ニッコム、国内初のUIシミュレーション技術に特化したバーチャルプロトタイピングツール「Cybelius Maestro Light」を9月24日より発売
[08/09/24]
提供元:@Press
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組込機器の開発コンサルタントを行う株式会社ニッコム(所在地:東京都港区、代表取締役:小島 秀登、以下:ニッコム)は、国内では初めてUI(ユーザーインターフェース)シミュレーション技術に特化したバーチャルプロトタイピングツール「Cybelius Maestro Light」を中心に、機能ごとに製品化した日本向け4シリーズの新製品を9月24日より販売いたします。
■主力製品「Cybelius Maestro Light」について
主力製品となる「Cybelius Maestro Light」は、企画したデジタル機器などのデザイン画像の作成段階で、コンポーネントと呼ばれるボタン機能やLEDランプ、表示画面などの部品を画像にドラッグ&ドロップしていくだけで画像に機能を持たせ、パソコン上に実機シミュレーションを作成することができる設計ツールです。シミュレーションが完成するとPC上のシミュレーションは、実機そのままの動作が可能で、設計したロジック通りに画面表示が行われLEDランプの点灯などのハードウェア部品が反応します。予想される完成品の操作を事前に確認できることから、設計・企画段階の検証や従来の実機プロトタイプを用いたユーザビリティ検証などでは不可能だった不適正動作の抽出をより簡単で明確にすることができ、バーチャルプロトタイピング独自の効果が実感できる製品となりました。
デジタル機器のユーザビリティの目指すところは、説明書がなくても所望の操作にたどり着くことで、メーカーでも様々な調査や実験が行われています。「Cybelius Maestro Light」のシミュレーションは、2次元画像ベースではありますが、タッチパネルを用いる等により、更に実機に近いシミュレーションが可能であり、被験者が電源オンや所定の操作実行にたどり着く経過時間などのユーザビリティをより正確に評価することが可能です。また、近年では機器の取扱説明書がほとんど読まれないという事実から、構築したシミュレーションデータを動く取扱説明書として用いたり、カスタマーサポートのスタッフ向けや広告目的に二次利用することも可能となります。その他、グローバル展開に便利な多言語化対応やローカライザーも提供され、開発現場でのネックとなる様々な国でのユーザビリティ対応にも柔軟に対応しています。
「Cybelius Maestro Light」の発売は、今後日本のユーザーへの採用導入をスムーズにし、知名度が低いアジャイル型開発を実践できることから、ドキュメントだけでは限界のあるUI設計において、より簡単で分かりやすい意思疎通が可能な設計ツールとして広くご利用いただくことを目指しております。また、生成されるシミュレーションは様々な用途に使用することができる点でも今後ユーザーに大きな付加価値をもたらす製品になるとニッコムでは考えています。
■製品仕様、およびサンプル画像について
下記のページにおいて「Cybelius Maestro Light」製品概要の閲覧、およびサンプル画像のダウンロード可能です。
http://www.nickom.co.jp/press/20080924/press.html
■開発・提供の背景
技術背景としては、フィンランドのノキアをはじめとする産官学連携で長年研究開発されていた開発環境「Cybelius Maestro」の1機能でしたが、この度ニッコムがパッケージを買収したことで日本市場のニーズに合う製品構築が可能となり、第1号としてシミュレーション設計機能だけをツール化した「Cybelius Maestro Light」の提供が可能となりました。
「Cybelius Maestro Light」の製品化のもう一つの理由は、設計でユーザーインターフェース(UI)が確定すると実機の自動コード生成まで出来る本体Maestroの場合、工数削減においては設計以上に効果を発揮するものの、プログラム開発プロセスにまで影響する自動コード生成の導入は開発現場への影響が大きくなり過ぎるという理由で、ユーザーインターフェース(UI)の設計現場での導入の遅れが懸念されるケースもありました。そのため、ユーザーの設計工程や予算軽減に配慮した製品機能として「Cybelius Maestro Light」の製品を実現し、同時に、次のラインナップの提供も決定しております。
┌───────┬─────────────────────────┐
│ │ 機能 │
│ ├────────┬────────┬───────┤
