使用されるエネルギーとして活用することで、道の駅「たかのす」の運営コスト削減に寄与いたします。
<道の駅「たかのす」>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_2.jpg
◆北秋田市にVOLTER JAPAN株式会社設立
北秋田市の鷹巣(たかのす)にVOLTER JAPANの本社を設立予定。VOLTER JAPANでは主に製品のアッセンブリ〜納品、メンテナンスパーツの取り扱い。さらにはオペレーションセンターとしてO&Mやトレーニングセンターも兼ねております。日本に先駆けて北秋田市から新たなバイオマス市場を創出するために、北秋田市と連携して市場開拓を進めていきます。北秋田市は今後、大きな市場展開を見越しており、その運用をいち早く進めるために道の駅「たかのす」と鷹巣工場で実機2台の運転を開始いたします。
<VOLTER JAPAN株式会社 外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_3.jpg
◆Volter 40 仕様
(1) 超小型熱電併給木質バイオマスパッケージ
フィンランドのVOLTER社が開発した「Volter 40」は、木質チップを原料に電気と熱を同時に作り出すことのできる小型の熱電併給(CHP)システムです。1時間あたり、電気(40Kw)・熱(100Kw)のエネルギーを作り出します。小型であるにも関わらず、発電効率は約22%、熱利用率は約56%、全体のエネルギー効率は約78%という非常に高い効率性を実現しています。
・出力 :40Kw(ガスエンジン発電機45Kw) 100Kw(85℃温水)
・寸法 :長さ4,820mm×幅1,270mm×高さ2,500mm
・年間最大稼働:7,800h
・ユニット重量:約4,500Kg
(2)燃料チップ及び消費量
・燃料 :乾燥木チップ
・水分率 :15%以下
・チップサイズ:63mm以下(切削チップ)
・燃料消費量 :約4.5m2/24h(38kg/h、912kg/日、320t/年)
含水率15%以下
※木チップ燃料の性状による
<VOLTER 40 仕様>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_4.jpg
<Volter 40 導入事例>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_5.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_6.jpg
◆記者会見のお知らせ
超小型木質バイオマス「Volter 40」の日本国内への正式リリースと受注が開始される、2016年3月に東京ビッグサイト「第1回[国際]バイオマス発電展」にて記者会見いたします。会見では、北秋田市長及び、Volter社の代表ヤルノ氏をお迎えして、「日本発導入した北秋田への波及効果について」や、「Volterと今後の日本市場での展開について」などについてお話いただきます。
【記者会見概要】
名称 :日本初!超小型木質バイオマス「Volter 40」リリース記者会見
日時 :2016年3月4日(金)14:00〜14:30
会場 :東京ビッグサイト 東展示棟
「第1回[国際]バイオマス発電展」当社ブースにて
(東京都江東区有明3-11-1)
出演 :Volter社 Jarno Haapakoski(ヤルノ ・ハーパコスキ)、
北秋田市長ほか
取材依頼:03-5545-5779(電現ソリューション株式会社 担当:速水)
【出演者紹介】
Volter Ltd Managing Director
Jarno Haapakoski(ヤルノ・ハーパコスキ)氏
メカニカルエンジニアとして、Volter創業時より研究開発に従事。プロトタイプである「Volter 30」を成功させた後に、現フィンランド共和国首相であるユハ・シピラ氏から、同社の経営を引き継ぐ。2014年、よりコンパクトでエネルギー出力を高めた「Volter 40」をリリース。2015年イギリスで代理店販売を開始し、成長軌道に乗せると共に、日本市場への展開に向けて電現ソリューションと独占代理店契約を締結。
<VOLTER社 ヤルノ ・ハーパコスキ氏>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_7.jpg
◆バイオマス市場
(1) 日本のエネルギー政策と再生可能エネルギー
日本のエネルギーを取り巻く環境は、この数年で大きく変わっています。2012年のFIT制度開始から3年間で、約20GWの再生可能エネルギー発電所が新設されています。近年太陽光の買い取り価格低下と、電気、熱の小売自由化により、バイオマスへの注目が高まっています。(参照:固定買取制度情報公開用ウェブサイト)
<FIT開始>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_8.jpg
(2) 小型バイオマスへの期待
2015年5月末時点で、FIT制度開始後、290MWのバイオマス発電所が導入されています。また、政府は森林資源の管理のために、未利用材の活用を推奨。さらに、2016年からは2MW以下の小型木質バイオマス発電の電力買取価格を引き上げ、普及を推進しています。
<FIT買取価格>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_9.jpg
小型木質バイオマスは、資源の有効利用に加えて、熱エネルギーの利用でも注目されています。重油に変わってバイオマスによる地域単位で熱供給を行う分散型エネルギーインフラの構築において、小型木質バイオマス発電の地域分散設置に期待が集まっています。
<我が国のバイオマス発生量と利益率(平成22年)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_10.jpg
(3) 日本のバイオマス発電計画
現在のFIT制度では、電気の買取のみが対象になっており、熱供給への配慮はされていません。そのため、日本では熱供給を度外視。これまでは発電効率優先で5,000kw以上の大型プラント開発が主流でしたが、優遇施策が始まったことにより、小型バイオマスへの注目が集まっています。
【会社概要】
名称 : 株式会社電現ソリューション
所在地: 東京都港区赤坂2-12-31 TAKATAビル
代表者: 代表取締役 岩崎 聡樹
URL : http://www.dengen.company
電現ソリューションは、これを機に「Volter 40」の日本市場の総代理店として、地域エネルギー資源循環型社会を実現するソリューションを提供してまいります。
製品紹介URL: http://volter.fi/portfolio/volter-indoor-model/
(日本版近日公開予定)
<VOLTER>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_1.jpg