│ 製品種別 │シミュレーション│シミュレーション│ 実機向け │
│ │ 作成・実行 │ 配布・公開 │ コード生成 │
├───────┼────────┼────────┼───────┤
│Developer │ ○ │ ○ │ ○ │
├───────┼────────┼────────┼───────┤
│Professional │ ○ │ ○ │ × │
├───────┼────────┼────────┼───────┤
│Light │ ○ │ × │ × │
├───────┼────────┼────────┼───────┤
│レンタルパック│ ○ │ ○ │ ○ │
└───────┴────────┴────────┴───────┘
特にフル機能搭載のレンタルパックの提供では、ユーザーの予算や社内承認上の問題に配慮し、コストメリットを短期間でユーザーに実証して頂く事を可能にしたサービスとなっており、資産償却面からも多くの要望をいただいていたひとつです。
■今後の展望について
UIシミュレーションという技術自体は以前からありましたが、それを快適に使えるパソコン環境がなかったために、近年においてはUIシミュレーションの良さが忘れられていたとニッコムは考えています。
今後ニッコムでは、「Cybelius Maestro Light」の拡販および弊社ホームページでの事例紹介を通じて、現在のパソコン環境で実機同然の動作が手軽に可能になったことを実感していただだくと共に、様々なシミュレーション手法や連携が実現し始めている事実を是非知っていただき、上級技術者でなくてもUI設計が可能となった事実の普及やオフショア開発展開、技術者育成を図るとともに、メーカー以外のユーザー層としてユーザビリティ検証会社・広告代理店などでの新しいビジネス構築の発展にも期待をしています。
また、マエストロ製品ラインナップをより導入しやすくするため、現在設計導入コンサルティングやUIの受託開発のビジネスにも対応しており、また新しい技術開発とともに協賛いただける代理店様・パートナー様や資本提携などをホームページから広く募集していく予定です。
【会社概要】
ニッコムは携帯電話および組込機器分野を中心に技術コンサルティング、ソフトウェアの研究開発を行うと共に、内外のパートナー製品の販売支援、カスタマイズ支援を行う企業です。
会社名: 株式会社ニッコム(Nickom Ltd.)
所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目17番1号 八雲ビル2F
代表者: 代表取締役 小島 秀登
設立 : 2007年7月
資本金: 1億1,000万円
URL : http://www.nickom.co.jp/
■主力製品「Cybelius Maestro Light」について
主力製品となる「Cybelius Maestro Light」は、企画したデジタル機器などのデザイン画像の作成段階で、コンポーネントと呼ばれるボタン機能やLEDランプ、表示画面などの部品を画像にドラッグ&ドロップしていくだけで画像に機能を持たせ、パソコン上に実機シミュレーションを作成することができる設計ツールです。シミュレーションが完成するとPC上のシミュレーションは、実機そのままの動作が可能で、設計したロジック通りに画面表示が行われLEDランプの点灯などのハードウェア部品が反応します。予想される完成品の操作を事前に確認できることから、設計・企画段階の検証や従来の実機プロトタイプを用いたユーザビリティ検証などでは不可能だった不適正動作の抽出をより簡単で明確にすることができ、バーチャルプロトタイピング独自の効果が実感できる製品となりました。
デジタル機器のユーザビリティの目指すところは、説明書がなくても所望の操作にたどり着くことで、メーカーでも様々な調査や実験が行われています。「Cybelius Maestro Light」のシミュレーションは、2次元画像ベースではありますが、タッチパネルを用いる等により、更に実機に近いシミュレーションが可能であり、被験者が電源オンや所定の操作実行にたどり着く経過時間などのユーザビリティをより正確に評価することが可能です。また、近年では機器の取扱説明書がほとんど読まれないという事実から、構築したシミュレーションデータを動く取扱説明書として用いたり、カスタマーサポートのスタッフ向けや広告目的に二次利用することも可能となります。その他、グローバル展開に便利な多言語化対応やローカライザーも提供され、開発現場でのネックとなる様々な国でのユーザビリティ対応にも柔軟に対応しています。