◆日本初導入、世界一の大太鼓の里 道の駅「たかのす」
北秋田市は面積の80%以上が森林であり、97,770haもの豊富な森林資源を有し、米代川流域を中心に秋田杉の一大産地を形成しており、豊富な木質バイオマス資源を有しています。この豊富な木質バイオマスから電気と熱を生み出し、道の駅「たかのす」で使用されるエネルギーとして活用することで、道の駅「たかのす」の運営コスト削減に寄与いたします。
<道の駅「たかのす」>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_2.jpg
◆北秋田市にVOLTER JAPAN株式会社設立
北秋田市の鷹巣(たかのす)にVOLTER JAPANの本社を設立予定。VOLTER JAPANでは主に製品のアッセンブリ〜納品、メンテナンスパーツの取り扱い。さらにはオペレーションセンターとしてO&Mやトレーニングセンターも兼ねております。日本に先駆けて北秋田市から新たなバイオマス市場を創出するために、北秋田市と連携して市場開拓を進めていきます。北秋田市は今後、大きな市場展開を見越しており、その運用をいち早く進めるために道の駅「たかのす」と鷹巣工場で実機2台の運転を開始いたします。
<VOLTER JAPAN株式会社 外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_3.jpg
◆Volter 40 仕様
(1) 超小型熱電併給木質バイオマスパッケージ
フィンランドのVOLTER社が開発した「Volter 40」は、木質チップを原料に電気と熱を同時に作り出すことのできる小型の熱電併給(CHP)システムです。1時間あたり、電気(40Kw)・熱(100Kw)のエネルギーを作り出します。小型であるにも関わらず、発電効率は約22%、熱利用率は約56%、全体のエネルギー効率は約78%という非常に高い効率性を実現しています。
・出力 :40Kw(ガスエンジン発電機45Kw) 100Kw(85℃温水)
・寸法 :長さ4,820mm×幅1,270mm×高さ2,500mm
・年間最大稼働:7,800h
・ユニット重量:約4,500Kg
(2)燃料チップ及び消費量
・燃料 :乾燥木チップ
・水分率 :15%以下
・チップサイズ:63mm以下(切削チップ)
・燃料消費量 :約4.5m2/24h(38kg/h、912kg/日、320t/年)
含水率15%以下
※木チップ燃料の性状による
<VOLTER 40 仕様>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_4.jpg
<Volter 40 導入事例>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_5.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_6.jpg
◆記者会見のお知らせ
超小型木質バイオマス「Volter 40」の日本国内への正式リリースと受注が開始される、2016年3月に東京ビッグサイト「第1回[国際]バイオマス発電展」にて記者会見いたします。会見では、北秋田市長及び、Volter社の代表ヤルノ氏をお迎えして、「日本発導入した北秋田への波及効果について」や、「Volterと今後の日本市場での展開について」などについてお話いただきます。
【記者会見概要】
名称 :日本初!超小型木質バイオマス「Volter 40」リリース記者会見
日時 :2016年3月4日(金)14:00〜14:30
会場 :東京ビッグサイト 東展示棟
「第1回[国際]バイオマス発電展」当社ブースにて
(東京都江東区有明3-11-1)
出演 :Volter社 Jarno Haapakoski(ヤルノ ・ハーパコスキ)、
北秋田市長ほか
取材依頼:03-5545-5779(電現ソリューション株式会社 担当:速水)
【出演者紹介】
Volter Ltd Managing Director
Jarno Haapakoski(ヤルノ・ハーパコスキ)氏
メカニカルエンジニアとして、Volter創業時より研究開発に従事。プロトタイプである「Volter 30」を成功させた後に、現フィンランド共和国首相であるユハ・シピラ氏から、同社の経営を引き継ぐ。2014年、よりコンパクトでエネルギー出力を高めた「Volter 40」をリリース。2015年イギリスで代理店販売を開始し、成長軌道に乗せると共に、日本市場への展開に向けて電現ソリューションと独占代理店契約を締結。
<VOLTER社 ヤルノ ・ハーパコスキ氏>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_7.jpg
◆バイオマス市場
(1) 日本のエネルギー政策と再生可能エネルギー
日本のエネルギーを取り巻く環境は、この数年で大きく変わっています。2012年のFIT制度開始から3年間で、約20GWの再生可能エネルギー発電所が新設されています。近年太陽光の買い取り価格低下と、電気、熱の小売自由化により、バイオマスへの注目が高まっています。(参照:固定買取制度情報公開用ウェブサイト)
<FIT開始>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_8.jpg
(2) 小型バイオマスへの期待
2015年5月末時点で、FIT制度開始後、290MWのバイオマス発電所が導入されています。また、政府は森林資源の管理のために、未利用材の活用を推奨。さらに、2016年からは2MW以下の小型木質バイオマス発電の電力買取価格を引き上げ、普及を推進しています。
<FIT買取価格>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_9.jpg
小型木質バイオマスは、資源の有効利用に加えて、熱エネルギーの利用でも注目されています。重油に変わってバイオマスによる地域単位で熱供給を行う分散型エネルギーインフラの構築において、小型木質バイオマス発電の地域分散設置に期待が集まっています。
<我が国のバイオマス発生量と利益率(平成22年)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/91494/img_91494_10.jpg
(3) 日本のバイオマス発電計画
現在のFIT制度では、電気の買取のみが対象になっており、熱供給への配慮はされていません。そのため、日本では熱供給を度外視。これまでは発電効率優先で5,000kw以上の大型プラント開発が主流でしたが、優遇施策が始まったことにより、小型バイオマスへの注目が集まっています。
【会社概要】
名称 : 株式会社電現ソリューション
所在地: 東京都港区赤坂2-12-31 TAKATAビル
代表者: 代表取締役 岩崎 聡樹
URL : http://www.dengen.company