「Cybelius Maestro Light」の発売は、今後日本のユーザーへの採用導入をスムーズにし、知名度が低いアジャイル型開発を実践できることから、ドキュメントだけでは限界のあるUI設計において、より簡単で分かりやすい意思疎通が可能な設計ツールとして広くご利用いただくことを目指しております。また、生成されるシミュレーションは様々な用途に使用することができる点でも今後ユーザーに大きな付加価値をもたらす製品になるとニッコムでは考えています。
■製品仕様、およびサンプル画像について
下記のページにおいて「Cybelius Maestro Light」製品概要の閲覧、およびサンプル画像のダウンロード可能です。
http://www.nickom.co.jp/press/20080924/press.html
■開発・提供の背景
技術背景としては、フィンランドのノキアをはじめとする産官学連携で長年研究開発されていた開発環境「Cybelius Maestro」の1機能でしたが、この度ニッコムがパッケージを買収したことで日本市場のニーズに合う製品構築が可能となり、第1号としてシミュレーション設計機能だけをツール化した「Cybelius Maestro Light」の提供が可能となりました。
「Cybelius Maestro Light」の製品化のもう一つの理由は、設計でユーザーインターフェース(UI)が確定すると実機の自動コード生成まで出来る本体Maestroの場合、工数削減においては設計以上に効果を発揮するものの、プログラム開発プロセスにまで影響する自動コード生成の導入は開発現場への影響が大きくなり過ぎるという理由で、ユーザーインターフェース(UI)の設計現場での導入の遅れが懸念されるケースもありました。そのため、ユーザーの設計工程や予算軽減に配慮した製品機能として「Cybelius Maestro Light」の製品を実現し、同時に、次のラインナップの提供も決定しております。
┌───────┬─────────────────────────┐
│ │ 機能 │
│ ├────────┬────────┬───────┤
│ 製品種別 │シミュレーション│シミュレーション│ 実機向け │
│ │ 作成・実行 │ 配布・公開 │ コード生成 │
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│Developer │ ○ │ ○ │ ○ │
├───────┼────────┼────────┼───────┤
│Professional │ ○ │ ○ │ × │
├───────┼────────┼────────┼───────┤
│Light │ ○ │ × │ × │
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│レンタルパック│ ○ │ ○ │ ○ │
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特にフル機能搭載のレンタルパックの提供では、ユーザーの予算や社内承認上の問題に配慮し、コストメリットを短期間でユーザーに実証して頂く事を可能にしたサービスとなっており、資産償却面からも多くの要望をいただいていたひとつです。
■今後の展望について
UIシミュレーションという技術自体は以前からありましたが、それを快適に使えるパソコン環境がなかったために、近年においてはUIシミュレーションの良さが忘れられていたとニッコムは考えています。
今後ニッコムでは、「Cybelius Maestro Light」の拡販および弊社ホームページでの事例紹介を通じて、現在のパソコン環境で実機同然の動作が手軽に可能になったことを実感していただだくと共に、様々なシミュレーション手法や連携が実現し始めている事実を是非知っていただき、上級技術者でなくてもUI設計が可能となった事実の普及やオフショア開発展開、技術者育成を図るとともに、メーカー以外のユーザー層としてユーザビリティ検証会社・広告代理店などでの新しいビジネス構築の発展にも期待をしています。
また、マエストロ製品ラインナップをより導入しやすくするため、現在設計導入コンサルティングやUIの受託開発のビジネスにも対応しており、また新しい技術開発とともに協賛いただける代理店様・パートナー様や資本提携などをホームページから広く募集していく予定です。
【会社概要】
ニッコムは携帯電話および組込機器分野を中心に技術コンサルティング、ソフトウェアの研究開発を行うと共に、内外のパートナー製品の販売支援、カスタマイズ支援を行う企業です。
会社名: 株式会社ニッコム(Nickom Ltd.)
所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目17番1号 八雲ビル2F
代表者: 代表取締役 小島 秀登
設立 : 2007年7月
資本金: 1億1,000万円
URL : http://www.nickom.co.jp/